劇場公開日 2025年5月16日

かくかくしかじかのレビュー・感想・評価

全154件中、121~140件目を表示

3.5原作を想い出した

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

知的

観たら東村アキコさんの原作「かくかくしかじか」を思い出した。

個人的には、マンガの原作の実写版で”原作を生かして”作られた最高作は「ちはやふる」だと思っているんだが、しかし、「セクシー田中さん」で揉めたせいか、これはなんとも原作通りで驚かされた。主演のお二人も原作から飛び出して来たみたい。あっと言う間に終わってしまった印象で、原作のあの、「厳しい修業時代」や「そうそう、大学に入ったら遊んじゃうよね、ダレるよね」というマンガらしい絵の中にある原作の時間の流れを感じるには上映時間が短すぎたかも。オッペンハイマーの無駄な長さを、これにくっつけて欲しかったぞ。

明日は天気が悪そうなので、M:Iの最終回を観に行こう。

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Whiterock

4.0気軽に楽しめて良い作品でした。

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

視聴後の感想は、「あー、楽しかった!」でした。
いい意味で深く考えさせられることも少なく、
素直にストーリーを楽しめました。

今、永野芽郁さんが色々と話題になり、
本作をネガティブに捉える方も居られるようですが、私は全然気にしておらず
それよりも、本作の主人公が彼女だから困難な場面でもどこかシリアスになりすぎずに
どちらかというと見守る感じで見れたのだと思い、だから視聴後の感覚が良かったのだと思います。

自分が大事にしていることはやり続ける=行動/実行を続けることが大事だなと感じました!

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ひろや

4.5恩師と呼べる人が居ることの幸せを感じる

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

カワイイ

東村アキコ先生の自叙伝的漫画、「かくかくしかじか」を実写映画化した作品です。原作未読で申し訳ありません!

前時代的なスパルタ式・・・しかし月5000円の格安で絵画教室をひらく熱血先生を大泉洋さん好演されています。作品の良し悪しを見極める審美眼と創作の実力は一流だけど、教え方はパワハラ、モラハラ三昧の三流以下・・・なんとも不器用なところが最初は鼻につきました。

しかし、暴言を吐きつつも教え子を一人前にすべく全力で取り組む真摯な姿勢は、人を惹きつけ巻き込んでいく純粋なパワーを感じました。私も彼の人間的な魅力に吸引されてしまった様です。ついには、あの「描けぇ〜っ!」って怒鳴り声さえも頼もしく、心の支えにさえなる始末(笑)。

また、自惚れがちでさぼり癖があるけど絵を描く素質は素晴らしい林明子を永野芽郁さんが演じました。生来やればできるのに追い詰められないと本気を出せないし、出そうとさえしない意志の弱い人間の微妙な雰囲気が表現出来ていたと思います。特に大学生活、目の前の課題から逃避し現を抜かし享楽に流されて自堕落になってしまう部分は共感しかありませんでした!(笑)

いつも不器用に衝突しつつも心の中ではお互いを認め支え合う恩師と教え子・・・その二人の見据える先、将来の方向性が全く違うところがなんとも切ないですね。また恩師の純粋な、ある意味親より深い愛情を後追いで感じとれて、とても清らかで温かい涙が溢れてきました。

私にも恩師と呼べるような先生が居るのですが、今作を鑑賞し懐かしく思い出されました。幸いにもご存命ですが、いつまでもお元気でと願いつづけております。

雑音?に埋もれず、ぜひご鑑賞を。

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やまちょう

5.0宮崎の先生と絵のこと

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

 大半を回想シーンが占める。
 宮崎に住む主人公の林明子(永野芽郁)がチヤホヤされて天狗になっていた頃、日高先生(大泉洋)と出会いコテンパンにされる。林が逃げたりコケたり散々な目にあう。今、ちょっと話題の永野芽郁さん、もし偽装不倫だとしたら、大がかりなプロジェクトだなぁと、ふと思った。

 私が観たのは午前中で比較的空いていたが、鑑賞中、声を出して笑う女性が多かった。斉藤由貴さんの登場シーンも何故か笑いが起こっていた。
 主人公の心境を正直に描いている『ブリジット・ジョーンズの日記』のようなコミカルさがある。
 序盤からナレーションが悲哀に満ちていて泣けた。林明子の父親(大森南朋)の言動が笑えた。東京の岡さん(津田健次郎)の声、格好良かった(それは言うまでもないか)。

 後輩の今ちゃん(鈴木仁)の言動が面白かった。1999年のノストラダムスの大予言が懐かしい。

 林の受験勉強の方法はまともじゃなくて素晴らしい。くだらないことを暗記してテストするという試験は根絶して欲しいものだ。大学時代、金沢に日高先生が来て、炬燵じゃない場所で寝てたけど、エロは一切なかった。むむ( ゚ε゚;)。

 ぐうたらだった林の後悔や複雑な思いは、自分の人生に重ねて考えることができた。
 真っ直ぐな日高の「描けー!」が、刺さった。私も絵を描かなければ。

 大画面で観る必要はなく、実話特有のインパクトの弱さは否めず、個人的であり狭い話であるが、山田洋次監督作品のようなテイストで、良い映画に仕上がっている。

 観た後にパンフレットを読んでいたら、大泉洋さんが好演した日高先生が確かに実在していたことが伝わってきて、再び泣けた。

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どん・Giovanni

0.5やっぱりダメだった。

2025年5月16日
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難しい

東村アキコさんのファンで漫画は全て購入しています。
その中でも特に一番好きなかくかくしかじか。
観に行くか凄く迷いましたが、大好きな作品。
東村さんが脚本してる事もあり見に行きましたが...
やっぱりダメでした。色々な事が過ぎってしまい、感動的なシーンも全てなんとも言えない気持ちになりました。
原作が大好きなだけに本当に残念すぎる。

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なな

4.0健一が1番キャスティング良かった

2025年5月16日
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yumeko

2.0見せすぎ予告のせいで退屈な本編に

2025年5月16日
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原作未読で観賞。色々話題の本作ですが、シンプルに面白くなかったです。
大泉洋演じる先生が、怒鳴る一辺倒で辟易としてしまうし、更に漫画編集者もネチネチタイプなので、なんだかずっと時代錯誤のパワハラモラハラに終始しており、飽きるし疲れる…。テンポが悪くストーリーの割に長尺なので、何度も時計を見てしまいました。
あとコメディ演出がとにかくサムイし浮いてる…。

永野芽郁ちゃんは可愛く健気だったし、女優さんと作品は別物と捉えるタイプなので悪いのはそこではなく、とにかく予告編で全部見せちゃったのが良くなかったと個人的には思います。

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まだまだぼのぼの

4.0原作と芯が変わらない面白さ

2025年5月16日
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原作を換骨奪胎して、5冊9年間分の内容を2時間の映画として面白くまとめていました。
主演の永野芽郁に寄せてなのか、実際の東村さんが原作のこのエッセイマンガを執筆時には、バツイチ子持ちだったとか、学生時代の自分の内面の幼稚さや汚さ(のモノローグ解説)とかは、上手いさじ加減でマイルドにカットしてはいましたが、芯が変わっていなかった。

原作者自身が脚本も書き、東村さんの会社(東村プロダクション)自身が制作出資しているだけあって、受け入れやすい展開にまとめられていました。
実話ベースの邦画としては、佳作・良作の部類。

竹刀を使った暴力的パワハラの面は、時代だとしても納得いかないものの、先生の深い愛情と、油絵・漫画・小説全ての創作物は「描き(書き)続ける以外上達はなく、描きたくない時も描かないといけないし、サボればすぐ腕は錆びつく」ことを『描け!』の一言に込めた先生の信念は重要だと納得させられるものでした。
それを演じる大泉洋に拍手。

それだけに、フジテレビ制作+永野の不倫スキャンダルの影響はそれなりにあるのか、金曜夜回にしてはとても空いていて寂しい状況だったのがもったいないように思えました。
個人的には東村さんの会社が損しないといいなと思いました。
(さだまさしさんの映画『長江』を思い出しつつ)

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コージィ日本犬

5.0全力の永野!珠玉の大泉!うん!

2025年5月16日
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市丸よん

4.0アキコさん、描き続けてください

2025年5月16日
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泣ける

楽しい

癒される

原作漫画のファンです。我が家にも1人美大生がおりまして、描けなくなってジタバタする様子に何もしてやれない親御さんに共感の嵐です。
大森南朋さん、MEGUMIさん、良い味出てました。

本作は、東村アキコさんが脚本も担当されたとのこと。ちょいと主人公のモノローグが多すぎるシナリオに、「漫画ではあんなにテンポいいのにな」と少し残念な思いもしましたが、
日高先生を教え子たちが偲ぶ名シーンは、やはり作家本人が制作に関与した成果だったと感じました。死期が迫る日高先生の鬼気迫る「描け」は、大泉洋さんのの見せどころでした。凄い演技でした。

大事なシーンに過剰なBGMを被せない演出が良かったです。まったくの無音だった明子との別れのシーンは、たぶん東村さんの心象風景なのでしょう。スクリーン上に永遠に恩師を残せたなんて、何よりの恩返しですよね。
「先生、私がんばるよ」というセリフがしみじみと心に残りました。

主演女優のスキャンダルで、宣伝活動が十分にできなかったのが無念でしたね。俳優なんですから、道ならぬ恋のふたつや3つ、芸の肥やしでしょうに。何でも叩けば良いってもんじゃないと思いますけどね。

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Yoko

4.0こんな先生に出逢いたかった‼️

2025年5月16日
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幸せ

癒される

カワイイ

自分の人生で、こんなに生徒思いで、熱くて、厳しくて
優しい先生に出会わなかった。
本当にアキコが羨ましい。
振り返ってみると、自分にも可愛げが無かったんだ、
・・・そう思う。

漫画家・東村アキコの自伝的漫画「かくかくしかじか」の映画化です。
アキコは小学生の頃から“漫画家志望“
と言う割には、さっぱり漫画を書かずに、美大受験を目指す。
のんびりしたアキコは
事情通の北見(見上愛・・・この人の、コメディセンス、楽しい)
の真似をして、日高先生の絵画教室に入ることにする。
そしたら昔よく言った「スパルタ教育」
竹刀を振るうわ、こずくわ、で、今時なら訴えられるかも?
でも、愛があるんだよね。愛が。
そしてアキコはめちゃめちゃ素直。

大泉洋は水を得た魚、日高先生にしか見えない。
永野芽郁ちゃんは、本当に、のんびりキャラで、すんなり伸びた
手足の美しいこと。
本当に主演女優にふさわしい逸材です。
(スキャンダルで、この作品の評価が左右されとしたら、とても残念)

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琥珀糖

4.0期待通り!

2025年5月16日
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泣ける

楽しい

前情報ゼロ、最近すっかりマンガから離れているので、申し訳なくも東村アキコ先生も存じ上げず…。
でも大泉洋×永野芽郁作品なら、きっと楽しくてそれなりに深くて面白そうという直感だけで2ヶ月前から楽しみにしていた作品。

期待通り面白かったし泣いてしまったし、東村先生の作品も読んでみたくなりました。
(自分も絵画教室に通わされていたので、課題を出されてイヤイヤ描いた事を思い出したり…)

そして
なるほど、あの役は大泉洋以外にはあり得ない!

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エルフの耳

4.0永野芽郁さん

2025年5月16日
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笑える

楽しい

幸せ

大泉洋さん目当てで鑑賞。
演技も良かった😎
ストーリーは、原作に基づいてのものだから触れないけれど少し物足りなさはあったかな

でも、まあ楽しく観れたからOK🆗

大泉洋さんはあのような役は似合うね。

あとは見上愛さんの演技が良かった😎

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コタロー

5.0一言に込めた想いは大切な宝物

2025年5月16日
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笑える

幸せ

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すけちゃん

3.5大泉洋の役は、毎回、 この人のために作られた役なんじゃないかと思えてくる

2025年5月16日
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大泉洋の役は、毎回、

この人のために作られた役なんじゃないかと思えてくる

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jung

5.0自分は大泉洋という俳優を誤解していたかも知れない。大いに笑って大いに泣ける126分間、実話が元の原作が劇場版に与えるエネルギーの凄さを感じさせる良作。

2025年5月16日
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笑える

以前スクリーン上で出会った大泉洋という人は、「清須会議」とか「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」とか「新解釈・三國志」とか「騙し絵の牙」とか、私感では「だらしない印象」の演技が多かったので、この作品も騙されたつもりで観に行きました。しかし結果としてこの作品は大泉洋の記念碑的作品になるのではないかと感じるほど心変わりしました。

主人公の永野芽衣の独白から始まって、短いアバンの後すぐにタイトルが出る手法は多くの自伝的作品で使われているので慣れているのですが、予告編で観た映像が早めに登場してからはドンドンとストーリーに引き込まれていきます。広告宣伝がヘタクソなイメージのワーナーの配給作品ですが、予告編の切り取り方は実に良く出来ていると思います。

大泉洋は地上波での笑いの取り方には長けているので安心して大笑いできるのですが、永野芽衣とのやり取りで涙を誘う演技との落差が激しすぎて、ジェットコースターのように高いところから急角度で落とされる度に、観客からの鼻をすする音が聞こえて来ました。「地獄の花園」「マイ・ブロークン・マリコ」「母性」「はたらく細胞」などの作品では堂々と主役を演じた永野芽衣には、この作品をきっかけに今あるゴシップを吹き飛ばして活躍してほしいと思います。

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おつろく

4.0原作者・東村アキコさんの気合いが入ってる

2025年5月16日
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美術監修はもちろん、(共同)脚本・製作、そして方言指導。
撮影現場にもいて、求められたらアドバイスをしたという。

そして、日高先生役に大泉洋さんをリクエスト。
断られても何度もオファーして、最後は快諾を得たんだそうな。

この日高先生は、相当無茶な人物として描かれている。
その指導哲学は、一貫している。
「上手くなるまで、何百回でも、描け!」
そして生徒の面倒を、どこまでも見る。

それが、常人離れした人柄として現れる。
常人離れということを、おそらく当人は理解できない。
だから東村さん――映画の中の林明子は、大学進学後は、
本音は言えないけど、なるべく遠ざかりたかった。
それでも運命の糸は、2人を遠ざけてくれなかった。

東村さんは、原作を描いた経緯についてのインタビューで、こう語っている。

>これを描くまでは、逃げてたんですよね。要するに私は不義理をしたまま離ればなれになってしまって、ああ、まずかったなぁと思いながら生きてて。

先生を思い起こすことで、そういう自分にけじめをつけた、ということらしく。
だから、大切な作品なのですね。

――心して、観ました。
そして先生の真っ直ぐさを、受け止めました。

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島田庵

4.0熱くて面倒くさい先生に涙出る

2025年5月16日
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泣ける

笑える

幸せ

諸事情で早めに打ち切りになる可能性もあったので、初日に上映館へ。
芸大美大受験経験のある私には刺さりまくったわぁ。
あまりに美術に真っすぐすぎる先生。
面倒くさいけど…あんなに真剣に向き合ってくれる人はいないよね。
その不器用な熱さに泣けました。
永野芽郁の映画というより、大泉洋の映画だね。

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キブン

5.0あの時の先生のことば。

2025年5月16日
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泣ける

楽しい

幸せ

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SAKURAI
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