「スーパーマンVSレックス・ルーサー」スーパーマン 日成さんの映画レビュー(感想・評価)
スーパーマンVSレックス・ルーサー
スーパーマンがまたリブートされて、色々と前評判も相まって注目の集まった今作、観てきました。
一言で言えば最高!
スーパーマンの誕生である地球に来た所を容赦なくカットして、序盤から戦闘シーン。しかもスーパーマンの敗北で終わる所から始まるスーパーマンの物語で、誕生談というよりはスーパーマンの日常的な話みたいな感じでした。
何よりも良かったのがレックス・ルーサー!
スーパーマンの宿敵としてずっと黒幕として暗躍してる今作。実は登場したヴィランが多くて散漫的になるかと思いきや昔ながらの悪役として全編、全方位に関与してるんで散漫にならず、纏まってました。
スーパーマンが腕力のスペックと純粋な感じで、レックス・ルーサーは知力と狡猾さと対称的で久しぶりにここまで真っ当な悪役兼ライバルを観ました。
異次元からインターネットを繋いでスーパーマンをSNSで炎上させてたりw
しょ、庶民的なレックス・ルーサーに思わず笑えました。
そして予告編から出てきたジャスティス・ギャングの面々もスーパーヒーローでありつつもあの世界観の住人感が強く出ていて、個人的にはアリ!こう、道端を歩いてたら有名人に出会ったみたいな感じで会えるかもって言う世界観が最高でした。
1つ気になった事としてスーパーマンの生みの親のメッセージが侵略者のメッセージとして拡散されるのですがフェイクニュースではなく本物としてずっと出ていて、なんかフォローがあるのかなと思いつつも何もなく、そこはモヤる人はモヤるだろうなと思いつつも今作の話ってスーパーマンが必死に毎日色々と失敗はしつつも頑張って生きてるみたいな話だし、最後の両親の映像と言われて育ての親との思い出が流れてきてて、スーパーマン『クラーク・ケント』の親は『この2人』って感じが強く出てて、これはこれとしてアリと思いました。
安易な回想や時系列の弄りにも頼ってない、頭の流れから終わりまでシンプルで心から楽しめました
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