スーパーマンのレビュー・感想・評価
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さすがのジェームス・ガン監督
2021年公開の「ザ・スーサイド・スクワド“極”悪党、集結」が良かったので期待して観に行きました。
さすがジェームズ・ガン監督!キャラクター個々の魅力を引き立てる演出。時には笑いもあり楽しめました。
そして特筆なのがSNSが原因でスーパーマンが窮地に立たされたこと。
タイムリーなアイデアで今まではなかったスーパーマン像に共感しました。
今回スーパーマン役にデビッド・コレンスウェットが抜擢されたことに少し不安を感じての鑑賞でしたが、なんのなんのハマり役でした!
新機軸のスーパーマン、これからが楽しみです!
とてもクラーク・ケント
大型ハリウッド映画は自分からはあまり観ないのだが、誘われたので行ってみたら面白かった。
大好き!個人的な好みで言えば「国宝」よりも好きかもw
DCが社会情勢盛り込むのは定番だし、そもそもアメコミってそういうものじゃないの?と思うから「エンタメにイデオロギー持ち込むな」とか意味わからない。
スーパーマンはアンパンマンと同じ「目の前の人間を死なせない」がモットーのヒーロー。人間を救出しながら戦うのでとにかく戦闘シーンがモタモタしてるし鈍臭い、それが愛しい。
昔のスーパーマンへのリスペクトがしっかりあるので、クラーク・ケントの言動がとてもクラーク・ケントだし彼が新聞記者である意味がデジタル社会ならではの形で活かされている。ペンは剣よりも強し。
社会問題の取り込み方が短絡的なのでは
スーパーマンというヒーロー映画の定番を正直、深く理解していないので、初見の気持ちで鑑賞した感想。
なにしろ、サブタイトル無しの潔い「スーパーマン」だ。今作の監督でもあるジェームズ・ガンをCEOに迎え入れたDCスタジオの第1作。こうした方向性でこれから作り続けるというフラッグシップ的な作品だ。
そして、この方向性はなんだか不安にさせるものだったのだ。
まず、2時間程度にまとめる必要からか、スーパーマンの背景はほぼ端折られていて、観る者は知っているという前提になっている。ここは賛否の分かれるところ。
ジャスティス・ギャングとは何者?スーパーマン以外にも地球外からきた宇宙人がいるのか?メタヒューマンとは人造人間なのか?何なのか?すべて説明はない。そこはファンなら理解できるよね、といった感じで感じ悪い。
コメディー的要素が差し込まれるが、アメリカンジョークでアメリカ人は笑えるのかもしれないがまるで面白くない。クスッと笑えたのはシャッターの件だけだ。
スーパーマンが地球にやってきた目的が明かされるが、当然SNSで流布されるフェイクニュースと思いきや本当なのか・・
独裁者が率いるある国が小国に攻め込むという現状の写し鏡のようなエピソードが挟み込まれ、小国でヒーロー視されるのがスーパーマンというのはあまりに短絡的すぎるのではないか。
クラーク・ケント(デイビッド・コレンスウェット)と恋人ロイス(レイチェル・プロズナハン)の口喧嘩もなんだかおかしいし、宿敵レックス・ルーサーの恋人とデイリー・プラネットの記者がつながっているのはあり?
と、なんだか気になることが多すぎてスカッとするはずのスーパーマンのエンタメに入っていけないのだ。
そして思ったのは、個人的にジェームズ・ガン監督のセンスが苦手なのだ。
ということは、今後のDCユニバース作品はあまり好みではないのかもしれない。
悩めるヒーロー。はそろそろ飽きた
良いところ
地に足ついたキャラクター
?なところ
圧倒的な強者に直接攻撃できる民衆
犬が雑すぎない?
スカッとしない
どうにもスーパーヒーローとやらがちょっと強いだけの人型兵器というだけで、便利な特殊技能レベルになってて、正直こんな程度に世界の平和を委ねていいのか?ほんとに。そういう意味ではルーサーの方がよほど理性的。まあ、そういう意味だと警戒しないとまずい程度に強く、どうしようもないほどには強くないという絶妙な配分。
とにかくこの映画はスーパーマンを悩める一人の人間に描こうとしてスーパーマンである理由が減ってる気がする。そのせいでスカッとするシーンを削るってるのはどうかしてる。あれだけ力なき存在の求める声が集まった中に登場しないってシナリオ的にはいいかもしれんけど、観客は求めてない。あんなもんはベッタベタな王道でいいんだよ。往年のあのテーマで颯爽と表れて微笑めばいいんだよ。
あと、よくあるシーンだけど突然悪役扱いされたキャラクターを攻撃する民衆って全く理解できない。目の前にいるのは人型の爆弾やぞ?しかも正義面しただけの悪意の存在、って言ってるんだけどなんで反撃されないと思えるのかわからん。SNSで叩いてる方がよっぽどまともな人間だよ。まあ、この作品では猿扱いだったけど。
’78オリジナルテーマ曲の功績大!
少年時代リチャードドナーのスーパーマンを観た時の興奮は忘れられません。スーパーマンの醍醐味はシューツと飛んで来て大ピンチの人々や猫などを助けまた飛んで行くカッコよさ!
本作はそんなワクワクシーンが少なく怪獣や超人とのバトルがメイン⤵︎
ところが私的Jウィリアムスの最高傑作あのテーマが流れると、条件反射的にワクワクが止まりません⤴︎
そしてオマージュエンドロールも最高です!
(ロゴも同じというのがウレシイ)
今回最大の敵はフェイクニュースってところが現代的でとっても良かったのですが、やっぱりジーンハックマンのなんか憎めないルーサーとオーティスの凸凹コンビの方が好きです。
どうかバンク好きの素敵なスーパーマンが他のDCヒーローと一緒にされません様に願うばかりです。スーパードック&ガールはイイけど
思っていたスーパーマンと違った!
生みの毒父よりも育ての慈父
ヒーロー映画の王道クリストファー・リーヴ版と比較すると、いろいろ不満が残ることも分かります。
でも今回の新装スーパーマンは全く別の映画なのです(テーマ曲やリーヴの息子がリポーター役で出ているなどオマージュはあるものの)。
そうして観ることで私は結構楽しめました。
登場人物の多くに現代人の苦悩が描かれます。
ヒロイン レインはカッコいいのに自己肯定感が低い。
宿敵ルーサーは見た目は冷徹な拝金主義者のようで、実はその原動力がスーパーマンへの嫉妬と憧れだったことが最後の涙で分かります。
超人のエンジニアは「折角人間を捨てたのに」と、強い承認欲求に悩み、ミスター・テリフィックは実力はすごいのに、無理解な上司に不満たらたらの会社員みたい。
そしてやはりスーパーマン、真面目で正義感が強くとってもいい人。でもすぐ激情するし、ちょっと面倒臭い、一言多く地雷も踏む。スーパーマンを人間臭く描きすぎたので、優しくて鈍くさいクラーク・ケントを描く余地がなくなってしまった感じです。
そんなスーパーマンが自身のアイデンティティに悩みます。生みの親が実は覇権主義者だったというくだりはなかなか凝った設定(あの壊れたホログラムの修復はフェイクだろうと思ったが実はファクトだったのね)。
一方で育ての親の言葉に救われます「人生の選択と実行はお前次第。お前を誇りに思う」。「海の上のピアニスト」のトランペッター プルイット・テイラー・ヴィンス、随分くたびれちゃったけどいい俳優さんですね。
でも最後に言いたい。協力してくれる仲間もできたのだから、ビルの壁は少々ずれていてもいいので、今すぐに東に飛んで空から食糧を供給して下さい。今すぐです。是非お願いします!
ヒーロー映画代表
爽快感に欠ける
以下は完全なる私の好み(特に②)なのはわかってて言う
①「ヒーローとは?」みたいな話には飽きた。もうよくない、そういうの? そもそも赤いパンツはいた人だよ。悩んでるのが似合わないんだよね。
② スーパーマンにもヒロインにも魅力が乏しい。美男美女ではあるが、なんかね。こちらの心をクッと惹きつける何かが足りない。なので彼らが苦境に陥ってても「頑張れ」という気持ちが湧いてこない。
③ アクションシーンが楽しくない。スカッとしなかった。最初のバトルシーンから最後まで強度が変わってないのも要因の一つ。
④皆が言うように犬はよかった。特に敵のリーダーを倒すのを犬にやらせたのはナイスアイデア。あれをスーパーマンがやっちゃ弱い者いじめになる。逆に言うと犬が出てこないと退屈したのも事実。
⑤ その敵のリーダーがなぜあそこまでやるのかさっぱり。金儲けってこと? キャラクターが薄いのでラストで泣かれても「はあ、なに泣いてんの?」という気がしてならなかった。
⑥ パレスチナ(あるいはウクライナ)問題を盛り込もうとした意欲は買う。ただ、子供があそこまでスーパーマンを待望してるのに本人は別のところで戦ってるという構成はどうなんだろ。脚本を工夫して旗をもった子供の下にスーパーマンが「待たせたね」とか言って駆けつけるべきだったのでは?
現代的なスーパーマン
前半がもたつく。
もっと悩みもっと苦しみもっと強いスーパーマンが観たかった
【追記】2025.8.10
私的にはやはり変化球のジェームズガン監督が合わないのだろうなぁ……と思いました。。 かの監督にしては超真面目に創った作品なのに…である。ごめんなさい
では、どんなスーパーマンを観たかったのか…?
自分の存在意義をもっともっと悩み苦悩するスーパーマンを観たいのだ。苦しんで苦しみ抜く正義を観たいのだ。そしてその正義自体を疑う姿が観たいのだ。悩める大国アメリカ、病める大国アメリカを表すように…。
【レビュー】2025.7.17
《スーパーマンは移民》
と世界的(特に米国で自問自答するかのように…)に話題になっているこの映画。かの大統領はそんな事を知ってか知らずかスーパーマンの上昇する姿に自身の顔をはめ込む始末。 人の争いは終わらない…。。 ではスーパーマンなら⁇ しかしスーパーマンでも…。。 そんな作品が観たいのだ‼︎
そして日本でも外人排除のような雰囲気…しかし重労働や単純作業などの日本人がやりたくない仕事は技能実習生の名目で雇う日本の矛盾……
誠に申し訳ないが(わたくし的には)完全な子供用映画だと思う。先ず最初に簡単なスーパーマンについての説明が冒頭にある。そして今迄観たスーパーマンの中で最も最弱なのである。こんなに弱いスーパーマンを観たのは始めてである。
スーパーマン自身が悩むのはいいのだ。と言うより大いに悩んで欲しい…いや悩むべきである。そして正義とは何か⁉︎争いを阻止するとは何なのか⁉︎どんどん葛藤して欲しい。もっとスーパーパワーを持ってしまった事に対する葛藤を描いて欲しい。それが我々に響いて来るのだ。しかしこのスーパーマンの悩みは余りにも浅はかで立ち直りも早い。これではいけない。全く共感が持てないのだ。
そして唐突に出て来る怪獣やジャスティスリーグの様な訳の分からない奴ら。お笑いなのがスーパーマンとヴィラン(ウルトラマン)との闘いがテレビゲームの様に1Bとかの省略でリモコンのように手動で技を出す所。(まぁこれはパロディ部分なのであろうが)全てが何ともお粗末でつまらない。。
ホント申し訳ないが…。
頭脳は!腕力を!!打破する!!!
わかってるねーガン監督!
先日、話題の映画「スーパーマン」を観てきたんですが、もうね、開始5分でサイコー百億点!
ジェームズ・ガン監督、マジで天才!DCユニバース、これでマジで息吹き返したんじゃない!?
ガン監督の色使いマジック!目に優しいのに脳汁ドバドバ!
まずね、映像の色使いが最高なの!
アメコミ映画って、どうしても暗いトーンになりがちじゃないですか。でも、ガン監督の作品は、ポップでカラフルなのに、どこか懐かしい温かさがあるんですよね。
今回の「スーパーマン」も、まさにそうで、目に優しいのに脳汁ドバドバ出る感じ!例えるなら、夏祭りの夜空に打ち上げられた花火を、特等席で独り占めしてるような幸福感!
スーパーマンのオリジン?もう飽きた?ガン監督、分かってるね!
スーパーマンのオリジンって、もう何回も映画化されてるじゃないですか。クリプトン星が滅亡して、ロケットに乗せられて地球にやってきて…って、もうお腹いっぱい!って人も多いはず。
でも、今回の「スーパーマン」は、そこをスマートに解決してるんですよ!詳しくはネタバレになるから言えないけど、「あ、もうそこはいいのね!」って感じで、サクサク話が進むから、飽きさせない!ガン監督、分かってるね!
ベイビーカイジュウが可愛すぎて、財布から羽根つけて飛んでった!
そして、今回の映画で一番ヤバかったのが、ベイビーカイジュウ!もうね、可愛すぎて、劇場で悶絶してましたよ!あの無邪気な走り方されたら、マテマテー!って追いかけたくなる。
映画が終わってすぐに、トイサピエンスのサイトに駆け込んで、フィギュア買っちゃいましたよね。
マニーが羽根つけて飛んでいく音が聞こえたけど、後悔はしてない!
育ての親との絆に涙!これぞ、スーパーマン!
今回の「スーパーマン」は、アクションシーンももちろん素晴らしいんだけど、それ以上に、スーパーマンと育ての親との絆が丁寧に描かれていて、感動しました。スーパーマンが、ただ強いだけのヒーローじゃなくて、悩みながらも成長していく姿に、共感できるんですよね。愛にあふれる素晴らしい映画でした!
ジェームズ・ガン監督、本当にありがとう!次回作も期待してます!そして、ベイビーカイジュウのグッズ、もっと出して!お願いします!
全財産投げ出す覚悟はできてます!(ウソ)🦸
真面目な孫悟空だった。
予想以上に面白かったです!スーパーマンは強いけど、優しさや正義感が強いせいで心を的確に攻めてくる敵には弱いのかもしれません
守るべき人間から非難される様は見ていて辛い
シリアスなシーンが多い中、犬の空気の読めない感じが上手いアクセントになっていて和みました。
この笑いの入れ方はジェームズガン監督は流石です。
ストーリーについても程よく重たくて楽しめました。
故郷の星が滅亡する前に地球を新略する目的で送り込まれた赤ちゃん、その目的を知らずに地球を守るヒーローになっていた。その真実を知った主人公はどんな答えを出すのか?
なんかスーパーマンとドラゴンボールの悟空って状況が似ていますね。
悟空は強いヤツと闘いたいだけなので、ある意味スーパーマンより人生楽しんでそう
ボクの好きだったスーパーマンはもういない。そしてこれからも
いきなりボコボコにされてるスーパーマン。
血ヘド吐いてるスーパーマン。
犬に引きずられていくスーパーマン・・・
もうこの時点で嫌な予感しかしませんでした。
私の好きだったスーパーマンは、クリストファー・リーヴが演じた、あの不敵な笑顔の男です。
ピンチなんてあっという間に吹き飛ばし、悪党を軽くあしらう。
そして、すべてを解決した後に見せる、あの清々しい笑顔。そして飛び去って行く。
スーパーマンとは、揺るぎない正義と圧倒的な強さの象徴だったはずです。
今作のスーパーマンに、その輝きはありません。メンタル的にもフィジカル的にも、弱々しいのです。
血を吐き、苦しみ、ボコボコにされ、犬にまで痛めつけられ。
守っているはずの人々に非難され物を投げつけられ。
苦悩するスーパーマン。
・・・そんなのがそんなに見たいのか!!??違うんじゃないか!!??
そもそも、同レベルの強さを持つキャラクターが多すぎるため、彼の「スーパーパワー」が埋没しています。
多くのヒーローを登場させ、物語を複雑化させる中で、スーパーマンというキャラクターの「絶対的な強さ」が薄れてしまっているのです。
科学の力で超人を超えようとするレックス・ルーサー(イケメンハゲ)の存在は、その象徴です。
これは、DCユニバースという潮流が生んだ悲劇でしょう。
結果として、私が観たかった『スーパーマン』の物語はそこにはありませんでした。
透視能力、凍結ブレス。些細なことかもしれませんが、これらの描写が削ぎ落とされたことにも、キャラクターの弱体化を感じざるを得ません。
これが今後のDCユニバースとやらの方針なのでしょう。実に悲しい。
私の好きなストーリーは二度と生まれないのではないかと思います。私の好きな方向性で面白い作品はもう作れないのかも知れません。
監督などが悪い訳では無く、世の中の流れ的にそうなっているのかも知れません。
ボクの好きだったスーパーマンはこの映画にはいませんでした。
そしてこれからも出てこないのでしょう。
実に残念です。
でもおそらく続編も観るのでしょう。それにまた文句を書いている未来が見えます・・・
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