かくかくしかじかのレビュー・感想・評価
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すずめはすずめ・・・
人気漫画家・東村アキコの自伝的漫画「かくかくしかじか」の実写映画化版。永野芽郁さんと、毎度剽軽な大泉洋さんの主演作品。原作者が主役の日高先生役に大泉さんの出演を願ってできあがったという。
原作をチラ見したけど、ほぼ原作通りのストーリーで物語ははじまる。原作は冒頭のチラ見なので、全部が原作通りなのかは知らないが、原作を読んでなくても十分に楽しめた。
当節、不倫騒動でなにかと非難を受けている芽郁ちゃんはなにをやっても「すずめ」(NHKの朝ドラ半分青い)ちゃんだ。大泉洋はなにをやっても大泉洋だ。評価は★3.8。
不倫女優というレッテルでぼろくそに言われている芽郁ちゃんだが、やっぱり可愛い。「すずめ」が大人になって、女になって、女優をしているって、私的にはとてもエッチで、楽しめた映画だった。あのポジションの女優さん、いるようで、なかなかいないのではと私は思っている。でもこれ以上、世間を敵に回さないようにしてね。せっかくの映画も台無しになっちゃうからね。
大泉洋は「室町無頼」に続いての鑑賞だが、何をやっても同じなんだよね。この人のパワハラセクハラはなんだか許せる昭和の味がする。
収穫がひとつあった
映画には映画ならではの心に残る言葉やはっとする演技が次々と出てくるものでなければいけないと勝手に思っていましたが、「描け!描け!」の言葉が残ったのと、漫画家にもいろいろな感性の人がいるのだなという想いだけが残りました。先生に対する想いは原作者にはあるのだと思いますが、描き方がかわいそうという気持ちになりました。
テレビ局が作る典型的な映画という感じで、映画ならではのものが欲しかったと思います。
脚本がよくないなと思いましたが、原作者がかかわっていたのかと最後のテロップをみて知りました。漫画と映画はやっぱり違うのだなと実感しました。
脚本も映像も映画のプロの方がかかわったら、まったく違ったものになっただろうと思います。自伝でなく、創作としてプロが真剣にかかわったらまったく違ったものになっただろうと思いました。
公開して大ヒットしているというのを記事で見て、期待して来てみたが、立川の映画館はガラガラで、他に数人しかいなかった。
見上愛さんが出ていましたが、受験期と大学入ってからの成長をへぇ~という演技で表現していて、すばらしいと思いました。今後の活躍が楽しみです。この気持ちが持てたのが最大の収穫でした。
せつない気持ちになりました
永野芽衣さんの復帰を待ちたい
大泉洋に持ってかれて大正解!
何ヶ月も前から楽しみにしていた本作なのに公開直前でのスキャンダルで意気消沈、観に行くか何日も迷いつつ、大泉洋に望みを託し行ったところ大正解!暫くぶりに涙が。。。
もちろん主役は永野芽郁ちゃんだけど、大泉洋演じる日高先生の存在感が半端なく強烈に気持ちをかっさらわれた。観た人は間違いなく先生に気持ちを持っていかれるだろう。
深い優しさを持ってるけど不器用、まっすぐで熱い昭和のおじさん。
世代的なものも相まって身近な人とリンクし、自分もこういう人たちに育ててもらっていたなと(そして若い かった自分はその思いをむげにしてしまったこともあったなと)懐かしい気持ちがかきたてられた。
ちなみに自分が見に行くことになった最大のきっかけは、大泉洋の舞台挨拶。かくかく…のではなく探偵はバーにいる、の方の。
開口一番「本日はかくかく…の舞台挨拶にお越しいただき…いや、そっちもなんだけど…」みたいな大人の余裕のくだりを聞いて「この人の出てるものならイケるかも」と思ったこと。
感動しました
見応えあります。
なかなかの快作
最近は漫画家さんが自分の作品を映画化って時に売れっ子で余裕のある(現在の連載が滞らないクラス)方々が制作に参加することで成功する作品が増えた。「ワンピース Film Red」「スラム ダンク」「名探偵コナン」などアニメとしては成功しているなか、実写にして制作に参加。脚本、ロケハン、方言指導など他の漫画家さんが関わったのと違うやり方で成功したレアな作品になったのでないかと思う。
もちろん、実話を元にした漫画の映画化なので実写でもいけたケースだと思う。東村アキコさんの選択は正解だったでしょう。
しかも、大泉洋と永野芽郁というシリアスもコメディもこなせる役者が配役出来たことが良かったと感じる。
現実のゴシップで映画観ないって人もいるでしょうが、役と現実は違うから、こんな役者を消してしまうのはもったいないと感じる映画だった。
先生、私はずっと漫画家になりたいんよ! ~日岡絵画教室の想い出~
ちょっくら高熱でダウン・・・歳なんかなと思うこの頃、お迎え来るのはマダ早い。元気だしてタイピングなのだ。
先日「かくかくしかじか」観たのだよ。
MCが、
・林明子役: 永野芽郁さん
・日高健三役: 大泉洋さん
2大巨塔の映画ね。永野さんがちょっと世間から冷たくされちゃってるけど
作品的には何ら関係ないね。明子のこの役は彼女で良かったと思う。
そして 恩師日高先生の大泉さん。
かけかけ ちょっとウルサかったけど (*´ω`*)
まあ 総じて悪いとは思わないね。
特に ”一度しか書かんし ようみとけ!”って言って
デッサンさっさっさ~っと 書く場面 表情は良かったかな。
険しい表情だけども。
先生の事を一番分かっているのは 明子であり、その記憶に残る想い出。
誰がそれに対して 違うなどと 言えるであろうか。そう思うのよ。
だから 映画に描かれた先生は そのまんま日高先生で有って、
それを受け止めるしかない。
そこにストレ-トな先生の優しさが滲み出ていたと思うんだよね。
先生の書いてる絵、そしてその描いてる姿(背中が)が目に焼き付く。
大海の浜辺に魚の骨・・・ 素人目線ですけども絵は儚いものを感じます。
明子の思い出の中に、下宿先に来た先生の逸話があって
有名な焼酎のビンがコタツに置いたまま 帰って行かれた話。
その場面の思いが 凄く分かる様な気がします。
きっと明子の事を心から心配していたのでしょう。
友人たちを招いて絵の事を話したかったのかも知れませんが、
それだけでは無くて 彼女がこの場所で周囲に溶け込んで生きているのか。
それを案じていたのだろうと 思います。
きっと先生は孤高の画家ですし、言動とは裏腹に寡黙な人柄。
だからその思いがきっと有ったのではと思いますね。
先生が”毎日絵を描かないと 下手糞になるぞ!” この言葉が刺さります。
そして 明子が言う ”漫画も絵を描くことも どちらも大変で同じだった。”
この思いは彼女だから言える言葉で。
その想いがもう居ない先生の元へ届けばいいな~って・・・最後に感じましたです。
-------映画上映終わった 客席-------
後ろに陣取った6人の女子高生達(クラブ帰り?ジャ-ジ姿)の会話が聞こえて来て・・・・
(*´ω`*) 涙した~ えへへへ (友人らも笑顔で照れてる)
(*´ω`*) ”かくかく” は分かったけど・・・
(*´ω`*) ”しかじか” って 出て来なかった~ わからんね (´-ω-`)
(;´・ω・) ”奈良公園 無かったよね” ・・・・ (>_<)
流石JK達 おバカ街道まっしぐら (≧◇≦)
お前さん達、 奈良公園の鹿をいっぱい描く事じゃないぞ!!!!!!(;^ω^)
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と言う事で
ご興味ある方は
どうぞ劇場へ!!
原作の続きが映画館でみれる!!
永野芽郁頑張れ
原作未読です。物語に没入できました。ある騒動の結果、この映画の宣伝...
原作未読です。物語に没入できました。ある騒動の結果、この映画の宣伝をみて
映画館に久しぶりに足を運ぶこととなりました。結果良かったです。
役者さんも実在の人物になりきり、自然な演技を魅せてくれました。
さすがに画家役大泉洋さんの日高先生は作ってんだろうというぐらいの昭和のコテコテの
キャラクターなのに作品の中で違和感がないんです。
永野芽衣さん演じる東村アキコ先生にも違和感がなく、作品に没入できました。
(ちとスタイル良すぎですが)
ひとりの人物の妄執、執念が他の人に与える影響力と
東村アキコ先生の仕事を辞めたいという切実な思いに共感いたしました。
逃避から生まれるものもあるのだと思います。
共感できる人多いと思います。仕事している社会人に観てほしい映画です。
CMで何度も聴いているのに「描けぇー!」が心に響く
かくかくしかじか
不倫報道をきっかけに見てみました。
大泉洋さんと永野芽郁さん、両俳優さんとも嫌いな俳優では有りません。
大泉洋さんは水曜どうでしょうから俳優というより好きなお笑い系タレント(ではないですがw)で好きでしたし永野芽郁さんも私がたまたま見るドラマとか映画でよく拝見した方なのでふたりとも好きな俳優さんでは有りました。ただ今回の映画に関しては最初は見る気は有りませんでしたね。ただ永野芽郁さんの不倫報道をきっかけにどんな映画だろうと見ることにしました。ちなみに芸能人の不倫報道に関しては全く興味はありませんwやりたい人達が勝手にやってくださいと言う感じです。不倫報道で見てみたという人結構いたりしてw肝心の映画ですが想像していたのと違いとてもいい映画だと思いました。点数もかなり高得点です。
全くジャンル違いで比較対象ではないですがこの間見たミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング より感動したかもwまあミッション・インポッシブルはミッション・インポッシブルで良かったんですがw東村アキコさんの原作は見てないのですが日高先生演ずる大泉洋さんは昭和的な先生で指導方法もスパルタで意味がわからないという人もいますが私が学生の頃はコレ似た先生って沢山いました。ちょっと暴力的ですけど身体で覚えたこと中々忘れることはないですね。現代では否定されている教育方法ですがコレはコレでありだと思います。イイコイイコして覚えさせた教育って結構早めに忘れてしまいます。まあここは人によって違うと思いますが。教育論はともかく日高先生がガンでなくなる最後は結構感動しました。林 明子も先生と喧嘩しながらも最後は先生のことを理解したようでしたし。ちなみに映画を見たあと漫画もちょっと見てみましたがあらすじはだいたい一緒で面白い漫画ですね。
追伸
あのあともう一度映画を見てみました。
というのも映画を見たあとに東村アキコさんの原作漫画を最後まで見てみたらもう一度見たくなったからです。
お笑い要素の多いギャグ漫画ともいえる漫画でかなり笑えましたが筆者の実体験にもとづく漫画もありますので東村アキコさんの先生に対する思いが胸にかなり来た作品でもあります。
今どきあのような熱血先生はいませんしとても不思議で魅力的な先生だなぁと思いました。
あそこまでスパルタンな教育をしていても生徒に慕われる気持ちが分かるように思いましたし。
なので中身はとてもいい作品なので不倫報道で見に行かない人達がいるとしたらとても残念なことだと思います。
映画は見に行かなくても先生の原作だけでも見てみるといいかと思います。
次はしばらく先か・・・
漫画家の東村アキコ先生の自伝的漫画を原作とした作品でした。主演の永野芽郁の”不倫問題”が喧しい中で封切りとなった訳ですが、作品と”問題”は別問題なので、"問題”は脇において作品の感想を述べたいと思います。
後に東村先生となる林明子(永野芽郁)と、彼女が高校時代に出会った絵画教室の先生である日高健三(大泉洋)の師弟関係について描いたお話でした。予告編で日高が竹刀を振り回して、明子がギリギリのところでこれを避けるシーンがあったり、明子の襟首を掴んで引き摺り回すシーンがあったりと、コメディタッチでマイルドな描写になってはいたものの、どうしても日高のパワハラぶりに注目せざるを得なかったのですが、これは本編でも同様でした。物語の舞台は今から30年以上前であり、先生から生徒に対するパワハラというか、もっと率直に言えば暴力に対する世間の評価は、現在に比べると当時は寛容な部分があったのも事実だと思います。ただ、個人的にこの場面が実話だとしても、これを美談調に描くのはちょっと受け入れがたいものがありましたし、逆に敢えてフィクションとして描いているのであれば、なおさら受け入れられないと感じました。まあ東村先生個人が、日高先生に対して好意的な感情をお持ちであるのは確かなのでしょうが、同様のケースで苦しむ人も大勢存在することを考えると、どうも合点がいかないところでした。
そうした部分はあるものの、役者の演技は素晴らしく、特に永野芽郁の感情表現から動きに至るまで、流石と思えるものでした。大泉洋に関しては、いつもの大泉洋でしたが、結果的に彼がこの役を引き受けていたからこそ、本作に無限の安定性を与えていたように思えました。
ただ、映像面や音響面では、特筆すべきところは少ないように感じられ、是が非でも映画館で観なければならない作品とまでは言えないように感じられました。
いずれにしても、”問題”のせいで次に永野芽郁をスクリーンでお目に掛かるのがちょっと先になってしまうかも知れないことが残念に思えるほどに、彼女の活躍ぶりが強調された作品でした。
そんな訳で、本作の評価は★3.6とします。
永野芽郁、大泉洋、共にハマってる
逆風真っただ中の永野芽郁。真実は知る由も無いが、世間が信じるには厳しい釈明だなと思う。 が、俺は特別ひいきでもないので、特にショックを受けるわけでもなく、予定どおり鑑賞。
【物語】
宮崎に住む林明子(永野芽郁)は小学生時代に漫画に出会い、将来は漫画家になると決意する。その夢を抱いたまま高校生になった明子は、美大を出てから漫画家になるというプランを思い描きて美術部に所属。しかし3年生になった頃、同じく美大を目指す親友(見上愛)に「美大に入る気ならそれ用の塾に入らなければ無理」と言われたことから、彼女と同じ塾に通うことにする。
ところが、塾の先生・日高健三(大泉洋)は竹刀を手に怒号を飛ばし、生徒たちに絵を描き続けさせるという想像もしていなかったスパルタ教師だった。 明子は一日も早く逃げ出したいと思っていたが、ある出来事から日高の生徒への愛情を感じ、思いとどまる。不満を持ちながらもなんとか塾通いを続けた結果、日高に画家としての素質を認められるようにまでなるが、逆に「漫画家になりたい」という本当の夢を言い出せなくなっていた。
【感想】
なかなか面白かった。
実話に基づくお話のようだが、半分コメディーで楽しいし、(誇張をしているに違いないが)日高健三という人物が面白い。現代ならあり得ないパワハラ先生でありながら、生徒たちに慕われていたのは、先生の愛情を感じられたからだろう。結果がそうならパワハラじゃないよな、これも有りだなと昭和人間は思う。
大泉洋はこの日高先生のハマっており、とても自然だった。しかし、それ以上にどハマリなのが永野芽郁だ。真面目でもなく、スポコン的根性女生徒でもなく、どこか抜けていて、ユルい感じが永野芽郁の最も得意とするキャラであり、真骨頂と言えるヒロイン像を見せる。東村アキコが実際そういうキャラだったというよりは、永野芽郁に当て書きした脚本だったようにも思える。
しかし、今の状況を鑑みると、よっぽど腹をくくった打開策を打ち出さない限り、これが永野芽郁主演作としては最後になるかも知れない。もやもやとして観ることを躊躇しているファンがいたら、観ておくべし。
全373件中、181~200件目を表示
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