劇場公開日 2025年6月13日

フロントラインのレビュー・感想・評価

全211件中、141~160件目を表示

4.5脇役なんていない

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

驚く

今もどこかで戦っている人々がいて彼等に感謝と尊敬の念を持つキッカケをくれた2020年。
ダイヤモンドプリンセスで起きている緊急事態に対し、当時の私は遠い出来事として俯瞰しどこか冷めていたと思う。そして過熱する粗探し報道により世間の“イジメ”がより巨悪と化してから異常なことに気付いた。

有効な治療法もない中、新型コロナと対峙する医療従事者の苦悩は計り知れない。それでも過去の教訓や3.11の経験を活かし最善の方法を常に考えベストを尽くすDMATの存在は勇気を与えるものだった。
それだけでなくクルーや乗組員の乗客への気配り以上の温かさには胸が熱くなった。

本作は史実を元にした脚本にオリジナルキャラクターの存在がいて、特に桜井ユキさん演じる上野の心情が我々とリンクする部分が大きい、彼女の演技力に好感が持てました。

そして滝藤賢一さん、貴方の演じる姿に緊張と人間味を感じて様々な作品で心を鷲掴みなされる、今作もズルい役どころでした。

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月子

4.5決断の難しさとそれを乗り越える強さ

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

このポスター写真を見たら劇場に行かないわけにはいかない。この4人の共演は見逃せない!そしてその期待は裏切られなかった。
ついこの間の事のように覚えているこの出来事、最初のニュースを見た頃、自分は2週間のヨーロッパ出張に出た。あちらでもこのクルーズ船のニュースは連日報道されていて、「あんなに大勢の人が、何故まだ下船できずにいるの?」などとあちらの人に聞かれたりした。コロナの足音か近付いていたが、まだ少し遠かった頃。
この出来事がこんなに早く映画化されたことに驚いたが、殆どの人がまだ覚えている今公開された事に意義があると感じる。空気感や、その先に起こることが一瞬で思い起こされ、また当時どんなふうにこの出来事を見ていたか思い巡らしながら、スクリーンを見ることになる。規則やルールはもちろん大切だが、人道優先、命優先、災害現場の医療従事者はその思いで働いている、頭が下がります。
美化されている部分があるのかどうかは分からないが、少なくとも未知のウイルスの集団感染に突然対応しなければならなかった人達の、命懸けの決意と行動、取り巻く環境、私達はそれを遠くから観ているしか無かった現実を、スクリーンを眺める観客として追体験しているような感覚。難しい決断をせまられながら悩む時間も無く、その時の最善を選びながらとにかく進んでいく、それぞれ違う立場に置かれた人達の熱がしっかりと描かれている。この作品にすら、見た人の感想は様々違うでしょう、それがいつもこの世界の現実。それでもこの作品の公開意義はとても大きく、拍手を送りたい。

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まっちゃまる

5.0あの頃の空気感を思い出す。

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

コロナの始まり、毎日のように伝えられるニュースに「にっちもさっちもいかない」感じにやきもきしていた。それでいてどこかでは「自分には降りかからない」対岸の火事、「クルーズ船、金持ちの贅沢」とまさに傍観していたあの頃を思い出す。その後「コロナ禍」を考えると、もう少し事実をしっかり報道して欲しかったと思う。映画は、最初事務的ないかにも官僚面をしていた松坂桃李、野心的なマスコミの桜井ユキが成長してゆく様子が良かった、小栗旬が最前線の窪塚洋介たちを支えながら戦う姿もカッコよかったし、森七菜や池末壮亮の地味ながら真っ当に働く感じも好感度抜群。

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Pin

4.0池松壮亮、森七奈良い

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しめました。
色々な視点があると思います…

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haitanio

3.5良くも悪くもエンタメになってる

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

怖い

ドキドキ

豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた最初のコロナウイルス感染に立ち向かう医師たちの話

当時のことを思い出すし、最前線の医療従事者や厚生労働省の役人が頑張っていたことが伝わってくる。
マスコミはマスゴミ。

基本的には面白いんだけど、色々詰め込みすぎて焦点が見えないというか、ある種、淡々として、ウイルスの恐怖だったり、本当の現場の大変さはあまり伝わってこない。
ヒーロー然としすぎているようにも思う。ブレない仙道先生はカッコいいんだけどね。

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ひとふで

2.5真実は小説より奇なり

2025年6月14日
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みら

3.0残念な作品

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

テーマは興味深くキャストも豪華。
なのに内容は表面的で薄っぺらく、かといってエンタメ性もない。
松坂桃李と窪塚洋介の演技は素晴らしかったが、小栗旬の技とらしい演技でシラケてしまう。。
結果テンポが悪く尺が長く感じ退屈だった。

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SHO

4.0やっぱり人間力

2025年6月14日
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泣ける

知的

リアルに基づいた映画ということで、あの当時を思い出しながら観ました。

ダイヤモンドプリンセス号がニュースになったときはまだコロナのことがよくわからなかったときでもあり、混迷を極めてましたよね。映画をみて、まさにフロントラインの方々は大変な思いをされていたんだな、と。
人ってまずは自分と周りの人を守ろうとするから、それぞれの立場に立ってみると単純に非難ばかりもできないのかもしれない。
それが一番感じられたのは、愛知の病院の滝藤賢一のシーンだな。まずは自分の病院が心配。でもやっぱり根底には助けたいという人間力もある。
だからこそ、マスコミは途中で切り取らないで全てを報道して欲しいのです。私たちはニュースをみて知ることしかできないのだから。

松坂桃李演じる官僚の最初の事務的な上から目線から人間的に成長していくところもよかったです。

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まままるこ

3.5未曾有の事態に立ち向かう人々の姿は見応えがあるが、それを「成功事例」として描いていることには違和感がある

2025年6月14日
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自らが未知のウイルスに感染する危険がありながらも、ボランティアとして客船に乗り込んだDMAT隊員達の使命感と心意気に胸が熱くなる。
戦友同士のような信頼で結ばれた小栗旬と窪塚洋介の関係性もさることながら、最初は対立しがちだった小栗旬と松坂桃李が、次第に共闘関係を強め、友情で結ばれていく様子も心に響く。
家族が差別や偏見に晒される理不尽さに苛まれながらも治療に専念する池松壮亮や、無責任な批判を繰り返して国民の不安を煽るマスコミの姿勢に疑問を感じ始める桜井ユキの心情も胸に迫ってくる。
このように、未曾有の事態に立ち向かった人々の葛藤や苦悩が克明に描かれていて、総じて見応えがあるのだが、その一方で、どこか物足りなさを感じてしまうのどうしてだろう?
一つは、本作の見どころが、PCR検査で陰性の乗客を入院中の家族に会わせるために下船させるかどうかとか、外国人クルーを入院させるかどうかとか、マスコミの誹謗中傷に反論するかどうかとか、横浜から愛知県の病院への患者の移送が成功するかどうかとかになっていて、「絵的」に地味な印象になってしまったからに違いない。
題材が題材なだけに、大作らしいスペクタクルな見せ場を作るのは難しかったのだろうが、例えば、主要人物がコロナで命を落とす(美村里江の親子がその役回りなのかとも思ったのだが•••)など、もう少し「死の危険と隣り合わせ」みたいな状況が明確に描かれていたならば、さらに切迫感のあるドラマになったのではないかと思えてならない。
そらから、これが、「成功事例」として描かれているということも、物足りなさのもう一つの理由なのかもしれない。
確かに、前例のない事態において、「人道的な正しさ」を判断基準として行動する小栗旬にしても、「嘘も方便」でお役所仕事を柔軟に処理する松坂桃李にしても、厚労省やマスコミへの対応よりも「患者の命」を第一に考える窪塚洋介にしても、誰もが、あの状況下で最善を尽くしたのは間違いなく、その意味では「ヒーロー」であったことに異存はない。
しかし、前例のない事態だったからこそ、間違いや失敗も数多く生起したはずで、それを無かったことにして、すべてが正しかったかのように描かれていることには違和感を覚えざるを得ない。
別に、後知恵をもって当時の不手際や判断ミスをあげつらい、それを糾弾するべきだと主張するつもりはないのだが、後世に教訓を残すという意味でも、もう少し「失敗に学ぶ」という姿勢があってもよかったのではないかと思えるのである。

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tomato

5.0観るべき作品に間違いない

2025年6月14日
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泣ける

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みき

4.0窪塚洋介の存在感がいい

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

事実に基づいた話だしストーリーは特段の捻りなく普通だが、キャストは主役級がズラリ。誰もが魅力的なキャラクターを演じる中、窪塚洋介の存在感が凄かった。滝藤賢一も再評価。怒って文句言いつつ缶コーヒーを池松に渡して労うシーンが印象的だった。小栗旬と松坂桃李はカッコよすぎて現実味薄くなってしまった感あるけど当時の記憶が生々しく思い出されて感慨深く、思わず涙ぐんでしまいました。
映画館で観て損はないよ!

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モロッコガール

4.0フロントライン

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

素晴らしいですよ....これは....

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コーイチ

5.0☆感謝と敬意☆

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

知的

医療従事者の方々、クルーの方々、たった5年でこのようなリアルに基づいた映画を完成させた映画制作の方々には、映画鑑賞後にこの言葉しか思いつきませんでした。
キャストも演技も真に迫る演技で最高で2時間あっという間でした。
私の中では今年1番のお勧め映画になりそうです。と言うか、是非皆さんに観ていただきたい映画です。
体調等で映画館に足を運べない人もいるかと思うので、早目の地上波希望!

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かざまま

4.025-074

2025年6月13日
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5年前テレビで見ていた光景は他人事だった。
その後の事を思えば呑気な話だ。

スクリーンで描かれた姿を見ていれば
当時の心構えも違ったものになっただろう。

もう2度と経験したくない災害だったけれど、
想像の何倍もの人々が、
人道的な行動をしてくれたことに感謝したい。

改めて感謝させられる作品でした。

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佐阪航

5.0色々考えさせられた良作

2025年6月13日
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出来れば、あまり思い出したくもない出来事だったけど…
出演者がみんな好きな役者さんばかりだったのと、何か観るべき作品なのでは…という思いもあり ふと仕事帰りに観に行く事にしました。

想像以上に久々胸にズドン!とくる作品でした。
自身の事を語らせてもらえれば、この期間 コロナの影響で永年勤めた職を失い ハローワークがパンクするのではないかと云う状況下で漸く得た仕事がコロナ関連(何処のとは言えないが…)の問合せ窓口の仕事でした。
まぁ問合せと言えば聞こえは言いけど、早い話ほぼクレームしかない窓口だったのです。
中には何時間も怒鳴り続ける人、冷静に只々あらゆる不満をのべつ幕無しに話す人…
ただ、ある程度そう言った作業(?)に慣れてくると″聞き流す″といった技も出来てくるし 何より内心″よくここまて語れる知識(?)を持ち得てるのって 何か凄いよなぁ″なんて ある意味感心しちゃったりなんかして^^;
とは言え かなりストレスになっていた事は間違いないのですが。
それでも身を以て闘ってこられた医療従事者や其のご家族、更に言えば此処では語り尽くせないコロナ感染者の受け入れをされていた宿泊施設や関連業者の方々…
そう言った多くの人々の御苦労や御心痛を思えば 私のストレスなぞ あまり大した事ではなかった様にさえ思うのです。

また、この映画ではマスメディアやソレに踊らされた多くの無責任な言動や動向にも視点が向けられているのだが、
ただ、何を隠そう私自身もアノ期間 自身の住む地域が感染者が当初は少なかったのにGW期間中に急激に感染者が増えたと云う報道に内心″なんでこんな時期に帰ってくるんだ!!″と密かに憤っていた一人なので他人の事をとやかく言えた義理ではない…

とにかく、この映画は一人でも多くの人に見てほしいと思える作品でした
ただ…2時間ほどでは紹介しきれない部分も多々あったでしょう。
中でも 映画の比較的終盤に出てくるクルーが隔離されていた何とも言い難い劣悪な環境、、、
それなのに身を呈して乗客に心を配る姿勢には心底胸にくるものがありました

きっと、この映画でも表現しきれないあらゆる人々のあらゆる犠牲の上に今の私たちの生活が成り立っているのかも…とさえ思える作品でした。

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fys

5.0真実からのメッセージ

2025年6月13日
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泣ける

知的

小栗旬、窪塚洋介、松坂桃李、池松壮亮四人の主役を盛り上がる周りも主役であった。

未知なる病魔ウィルスとの闘い。分からないことだらけ、めんどくさいことばかりを一つ一つ解体
させ国を動かしルールを壊していく実在の人達は
メディアに批判されながらも人道的に医師、看護師、船舶のクルー、乗客がもがき苦しみをまとめ上げている。

結城先生の言葉『やれる事はやる』
この言葉は好きなシーンです。

この映画を通して、真実を振り返り起きたことは
違った形で新時代に起きる。
人道的に動き伝え続けていく必要性はある。
誰かがやらなくては未知も開かない。
医療関係者、クルー、乗客の家族への'非難中傷'
追詰めてゆく。気概。
何故だか人間は人間に不信を飢えつける習性に
背を向けず、真実と向き合っていく医療関係者
達の使命は感謝であります!

素晴らしい作品の初日に立ち会えて拍手を贈りたいと思います。

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ねゃん仔猫

4.0あの頃を思い出す、振り返る

2025年6月13日
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知的

もう5年前のことなのかと。
当時職場で初の感染者が出た時に、一体何をどうしたらいいのか、ロッカールームを消毒すべき?どうやって?外注?どこに?ただ必死で目の前に転がる情報に踊らされていたように思います。
それもこれも今無事に生活を営めているからこそですが…。

マスコミに踊らされていた裏側を、細かく丁寧に描いていると思いました。俳優陣がもう圧巻なのでそれだけでも注目度は高い作品ではありますが。

ただ、これは全くこの作品が悪い訳ではないのですが、同時期の国宝がとにかく凄くて…。ちょっと自分の中で基準が厳しくなってしまったかもしれません。

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さかもと

4.0闘うってウイルスだけじゃない

2025年6月13日
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泣ける

悲しい

怖い

 自分はあの日あの時マスコミ側に立っていなかったか、SNSに踊らされていなかったかと改めて思い出していた。本当に尽力してる人たちはそんな世間に対して弁明や説明をするよりも、目の前の命をただ救うことだけを考えていた。もし、私があの船内にいたらと思うと怖ろしい。もっと冷静に物事を見れる目をもちたい。
 あと、驚いたのは受け入れ拒否する病院や医師や看護師がかなりたくさんいたという事実。それは世論とか患者さんからとか周りの目を気にしてのこと、そして自分たち自身が罹るかもしれない恐れからくる拒否なのか……悲しくなってしまった。
 こういう世に訴えかけるようなリアルな作品が他にも増えると良いな。名も無き人たちがもっと報われてほしい。

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ふたり映画

4.0あなたはあの頃どこで何をしていましたか

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

知的

あれから約5年。
未知のウイルスとの戦いに立ち向かった関係者の方々には感謝しきり。本当に頭が下がります。

実際は、打つ手打つ手がこれほど上手く行かなかったかも知れません。それでも、最善と考えられる手を打ち続けた方々への心ない仕打ち、当時も作品内でも胸が痛みました。

誰もが不安だったのは確かでしょうが、どこかで面白がっていた所はなかったか、自問自答する機会にもするべきだなと思いました。

OKY おまえ、来て、やってみろよ
などと言わずに、各自の役割を全うするプロフェッショナルの姿、劇場で観て自分の生き方を再考する機会になると良いと思います。

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WKB
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