劇場公開日 2025年5月16日

「鈴木おさむさんも言ってますが、観ないともったいない!!」かくかくしかじか ナナフシナナコさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0鈴木おさむさんも言ってますが、観ないともったいない!!

2025年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

きせかえユカちゃんからの東村さんファンです。自分自身ほぼ同年代で海月姫の映画のときはエキストラで参加させていただいたものです。
最近自身の生活が多忙で東村作品から少し離れてしまっていましたが、この作品も、東村さんも大好きな作品なので、映画化のニュース、そして永野芽郁さん・大泉洋さんというメインキャストも、東村さんが全面的に関わるということも非常に嬉しく楽しみにしてました!!
ただ自分自身、よく知っている作品の映画化もいくつも見てきましたが、どうしても話を知っているのであまり新鮮な気持ちで観れなかったり、原作との相違点にツッコミ入れたくなったりで、正直100%☆5って言える作品には今まで出会えていなかったのであまり課題な期待もせず、ネタバレ的なことにも触れないようにして本日観に行ったわけですが・・・ホント、観てよかったです!!あまり映画とか観て泣かない方ですが、もう、作中の登場人物が涙する前に涙してました・・・何度も!!

大泉さんも芽郁ちゃんも、撮影時、東村さんに答え合わせしながら演じれたとおっしゃってましたが、本当に、アキコと日高先生、漫画の世界を実体化して観れたことがずっとファンだった自分としては非常に嬉しかったし、今回ハマれば号泣するってわかってたから敢えて一人で観に行きましたが、美大卒の娘や芝居をやっている息子にもぜひ観せたいと思い、またリピしたいです。
知ってる作品を描いているシーンが見れたのも嬉しかったし、アキコの椅子の座り方がなんともリアルで・・・ツボでした。そうだよなーと思いながらあまり映像で観たことなかったもので。細かいところまでリアルでした。
さらに作品に出てくる「絵」たちにも注目しました。全部本物なのかな??本物もあるとは聞いていたけど・・・敢えて情報を入れないで観たので、また新たに色々情報を入れたあとでまた観に行きたい。そんな作品です。
また、キャストも皆素晴らしかったです。東村作品によく出てくる父健一と母のイメージもピッタリで・・・あとは、高校の美術教師もいい味でした。

また、自分自身作品のファンとして非常に楽しめたのですが、きっと東村さんと同世代の方や美術や漫画を志した方はもちろん、色々自分の思うようにならず、期待を裏切りつつ後ろめたい気持ちを持ったことがある方とか(ほとんどの方がそういう経験があるのでは?と思います)皆に刺さる作品と思います。

フジテレビとか文春とか色々言われてますけど、そういうのを理由に観ようと思ってるけどやめてる人がいたら、考え直してほしいです。素晴らしい作品です!!

ナナフシナナコ
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