劇場公開日 2025年6月13日

「新ホラーアイコン「礼」ちゃん誕生?」ドールハウス カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5新ホラーアイコン「礼」ちゃん誕生?

2025年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

設定自体は既視感しか無いが、長澤まさみが普通の家庭に入るとあんな感じになるのか、とか余計な事が頭をよぎり、冒頭は少し集中力を欠いてしまった。

なぜこの設定の映画を撮ろうと思ったのか、原案、脚本も兼ねている矢口監督に聞いてみたいくらいだが、必ずどこかに変わった設定やダントツのオリジナリティが観れるはず、と思いながら鑑賞していた。
でも不思議な事に何となく面白かったという印象を持ったのは、中盤以降から安田顕、田中哲司、今野浩喜、品川徹などメジャー?俳優がポン、ポンと出てくる映画としての楽しさによるものだったのかも知れない。

非常に不幸な出来事に紙一重で耐える母親を長澤まさみが頑張って演じているが、不要になった人形の扱いに不自然さを感じたし、見守りカメラに人形が動いてる映像が全然なかったり、そもそも人形が売られていた時には何も起こらなかったのかなど気になる点が沢山あった。

怖さにそこまで特化せず、かと言って家族で楽しめるには少しだけハードというターゲット不在の映画という印象。

瀬戸康史の人形がテーブルに座ってるのを見てコントの様に驚くシーンが監督からの演技指導だとしたら少し悪ふざけ過ぎw

カツベン二郎
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