フロントラインのレビュー・感想・評価
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どこまでが本当でどこからがフィクションなのか分からないけど、あの頃...
誰かのために戦ってくれる人たち
知りたかったことの一部
映画にするだろ〜と思ってた。
報道を見た時から、客船内で何が起きているのか知りたかった。脚色入りとはいえ、命のために使命を果たせる人と、煽られるがまま批判だけする人の闘い(?)があったんだよな…。
感染源扱いされたくない、ここから死者が出たらこちらの人生も終わる、という悪く言えば責任逃れ。充分気持ちが分かるし、簡単に言えること。感染したくないし、いわれなき差別に遭うのが怖いし。
楽しい旅行が一変隔離生活になると、我先に救えという気持ち+ストレスで怒るだろうけど、苦しいのは自分だけではないのよ、と客観視が必要だ。感情があるからややこしいなぁと思いながら見ました。
医師看護師の奮闘や、それぞれの家族への想い、通路側の扉に貼られた感謝の言葉の数々にはジーンときました。その辺りから他の観客がそわそわし始めるのが分かりました(鼻詰まりの人が元々多い上映回だった?)。
が、それ以上に客室クルーの隔離と「家に帰りたい」がキツかった。乗客は異国の地且つ船に閉じ込められた状態で、未知の感染症に苦しむけれど、クルーも異国の地で働いて狭い所で苦しむ、というのはこの世の終わり感だろうなと。(彼女らのその後は見れず残念。)
作中のテレビ画面からは批判批判批判…だったけれど、未知のウイルスに立ち向かうには、今出来るだけのことをやるしかない、それだけなんだと。そこに反省や批判はお門違いで、収まってからやるべきことだった。船内と船外本部のやり取りは全人類心に留めるべきでは。
わかんねー仕事は、やってみないとどうにもならないけど、やり遂げたら良いことがあるよ、ということも心に留めておきたい。
医療従事者の真実は語り継がれて欲しい。
コロナ禍で離職した医療従事者は多かっただろうなと思いつつ、また、「辛い仕事は辞めて良い逃げていいあなたがやらなくても良い」の風潮の中、命のために動ける人には頭が上がらない。
真実に心震えた
最初の非常事態宣言が出される2ヶ月前の最前線
「客船に何日も缶詰なのか、大変だな、可哀想に」
5年前、毎日報道される豪華客船の映像を観て思っていた感想。最初の非常事態宣言が発令される2ヶ月も前の2月のこと。
行きつけの居酒屋で「マスク品薄になったねー」とか、コロナ感染マップを見ながら「パンデミックなんてゾンビ映画みたいだね」なんて呑気な会話をしたり、
それでいて、マスコミがダイヤモンドプリンセス号の対策を批判してたら「医療従事者の人が努力してくれてるのに批判はおかしい」とかも言っていた自分もいた。
この映画を観て、「最前線で未知のウイルスと戦ってるDMATや関係者を批判するマスコミは最低だな」と強く感じた。
しかし同時に、当時心の奥底では「中国から出た謎のウイルス」「世界的なパンデミック」「SNSで繰り広げる根拠不明の陰謀論」というパニック映画のような非日常感に、一種の娯楽のような興味を向けていたことも思い出した。
片面だけ見て100知った気になっていた。想像力がなかった。
この映画に登場する上野舞衣テレビ記者は、当時の私だ。
呑気な会話をしていた自分を恥じる。
DMATや客船クルー、尽力してくれた日本政府の人々は目の前の人たちの人生のために身を削って昼夜働きかけてくれていた。
この映画を観て、DMATを知れて、当時の前線の状況を
知ることができて心から本当によかったと思う。
前線で人を必死に助けていた方々、そしてこの素晴らしい映画制作に携わった皆様、本当にありがとうございます。
報道で何気なく見てた光景 その中で、起きていた出来事 実話を元にし...
これは感染症との戦いではなく、人間同士の戦いだ
改めてあのときの出来事がどれほど異常で、苦しく、そして人間の本質をあぶり出す出来事だったかを実感した。
(The Last Of Us という未知の感染症で荒廃した世界が舞台のゲームがあるのだが、まさにそれと同じ。人間が戦ったのはウイルスではなく、人間だったというもの)
まず、3,000人以上が閉じ込められた船内は、想像を絶する緊迫感と恐怖の空間だった。
(映画の最序盤で、船のデカさを物語るシーンがあって、本当にこんなデカい船の中に閉じ込められたんだなと実感する)
未知の感染症に囲まれ、情報も錯綜する中で、人々がどれほどの不安を抱えていたか。
あれは単なる「感染防止措置」ではなく、もはや“海上の監獄”だったと言っても過言ではないと思う。
そんな中で、医療関係者たちが命をかけて現場に入り、黙々と自分の役割を全うしていた姿には、深い敬意と感謝の気持ちを抱かずにはいられなかった。
(家族を思いながらも、ずっと船に残って戦い続けた人たちをきちんと描写してくれていた)
給料や義務では到底説明できない“使命感”が、彼らを支えていたのだと思うが、本当にありがとうの気持ちをこのレビューで伝えたい。
そして本作で特に心を打たれたのは、医療関係者ではない“クルー”の人たちの姿だった。
感染した人たちやそうでない人たちの清掃や食事配膳、生活支援といった、誰もが敬遠したくなるような業務を、責任感だけで引き受け(引き受けないという選択肢はなかったのだろうが)、逃げずに支え続けた方々。
あの状況下で「自分には関係ない」と言わずに動いてくれたことに、ただただ頭が下がる思いだった。
一方で、強く感じたのは“社会の醜さ”だ。
外の世界は、まるでワイドショーを見るような感覚で船を取り巻き、マスコミはセンセーショナルな言葉を並べて面白がるように報道した。
(マスコミの人間ってこういう思考なんだって勉強になったのと同時に、本当にクソだなと胸糞悪くなった次第)
改めて自分も、ワイドショーの情報からしかこの出来事について考えていなかったことにも怒りを覚えた。
感染者に対しては「ばい菌」呼ばわりの差別が横行し、支援よりも「誰が悪いか」という犯人探しが先に立った。
その温度差、想像力のなさ、冷酷さに、深い悲しみと怒りを覚えた。
あの船は、ただのクルーズ船ではなかった。
現代社会のあり方、人間の本質、そして分断と連帯を同時に浮き彫りにする“鏡”だったと思う。
そこにあったのは「医療の現場」だけではなく、「人間の選択」の連続だった。
今だからこそ、この映画が世に出た意味は大きいと思う。
あのとき私たちが何を見過ごし、誰に助けられ、何を反省すべきだったのか。
改めて問い直すきっかけをくれたことに、本当に感謝したい。
そしてこの映画は未来永劫、後世に伝え続けるべきものだろう。
豪華船という舞台で描く人間の光と影:日本発コロナドラマの光芒
本作は、コロナ禍初期に発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」における集団感染の顛末を描いた、いわゆる“コロナ物”の作品でした。
近頃は、コロナ禍を主題とした映画が少しずつ公開されるようになってきており、先月は中国・武漢近郊を舞台にした『未完成の映画』と、フランスの田舎でロックダウン期間を過ごす兄弟を描いた『季節はこのまま』を鑑賞しました。そして今回、ようやく日本発の“コロナ物”を観ることができたのです。
前述の2作と比べると、本作は巨大な豪華客船を舞台にし、小栗旬、松坂桃李、窪塚洋介、池松壮亮といった錚々たる俳優陣が出演するなど、非常にスケールが大きく、演劇的な印象を強く受けました。そのため、実際の出来事に基づいているにもかかわらず、フェイクドキュメンタリーとしてスマホ撮影画像なども取り入れて描かれていた『未完成の映画』に比べ、どこか完全なフィクションを観ているような感覚になったのは、少し不思議な印象でした。
主役として描かれるのは、船内で医療活動にあたった神奈川DMAT(災害派遣医療チーム)のメンバーたちと、厚生労働省の官僚たち。DMATの責任者・結城英晴を小栗旬、現場の統括責任者・仙道行義を窪塚洋介、船内に乗り込み治療にあたった医師・真田春人を池松壮亮が演じています。一方、厚労省の担当者・立松信貴を松坂桃李が演じており、イケメン俳優が多く起用されていたことが、どこか現実感に欠ける感覚を惹起させていたのかも知れません。
とはいえ、最前線で奮闘する彼らの姿は、時に意見が対立する場面もありながら、基本的には好意的に描かれており、その献身ぶりには素直に敬意を表すべきだと感じました。特に終盤、開業目前だった愛知県の藤田医科大学病院が、100名を超える患者の受け入れた場面は、横浜から愛知への長距離移送という緊迫した状況も手伝って、感動の物語に仕上げていました。
一方で、ダイヤモンド・プリンセス号の集団感染を報じるメディアの無責任な姿勢については、かなり厳しく、ネガティブに描かれていました。また、DMAT関係者の家族に対する差別や、コロナ患者を受け入れた病院の内部での拒絶反応、DMAT隊員に感染者が出た際に「補償は不要」と言い放つ厚労省幹部らしき人物の発言、さらには感染症の専門家として船に乗り込んだ医師による(のちに撤回される)結果的にピントが外れた批判なども描かれており、「本当に恐ろしいのはウイルスではなく、人間の反応なのかもしれない」と痛感させられました。
結果的には、全体として人間の良心に光を当てた、温かな印象を残す作品となっていました。
ただし、作品としてのバランスを考えると、もう少しネガティブな面にも焦点を当て、日本社会全体の反省を促すような視点をもっと強めに出しても良かったのでは、という思いも残りました。それは今後、また新たに起こり得るパンデミックや大規模災害といった非常事態に備えるための教訓として、重要だったようにも思えます。
そんな訳で、本作の評価は★3.8とします。
フロントライン
沢山の5年前を思い出しました。
まだ軽く考えて、LIVEに行ってたアノ年末。
初めての県内での感染者の報道。
志村けんさんや岡江久美子さんの訃報に恐怖した、あの春の日。
そして、人が消えた繁華街。
ドラッグストアに並ぶ人々。
N95マスクの息苦しさ。
防護服の暑さ。
そして、誘導された報道。
踊らされた自分達。
3 11の原発事故で、自分達の近隣の人々はいわれない差別を確かにうけた。
にも関わらず、あの船の人々を自分は差別しなかったのか。
鑑賞中、ずっと自責の念に駆られました。
さて、作品ですが、手放しに良かったです。
ずっと抱えていたモヤモヤも、最後の説明文で氷解しました。
俳優さんも皆さん素晴らしく、特に窪塚さんと桜井ユキさん、良かったです。
今年のアカデミー賞は『国宝』だと決めてかかってましたが、わからなくなりました。
これだけの良作が続くとは。
まだまだ邦画は大丈夫です。
多くの判断の難しさ
なんとも考えさせられる内容でした。
今となってはあぁすればこうすればと結果論で語れますし、今や当時の感覚は薄れつつあります。
ただあのときは電車で移動することすらためらったり、この先どうなるのか、と誰もが自分を優先しなくてはと思っていた時期ということを思い出しました。
きれいごとを言うならば、何故助けない?何故撤退する?誰かが受け入れてあげなければと思いますが、現実は自分が感染するかもしれないという恐怖、感染したらどうなるのかもわからない分、病院も、医師も、地域も、判断と決断が本当に難しかったと思います。
ただこのストーリーに出てくる方々は少なくとも自分を二の次で最前線で力を尽くしてくれていたことに感謝しか感じませんでした。
クルーの方も逃げ出したかったでしょうし休みなく仕事し疲弊したと思います。
当時のニュースでスポットがなかなか当たらなかった人たちのストーリーが少しでも実話に基づいて知ることができたので、映画としてはストーリーのアップダウンは少なく物足りないかもしれませんが、満足行く作品でした。
私がそこにいる関係者だとしてもそこまで尽くせるかと言われたら正直自信がないので、こういった方々がいてこそ救われる世界があるなと感じます。
そしてこんなマナーのいい観客ばかりの映画館久しぶりでした。おそらく全員が体勢すら変える人がいなく見入ってたからかと。
長くなりましたが、総括しますと...
窪塚くんがかっこいい。
小栗旬よ、窪塚くんを口説いてくれてありがとう。
ダイヤモンドプリンセス号内で何が起こっていたか?
色んな思いした人いるので、全ての人にオススメとは言い難いですが・・・
金曜レイトショー『フロントライン』
5年前横浜港で何が起ってたのか!?コロナの発端を描いた作品
事業も苦しく精神的にかなり厳しくなりましたが・・・
PCR検査も未経験で、感染もしてないので、隔離経験もなく苦しさは分かりません
ご自身や身内知り合いが感染し苦しんだ方も多いので、オススメだとは言い難い。。。。
医療シーン以外は、演技重視でマスク着用してませんと最後に注釈出ますが・・・
役者さん達の演技も自然でドキュメントを見てるようで引き込まれます!
マスコミやコメンテーターってやっぱりそうなのね!って事も浮き彫りに^^;;;
主演級俳優アベンジャーズ的なキャスティングも見事ですが、話題の国宝に続き出演の森七菜ちゃん良かったです!
国宝と共に年明けの賞レースの中心になるかと思う良作!
過去になったんですね
あの日々……
話に起伏がない
これが事実かどうかではなく「物語映画」としてどうかという評価。
ディザスター映画っていうのはみなが問題解決に努力するんだけど、全然うまくいかずに状況が悪化、最後に反目しあっていた人間同士が協力して大逆転というのが定石。この映画はその定石を外してしまっている。
妙にトントンと問題が解決していって、途中で関係者同士褒め合うみたいな展開が繰り返される。
なのでだんだん緊迫感が薄れていく。ハラハラしない。
もちろんコロナが収束している現在からの視点ということもあるが、話の展開が平坦なのがその原因だ。
外国人の俳優の演技があまり上手くなかったのも緊迫感を削ぐ一因。自殺しようとする中年女性とかはっきり下手で説得力に乏しい。子役が一番マシだった。
それとマスコミの描き方の薄っぺらさ。悪者にしたかったんだろうけどね。あんなペラペラな描写ならないほうがよかった。テレビ局のリポーター役の女優さんなんて明らかに「マスコミにも良心がある」という言い訳用に配置されてるのが見え見えで白けた。
ちなみに小栗旬が彼女だけ呼び出して搬送車を追いかけるなと説得するシーン、あれ必要か? 大体彼女だけ説得して何の意味があんの?
胸が痛くてつらい
これ、日本人ならみんな知ってるよね、という日本でコロナが出だした当初のダイヤモンドプリンセス号のお話。
ノンフィクションベースであることは鑑賞前から前提として分かっているからこそ胸が苦しかったです。(当然、映画用に脚色した部分もあるのは承知の上で)
あれから5年かあ。
これが戦国時代とか戦争ものとかだと、ノンフィクションとは理解しつつも自分が体験していないからかどこか俯瞰して見られます。
けれど今回はその時代を全部体験してるからこそ、つらい。
いや、体験しているけれど、映像で見たらどういう感情が沸き上がってくるかは自分でも想像つかなかった。結果、鑑賞後は胸が痛くてつらい、ということになりました。
胸が痛いとかつらいとか、そういう感想に終始するのはせっかくこういう作品を作り上げた制作側に失礼かもしれない、とも一方では思うのだけど。
フロントラインは最前線の意味ですね。まさしく生死を分ける最前線。
ダイヤモンドプリンセス号ニュースの頃、自分はまだまだお気楽に考えていました。
大変だねえと当時の職場のランチで話題にしていたのを思い出します。
あの時、船内では何が起こっていて何が行われていたのか。
医療従事者といえど生身の人間で、未知のウイルスがはびこる閉鎖された船内へ入ることが怖くないはずがない。
それをつき動かくのは陳腐の言葉のようですがやっぱり「使命感」なんでしょうね。
いくつかのセリフでは涙がこぼれました。
きっと私なら逃げる。実際、逃げるという選択肢もある。それでも命を救うために船内で頑張る。
あの頃から日本中がコロナで浮足立ちはじめましたよね。
マスコミの報道しかり。いやこれ、マスコミに対する痛烈な嫌味も含んでますね。
「今日も政治はちゃんとしていて日本はまあまあ平和です、なんてそれじゃマスコミは用無しだろ」かあ。(うろ覚えなので細かい表現は違うかも)
用無しにならないためにマスコミは平和じゃない日本を意図的に作っていくってこと??
職業に貴賤はないというけれど、どうもこう、DMATとの志の落差が・・・。
そういえば身内に医療従事者がいますがやはり当時は家に帰っていませんでした。
家族に迷惑がかかるから。
ラストになり、船からの下船も始まり、ダイヤモンドプリンセス号での物語も終わりが見えてくる。明るい兆しも知らされる。
けれど、本当のコロナ渦はこれから始まるのだということを、観る者はみんな知っている。
やっぱり、胸が痛い・・・。
夫と一緒に見に行ったのですが、最近仕事で嫌なことが続いたようでぶつくさ言っていた夫が、映画を見終わった後は
「このくらいで弱音吐いちゃいられないな」
と、きりっとした顔で言ってたのが印象的でした。
うん、分かるよ、そういう気持ちにさせてくれる映画だよね。
上映中、仙道役の役者さんが誰だか分からず、斎藤工?違うよね?とか思いながら見てましたが、エンドロールを確認してびっくり。
窪塚洋介さん!!分からなかった!!
ずっと表舞台に出ていなかったと思うけれど(私が知らなかっただけ?)味のある役者さんになってましたね。
あと、踊る大捜査線を思い出させるセリフが一瞬あって、なんだかくすっとしました。
喉元過ぎればなんとやら。
今になって振り返ると、コロナってなんだったんだろうと思ってしまいそうになりますが、そんな日常が戻ったのはこうやって奔走してくれた方々がいてくれたおかげだということ。
いつかまた見返したいなと思いました。
この船の物語は実際に起こった現実の出来事!!
2025年劇場鑑賞7本目は「フロントライン」。あの新型コロナウイルス感染症が日本で初めて集団感染した「ダイヤモンドプリンセス号」が舞台。⛴️
2020年2月3日、乗客乗員3711名を乗せた「ダイヤモンドプリンセス号」が横浜港に入港。既に、香港で下船した乗客1名に新型コロナウイルスの感染が確認されており、船内では100人以上が症状を訴えていた。🦠
急遽、出動要請をうける災害派遣医療チーム「DMAT」が未知のウイルスに立ち向かう。
「DMAT」を統括する結城英晴(小栗旬さん)と厚生労働省の立松信貴(松坂桃李さん)、それぞれの使命と責任がぶつかり合う。誰かがやらなきゃいけない。誰がやるのか。誰にやらせるのか。
乗客の不安、乗員の献身、携わる人々の使命、役人の面子、世間の興味、マスコミの報道、情報が錯綜し混乱する現場。
果たして、この船は未曾有の危機を乗り越えられるのか!まるでサスペンスドラマのようにハラハラさせられる。いや、この船の物語は実際に起こった現実の出来事だった。そして人類は今、このパンデミックを乗り越え、コロナウイルスと共生している。
※とってもいい意味で期待を裏切ってくれる厚生労働省の立松信貴役の松坂桃李さんと実際に船内で陣頭指揮をとるDMATの仙道行義役の窪塚洋介さん、かっこよすぎましたです。
も1回みたい。✨✨✨
フロントライン(映画の記憶2025/6/14)
事実を元に構築した作品ということでストーリーはしっかりしている。現場目線での話なので、実際現場で起きていた内容がやっぱり報道とは違っていたんだなということがよくわかる。当然まじめに真実を伝えることに取り組んでいる一部の報道の方々には頑張ってほしいものですが。
どんな状況においても医療というものに真摯に取り組んでいる人たちは英雄であって、自分が怖いからといって、助けようとしている人たちを攻撃する対象としてはならないね。
松坂桃李は冷静な官僚役は合ってたなあ。小栗旬はそのままw窪塚洋介久々に見たわ。
正直コロナのおかげでいろいろな人がいろいろな形で不幸になったのは事実で、横浜の港でなんで防げなかったんだと思う人も多いだろう。でもあれだけ頑張って人の命を助けようと努力してた人たちのことを自分は責められない。
現場で頑張ってたDMATの皆さん精神的にきついこともあったかもしれませんが、仕事を真摯に取り組んでくれて本当にありがとう。
(個人的評価6.5点/10点中)
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