劇場公開日 2025年5月16日

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かくかくしかじかのレビュー・感想・評価

全413件中、121~140件目を表示

3.0予備知識なく

2025年5月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

かなり人気ある漫画家さんなのね?
何も知らない状態で見た。
良かった。
先生の絵に対する情熱みたいなもの、
と同時に、教え子を人間的にも
育てようとする姿勢みたいなものも、
とてもとても良い人柄だったのだと。

ただ、ケッコー大入りで。
上映回数とか減って集中したのか、
ケッコー大入り。
んで、
原作ファンとおぼしき女性客たちが、
クライマックス来る遥か前から、
内容先読みする感じで、
グッスンぐずぐず鼻すすりながら
泣いてるのよ。あっちでもこっちでも。
クライマックス来たら、さらに盛大になって、
グッスンぐずぐず鼻すすりの大合唱。
クライマックス後のラストシーンなっても
グッスンぐずぐずが聞こえる。
その周りの雰囲気に、
すっかり冷めちゃった。

僕は、不人気作品の夜遅い回を、
ガラガラ状態のスクリーンで見るのが好きなので、
ガラガラ状態でこの作品が見られたら、
感情移入して、うるうる出来たと思うけど、
大入りスクリーンで、
原作ファンの内容先読みの、
先行グッスンぐずぐず鼻すすりにゃ、
ネタバレされるのと同じくらいに
冷めちゃう状態だった。

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ドッペル(たけ)

4.0ちゅうちょなく公開決断した事に感謝!

2025年5月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

癒される

 本当に良い映画でした。もちろん映画として
美化や脚色はあるだろうが、

 純粋に才能ある生徒の成長を願う師の心が
表されれていたのでは、と思う。
 一生の中でその人の人生に
大きな影響を与える人はそう多くないし、
また、機会もそんなにない。

 この映画を見て、それ自体が大きな機会に
なった、そんな声を聴く日が後で来るかも、、

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さ~さん

4.0裏切りと後悔の青春

2025年5月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

上映後のスクリーン出口で小学生連れ父子が「良かったね」「良かったな」と言葉を交わしていました。
私も同感です。

原作マンガは何年も前に読んでますが再読して映画を観ました。

漫画家東村アキコとアシスタントの会話と回想シーンから物語が始まります。このプロローグは原作とは異なりますが、完成度としては映画版が良です。製作・脚本には東村も協力しています。ロケハンにも同行したそうです。連載作ゆえに「この場面はもっとこうしておけば」という気持ちもあったろうと思われます。そんな東村の存念も活かし、原作のエッセンスを再構築することで高次元にまとまった作品だと感じました。

物語は高校3年生・林明子の視点で進みます。原作ではエピソードごとに若気の至りを諌め先生を慈しむ東村のモノローグが紡がれますが、映像では説教臭くなるので要所を除き省略されています。その代わり全体を通じて慈愛に満ちた丁寧な演出がなされていたと感じます。鑑賞者がこの作品に共感するのは、誰もが齢を重ねて気づく若さゆえの残酷さやみっともなさを恥じているからだと思います。東村は若き自身を叱ると同時に作品を通じた励ましのエールで我々を包んでくれていると感ずるのです。

クライマックス・シーンの演出はVFXですがすごく良かったですね。あれだけの量ですとマンガ的にも思えますが映像としても大変効果的でした(最後の一枚がペラっとめくれてシーン転換するところも)。エピローグも冒頭の伏線回収となっており収まりが良かったです。

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Japanese_Idiot

2.5どこかちぐはぐな人気漫画家の自伝的な作品

2025年5月31日
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鑑賞方法:映画館

永野芽郁さんや見上愛さん、畑芽育さん、鈴木仁さんといった俳優陣は魅力的でした。しかし、観終わった後には残念ながら「ピンボケ」な印象が拭えません。

原作者の意向が強く反映された結果でしょうか。人気漫画家へのサクセスストーリーは、そこに不可欠な葛藤や努力の描写が希薄で「スムース」に過ぎ、リアリティに欠けると感じました。そのため脚本全体も「メリハリのなさ」が目立ちます。また、師匠の「描け、描け」という教えも、漫画家デビューへの過程でどう活かされたのか描かれず、終盤のモノローグによる説明に頼ってしまっては、映画的表現とは言えません。

構成面では、美大進学後の「金沢パート」が、主人公が絵を描かなくなったという事実を伝える以上に物語への貢献が薄く、冗長に感じられました。加えて、多すぎるモノローグや、”やりすぎ”とも思える両親に代表されるコメディ演出は、映画全体のトーンから浮いて雰囲気を損ねており、結果として一本の話としての「統一感」を大きく欠いていました。

重要なエピソードもどこか「サラッと」流れてしまい、物語としての「強いフック」が見当たりません。原作者が脚本・制作にも名を連ね、「この映画を作りたい人が作りたいように作った」結果、作品全体の焦点が定まらず、ちぐはぐな作品になったという印象です。俳優陣の魅力は光るものの、エンタメ作品としての吸引力には物足りなさが残りました。

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よして

5.0永野芽郁ちゃんの演技をみんなに見て欲しい

2025年5月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

色々ありましたが、永野芽郁ちゃんを応援したいと思い、あえて観に行きました。
これまでの出演作品も全てみていますが、本作も素晴らしい作品でした。
芽郁ちゃんは泣きの演技が多いですが、本作は、笑いあり、涙ありのほのぼのした良い作品で、正直、期待以上でした。
大泉さんも安定した演技でした。
女優としての永野芽郁ちゃんを、多くの人に見て欲しい作品だと思いました。

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よっしー

3.0淡々と・・・

2025年5月31日
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鑑賞方法:映画館

淡々と観てしまった。
林にも日高にも感情移入することができなかった。
林は才能に頼り努力してるようには見えないし、日高は描け描け言ってるだけだし…

私は、感情の一つをどこかに置き忘れてきたのかも?

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スルメ

3.5真っ直ぐにひたむきに取り組むことの大切さ

2025年5月30日
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鑑賞方法:映画館

日高の指導法は、現代的には完全にアウトである一方で、何とかの一つ覚えのような「描け〜、とにかく描け〜」と叫び続ける中で、久しぶりに「真っ直ぐにひたむき」という言葉を思い出した。

入り口は「楽しく、面白く」でもいいのだが、絵画であれ、まったく別の分野であれ、あるレベルを超えた技能を身につけようと思ったら、文字通り寝食を忘れて一心不乱に真摯に取り組むフェーズは避けては通れない。

脚本段階でもう少しだけ精査できたらより良くなったかも。大学受験や漫画家デビューのあたりの部分はもう少し突っ込んで厳しさを強調した方が、おちゃらけた部分とのメリハリがついて良かったかも知れないし、デッサン力と漫画の画力も別物扱いのままにせずに、関係ないと思っていたのにこんなところで活きてきた的な話があると日高への感謝の気持ちもより強く描写できたのではないか?とも思う。

主役の二人の演技は安定で何ら危なげはない。余計なノイズは排除して、純粋に作品を鑑賞すべき。また、脇役で登場した見上愛が良い味を出していた。でも、エンドロールで斉藤由貴の名前を見て「どこに出ていた?」と不思議だったのだが、後で調べたら仲居さんの役だった!

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Tofu

4.0良い青春譚

2025年5月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

癒される

原作はタイトルは知っていたものの未読。
こんなに興味深いお話しだったのか。
宮崎とか金沢とか、映画的にも美味しいロケーションがたくさんで見栄えする。
役者もよかった。
ただ映画作り自体は下手。無駄に長いし、ところどころ演出変だし。
でも良い話しだったなぁ。

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yu

4.0厳しくも愛情深い先生

2025年5月30日
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鑑賞方法:映画館

あの頃の先生は厳しくて、今だと間違い無くパワハラだと思うけど、愛情も深くて、鬱陶しいほどだけど。人間と人間がすごく近かった時代だったなぁ。

教室のみんなで大笑いした、「チンパン子」のくだりが一番おかしかった。何日か思い出して一人で笑ってました^ ^。
永野芽郁の涙がとってもきれいでした。

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ゆう

3.0絵を描かない私には………

2025年5月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

永野芽郁ちゃんのアキコさんと大泉洋さんの日高先生の絵を学ぶただの生徒と先生だけでない、絵を共通項としての二人の魂のぶつかり合いみたいなものが感じられた。
でも、同じ時間と空間を生きた人達と同じ位の思いとかは映画を観た私には伝わらなかった。
当たり前の事かも知れないけど………
絵を描かない第三者の私には、そんなに盛り上がらずに最後まで平坦に流れて行ってしまった感じ…
でも、観て良かった。

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ミチリン

4.0「てげー」面白くてためになる映画だ。

2025年5月29日
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鑑賞方法:映画館

先生と生徒の微妙な師弟関係が面白い。タイトルの「かくかくしかじか」とは、こんな風ないきさつがあって漫画家になりました、という意味だと思うが、「描(か)くしかない」と云う先生の教えを胸に秘めた言葉でもある。日高先生は真剣に洋画を教えようとしているが、明子は漫画家になりたいのであって、油絵を描きたいわけではない。竹刀で脅し、怒鳴りつけて絵を描かせる絵画教室が本当にあるとも思えないが、傍から見れば実にコミカルで魅力的な場所である。その姿には、日高先生のあまりに真っすぐな思いが象徴されている。日高先生はいつでも芸術に、生徒に真剣である。それに対して明子はぐうたらで、先生の期待に応えないだけでなく、本来の漫画の修行もしようとしない。要するに芸術に一身を捧げる「覚悟」がまったくなかったのだ。そんなすれ違いのちぐはぐさと心苦しさのような感じがずっと続く。
しかし東村アキコは立派な漫画家になった。「かくかくしかじか」は何とか夢をかなえることができたから描けた作品である。日高先生からどれだけ多くをもらったかという感謝と、そしていかに何もお返ししていないかという悔いの詰まったコメディである。先生が明子を気に掛けるのは、純粋に芸術の為であり、本人の為である。その打算のない心根は、今になって本当に尊いものであったことが分かる。「描けー」という叱咤に込められた厳しくも温かい先生の心を、映画の最後になって理解できて涙することとなる。
永野芽郁と大泉洋の演技が素晴らしいのは言うまでもないが、大森南朋の父ケンイチ役が面白かった。作者の少女時代を描いた、ビッグコミックオリジナル連載中の「まるさんかくしかく」に出てくる無軌道破天荒男そのままである。そして宮崎弁が面白くて、方言はずっと後世まで伝えていかなければいけないなと気づかされる。本当に色々ためになる作品でした。

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ガバチョ

4.0色々とありましたが、、、

2025年5月29日
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改めて永野芽郁は映画界の宝です。犯罪では無いので許してあげてください!

良い映画は正当に評価してあげてください!

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ゆーち

4.0描け

2025年5月29日
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泣ける

笑える

幸せ

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近大

4.0🥺

2025年5月29日
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ジョニーデブ

5.0原作のファンです

2025年5月29日
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泣ける

笑える

楽しい

東村アキコ先生が大好きで、原作のファンです。コミックのイメージ通りの先生とアキコ。そもそも原作が本当に名作で、細部に至るまで原作のまま。本来なら言いたくない事のすべてを、さらけ出し、作品として完成させた東村先生、表現者として素晴らしいと思います。
永野芽郁さんも、今回の騒動を機に、演技の幅を広げてほしいと思いました!

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ケイさん

3.5素晴らしい映画

2025年5月29日
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鑑賞方法:映画館

師弟愛がいい✨
先生はとても優しくて生徒たち全員の事をちゃんと考えていて、真っ直ぐで純粋で絵画が大好き。
生徒たちもそれをわかっている。人間だから会う会わないや方向性の違いやすれ違いがある。そこもしっかり描いてる。
先生も時には傷つき悲しい顔もするがそれも真っ直ぐ受け止める。
少しどうかと思うダメな部分もあるが、それも含めて一人の人間として描かれているし、まわりもわかった上で付き合ってるし本当にいい関係😭
あの教室で習ったことは確実に生きているしお互いの想いは届いている。
素敵な良作✨

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映画大好き神谷さん

5.0芽郁ちゃんがハマり役

2025年5月29日
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泣ける

笑える

癒される

失った人の気持ちに後で気づき後悔するところにもっていかれた
芽郁ちゃんの部屋と着ているものが
オシャレでかわいい
観ていた周りの人たちそれぞれ違うところで
笑ったり泣いたりしていた
老若男女に勧めたくなるし後味もすごくよい

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FEME

4.0タラレバ

2025年5月29日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

原作コミックは未読。
大泉洋さん演じる日高先生がいいですね。教え方はスパルタだけど、純真でとても優しい。
永野芽郁さんも好演でとてもいい感じ。
ただ、最後の心象シーンには違和感あり、私的にはマイナス。

実話ベースのお話なので無理ですが、 二人展、実現できたらよかったのになぁ…

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つもろう☆

3.5前向きな気持ちになった

2025年5月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

原作は未読で鑑賞。
主人公のだめだめっぷりがとてもキュート。
日高先生とのやりとりがとても面白くて、隣の人は笑い声が出ちゃってましたね。
最後は自然と涙が流れてました。感動?だったのかな。前向きな気持ちになれる映画でした。

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柚子

3.5トリュフォー的な小さな良作。

2025年5月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

カワイイ

原作は読んでいないが、とてもいい映画でした。
ただ自分の場合、美大出身であり、東村アキコとは違ってデザイン科ではあるものの、受験予備校の厳しい指導や、その温かさには共鳴してしまうところはあり、甘めのスコアになっているのは否めない。
レビューの幾つかで指摘のある様に、脚本はやや冗長で、ともすれば展開の変化もなく茫洋と進む気もするし、大泉洋と永野芽郁以外の出演者は深みがなく背景として流されてる嫌いはある。
しかしながらPV出身とはいえ、関和亮監督のアップの表情を捉える的確さと、最近の大バジェットの邦画と異なる抑制された間合いと笑いの演出は巧みで、コメディらしさを備えながらも主演二人の微妙な距離感と、にも関わらず強い絆で結ばれた師弟関係を美しく描いている。
また東村アキコがこだわったと思しき、デッサンや画力の成長を示す、映画内デッサンや絵画の変化もリアルさを裏付けている。

ややベタな印象から、正直バラエティ以外では少し苦手だった大泉洋も、「室町無頼」より遥かに魅力的な演技で驚いた。
そしてなんと言っても主役の永野芽郁の美しさとコケティッシュな魅力、観客を魅了する演技巧者ぶりは圧倒的で、何故か評価の高い「はたらく細胞」よりか遥かに映画的感興を誘っていた。
こうしたある種の小品が、テレビ局提供の国内映画で公開されるのは稀有な例だと思う。これからもこうした丁寧な作品が公開されるといいと思う。

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共感した! 14件)
たけはち