かくかくしかじかのレビュー・感想・評価
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…ん〜〜とね〜〜…。
タイトルはともかくとして、事前に上映作品の"予告"で、気になる作品の一つとして関心を持っていたので、ある種の期待を込めての鑑賞をしてまいりました。
ストーリーとしては、人気のある一漫画家さんの半自叙伝をストーリーとして、それを映画化した物語である…ということです。
とある田舎街で暮らしていた一少女が、廃品で捨てられていた雑誌に目が留まり、そこで漫画という世界に出会い、心を惹かれたがために漫画家を目指すが、単純ではない道を進みながら、恩師との出会いも含めての成長過程を描いた作品となっています。
ここからは…、私の感想に入ります。
鑑賞し、観終わってから…自身が率直に感じたのは、"ひょっとして…予告編の編集にまんまと騙されたかなぁ〜?"でした。
但し…!、…作品の内容的なところには何ら問題は無いです。
半自叙伝らしく一人の人間の生き様が描かれています。笑うシーンもあれば涙するシーンもモチあります。ホント、一人の人間の生き様がオモシロ可笑しく、涙ありでストーリーが進んでいくだけです。
まぁ、おススメかと言われれば…、その人の受け取り方次第にはなるンではないかと思っちゃいます♪
以上…ここまでお読みくださりありがとうでした♪
P.S. 永野芽郁はやはりカワイイし、前作同様?ストーリーの中で成長していく役は永野芽郁にとってハマり役だと感じました。
これじゃない感
原作未読。
永野芽郁と大泉洋ならハズレは無いと思い鑑賞。
永野芽郁も大泉洋も全然悪くないんです。でも
・漫画家になりたいほど漫画が好きという描写が少なくて、漫画好きに思えない。
・先生との思い出がほとんど描かれてなく、「カケー!」という先生から逃げているだけ。
例えば、先生の指導が漫画に活きたエピソードとかあればまだよかったのですが、「絵と漫画は違うんです」と言い切ってしまいました。結局、自分は漫画の才能がありましたという結論にしか感じません。
自堕落な大学生活も必要性感じませんでした。先生への感情とか、漫画好きエピソードとかをもっと盛り込めればなと思います。
めちゃくちゃ薄っぺらい
漫画家を夢見る主人公と熱血指導の絵画教師との師弟関係を描くスポ根系映画。 本年度ベスト級。
永野芽郁さんよりも大泉洋さん&見上愛さん目当て。
実話ベースという事だけど、大泉洋さん演じる絵画教師の日高の強烈なキャラクターが凄かった!
あんなに豪快で厳しくても根底には愛情とユーモアを湛えた教師が本当にいた事に驚く。
その事実に0.5点を加点。
大泉洋さんのコミカルで時に真剣な表情の使い分けが絶妙。
永野芽郁さん。
最近の騒動がどうしても頭の片隅をかすめ完全に役柄に没入できなかった感じ(汗)
でも彼女が演じる漫画家を目指す林が日高との出会いを通して才能を開花させていく感じが良かった。
美大を目指す中、絵を描くことの喜びや苦しみ、そして何よりも情熱を学んでいく姿は自分の人生には無い姿で情けない(笑)
日高の「描け!描け!描けー!」の叫び声。
観終わった後も脳内ループ(笑)
単なるスパルタ指導ではなく、林の内に眠る可能性を引き出そうとする日高の熱意だったのかも。
リンゴとバナナに感動の涙が出るシーンは全くの予想外(笑)
日高の厳しさの中にある隠された優しさが垣間見える笑顔が印象に残る。
言葉ではなく表情で多くを語る大泉洋さんの演技が良かった。
普段、自分は漫画を読まないけど、締め切りのプレッシャーのある漫画家は、ある意味自分のペースで描き上げる画家以上に過酷な仕事と感じた。
日高先生の様な熱意と厳しさの中に愛情とユーモアを兼ね備えた教師に自分は出会うことが出来なかったのは残念です( ´∀`)
感動して泣いてしまった
漫画も昔読んでいて面白くて一気読みした記憶があり、この作品が好きだった。永野芽郁が漫画の原作を裏切らないお調子者で完璧じゃ無い人間味がある役を上手く演じていて引き込まれた。大泉洋の純粋な一本気の強い先生役がとても良かった。笑えて楽しい会話が繰り広げられるがそれと同じくらい苦しかったりセンチメンタルな気持ちにもなった。自分の半生、懐かしい思い出、切ない思い出を作品にするってすごく大変なことだったのでは無いかと思う。エンドロールに脚本を担当した人の名前が出てきて、そこにも原作者の名前があり、脚本も書けるって凄い才能だなと思った。先生におんぶされるシーン、本当は漫画家になりたいんだと伝えるシーン、先生が大学にやってくるシーン…他いろんな場面で涙が出た。観終わった後、自分も過去の思い出を大切にしようと、自分を大切にしようと思えた。観て良かった。
映像、主演2人の演技、伝えたいこと、完璧。
とにかく映像が綺麗、宮崎と聞いて、どうなることかと思ったけれど素晴らしい。美術を題材としていて、その素養のある作者が自身の経験を存分に発揮している。それは構成されるシーンの全てからわかる。また主演2人の演技がすばらしい。宮崎と言う難しい地方のリアリティをよくもまあ、あれだけリアリティを持って表現できたものだと思う。時代設定が僕らの幼かった頃で、純文学的な昔ではなく、現代がモチーフで、原作がコミカルな漫画だから、表現が新しくて、少し戸惑いがあるのは否めないが、それを全て覆い尽くすほどに素晴らしい2人の演技。スーッと中に入って、中で一員としてみているんじゃないかと言うくらいに自然。主人公が気取らず、普通の日常を過ごすところは共感するし、こんな威嚇的な先生、いたよなーって思うけれど、こだわりのキャスティングが最高すぎる。怖くもあり、真っ直ぐで、思いやりのある、そんな日高先生、魅力てきだし、自然と涙が溢れた。現代をモチーフにした素晴らしい作品。こう言う作品が増えてくれることを願うばかり。観て良かったです。
淡々と
特別な人の自伝なんでしょうけど、決して特別な人は登場してきません。ヤバい人や怠け者ばかりで、全く賞賛はできないんですけど、なんか親近感や共感は湧いてきます。ほんとこの人たち大丈夫なの?って思ってしまうような描き方、そのくせちゃんと画家であり漫画になってしまう・・・正直なんで?って思わなくもないんですが、出会いというのが重要であったということがしっかりと出ている気がしたので、まぁ偉そうに言うと納得してやりますかーといったところ。
奇跡的な激しい出会いというべきなのでしょうか、それを生かすべく二人の丁々発止が過激に描かれていたような気がしますが、まぁそれはいいとしても、それに引っ張られるように家族や生徒等の演出も過剰になっていたのはあまり好きではなかった、というか変?違和感?ウソっぽいっていうか胡散臭い?マンガらしいといえばらしいんですけど、これ実写の映画ですからねぇと思ったり─
「頑張ってやりなさいと教えられた気が」
書け〜
芸術家とは?
東村アキコ 女性誌掲載作は読んでいませんが
男性紙にも連載されていたので、読んでいました。
ので成功している方の物語なので、ある程度
だろうな~~(原作未読でも大体の想像がつく)
という感じで鑑賞。
冒頭の美大受験については、息子も美大志望だったこともあり
あるあるだな(笑) と楽しく見ていました。
ただ 書け!!! だけで美大予備校やってるのは凄い
地方の絵画教室や美術部から5美大受験は難しいことも
知っていたので、この先どうなるのかな?と見ていました。
学歴も無い知名度も無い、ただ美術に人生をささげた
その思いが誰かに繋がっている、そういう映画でした。
作者を知っている人にはお勧めです。
知らない人にもw
大泉洋さんが良かったです。
実は、予告編の明子が先生に襟首を掴まれてジタバタと引っ張られるシーンを見て、うわーこんなマンガみたいな実写映画観る気がしない、と思ったんですが、このサイトの評価が割と良いので観ることにしました。
で、私の評価はプラスマイナスすると☆3です。
本作が原作を忠実に映画化しているとすると、愛がある多少の体罰には寛容だった頃のエピソードとはいえ、日高先生のスパルタ教育は常軌を逸しています。予告編の明子の「私は噓をつきました」という告白は、てっきり、作者が後に書いた漫画で、話を面白くするために先生の暴力行為をでっち上げた(盛った、くらいかな)のかなと思っていました。その予想は外れました。
日高先生は多分本当に教育熱心で情の厚い先生でしょう。原作は5巻もあるのにエピソードの取捨選択が上手くないんだろうと思いました。漫画原作者が脚本を書くのはリスクがあります。
今の時代に合わせて、先生がそこまで暴力的に見えないような少しの改変が必要だろうと思うし、チンパン子を笑いものにしたのが本当だったとしても、今のアキコが「先生にはこういう無神経なところもありました。でも何だか許せてしまう」みたいにフォローしないと、みんなで楽しそうに笑っていたのが悪いエピソードになってしまいます。
多分、アキコが昔の明子を未熟だったと言ってはいるものの、あまり反省しているように見えなかったのが、私が本作を高く評価できない理由だと思います。この映画だけを観ると、これが漫画大賞を取った話なの?という気持ちがします。
残念ながら…
期待よりは...
自伝実話であり原作者自身も製作に大きく関わっているということで興味を持ち見に行きました。
ざくっとストーリーを書くと楽天的な主人公が絵画教室へ通い恩師と出会い美大進学を経て漫画家として成功していく過程をコミカルに描いている。
明子と恩師日高の結びつきが当初からどちらかと言うと日高からの一方的なもので、おそらく日高は明子の才能に気付いていたからこそ入れ込んだのだろう。
ただ明子は終盤まで迷惑パワハラとしか思っていなかった。
もちろんこのような原作漫画を描くくらいだから明子も多大な恩義を感じているのだと思う。
ただそれが最終的な自身の成功があってこそという感じがして、今ひとつ日高への愛というか感謝の念がこの物語では感じられず日高の死に際しても大きな感動的なシーンに感じなかった。
結論を言うと物語としては期待よりは少し弱かったかな。
ただこの物語は実話であるから仕方ないのかなとも思うし無理やり感動的なドキュメントにしていない点は評価したいと思う。
永野さん大泉さんはじめ役者陣は熱演だったと思います。
不意な斉藤由貴さん登場にはちょっと笑ってしまったw
日高先生が残した作品
原作未読。
原作者のこともよく知らないし、作品も1つも読んだことがない。
なんだか世間が騒がしいせいか、封切り後最初の土日だというのに、劇場は閑散としていたが(残念)、おかげで集中して観ることができた。
絵画教室に通うのは、「美大卒の漫画家」になるための美大受験対策という動機の主人公。それを知らない熱血先生。
主人公が筋がいいと認めるや、「描け、描け、描け」と指導に熱を入れるスパルタ先生。
鬱陶しさを感じながらも、教室に通い続ける主人公。えー、やめないんだ・・・なぜだろう。
美大を出て、画を描くことやめ、漫画を描き始めても、先生に本当のことを打ち明けられない主人公。
東京へ行く決心をしてから打ち明けたとき、彼女は、「先生を裏切りたくなかった」と言った・・・。
彼女と先生のお話はまだ続く。しかし、私はこの台詞に、彼女の先生への想いが凝縮されていたように思う。
絵の技量を高めてくれた先生。大変でも、しんどくても描き続けないといけないことを教えてくれた先生。先生の期待を裏切りたくない。でも、先生の期待には応えられない。それは自分に嘘をつくことになるから・・・。
成功した漫画家が、自分を世に出す土台をつくってくれた師匠へ贈る作品。教えるって何だ。教わるって何だ。ふと、タモリ氏の赤塚不二夫の葬儀での弔辞の言葉が頭によぎった。「私はあなたの作品のひとつだった」。
本当の教育っていうのは、やっぱり人をつくる、ってことなんだと思った。日高先生は、教え方は下手だったけど、大切なことを教え、人をつくった。つくられた人が、創ることで、描き続けることで、恩返しする・・・。
永野芽郁のナレーションはちょっとな感じはあったけど、キャラクターが主人公のお気楽だけどナイーブな性格に合っていたと思う。
大泉洋の電話の声が、いとこのみっちゃんの声まんま。お得意のカブ乗り。(水曜どうでしょうネタです)笑ってしまった。
あと、大森南朋の親父さんがイイですね漫画的。いつも煎餅とリモコン持ってる。リモコンは、チャンネル変えないなら置いときゃいいでしょうが!
爽やかな気分になれる良作。
色眼鏡無しで多くの人に観て欲しいと思う。
素敵な実話
原作が好きなだけに悔しい
原作5巻を映画用によくまとめられたなと思います。
脚本は他の方と共同製作ですが原作者の東村先生。
ただ、原作者が脚本を書くとこうなるかという全部乗せ(時系列)によるハイライトが弱かったんです。
映画の私的ハイライトはアキコが課題を描けなくなって先生が実家に来るところ(2人の演技が迫真です)
それ以降の先生が逝ってしまった後の今ちゃんの言葉も原作ほど響かず。
お涙頂戴にしたくなかったのかもしれませんが東村先自身の漫画を描く産みの苦しみ描写も弱く、どなたかのレビューでもおっしゃってましたがルックバックの様な切迫感がなくて、日高先生の「描け描け」が原作ほど響かないんです。
皆に原作を読んで欲しくて、でもこの映画を観て原作読もうと思う人がどれほどいるかなと思った時に、
やはり全部乗せじゃないどこを切り取るかのハイライトのある進行の方が良かったんじゃないかなと。
大森南朋さんは良いです。
有田さんはイメージと違いました。
永野さん大泉さんの演技はさすがです。
大好きな漫画なのに…原作で泣いた娘は映画館では泣きませんでした。原作好きにはなんだか悔しい限りです。
映画を観て漫画読んでない人全員に読んで欲しい。原作はもっとずーーーっと良いから!!!!!!!
外野は置いておいて、内容は良かった
作者の自伝的漫画を映画化。知らなかったけど、海月姫の作者さんだったんですね。あれも昔、ドラマ化した時に好きだったので、元々、波長が合ってたんでしょうか。漫画についてはバクマン、美術についてはブルーピリオドなど観ていてその辺の世界のことを知っていて観ていると何でそういう話をしているのかが解ります。話は漫画家になりたいと願いながら美術の道に進み、現代っ子らしく甘やかされた主人公と厳しいながらも親身に指導する恩師との二人三脚で壁にぶつかりながら話が進んで最終的には目標を達成する(途中から動機が不純?だが)。コミカルなところも楽しいが、最後に恩師が亡くなった後に意外やスクール生に慕われていたことが涙を誘う。個人的にはもう少し恩師の過去を掘り下げても良かったかなぁと思いながら最後まで観させていただきました。
全402件中、261~280件目を表示
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