かくかくしかじかのレビュー・感想・評価
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熱くて面倒くさい先生に涙出る
諸事情で早めに打ち切りになる可能性もあったので、初日に上映館へ。
芸大美大受験経験のある私には刺さりまくったわぁ。
あまりに美術に真っすぐすぎる先生。
面倒くさいけど…あんなに真剣に向き合ってくれる人はいないよね。
その不器用な熱さに泣けました。
永野芽郁の映画というより、大泉洋の映画だね。
あの時の先生のことば。
2015年授賞式にて受賞作品の題材になってる恩師・日高先生のことを司会者に聞かれ、小学生の頃に出会う漫画、高校生になり絵画教室で出会う恩師・日高との思い出を語るペンネーム東村アキコこと本名・林明子の話。
ごみ捨て場に捨てられたマンガ雑誌を読んだ事を機に漫画家になりたいと小学生ながらに思う明子だが、それから高校生になりクラスメイト北見に月謝5千円の絵画教室を紹介してもらい行ってみることになるが…。
明子のイメージしてた絵画教室、…とは違い、バス停から走らされ、教室入れば先生は竹刀を手にと。ピりつく教室内の雰囲気に誰も話さな…話せない。
言葉足らずで生徒に気持ちを解ってもらえない日高先生だけれど、いつも“罵声に竹刀”で学生達から見れば怖い先生だけど、厳しさの向こうにはちゃんと愛、優しさ、気遣いがありで観てて泣けてくる。
今の10代~20代前半位の方があの先生の振る舞いを見たらどう思うかだけど、昭和を知ってる人には何か懐かしくもある先生の姿。
一部マナー悪い方がいて鑑賞環境は良くなかったが楽しめた、時間に余裕あるならもう一度いい環境で観たいと思う。
人生とゆう白いキャンバスに‼️❓描け〜‼️描け〜‼️
原作と原作者を予習して観た、そうするとそのものに憑依した永野芽郁が居た、素晴らしい、永野芽郁史上最高の作品、芸能ニュースは重いし本当なら嫌悪感が大きいが、それを観ている時は全部忘れた、それくらいに感動した。もし、彼女の噂でこの映画を忌避するなら、惜しい、原作や原作者のファンで無くても、全ての映画ファンに観て欲しい最高の作品。出逢いとは素晴らしいものだ、死ぬ気で打ち込めるものがあることは素晴らしいものだ、他人を大切にすることは大事なことだ、当たり前だけど人生の中で忘れがち、それを教えてくれる、楽しくて笑えるところも随所にある、共演者全ての演技が素晴らしい、映像も良い、全てが良くて、引き込まれる、最高に良い気分になれる良い映画、全ての人に是非
描くしか 描くしか
さすが東村アキコさん原作、
しかも自伝的作品とあって
実写化しても違和感がない作品でした。
話の流れは正直読めましたが
それでも感動出来ますし、
なにより大泉洋さんの役がとてもかっこよかったです。
昨年『ルックバック』の映画が公開されて話題になりましたが
この作品も『描く人』、ひいては『作る人』に
色々とぶっ刺さるものがあります。
もちろん作る人でなくても働いてる人、
何かを目指す人にも通じるものがあるかと。
星を1つ減らした理由としては
ラストのやりとりがひっかかりました。
ネタバレなしなので詳しくは書きませんが
『そこは夢オチでよかったのでは?』と思いました。
いま世間でゴタゴタしていて、
その煽りを受けている作品ですが
ふつうに一本の映画としてちゃんと面白いです。
ただやはり主演女優がイチャつくシーンは
どうしても脳裏にチラついてしまいますし、
メディアでの宣伝もあまり出来ていないようなので
とてももったいない作品だと感じました。
ただ初日平日午前の回でもそれなりに人がいたので
口コミで広がる事に期待したいです。
見て損はない作品だと思います。
バナナとリンゴ
あたたかな気持ちになる
過去を美化している面はあるのだろうけど、あんな先生に会ってみたい。描いた絵を見てみたい。
バナナとリンゴのシーンは笑えなかったけど・・・
追記
東村さんを育てたのは、確かに塾の先生もかもしれないけど、その前に全面的に娘の才能を信じた両親や、とにかくほめまくっていた絵の先生(有田さんの役)の力もとても大きいような気がしました。
というわけで、有田哲平さん演じる絵の先生と大森南朋さん演じるお父さんは、好きな人がたくさん登場するこの映画の中でも一番好きな二人でした。
追記の追記
東村さんの原作を読んでみました。この漫画を元に忠実に作ったのだということがよくわかりました。整理すべきところはスッキリと整理して、原作をリスペクトしているのは好感が持てました。
映画を先に見てしまったので、独白の部分が、全て永野さんの声に聞こえました。
映画を見た時には嫌悪感さえ感じたリンゴとバナナのシーンは、(2回目だったこともあるのかもしれないが)原作ではそこまで嫌な気持ちにはならずに済みました。
原作を読んで、もう一度映画を見てみたいと思いました。
永野芽郁がかわいいんよ。 (追記)
ポジティブでバカでイロボケでジャージが似合うかわいい女の子。 マンガちっくな動きも違和感なし。
とにかく永野芽郁がかわいいんよ。
大泉洋は何やっても大泉洋だけど、何やってもさまになる。稀有なキャラクターですね。
あの頃に戻れれば、、誰しもが思うことだけどタイムマシーンなんてないんだ。
泣いて笑って、今この時を大切にしようとつくづく思わせてもらいました。
(追記)
映画公開前のタイミングで。
強請ってたのかな。
永野芽郁ちゃん、これを機にテレビやCMから映画中心に活躍の場を移して、良い作品残した方がいいと思う。
真田広之さんだって離婚してなかったらイギリスへ単身で行ってなかったろうし、今のハリウッドでの活躍もなかったかもしれない。
バッシングに負けずに、いろんな役に挑戦してほしい。
映画の感想は、
生前には全然恩返しできず、後悔しかなかったんだろう。
この映画が一番の恩返しになるとしたら、エンドロールで本人の写真や作品を映してあげればよかったのにな。
作品に罪はない! とは言うけれど…
原作がいいだけに残念
対象物に自分が見えるまで、物事は続けた方が良い
2025.5.16 イオンシネマ京都桂川
2025年の日本映画(126分、 G)
原作は東村アキコの同名漫画
売れっ子漫画家の絵画の師匠の絆を描いた伝記映画
監督は関和亮
脚本は東村アキコ&伊達さん
物語の舞台は、2015年の東京某所
漫画賞の授賞式に招かれた東村アキコ(永野芽郁)は、授賞式のスピーチで受賞作品について話すことになった
その後、職場に戻ったアキコは、自分が漫画を描き始めたきっかけを思い出すことになった
宮崎に住む明子(照井野々花)は、小学校高学年になったとき、道端に捨ててあった少女漫画の雑誌に目を留め、その内容に惚れ込んでいた
漫画家になる夢を持ち、絵を描き始めた明子を、父・健一(大森南朋)、母・伸子(MEGUMI)は暖かく見守り、高校では美術部に所属するようになった
部活でも顧問の中田先生(有田哲平)にベタ褒めされていたが、友人の北見(見上愛)からは、現実はそんなに甘くないと諭されてしまう
北見はとある絵画教室に通っていて、そこは著名な画家が個人で行なっている教室で、月謝はたったの5千円だった
明子は両親を説得して、そこに通うことに決めたが、その教室の日高先生(大泉洋)は、とてつもなくパワバラがすぎる先生だったのである
物語は、絵画教室での先生との出会いからその生活を描き、そこから美大進学への過程を紐解いていく
美大卒業という肩書きのために進学した明子だったが、生ぬるい学生生活を送り、絵も漫画も描かなくなってしまう
そして、何も成さぬままに卒業し、先生からの勧めで地元に戻り、絵画教室を手伝うことになった
だが、両親は無職状態を許さず、父の勤め先のコールセンターに無理矢理入社させてられてしまうのである
映画は、赤裸々に過去を綴りつつ、様々なキャラクターが先生と関わりを持つ様子を描いていく
印象的なキャラもたくさんあり、生徒との関わりの中で明子のポジショニングが見えてくるようにも思える
ひたすら冷静な北見と、情熱で突き進む後輩・今ちゃん(鈴木仁)との成長の差を考えると、いかに先生の指導に盲目的だったかが画家としての成功度合いに直結していた
明子は漫画家になりたいことを隠し続けていたが、先生は本気で画家になれると思ったのだと思う
漫画家を目指すことよりも、その踏み台として時間を浪費したことのほうが問題なのだろう
先生は何も言わないけれど、彼が人生を賭けて描いていたものの否定にも繋がっているし、彼の時間を奪ってきたことにもなるので、その辺りも含めて「最低だったんだなあ」と思った
映画では、「描け」としか言わない先生だが、それは描き続けることで邪念が消えるという瞬間があり、目の前にある対象物と本当の意味での向き合いができるからだと思う
自分を紙に落とし込める人は凄いという言葉があったが、その手段が絵画か漫画かの違いがあっても、そこに明子自身が生きているのなら、先生は満足したのではないだろうか
いずれにせよ、例の騒動が理由で回避するのは勿体無い作品で、自分自身が何者かわからずに悩んでいる人に見てほしい映画だと思った
絵であれ、漫画であれ、それ以外の何かであれ、自分自身を落とし込めるものを探している人にとっては参考になると思う
それは、まずは好きなことをやり続けて、そこに自分自身がいるかを確認する所から始まる
先生はスランプに悩んでいた時に自画像を描かせたのだが、これは自分を客観視させるという意味合いがある
3つのキャンバスに描かれた自分は紛れもなく全部自分であり、多面性があっても然るべき存在である
それが評価されるということは、そこに自分が描けていた証拠でもあるので、それが彼女の作風に繋がっていくのだろう
目の前にあるものが無機物であったとしても、それをどのように見ているかはその人だけのものであり、それを表現できる人こそが画家になれるのかな、と思った
ある意味タイムリー(笑)
あの件があって、どうしても純粋な心で観られそうもないので、やめておくつもりでしたが、あの件がなければ4.0行ったんじゃないのってくらいの高評価だから、とうとう観ちゃいました(^^ゞ
いやぁ、あの件なければ、ホントに4.0行ったかもしれないだけに、もったいないったらありゃしない😅
ネガティブ女子の見上愛も新鮮だったし、ここでもセフレの品格の主演俳優が出ていて凄い偶然でしたが、大泉洋と出会った時に何かありそうな気がしたのに、観終わったら、結局、それだけかいってツッコんじゃいました(^^ゞ
それにしても、永野芽郁が神尾楓珠にゾッコンのシーンで例えていたク○バ○✖️✖️女の例えが、まさに今の彼女の状況にドンピシャじゃんって感じで、、ある意味タイムリーな作品でもありました(笑)
作者の自己満足
主役を大泉洋だと思ってみないとかなりキツい。
愛情を注いでくれる先生と両親をしれっと裏切る作者。若さゆえと作者は言うが、こんな自意識過剰でいい加減な人間はなかなかいない。
最後に亡くなった先生が作者のもとに来るのがオチだけど、ソレって現実ではないよね?実際の先生は言ってない内容を、作者が勝手に喋らせて許されたと思ってる妄想。夢オチ?最後まで自意識過剰でした。
宣伝で雇われたコメントがウザい
映画自体は漫画原作未読でもまあまあ楽しめたが、極端な演出はかなりきつかった。
物語もネタバレ的なのを入れつつ、観客動員を意識した構成に特化したドラマ映画だった。
気になるのは宣伝で雇われたプロコメンテーターの人々は無責任に賞賛コメントを上げて、「みんなに見てほしい」的な提携文を記載しているが、何人か「映画見てないな」と思える文章があって、映画.com自体が怪しくなってきていると感じた
描け!描け!描け!田中圭!なんちゃってーカクカクカク
2025年映画館鑑賞50作品目
5月17日(土)イオンシネマ新利府
dポイント−300円→1500円
永野芽郁だけに「ながのめいで」「ながいめい
で」「長い目で」
なんちゃってーカクカクカク
原作は『海月姫』『薔薇とチューリップ』の東村アキコ
監督は『地獄の花園』の関和亮
脚本は原作者の東村アキコと俳優の伊達円祐
漫画家東村アキコの自伝的漫画の実写映画化
美大を目指して美術教室に通い始めた宮崎の高校生林明子ではあったが講師はスパルタだった
最初は嫌で嫌でしょうがなかったがなんやかんやで慣れてきて
しかし明子がなりたいのは画家ではなくて漫画家だった
やはり美大出身を売りしていた東村アキコ
それはまあどうでも良い
コメディー色が強いが笑いあり涙あり
ハートフルコメディー
黒幕はやっぱりお前か斉藤由貴!
『ミス・シャーロック』でも『マッチング』でも黒幕だったものなあ
可愛い可愛くないと不倫するしないは全く関係ないもんな由貴ちゃん
彼女クラスになると全くと言っていいほど関係ない
それにしてもあの女将役は全く謎
どんな役作り?
全く見えてこない
余命僅かな日高先生演じた大泉洋の赤ら顔のメイクが斬新で良い
配役
漫画家を夢見る女子高生の林明子(東村アキコ)に永野芽郁
明子の小中学生時代に照井野々花
高校の同級生で絵画教室の生徒の北見に見上愛
絵画教室の後輩の佐藤に畑芽育
高校の後輩でヤンキーの今ちゃんに鈴木仁
美大時代の彼氏の西村くんに神尾楓珠
絵画教室の生徒の川崎くんに森愁斗
絵画教室の生徒のたかしに上阪悠斗
絵画教室の生徒のよし子に伊藤翠
絵画教室の生徒のみっちゃんに河村花
絵画教室の生徒の絵画教室の生徒の児玉さんに酒井敏也
絵画教室の生徒に永吉夏音
絵画教室の生徒に平野央
美大の教授の杉浦に青柳翔
先輩の売れっ子漫画家の石田拓実に長井短
漫画雑誌の編集者の岡さんに津田健次郎
金沢の宿屋の女将に斉藤由貴
高校の美術部の顧問の中田先生に有田哲平
明子の母親の伸子ににMEGUMI
明子の父親の健一に大森南朋
パワハラ美術教師の日高健三に大泉洋
授賞式の司会者に安藤弘樹
テレオペ時代の先輩に佐々木志帆
美大時代の友人に駒井蓮
美大時代の友人にLINOAH
美大の教授に三浦賢治
天知る地知る人ぞ知る
お前の嘘を知っている
俺はお前の心
お前の心はこう叫ぶ
「××砲などと正義気取りしてるけど芥川賞を夢見る文学少女に指導名目で男女の関係迫ってそれが上にバレて飛ばされただけだバーカ」
「一流有名大学文学部卒業し××××に入社していきなり週刊××目指すバカはいないからな」
「顔を隠しているのが何よりの証拠だ」
「清廉潔白な望月衣塑子はなにも隠さない!望月衣塑子命!」
「股間の大砲から繰り出すエネルギーゼロ光線を受けてみろ」
××の編集者が女性新人作家の悩みの相談を受けるフリしてエッチなことをしたんですよ
聞く痴漢(菊池寛)
なんちゃってーカクカクカク
原作者がつよつよ
原作者はインタビューで「撮影全部に立ち会いました。お茶くみしてただけですけどテヘペロ」なあんて言ってたが、原作で感動した者としては「映画化」がすんなり行ってない、
誤解を恐れずに言えば、原作を全部そのまま詰め込んだようで
ちょっと忙しい映画だった。
というようなところに、ちょいちょい原作者のエゴが詰まっているように感じる。
もちろん売れっ子だからそういうことが可能なワケで
セクシー田中さんとかももうちょっと意見が言えるようになってから
実写にした方が良かったのにとも思ったが
あれってそもそも勝手に実写化されたんだっけ?
まあいいや。
永野芽衣の制服姿は見ていて楽しい。キャメラか演出の趣味なのかはわからんが
「フォーカスイン」の手法が大好きみたいで私はあれはちょっと
ダサいなあ という感じがしてまあ1回くらいならいいけど
3回も4回もやられると、素人っぽい感じがしてしまう。
直前にネットフリックスの作品を見ていたので、全体的に
「お金がかかってないなあ」という感じはあるけど
もっとお金がなくて、でもそんなのも気にならない作品もあるので。
原作で非常に泣かされたヤンキーの今ちゃんのライブペインティングのエピソードは
漫画ほど泣けなかった。
漫画のあのヘタな絵ではかなり泣けたんだけどなあ。
キャラが作り切れてなかったかもね、映画では。
「絵画教室のシーンはうちのばあちゃんちで撮影したのよ~」とセンセはおっしゃるが
いちいちそんなこと言わなくてもいいのになあ。
出色は父・健一役の大森南朋で、こればっかりは原作(と父主役の作品)イメージ
ドンピシャで、クールでいけすかない役者だと思っていたが
こんなこともできるのね、とうれしい発見ではあった。
MEGUMIはなんか顔が漫画っぽくないんだよね。
ラストの亡霊と話すシーンは原作にはないやつで
なぜか10分くらいダラダラやってたが
ちょっと作者のエゴを感じたなあ。
音楽はイマイチ。もっとダサい青春ロックが聞きたかった。
永野芽衣ちゃん、色々あるけどがんばって!!
全348件中、321~340件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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