「50代の恋愛とは儚いもの」平場の月 キムキムさんの映画レビュー(感想・評価)
50代の恋愛とは儚いもの
映画:平場の月 総合点2(ストーリー2、感情移入0)
50代の恋愛とは儚いものであると感じさせる映画だった。
中学生の時に初恋だった相手が、故郷に訳ありで戻ってきて、偶然な出会い、久々に居酒屋に行き、親密になるにつれてお互いの事情を知り合い、少しずつ互いの隙間を埋めてあげようとするふたりの存在が描かれている。若いころの自分と重ね合わせて、これからは平凡な人生で年老いていくのかをお互いに感じる心の隙間がある。お互いのことを考えて精一杯過ごそうと行動する中年の男女、互いに気を使い合う純な感じがありながら、ストーリーは進んでいき、ラストシーンはどうなるのだろうかと少し不安に観ていた。私の評価は低めにしたが、現実をしっかり描けているのは良かったと思う。私も50歳で考えてしまう映画だった。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
