「最前線で守るべきは、この国か、目の前の命か。」フロントライン ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
最前線で守るべきは、この国か、目の前の命か。
初日初回大入り!
リアルタイムで世界中が経験した、あのパンデミックを描いた作品とあって、皆さんの関心の高さが伺えます。
(本作→ドールハウスと行きたかったんだけど、こっち、12:00終わり、あっち、11:40開始でさすがに無理ゲーだったorz
10分かぶりならイッちゃうけど20分は、、、戦えなかったorz)
日本で最初の新型コロナウィルスの集団感染が発生した「ダイヤモンド・プリンセス号」
中では何が起きていたのか?
事実に基づく物語です。
2000年2月の出来事なんですね。
"もう"なのか"まだ"なのか。
あれから5年経ちました。
毎日どの番組でも何時でも、TVに映し出される「豪華客船」
子も小さかったし、横浜港は近いので、毎日緊張しながら行方を見守っていた事を思い出しました。
あの頃はまだまだ未知のウィルス。
感染したら「死」というイメージで、とても恐ろしかった。
日本には未知のウィルスへの対応が出来る専門の医療チームがなかった事もあの時初めて知りました。
そんな中要請を受けたのは、地震や洪水などの災害時に対応する派遣医療チーム「DMAT」
専門外の医療チームの皆さんが最前線に立って戦ってくれていたんですよね。
今更ながら本当に頭の下がる思いでした。
政府の対応が遅いとか、いつまで隔離しておくのかとか、逆に、家に帰しても大丈夫なのか、などなど、マスコミ含め我々も好き勝手に発言していたように記憶していますが、先ずは何よりも、この最前線で戦ってくれた医療関係者の方々はじめ、最善を尽くそうと尽力してくれた官僚やクルー達に心を寄せるべきでした。
乗客の方々も船内という閉鎖空間で長い間隔離され(23日間!)不安で不安で堪らなかったと思います。
ましてや家族が感染したり、自分も症状が出てしまったら。。
想像を超える精神状態だったと思います。
お辛い経験になった事でしょう。
どうかトラウマになっていませんように。。
そこで働く人々の事を考えれば、安易に受け入れますと言い難かった医療機関の立場も分かる。。
だけど誰かが手を挙げなければならなかった状況で、申し出てくれた病院や宿泊施設を提供してくれた方々の存在も忘れてはいけませんね。
この未曾有の事態を一致団結して乗り越えようとした方々の存在。
医療に携わる者としての信念を曲げる事がなかった皆さんの、精神力の強さを見せつけられました。
戦うべきは未知のウィルスであるはずで、
そこに注力したいのに邪魔が入る。
責任を取りたくない官僚や、視聴率至上主義のマスコミ、厳しい世論とも戦わなければならなかったのだと知り、心が痛みました。
安全地帯で無責任に発っする事が、こんなにも現場の方々を傷つけて、邪魔をしている事になるんだと痛感しました。
結城先生、仙道先生、真田先生、厚労省の立松さん、船内スタッフの鳥羽さんなど、実際にモデルになった方がいらっしゃるのですよね。
(真田先生を演じた池松君。
常にマスクを付けっぱなしにして顔に
"マスクの跡"を付けたそうです)
改めて感謝とお礼を申し上げたい気持ちでいっぱいになりました。
人ごとではなく、自分事として観られる作品です。
風化させない為にも是非!
ここで終われば良いものを。。
やっぱりひと言失礼しますm(__)m
作品としては、脚色されている部分があるのは承知ですが、マスコミの描かれ方が極端過ぎでは?と思ってしまった。
(そうじゃないと信じたい気持ち含め)
ちょっと残念。
アイラブみつけんさんがあんなに酷い奴だったのはカナシミ〜でした。
あ〜ゆうゲスも巧いからやんなっちゃううううー
桜井さんの心変わりもチョロ過ぎて(°▽°)
小栗君は例のアレのおかげ(せい?w)で、英語、勉強したんだな〜と伝わったw
森七菜ちゃんはもっと英語頑張れーー
ともあれ、小栗君、窪塚君、池松君、桃季君、4人のキャラと関係性に萌え過ぎて燃えた。
個人的MVPは桃季君!
些細な表情の変化とセリフのトーンが良かった。
(ほくろ、デカくなってた?!w)
特に後半。
周囲からは結構すすり泣き聞こえたが、乾いた女のワタクシはやっぱりドライアイ。。
だけど、コーヒーのくだり、ちこっとだけグッとキタ。
滝藤さんが良かったってこと(^。^)b
○追記
本作の関連記事、FRAU、毎日新聞、NHKなどのインタビューに応える阿南先生、近藤先生の記事を読みました。
先生方の信念と決断、行動力には改めて感謝しかないし、同時にとても心強いなと思いました。
私たちの心無い差別や暴言によって深く傷ついた医療関係者の方々も多かったのに、それでも我々に心を寄せてくれている阿南先生は正に、この作品に登場するヒーローそのものでした。
阿南先生、近藤先生、お互いを"あなんちゃん""こんちゃん"と、"ちゃん付け"で呼び合っているそうです。
何故だか涙が出そうになりました。
多くの方に観て欲しい!
お友達にも薦めます。皆さんも!
たくさんの共感、コメントありがとうございます!!
高校にはいってからは、楽しい思い出ばかりで、本当に楽しませてもらってます。
修学旅行も長野やディズニーシーに行けて、
みんな笑ってました!
外国に住みながら外国の映画館で映画を観るのに憧れがあるので、英語の勉強、邁進していく所存ですっ!
共感ありがとうございます
レビュータイトルですが、命を守ることが国を守ることに繋がると思います。本作の序盤のシーンで、コロナ陽性、陰性で考えるのではなく、命の危機にある重篤な患者を最優先するシーンがありますが、その通りだと納得しました。
マスコミが醜悪に描かれていますが、彼らは我々の好みそうな話題を提供したにすぎません。彼らは我々を映す鏡だと思います。
テレビを見て、何やっているんだ、こうしなきゃダメだろう、ああしなきゃダメだろうって自分勝手なことをつぶやいた自分が、今となっては恥ずかしいです。
他人事のような感覚だったのを映画を観て自戒しました。
日本で起きたことですから、もっと真剣に自分事として考えるべきでした。大反省です。
共感、コメントありがとうございます。
久しぶりに心底熱くなって、みんなに観てほしい、考えてほしいって思える映画でした。
いや〜、良かった。そして、語りあいたくなっちゃうんだよね。
余談ですが、自分は「フロントライン」→「ドールハウス」の連チャンでした。どちらも楽しませてもらいました!
なんだか改めて、安易に批判する土壌が問題だなぁと感じました。
もちろん軽率な判断や利己的な行動は別です。
しかし本作のように命懸けのリスクを背負って必死に決断をした人間を、行動すら出来ない人間が責める資格なんてない。
失敗したとしてそれはただの結果だし、そこから得た情報は必ず次に繋がる。
だからこそ滝藤さんの「教えてよ、色々」が出てくるんですよね。
共感&コメントをありがとうございます!窪塚君演じる仙道先生の「そこは行ってこいって・・・・」というセリフを小栗君演じる結城先生にPCを通して言うところがグッときました。確か予告でもつかわれていて、本編で観ると、より刺さりまくりました!!
お褒めいただき 望外の喜び🤩ありがとうございます。マジ感動🥹🥹🥹
しかし 私の文章 思いつくままで あんまり深く考えて無いんですけどね。
貴殿の文章の方が 立派ですし 人道的 深い 医療従事者さまには頭が下がります。
私は ただ 反骨反発なだけで 自分が実際に見ていないコトは信じないだけにすぎません。すみません。🙇
この作品は違うかもしれませんが 美談には裏がある のは太平洋戦争学ぶ中で骨の髄まで叩き込まれたので
親が まさに価値観のどんでん返し 世代ですので。
まあただ 引用されるのと お褒めのお言葉は ありがたいです😊😭
英語の違い🟰わからじ ごめん🙏なさい 所詮はその程度で。
いずれにせよ ありがとうございました😊😭 併せて 医療従事者さま 勿論ありがとうございました😭
ますゴミはショボかったですね。
こんにちは。M・インポッシボーへのコメントありがとうございました。
>マスコミの描かれ方が極端過ぎでは?
御意!
>アイラブみつけんさんがあんなに酷い奴だったのはカナシミ〜
御意!
>コーヒーのくだり、ちこっとだけグッとキタ。
御意!
(満塁本塁打さんの影響をそこはかとなく感じ。。。)
ゆきさん
コメント、共感ありがとうございました。
マスコミ描写は極端でしたね。
現場の医療者たちも美化しすぎに感じた部分もあり、自分としては実際に見たコメンテーターや動画をアップした専門医、書き込みしていたネット民が大変リアルに感じた部分です。
それでも映画としてのキャラに引き込まれ滝藤さんにはまんまとやられてしまいました。
共感ありがとうございます!
コロナ禍から一息ついて、この映画の観客がどのくらいになるか心配だったんですが、ふたを開けたらビックリ、座席表が味付け海苔みたいに真っ黒になっていたので、関心の深さを実感できました。
こんにちは
共感コメントありがとうございます。
当時、未知のウイルス(コロナ)は恐怖心しかなかったです。
厚労省役の松坂桃李くん良かったです。声も素敵ですよね。
おはようございます。
今から、チャリンコに乗って藤田病院の辺りまで行ってきます。
でね。先日の海老蔵ではないですが、”小栗君は例のアレのおかげ”
が分かりません・・。(涙) ではでは。
今日は、曇りだから、朝日のパワーを貰えないなあ・・。
小栗旬さんあれのあと戻ってきて良かったですね。
松坂桃李さんははじめ嫌な奴と思ってたら良い人でした。松坂さんならではでしたね。
本当に他人事でなく自分事として観られる、観るべき作品でした。
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