「セリフの重み・深み、本能にぶっ刺さる猛烈な感動!」フロントライン ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
セリフの重み・深み、本能にぶっ刺さる猛烈な感動!
俳優陣による演技、セリフの重み・深みが実に素晴らしく、
私の本能にぶっ刺さる作品だった。
割と冒頭から涙が止まらないほど心が震え、刮目して最後まで鑑賞した。
俳優陣、それぞれ素晴らしいが、
窪塚洋介、いちいち心に刺さる物言い、熱いパッションを演じる仙道からは感じた。
池松壮亮、家族の協力を得ながらも命に向いあう熱い思いに共感できた。特に缶コーヒーを一気飲みするシーンは秀逸。
松坂桃李、いけすかない官僚かと思いきや、その熱い思い&結城との対話には感動を覚えた。
森七菜、顧客目線での寄り添い感が素晴らしく、冒頭に感動できたのは彼女の演技あってのことだ。
小栗旬、船には乗らずに本部機能としてDMATの仕事及び命を守るために、さまざまな交渉や調整を加えていく役割に感動。
桜井ユキ、報道の本質に気づく心の変遷の演じ方が秀逸。
※窪塚洋介のセリフの言い回しがすごく好き、真似したくなるくらい好き
自分が報道で見ていたダイヤモンド・プリンセスとは大違いで、
中で何が起きていたのかの真実を知ることができ、映画に感謝しつつ、医療従事者への感謝の念を絶えず感じることのできる
秀逸な作品だと思う。
きっと医療従事者とその家族に差別的な扱いをした人もいるだろうが、
本作を観てどう思うか、自分の心に問う、そんな作品に仕上がっていると思う。
こんなに心にぶっ刺さり、ずっとフィジカルに心が震え、泣いていた作品は類を見ない。
多くの人々に観てほしい。
心からそう思う作品だ。
共感ありがとうございます
仰る様に今年一番ヘビーに心に刺さる作品でした。
使命感を貫く医療従事者、クルーの姿には感涙でした。
5年前の大反省もしました。
当時は批判的なTV報道を真に受けてしまいました。
ダイアモンドプリンセスの船内で何が起きているのかという想像力が圧倒的に欠けTV報道に同調してしまいました。
本作を観て改めて、多面的に真実を捉えなければ真実の実態は見えないと実感しました。
5年前当時を踏まえて、本作を是非多くの方に観てもらいたいです。
ダイアモンドプリンセス号の真実を知っても貰いたいです。
では、また共感作で
仙道、ブレない信念だけでなく、それを相手に強要しない飄々とした軽さも魅力でした。
寛子を演じた森七菜は、優しさだけでなく強さも感じ、あの年齢で見事だなぁと唸ってしまいます。
あと今作は滝藤さんが非常によかった!
こんにちは。
窪塚さんの台詞の言い回し、ブレない信念、パッションを感じましたよね!!
どんな風に真似しましょうかねw
自分のバディが、上司が、あの様な立ち居振る舞いでそこに居てくれるだけで、周りはどんなに心強かったでしょうね。
仙道のモデルとなった近藤先生も実際にあの場でジョークを言う程通常心でいらしたそう。
それが阿南先生(結城のモデル)も心強く、でも驚いたそうですよ♪
共感ありがとうございます!
まだ公開二日目ですが、ネット予約の座席表が味付け海苔みたいに真っ黒になっていて、関心と好評の度合いをひしひしと感じます。今年もまだ半年ですが、年間を通して絶対に上位に来る良作だと思います。
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