「やはり、トム・ハンクス」キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン やま・ちゃん⛰さんの映画レビュー(感想・評価)
やはり、トム・ハンクス
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主演のレオナルド・ディカプリオがとにかくかっこいい。
パイロット、医者、弁護士に成りすましていくのですが、
どの職業もとても様になっています。
このレオ様扮する「フランク」は間違いなくかっこいいし、
映画の「主役」に相違ない。
でも、やはりこの映画をさらに魅力的にしているのが、
トム・ハンクス扮する「ハンラティ」だと思う。
すこしドジで、でも誠実で実直なハンラティが、うまい具合に「フランク」との
対比として機能している。
フランクはまだ高校生で、両親の離婚を機に家出をするのですが、
大金を持っても心はまだまだ少年。
「寂しさ」というのが徐々に表れてくるのだけど、どこまで逃げても追ってくるハンラティにすこしずつ心を開くようになる。ハンラティの誠実、実直な行動に惹かれたのだろうな。自身の行動と比較して。
だから逮捕されるシーンではハンラティの言ったことを信じ騙されたことに対しては抗議しないし、逃げようとしたが結局FBIに帰ってきたのだろう。
エンディングシーンはすこしご都合主義な気もしますが、
すっきりとした気持ちで観終えることができる映画です。
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