「控えめに言って糞ドラマ」Demon City 鬼ゴロシ Elgolviaさんの映画レビュー(感想・評価)
控えめに言って糞ドラマ
何が魅せたかったん?バリバリのアクション映画は日本でもできますよを表現したかったのか?裏社会の恐怖を見せたかったのか。
テーマも解らないし、リアルさもない。
まず、作品の背景設定からして終わっている。
なぜ殺し屋という最も弱みを握られてはいけない職に就いている奴が家族という最大の弱みを持っているのか。
こうなることぐらい予測できたでしょう? 予定調和すぎます。 これも予測していなかったなら学力0。小学生未満です。妻を殺し、娘に最上級の恐怖を味合わせたのは主人公自身です。アホ過ぎます。
そして「伝説の殺し屋」と言われている以上、何十人,何百人と手にかけてきたと思います。
そんな奴が自分の家族だけは助けて欲しい?何言ってんの? 私情全回で命乞いしてカッコ悪すぎる。
そもそも「もう殺し屋止めるんで、自分には手を出さないでください」って言って、ファミリーを何人も殺されたり、四肢切断されたヤクザ,暴力団が「そうなんですね。ご苦労様でした。お幸せに。」とでも言うと思ったんか?
そして、復讐の動機がそんな予定調和で主人公に殺された家族の報復。
もうやめて下さい。これ以上私の殺し屋のイメージをカッコ悪くしないでください。
ライフ0どころかマイナス行って、ゾンビ状態です。
殺し屋は勿論のこと、ヤクザですら絶対にやらないことを平気でやる。
いや、これやったら証拠残るじゃねーかってのも全部やって、とにかくグロ、暴力の恐怖を演出しているように見える。
とにかく全部殺せばいいって感じ作品自体非常にチープ。皆殺せば視聴者が喜ぶと思ってる?我々は馬鹿にされているのか?
色々やった後は何でも片付けられる掃除屋さんが片付けてくれるんですよーですか?
掃除屋さんが片付けやすいように、掃除屋さんが仕事をすれば証拠が0になるように動くのがプロです。
関係ない人もわざわざ殺して消さなきゃいけない証拠増やすし、絶対に消せない証拠はばんばん残すし。
撃たれて死んだと思ったやつは実は生きてましたー♪ 等の演出も多い。
他演出も使いまわし使いまわしで見どころシーンも何もなし。
何ですかこれ?昭和映画ですか?
途中で眠たくなってうとうとしたと思ったら、いきなりの銃撃音で睡眠導入剤にすらなりません。
笑い所も全然無し。ビートたけしが作った任侠映画の方もつまらなかったですが、あっちの映画の方が数倍マシです。
お金払ってもらってようやく見てやるかどうかというレベルです。
ハッキリ言って時間を無駄にするだけなので、アンパンマン見てた方がよっぽど有意義に過ごせます。