「愛と犬がスーパー」スーパーマン sannemusaさんの映画レビュー(感想・評価)
愛と犬がスーパー
待ってました!ジェームズガンのスーパーマン!!
立川シネマシティにて極音上映で鑑賞。
いやー素晴らしかった!
ジェームズガンらしい映像表現や選曲、ユーモアや皮肉、人間の暖かみをそこら中に感じてほっこりした。宇宙や宇宙人の表現もジェームズ流で嬉しい。
ザック・スナイダー&クリストファーノーランのスーパーマンもそれはそれで良かったのですが、ジェームズガンのスーパーマンはハッピーな仕上がりでほっこり。
典型的なスーパーマンの要素はけして崩さず、スーパーマンらしさも満開なんだけど、融通の効かない生真面目すぎるとことか、底なしのいい奴なとことか、テキサスの田舎で平凡に育ったとことか、不器用なのがめちゃくちゃ人間くさくて。クリプト人という本性のスーパーな才能に、完璧すぎないあったかいハートを持ったスペシャルな奴。
きっとジェームズガンはスーパーヒーローのカッコよさだけを伝えたいんじゃない。これを観てるあなたもユニークでスペシャルな存在で、ヒーローになり得るんだといつも伝えてる、ようにいつも感じる。
主人公はもちろん、みんな完璧じゃないのがジェームズガンなんだよな〜 ほんと好き。
スーパードッグのはずなのに動物み溢れるクリプトの愛らしさもまたしかり。めちゃんこ可愛くて出るたびに惚れる。言う事聞かないのがほんとたまらん。
愛に溢れるよき映画でした。
田舎を離れて都会で暮らしてる身にはテキサスの両親のシーンは涙なしには見れなかったよ、、
スーパーマンのコンテキストをある程度知ってる体で無駄な説明がないのも鑑賞者層をよくわかってる。ありがたかった。
しばらくは古いパンクロックを聴いてハッピーな気分で過ごそうと思います。
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