ダブル・スナイパー

国の暗殺を請け負う狙撃手が、裏切った依頼主を相手に死闘を繰り広げる物語。

あまり期待せずに鑑賞し始めましたが、緊迫感溢れる佳作だと思いました。
高層ホテルの窓越しに狙われる主人公達。身動き出来ない状況に手に汗握ります。

狙撃だけではなく、格闘戦や近接戦闘等もあり、迫力やアクションのバリエーションも豊富で、飽きを感じさせません。
ただ、近接戦闘の際、もう少しリアルに寄せた方が良かったように感じられました。
スナイパーに狙われるシチュエーションは、リアルを感じられていたので、少しバランスの悪さを感じました。

私的評価は4にしました。

WOWOW視聴より。
スピード感あるようで会話も多い。
最初以外は終始ホテルの一室での戦い。
活躍してきたスナイパーと新しく雇われたスナイパーとの戦い。
終わればそうだよなー的な結末だが、楽しめた。

銃で目標を殺すスナイパーが主人公の作品ですが、最初はダラダラとした会話のシーンが続き「よくありがちな戦争映画かな？」と思ってしまいました。
そして序盤までずっとそのダラダラした会話が続きちょっと退屈です。

しかし、ダラダラした会話のシーンが終り、第二幕が始まると「これはそういう映画だったのか！」と感心しました。
スナイパーが主人公の話ですが、高級ホテルの一室みたいな場所で敵のスナイパーに狙わるという話の展開で以後ずっと終わりまでその一室でストーリーが進みます。
いわゆるソリッドシチュエーションの話ですが、スナイパーがスナイパーに狙われて一歩も動けないというのはありそうでなかった展開です。

オチも大変面白かった。

ホテル最上階での狙撃バトル
迂闊に動けない状況での戦いは緊張感があって良かったし、肉弾戦も多め。

最推しのスコット・アドキンスの映画だし、アクションも良かったんだけど、この映画はそんなに好きじゃないかも。

とりあえずヒロインが良くない。
彼女の境遇を考えれば主人公に憎しみのような感情を抱くのも理解できるけど、あんなに空気悪くする必要なくない？