「そうそう、毎日描かないとね。」かくかくしかじか 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
そうそう、毎日描かないとね。
永野芽郁と大泉洋、大好きな2人が主役なので、かなり笑えるんじゃないかと期待高めで着席。子供の頃から漫画家になりたかった永野芽郁演じる明子は、絵を上達させる為に美大をめざし、大泉洋演じる画家の日高がやってる絵画教室に通う事になる。初日から印象深い日高先生の台詞。まるで昭和初期の指導者だよね。すぐ怒鳴っちゃう。現代だとモラハラ扱いされちゃうよね。ま、最初に見られたみんなのデッサンがマジでイマイチだった。学生の頃、自分もやってたので、難しさ分かります。最初は違和感があったが、皆んなの夢を叶える為の優しい先生なんだなって感銘。「描け!描け!」怒鳴られながら、頑張った明子が美大に受験、東京学芸大学と金沢美術工芸大学。宮崎から東京か金沢の大学を目指した。漫画家を目指してるんだからもっと近い大阪や京都でもよかったんじゃないかなって思った。何より観たかったのが明子の漫画の才能についての詳細。画家と違ってストーリーを考える才能が必要でしょ。どんな作品を作ってたのか謎だったわ。ずっと続いた明子と日高の関係。それほど笑えはしなかったが、とても楽しかった。そしてまさかのラスト。泣けちゃったわ。
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