「執着を捨て、自分の人生を生きはじめる」キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン Jeniさんの映画レビュー(感想・評価)
執着を捨て、自分の人生を生きはじめる
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家業が傾き、お金や世間からの信頼を失うと、家庭のバランスが崩れた。
10代の主人公は家族のため、両親のために、そのバランスを元に戻すためお金を詐欺行為で稼ぎ以前のように両親と仲良く過ごすことを夢見る。
現実を見たくなかったのでしょうね。
経験も浅い10代なので男女関係が複雑ということも知らない。
彼のした行為は彼の夢を叶える手段では全く無かったことは滑稽だが、愚直に自分を信じてお金を得ることを具現化してゆく事と努力ができることは本当にすごいと思う。
そして、キャッチされそうになり追い込まれたことで母には別に幸せな家庭があるという現実と向き合わされることになる。
それによってやっと家族から解放されるチャンスを得た主人公。そこで執着を手放せるかどうかが人生を大きく変えるのだと思う。
次のステージは自分の為に自分の人生を生きてほしい。
しかし、ディカプリオは詐欺師役がよく似合う。
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