劇場公開日 2025年6月13日

フロントラインのレビュー・感想・評価

全605件中、161~180件目を表示

3.5豪華客船の中でどう対処したのかは理解できたが。

2025年6月30日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

豪華客船ダイヤモンドプリンセス号の中で医療従事者達が患者達と向き合い、どう対処したのかは理解できたが、肝心の最初の患者からどう感染していったのかまでは残念ながら書かれていなかった。それは中国に対し、忖度したのか?とさえ思ってしまう。そもそも中国でのウィルスを、持ち帰ってきさえしなければ、ここまで問題にならなかったと個人的には思っている。悪いのは中国で、未だに責任を取っていないし(視点はずれるが、日本に対しては未だに慰安婦問題等で難癖つけてくるのに)。ただ、豪華客船の中でただ何もしていなかった訳でなく、医療従事者はじめ、厚生労働省は働きかけていたのだと言う事実のみは観ている者に伝わったのではないか?と私は感じました。

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ペンタコポンタコ

4.5政治家はどこにいる。

2025年6月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

増本淳氏が企画、脚本を担当している。

彼は元フジテレビプロデューサー。あのテレビ局の内情は内部告発であり信憑性が高い。

全編、DMATの医師・看護師、クルーが不当に評価されてきたことへの怒りと、その名誉回復への情熱に満ちている。

身を挺して救命に尽力している人々が激しい差別と排除に遭い、口惜しさと情けなさ、彼らへの感謝で、涙なしには見られない。

ただ、こうなると、どこまでが事実であるのかが気になる。

①厚労省の役人 立松(松坂桃李)はウソをついてでも、入院先を確保する。

②テレビ局の現場取材を行う、女性が報道の仕方に躊躇を感じる。

③400人を受け入れた愛知の病院はその後どうなったのか?

④現場のリーダー 仙道は具体的に、特定の人物として存在するのか?
 彼はコロナウイルスを上陸させないことよりも目の前の命を救おうとする。

全て事実だとしたら驚くべきことだ。

組織とルールに逆らってでも、自分の信念を守り通す姿勢が、現場のスタッフのみならず、厚労省の役人や、患者を受け入れる病院にも広がっている姿には感謝しかない。

DMAT指揮官・結城(小栗旬)が報道の女性に「どこか面白がっていませんか?」の言葉に女性は答えることができない。あの忸怩たる思いは事実だと思いたいが、ここは信用できない。

ただ、あのマスコミの態度を助長しているのは私たちなのかもしれないとも思う。

ひとつ気になるのはこの映画の中で「政治家」は全く登場しないことだ。

立松が意見を上申するのは厚労省の役人だ。政治家ではない。

そこは暗澹たる気分になった。政治家が何かを決断した形跡は見えない。

最後に、立松は医師が行うべき判断を独自にして、陰性の兄と陽性の弟を同室にする。

おそらく明確なルール違反であろうが、それが尊い。

最初いけ好かないいなややつに見えたが、結城との関係がどんどん親密になっている。

「偉くなれよ、お前みたいな役人がいてくれれば現場の俺たちはもっと働きやすくなる」

なんという賛辞であろうか!

いつの間にか厚労省の役人をお前呼ばわりしているのもこの映画の真骨頂に思えた。

仙道医師(窪塚洋介)真田(池松壮亮)も素晴らしい。書きたいことありすぎ。

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ふくすけ

4.0キャスティングにも配慮された佳作❤️

2025年6月30日
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泣ける

下馬評通りの佳作。あのダイヤモンド・プリンセス号で何が起きていたのか、人の生命を救うことに必至だった人々を描いた、愛と感動と涙の物語。本作は、医療従事者だけでなく官僚もマスコミも登場人物殆どみんな良い人に描かれてて、唯一の悪者 報道番組の上司も普段誠実な人柄の役が多い光石研さんで、脚本だけでなくキャスティングにも配慮された作品でした💕
但それだけに、世界を未曾有の大混乱に導いたコロナ禍の現場って、本当はもっともっと大変だったんだろうなぁと思わせる所もありました。

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たもん

4.0アフターコロナの世界より

2025年6月29日
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コロナの描写が最初は「大袈裟だな」と思ったのですが、考えてみればこれは数年前に実際に自身が体験した世界なんですよね。それを大袈裟と感じるのは正に喉元過ぎれば、と言う言葉の通りでしょう。
今ではすっかりアフターコロナの世界になることが出来ましたが、この映画を観てあの時代の恐怖心、緊張感を思い返しました。改めて当時の医療従事者には感謝しかありません。
映画としては大きな起伏はありませんが、ドキュメンタリー映画としてはそれが正しいと思います。主要キャラの方々もしっかりとした演技力で安心して観ていられました。特に窪塚洋介さんは久しぶりにお見かけしましたが抜群の存在感でした。

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たか

2.5記録映画として観るのが正解なのかな

2025年6月29日
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知的

他の方の評価が意外と高いのに驚いた。全般的にキャストの演技が控えめで淡々と物語が流れていく。主演が小栗旬なのでDMATがメインで話が進んでいくのだが客船に派遣されるまでの隊員たちの葛藤とか未知のウイルスに対しての不安など描かれることもなく(池松壮亮の家族だけサラッと)、また厚労省の役人である松坂桃李も患者の受け入れ先を何の苦労もなく(そう見える)決めていったりしてウラでどんな苦労があったのか全然見えない。DMATもどれくらいの隊員が派遣されたのかもわからず、窪塚洋介が現場で指揮を取っていたが全体像が全くわからず消化不良に終わってしまった。
医療従事者の方々には本当に感謝しかないのだが、取材したことが活かせてないのでは思ってしまった。喜びや悲しみ、葛藤や衝突などドラマとしての見せ場もなく中途半端な感が否めない。エンタメにするのが憚られる(?)のであるのなら記録映画としてきっちり作り込んでも良かったのでは。

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元祖浮遊人

5.0医療関係者の方々に改めて感謝

Mさん
2025年6月29日
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日本人は(というか、世界中の人は)コロナに関して「当事者」だったので、この映画は刺さったのではないか。
全く期待せずに行ったのに、とても心に残った。

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M

4.5ウィルスよりも怖いもの

2025年6月29日
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あのコロナ禍が開け、日常を過ごしている今。あぁそうだった、と思い出させる作品。そして、日々奮闘していた医療従事者の方々の作品。

結城先生と仙道先生の何が正しいかを考えるよりも、目の前のできることを徹底的にやり抜く覚悟。それが、恐怖や葛藤に打ち勝つ方法なのだと、スクリーンを通して見せられた。
特に、窪塚洋介のキャラがいい。ひょうひょうとして、でも、心の底にある信念は揺るがない。そんなキャラが最高にいい。

ウィルスは直接人を蝕むかもしれないが、間接的に人を蝕むものはやっかいだなぁと、見事に感じさせられた。悪意。恐ろしい。

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クメール

5.0メディアを疑うリテラシー、これ大事

2025年6月29日
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コロナ禍の嚆矢、ダイヤモンド・プリンセス号、その時の救命当事者側の思いを紡いで描く
滲みだす、岩田健太郎医師やらコメンテーターやら、危機を煽るだけ足を引っ張るだけの奴等への怒り

「政治はちゃんとしてます、社会も安定してます、なんてニュースはだれも見ない」ってのが発射台、報道が根っこに抱える浅ましさ

素晴らしい作品、小中高校の道徳やら倫理とかの授業とかに入れ込むべきに思う、メディアで目にする・耳にするものを、受け入れる前に考えろ、という

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sysr

4.0観てよかった

2025年6月29日
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あの時、まだ他人事のようにテレビのニュースで観ていたことを思い出した。報道の取りあげ方一つで、善にも悪にもなる怖さも感じた。現場で働いている方々の演技が特に素晴らしく、リアルでドドキュメンタリーのように感じた。特に森七菜さんがセリフではなく、表情や仕草でためらいや複雑な感情が伝わってきて、その気持ちを共感したし、自然と応援していた。改めて、コロナ禍の医療従事者やそれぞれの立場で戦った人々への感謝と、自分たちも頑張ったなと振り返った。

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柚子

4.5この世界は誰かの献身の上で成り立っている

2025年6月29日
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まずドキュメンタリーと言うものはなかなかに難しく、それが映画となると尚更だ。現実を元にしたフィクションと言われた方が気が楽だし、映画としては受け入れやすい。民間のメディア作品は一定の収益を求められるし、映画である以上、映画である事を多くの場合は求められる。娯楽や感情に刺激を与えてくれる芸術か物語か?現実の記録となると、この複雑で多面的に移り変わりゆく世界を正しく捉える事ができるのだろうか?ドキュメンタリー映画と聞くと、少しそう構えてしまう。今回はコロナ初期に、乗客約3700人が隔離されたダイヤモンド・プリンセス号における、政府と医療従事者、船のクルー側の観点から描いた作品だ。

物語は有事の際の仕事として行政の箇所は淡々と、そして時に仕事の上での人道と現実のぶつかり合いが起きて進んでいく。そこはリアリティが高いし、実際の現場でもそうなるだろうと言った内容だ。役人の無茶も現実にあり得そうな範囲の勝負だし、病院の調整も現実に起き得そうな議論だ。なので、そこまで劇的なイベントはなく、圧倒的なヒーローもいない。ただ映画的には目立たなくても、現実では大半が頭を抱える問題であり、向き合っているそれぞれが名もなきヒーローであり、主人公だ。

風評被害を恐れて、感染者を受け入れたくないと言う病院側。コロナに関わった医療従事者に子供を触れさせたくない親達。その気持ちは分かるが、今回はその被害を受けた行政や医療従事者側の苦しさや辛さを描いている。特に、DMATの隊員である池松壮亮が吐露する家族への心配や不安のシーンには心を打たれた。「僕の家族、隊員の家族のことは、誰が考えてくれるんですか?」子供を持つ親なら悔しくて泣きたくなる、自分は誰のために頑張ってるんだ?と叫びたくなるその状況。DMATはボランティアで成り立っていると映画では説明されていた。ボランティアで頑張っている人達が、悪気はないにしても迫害されてしまう世界。簡単な事ではないが、我々は誰かの犠牲や献身の上で、この世界が成り立っている事を忘れてはいけないと改めて思った。そして、彼のあの話し方は変わらずしっかりとした重みを持って、メッセージを腹の底に届けてくれる。小栗旬が病院内での議論で、「こんな非常時に対応するための医者だろう!」と言う言葉は、現実と、本来のその職業の役割とのぶつかり合いで、白熱した仕事の場で見られる情景だった。仕事の種類が違っても起きうる事だ。胸が苦しくなった。とは言え、普段は利益や利害で動いていても、ぎりぎりの所で残るのは自分の仕事への矜持ではなかろうかとは思うのです。最後の下船者は船長だった、この一文にも彼の仕事の矜持を感じ、皆がプロフェッショナルとして最善を尽くしたんだと思った。

一方で、乗客側の目線からすると、必ずしも十分と感じられる対応でなかった所があったのも事実だろう。ダイヤモンドプリンセスの中での対応に不満を挙げている人達も複数いる。常に満点の対応なんて難しい。現場は現場で最善を尽くすしかない。そして、それでも全てがハッピーエンドにはならないのがこの世界だ。ただ、このダイヤモンドプリンセスでの経験が、その後のコロナ対応に大いに役に立ったと言う事には当事者ではないが、当時の論調を考えると救われた気がした。

自分が好む映画的なイベントはあまりなかったが、俳優陣達はしっかりしていて、安心して観ていられたし、プロデューサーの増本さんが相当に取材を重ねた事が伝わってくる。結城役の小栗旬と仙道役の窪塚洋介は逆の配役の方もしっくりくると思ったけど、座長は小栗旬の方が良いんだろうから、そうするとこの配役になるのかと思った。何でもないシーンで泣いている場内の観客の人達は被害者か、関係者か、同じような状況にいた人達なのか。盛り上がるシーンじゃない所での、その人達の嗚咽がコロナと言う災害の苦しさや辛さを表しているように感じて、胸が苦しくなった。毎日ニュースで流れていた出来事や、周りが苦しんでいた状況を思い出す。時間が経って、コロナとは何だったんだろうか?と思う事もある中、忘れてはいけない事実を再認識させてくれた良い作品でした。

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Ton

5.0与えられた役割

2025年6月29日
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泣ける

悲しい

ドキドキ

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すけあくろう

4.0実話なのだが

2025年6月29日
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興奮

驚く

ドキュメンタリーではないので…
申し訳ないが若干、迫力に欠けた気がした。

想像するに本部、現場、クルー、乗客、全ての立場の苦悩や苦闘を描きたかった、でも誰も悪者にすることは出来なかったのだろう。それこそ、DMATの方々のご家族・ご本人を直接間接に責めた人たち、要請に応えられなかった人たち、告発したり身勝手な振る舞いをした人たちのことも。まぁ、いかにも感じの悪い人が幾人か、いたはいたけど。それも多分、悪者にしたいわけじゃなさそうだし。そういう点で、要件とか制約とか多すぎたのかな。結果、広く浅くになってしまった感じ。ドキュメンタリーなら当事者の証言とかで全体を短時間で掘り下げられるけど、映画というかドラマとして2時間そこそこで描くなら、誰か一人のエピソードにフォーカスしてくれた方がより感情移入出来て、心に迫っただろうな、とは思った。

そんな風には感じたけど、でも見応えあった。そして自分はこういう事態が起きた時に何か出来るような職種ではなくて、それが何か少し残念な気持ちになった。まぁしょうがないけど。

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milk+coke

5.05年しか経っていないんですよね

2025年6月29日
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泣ける

知的

ドキドキ

C国で発生したコロナウイルスが日本にも上陸しようとしたのを水際で食い止めようと各医療機関の方たちの奮闘をわかりやすく描いていました。

あの時、俯瞰のニュース映像でしかダイヤモンドプリンセス号のことを見ることができませんでしたが、船内ではパンデミックになろうとしている中、クルーの皆さん達も奮闘されたこと、未知のウイルスの蔓延を防ぐため先ずDMATに声がかかったこともはじめて知りました。

各医療関係者のご苦労もあったとは思っていましたがその後、国内の蔓延を食い止めることはできませんでしたが先陣をきって挑まれた方たちの苦労はけっして無駄ではなかったと思っています。

あらためてDMATの皆さん、ありがとうございました。

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ルナマートン

4.0先日九州を旅行した時、佐世保港でダイヤモンドプリンセスを見た。ああ...

2025年6月29日
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泣ける

知的

癒される

先日九州を旅行した時、佐世保港でダイヤモンドプリンセスを見た。ああ、営業再開してんだ、あんな面倒起こしたのに、と思った。
人の記憶はいい加減なもので、くだんの騒動は、対応の不手際やあの医師の告発SNSのイメージしかなくて、それをこの作品は殴り飛ばしてくれた。
未曾有の災害が起きた時に、施策のまずさは起きるかもしれない。でもそれはどうであれ、現場には命をかけて頑張っている人々がいる。
一元的な情報にのって安易に批判してはならない、と自分を戒めた。
創作作品には、確かにそういう力がある。
DMATがボランティアというのも初めて知りました。

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ゾアさん

5.0DMAT…目立つちゃいけないヒーロー

2025年6月28日
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『感染者はみんなが心配してくれる。でも俺たちの心配は誰がしてくれるんだ…。いや、俺は感染してもいい。俺たちの家族が、子供がばい菌扱いされるかと思うと…耐えられない…』
誰も乗りたがらない船に乗って治療にあたるDMATの思い…。
目立っちゃいけないヒーロー。
コロナvs人類だったはずが、医療従事者vs世間の目(マスコミ)になっている切なさ…。
コロナが落ち着いた今だから見られるけど、自分でさえ感じていたコロナ禍の差別問題が切ない…。
DMAT…目立たないけど、熱くてカッコいい。

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micado

3.0面白いかと言われると困るけれど

2025年6月28日
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知的

東日本大震災では、高齢者を避難させるためにバスに乗せたはいいけれど、何とか避難先にたどり着いたときにはバスの中で多くが亡くなっていたという話がショッキングでした。複数の課題が同時に発生しているときに、何を優先させるのか…ルールはルールだけど、人の命を救うことが最優先であること。本当に当時の関係者はがんばったんだなぁと思います。
映画としてはドキュメンタリーに近く、エンターテイメントではないし「知っていること」の方が多いので面白いかと言われるとそうでもないため3点になりますが、見てよかったとは思います。

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BUBI

4.5観てほしい

2025年6月28日
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ドキドキ

番宣していたのでなんとなくで観に行ったけど、多くの日本人、働く人に観てほしい映画。
こんなに頑張っていた人たちがいたのだと感涙した。

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なこ

3.0船の中にいたのは特別な人ではなく、隣人だった

2025年6月28日
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まずはこんなに記憶に新しい出来事を、映画として見られることが新鮮だった。

未知のウイルスというものへの漠然とした不安感に包まれていた当時、それでもやはり自分にとっては「漠然とした」感覚でしかなかったと思う。

日々増えていく感染者の数字を見ながら、心を痛めさえすれど自分ごとではなかった。

「フロントライン」は毎日のように変化する報道に、へー大変だなあ、くらいの気持ちで見ていた裏で、最前線で戦っていた人たちがいたことを思い出させてくれた作品だった。

そもそもDMATという存在を知らなかった(私の無知かもしれないけれど)。
作品内で描かれている扱われ方がどこまで真実かは分からないが、ボランティアとして危険の中に飛び込んでいた人たちがいることは、もっと周知されてしかるべきだと感じた。

映画を見て1番に感じたことは、
災害の最前線は自分とは遠い世界のできごとではないということ。

医師や看護師たちも家族がいて、普段の職場がある。
船の乗客たちもそれぞれの生活の中で船に乗っている。
船の中は想像もつかないようなフィクションの世界ではなくて、ひょっとしたら近所に住んでいる普通の人たちなのだと、自分の想像力を省みるきっかけになった。

また、作品内ではマスコミや政治家はその一面がピックアップされているという点も忘れてはいけない。
マスコミの報道をそのまま鵜呑みにしてはいけないというメッセージが込められているが、この作品自体もまた、これが真実の全てであると鵜呑みにしないようにしたい。
自戒をこめて。

とにかく、映画としては見応えがあり、見終わったあとに人と話したくなる良い作品だった。

p.s.久しぶりに窪塚洋介を見たが、色気があってこんなにかっこよかったっけ?と驚いた。

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とみー

4.5本当に、本当に、本当にお疲れさまでございました(_ _)

2025年6月28日
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まさにこの一言に尽きますね😏

小栗旬が、役柄なのか、意図的なのか分かりませんが、松坂桃李と池松壮亮と窪塚洋介の3人が主役、それを鼓舞し、励まし、反発し合いながらも、陰ながらに支えたのが小栗旬って感じだったかな🤔

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おたか

5.0感服

2025年6月28日
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泣ける

あの船の中で奮闘されてた現場の方、指揮されてた方の思いと苦労を知り、感動しました。マスコミに踊らされて批評してるだけのアホな人のひとりだったんだろうと、恥ずかしく思います。素晴らしい映画でした。

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かっしー
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