「「描く」、「かくしか」、(でも)「じか」(んがない)」かくかくしかじか imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)
「描く」、「かくしか」、(でも)「じか」(んがない)
予告編から竹刀を持ったスパルタ指導、たとえ昔の話でもこの令和の時代に見たくない。私は見る候補には上がっていたがそこまで高くはない。しかし、公開後の評判がとても良かったし、間違ってしまった人にもチャンスは与えるべきだと思っているので見に行きました。
同作漫画と東村アキコ先生は知らなかったが、マンガ賞受賞するまでの人生、幼少期から結果的に恩師となる先生の出会いが「斯く斯く然然」というよりは、詳細に語られている。
主人公は明るく自信過剰、すぐ逃げ出す、自分の意見が言えないので言いなりになる。でも先生は見抜いていた。スパルタではあるけど、すごく愛に満ちている。それが映画を見ていてすごく伝わる。永野芽郁さんのコミカルタッチな演技が良かったし、ハマり役だと思った。
とても素晴らしい映画だった。
バイアスがかかってしまうのは仕方ないが、多くの人に見てほしい。
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私自身はスパルタと正反対だし逃げる人生だった、ほぼカンで生きてきた。この映画風にいえばダウジング人生。ただいつも少し先を考えながら…ではあるが。
当初の「令和の時代に見たくない」であるが、本年は記念すべき昭和100年。だから良いんです。減点もありません。
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