「天才の葛藤」キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
天才の葛藤
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レオの父が仕事のミスで落ちぶれ、両親は離婚、レオは家出。
そこで天才的詐欺師の才能を発揮、パイロット、医者、法律家・・と演じる。
1億ドルだっけ?ものすごい額をせしめ、警察から常に追われる身となる。
そんな中で純粋で天然な妻と結婚、全てを改めたくなる。
警察に電話をかけ、もうしないから追わないでとか願うが当然却下。
そしてついに警察に踏み込まれるもギリギリ逃げることに成功。
その際に妻と、数日後に空港で落ち合って逃げる約束をした。
数日後、妻は来たが警察も来てるのを察知、心を痛めつつも逃げる。
やがてフランスで逮捕されるが、長年追って来た刑事に守られ安全に米国へ。
刑務所に収容された後も刑事は定期的に会いに来てくれた。
そんな関係の中で、レオの詐欺事件への天才的捜査能力が発揮される。
こうしてレオは刑事の下で働くことを条件に釈放される。
しかし自由のない生活に、レオは逃亡を試みて空港へ。
そこには刑事がいたが、特に引き留めなかった。
どうせ週末が終わればお前は戻って来るからとのこと。
何故?と聞くと、誰もお前を追わないから、とのこと。
そして本当にレオは週明けには帰って来た。
刑事は何度聞いてもレオが答えず、謎のままになってたことをまた聞いた。
どうやって司法試験に合格した?天才過ぎて、2週間の勉強で受かったらしい。
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これは懐かしい映画。今の嫁と結婚する前に映画を見に行ったことがある。
バニラスカイだったかなあ?その時に予告でこの映画のポスターがあった。
ただそれだけでハッキリ覚えてるのも変だから、その後で見たものと思ってた。
でも見てなかったのね、今改めて見たら面白かったわ。
レオの天才っぷりも見どころだけど、刑事との戦友的な友情が一番かな。
まるでルパンを追う銭形警部やって嫁が言った。おれもちょうどそう思ってた。