「絆が結ばれることがあるなと思う」かくかくしかじか mimkaさんの映画レビュー(感想・評価)
絆が結ばれることがあるなと思う
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絆で結ばれる時、理由はないな いつのまにか信頼していたり、心配していたり 関係性以前の、魂レベルの出会いなんだろう
日高先生の、朴訥とした人間性、とにかく描くこと、描いて描いて描くことで何かを得ていくと信じている 片や明子は先生を疎み、本心を言えずに逃げている それでも2人は繋がってる そんな相手とは誰もが人生で出会えるとは限らないなと思う
いつか二人展をやるぞと伝え続ける日高先生が愛おしく思える 宮崎から東京まで、明子と飲み明かすのを楽しみに訪ねていった時は、どんなにがっかりしたのかと身につまされる 死の床では、二人展をできなくなってすまないと明子に心を飛ばしていたのではないかと胸が痛い
不器用で言葉が足りないので人に理解されにくかっただろう日高先生の、笑顔にすがる思いがした
日高先生!あなたの存在は明子を支えていますよ
あなたとの日々は明子の人生に深く生きていますよ
大泉洋さんと芽郁ちゃんだったから、心に染みわたる映画でした
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