「序盤の数分で例の件の印象は消えました」かくかくしかじか 玉乃苦労巣さんの映画レビュー(感想・評価)
序盤の数分で例の件の印象は消えました
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東村アキコさんの自伝漫画は面白いものばかりで、
なかでも本作はその最高峰に位置するといえるものですから、
永野さんのスキャンダル発覚前から楽しみにしていた映画です。
序盤の数分で不倫の印象は消えて物語に集中できました。
日高先生の「描け描け描け!」は御託よりも行動・集中という点で、
絵画以外の世界にも当てはまることなんじゃないかなと思いました。
日高先生は暴力的で言葉もきつく、デリカシーに欠ける面もありますが、
実際は教え子思いで憎めないというキャラを大泉洋さんが好演。
主人公・明子にとって、この出会いがいかに大きかったかが伝わります。
だからこそ、彼女が自分の本当の夢を語るシーンにグッときました。
永野さんも、私生活は何とも言えませんが、女優としては魅力的です。
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