「レガシーを超えたヒーロー映画」スーパーマン keytonさんの映画レビュー(感想・評価)
レガシーを超えたヒーロー映画
「スーパーマン」といえばクリストファー・リーブ、という固定観念を打ち消した傑作。スーパーマンのアクションは単純なのがエンタメ性に乏しいのが懸念でしたが、さすがジェームズ・ガン監督、新鮮なアクションとカメラワークで見事に戦闘空間を盛り上げてくれていました。
正直、78年版の作品は合成感がありすぎて自分の「映画の価値観」が違いすぎてビミョーな印象でした。ザック・スナイダー版も振り返ってみれば、強い力を持っているから仕方なく人助けしているという人類に対して「憐み」を抱いている人物のようでした。
しかし、デビット・コレンスウェットが演じるスーパーマンはとにかくピュアなところが好印象。正義感は強く、無鉄砲なところをロイスに叱責されているシーンはスーパーマンらしからぬ場面で逆に新鮮。
大満足の内容でしたが、ジョー=エル(カル=エルの実父)が残虐極まりないセリフを吐いたのが正直ドン引きしました。嘘だと思いたい...。
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