ドールハウスのレビュー・感想・評価
全405件中、321~340件目を表示
近年のB級Jホラーとは一線を画す、実力派監督、実力派俳優陣、ちゃんとした予算でのホラー映画として面白い。予告編の長澤まさみの笑顔が一番怖い!
古い人形を巡る怪奇怪奇譚という、超オーソドックスな内容を、Jホラーとは門外漢のベテラン監督が、従来のJホラー作品に影響されずに、一からオリジナルとして作った作品。
しっかりとした実力派監督、実力派俳優陣によって、ある程度の予算がかけられている作品で本当に良かった。
最近の「安い早いコスパがいい」低予算B級Jホラー、場数を経験するための?新人やアイドルグループメンバーの主演、余りにも予算が掛かっていないロケ撮影に、飽き飽きしていた「女優霊」「リング」「ビデオ版呪怨」以降のJホラーファンとして、久々に溜飲の下がる思いです。
予告編にもあった長澤まさみの笑顔(おかえり~)が怖い。
さらにそのカットに続く、座ってる人形に驚く瀬戸康史の場面の撮り方も実にうまかったので、長らく期待していた作品でした。
実際に鑑賞した後も、結局、この2カットが一番良かった。
人形と思って殴ったら娘?とか、普通の映画なら調べても何もないとなるところ、CTスキャンしたら骨があるとか、よく考えたら超おどろおどろしい人形製作の工程とか、単なるジャンプスケアではなく、また必要以上に汚なく観にくくなりすぎない、演出、話による怖いシーンがメインなのもよかったです。
前述の俳優陣では長澤まさみの傑出した上手さ、主役二人の良さに加え、田中哲司によるいかにもそれっぽい雰囲気が一切なく、仕事でやってるリアル感と一番大事なところで抜けてるところが面白い。
こちらも普通に仕事でやってる感じがいい安田顕らが脇をしっかり支えてます。
唯一、終盤にかけて島に行くあたりから「リング」に似た雰囲気になるのが残念でした。
酷評されまくる一部のJホラーよりはずっとマシか
今年146本目(合計1,687本目/今月(2025年6月度)9本目)。
日本で放映される、日本語で作成されたホラー映画(いわゆる、Jホラー映画)は、監督さんが少なく、少ない中でも切磋琢磨しないのか同じような展開が多くて、これから6~7月とホラー映画の数が比率的に増すところ(6~7月はほぼ毎週1本は入っている状況)、クオリティの低さに呆れて、韓国映画等、日本から見ても文化理解の推定がしやすい映画に流れる向きもありましたが良かったところです。
今では地域によっては廃れてしまった「この文化」ですが、しっかりと保存されている地域もあるし、伝承としてはよく知られているものなので、それを踏まえてホラー映画として完成させ、極端な穴がない(気になる点は後述)ところまで仕上げたのは、やはり今、どうしても低レベルとしか言えないJホラー映画の競争のグループに一石を投じる意味において意味があったのでは、といったところです。
特段日本の文化について古い知識が求められることもないし、必要とされる知識も明治維新以降の近代日本以降の知識にほぼ限定されるので(一部例外あり)、日本に適法に住んでいる外国人の方等にもおすすめといったところでしょうか。
余り触れている方が少ないのですが、法律系資格持ちとして気になった点は以下まで書いておきます。なお、ネタバレ防止の観点から一部、あえて伏せている部分があります。
---------------------------------------------------------
(減点0.3/刑法189条に対する配慮が足りない) ※ ネタバレ防止のため条文番号でのみ記載
後半のシーンですが、勝手にそのような行為を行うことは刑法に触れます(もっとも、道徳的な観点から設けられた罪に過ぎないのは確か)。
※ 日本では「この作業」は、「その作業をメインに行う業者」と行政書士との共管業務に近いところがありますが、それは「その作業を行っても良いですか?」と行政に確認してOKをもらった上で行っているのであり、無許可で行うと刑法上の問題が出ます。
※ 特にこの点に関しては、いわゆる心霊スポットにおいて「この行為」を真似する方がいますので(いわゆる迷惑youtuberのお話)、書いておくべきだったのではとは思えます。
(減点0.3/事務管理と無権代理)
事務管理の管理者にあらゆる代理権が与えられているのではないので、勝手に第三者と契約を結んでも本人の追認がない限り、(表見代理の条件を満たさないなら)無権代理にしかなりません。
(減点0.1/後半のフラッシュ連発が厳しいところがある) ※ネタバレ防止のためあえてぼかして記載
後半のあるシーンで、フラッシュを連発して使うシーンがありますが、やや光の点滅について配慮が欲しかったです。
(減点0.1/民法194条に対する配慮が足りない) ※ネタバレ防止のため条文番号でのみ記載
194条は広く「公の市場や商人」に対して適用があるので、いわゆる「専門店」においても適用があります(それらの施設の管理者が悪意の場合を除く。194条参照のこと)。
---------------------------------------------------------
「2回目です。田中哲司さんいい」
怖かった
5歳の娘・芽衣を事故で亡くした鈴木佳恵と夫・忠彦は悲しみの日々を過ごしていた。特に佳恵は自責のため精神的におかしくなり家事も出来ず薬を欠かせない状態だった。そんなある日、青空骨董市で芽衣に似たかわいらしい人形を見つけて購入し、我が子のように愛情を注いでいくうちに、佳恵は元気を取り戻していった。そんな時、佳恵は再び妊娠し、新たな娘・真衣が生まれた。新しい娘の誕生により、2人は人形に見向きもしなくなった。やがて、5歳に成長した真衣が押入れの奥に納めていた人形を見つけ、人形をあやちゃんと呼び遊びはじめると、一家に奇妙な出来事が次々と起こるようになった。人形を手放そうし、捨ててもなぜか家に戻ってきた。専門家に相談し、人形の供養をしようとしたが、実はその人形には驚きの秘密があり・・・さてどうなる、という話。
まず、ドラム式洗濯機での窒息事故は実際に何件も起きていて、機密性が高いから、中に入ったら容易に出れないし、声も外へ聴こえなかったのだろう。本当に注意しないといけないと思った。
運転してなくてもロックがかけれるチャイルドロックの付いたものや中から蓋が開けれる機能の付いた洗濯機も有るらしい。未就学生の居る家では洗濯機の機種選びもそういった機能のついたものを選ぶ必要があるんだな、と思った。
あの人形だけど、ほんと怖かった。
人の骨に粘土を付けて作るなんて怖すぎる。動物の剥製みたいにして作った人形って事だよね?実際に動くわけないが、貞子みたいな怖さが有った。
佳恵役の長澤まさみ、忠彦役の瀬戸康史は素晴らしい演技を見せてくれた。
呪禁師役の田中哲司、警官役の安田顕も怖さの演出に貢献してた。
今野浩喜はお笑い役だね。他の人形が見えるように焼かれてたのに、あの人形だけ包まれてたのは違和感が有ったし。
怖かったけど面白かった。
構成の巧みさ 脚本・脚色の妙‼️俺を最後まで『怒らせた』実力は相当なものだよ❗️
俺って ホラー的なものは
恐怖🫨→理不尽さへの怒り💢 で昇華するわけね。ふざけんな💢ってね・・
それが 俺の ホラー怪奇映画への最高評価❗️
本作は それに当てはまる構成の巧みさ。上手さ
最後は 最高レベルにムカついていた💢 日本人形への怒り💢爆・💥 ・・それだけ本作が良かった ということです。
もう 80年後だか100年後だか❓の他人様にまとわりつくなよ💢ってね。
観客席 衝撃🫨の驚きの絶叫❗️こんなの 戦場のピアニスト ポランスキー監督 ナチス突き落とし蛮行以来だよ。
もうね 日本人形の時点で怖いに決まってるんだよ。
西洋の人形と違い 目線がやばい😨
子供の頃怖かったなぁ トイレの近くに日本人形 夜 トイレ行くの 怖かった。
見ちゃダメだ❗️見ちゃダメだ❗️ 暗闇 →見てしまう 目が合う なんか 若干 目が動いたような
超恐ろしい もうオシッコなんてどうでもええがな オシッコ中も 後ろから見られてる恐怖🫨毎日苦行だった。
あんまり恐怖すぎて 今は亡きおふくろに それが なんで飾ってあるのか❓すら聞けなかった。
5年くらい経過して 自然に消えてた。
もう そういうテイスト満載 てんこ盛り‼️超ムカついた💢←褒め言葉です。
もう こっちが 音を上げる レベルの 執拗さ❗️最後まで 引っ張るわぁ。
もう 長澤まさみさん 瀬戸康史さん 風吹ジュンさんはいうまでもなく
呪禁師 祈祷師みたいな 田中哲司さん 警官の安田顕さん ほか子役さん含め皆さん俳優陣が大健闘❗️
やばい やばい 早く 逃げろ ツーか 捨ててしまえ💢的な💢
しかも 終わりそうで全然終わらない。
不満❗️ 悪は悪に徹して欲しい 良く考えると中途半端に人道的 なのが 俺的に ムカつかなかった
これは 映画館で ストーリーに触れないとわからないヨ‼️是非劇場で確認して❗️
あと 時計の場面 わからじ。
有料パンフ🈶 は@990円 を考えると 普通だよ 観客のレベルに合わせている。
なんか 島の道は 実写みたいだよ❗️
人形デカすぎだが それも良し❗️の怪奇作品。心が荒んだが面白かった。
あっ❗️日本人形は タダでも要りません。
なんか優しいホラー
前半こそ予想通りのホラー展開でしたが
軽薄で中身の無いYouTuberや、人形を転売しようとして事故死する僧侶等、突然の現代的要素の取り込みに不安を覚え、霊媒師の登場や警察に人形を押収されるくだりには冷や汗すら感じましたが(笑)、後半には「決してハッピーエンドには終わらせない」という矢口監督の意気込みを感じ、ラストシーンでニンマリ笑わせてもらいました♪面白かったです!
物語のきっかけとなる長澤まさみが愛娘を洗濯機で発見した時の半目絶叫には「女優魂」を感じました♪
長澤まさみの顔芸
なかなかの良作!
人形モノだし、ミーガンみたいに時折クスッとするB級ホラーくらいかなと、あまり期待せずに観たのですが、ビビるくらい良かった!
(長澤まさみちゃんとかが、B級モノにも出るんだねーとか油断してましたw)
俳優陣もヤケに豪華でしたね・・・
最近のホラーで、映画館で男女問わず「キヤー!ウォッ!コワイコワイ!ダメダメ!」とかって悲鳴が上がってるの久しぶりの光景だわ。
ほぼ満席だったのもあるかもですが、これは映画館で観て良かった!
終わり方も秀逸でした。ホッ😌、ハッピーエンドか・・・と泣かせておきながら・・・なぬっ!!!と。
日本のホラーもまだまだいけますね!
そして長澤まさみちゃんは、薄化粧でもホント綺麗でした😌 ビビり演技は完璧です!
トラウマレベル
マジ怖かった。ラストの意味を考えると余計に気味悪い。音も映像もトラウマレベル。背筋が凍る感覚。家帰って怖くて電気消せないし洗濯機も開けられなかった。ところで、安田顕さんと今野さんはどーなった?
マイルドめホラー映画
Japanese Horror
【今現在巷では"怪談話し"が密かなブームのようです】…ある統計によると約半数の人が何らかの不思議な体験や奇怪な体験をしているらしい…だからか少なく無い数の人達は霊を信じているらしい…。。
なかなか面白かったです。観ていて初期のジャパニーズホラー"リング"を思い起こした。あれも男女2人が主人公だ。そして"リング"は井戸、此方は大きな甕棺(かめかん)だ。その中に落ちる(リングは降りる)描写も同じ。ラストのオチの感じも似ている。
ジャンプスケア(音は無いが映像はあります)は殆ど無いのでそれらが苦手な方にも観れる作品となっている。海外の目にも耐えうる映画であると思う。しかし海外はジャンプスケアが好きなので無理か〜… でも血も飛ばないし死体も映らないのである意味、ソフトホラーでいいんだけどなぁ。。 日本特有の怨念とか、色々と想像させる描写が上手いので…。同じドールホラーでも"ミーガン"よりも全然こちらの方が怖かったしそれは私が日本人だからか⁉︎
【追記】2025.6.16
映画.comニュースを観たら既に20ヵ国以上で上映が決まっているようですね。大変良かったです。面白いしスラッシャーホラーとかでは無いので何処でも上映出来るでしょう。あるレビュアーさんが書いていたんですが「ホラー」と紹介しないで(間口が狭まるので)との配給会社のコメントは…なんだかなぁ…と言う感じです。。 この国は何処まで気を使うお国なのでしょうか⁈ まぁ「ミステリー」との紹介で沢山騙された人が来れば"正解"となるのでしょうが…。。 そう言えば、私が観た回も小学生ぽい子が親と来ていたし。
中盤まではホント怖かった、鳥肌もんでした。 しかし後半あたりから、...
新ホラーアイコン「礼」ちゃん誕生?
設定自体は既視感しか無いが、長澤まさみが普通の家庭に入るとあんな感じになるのか、とか余計な事が頭をよぎり、冒頭は少し集中力を欠いてしまった。
なぜこの設定の映画を撮ろうと思ったのか、原案、脚本も兼ねている矢口監督に聞いてみたいくらいだが、必ずどこかに変わった設定やダントツのオリジナリティが観れるはず、と思いながら鑑賞していた。
でも不思議な事に何となく面白かったという印象を持ったのは、中盤以降から安田顕、田中哲司、今野浩喜、品川徹などメジャー?俳優がポン、ポンと出てくる映画としての楽しさによるものだったのかも知れない。
非常に不幸な出来事に紙一重で耐える母親を長澤まさみが頑張って演じているが、不要になった人形の扱いに不自然さを感じたし、見守りカメラに人形が動いてる映像が全然なかったり、そもそも人形が売られていた時には何も起こらなかったのかなど気になる点が沢山あった。
怖さにそこまで特化せず、かと言って家族で楽しめるには少しだけハードというターゲット不在の映画という印象。
瀬戸康史の人形がテーブルに座ってるのを見てコントの様に驚くシーンが監督からの演技指導だとしたら少し悪ふざけ過ぎw
全405件中、321~340件目を表示