「ほっこりした空気に包まれてました。」かくかくしかじか かもしださんの映画レビュー(感想・評価)
ほっこりした空気に包まれてました。
原作者である東村アキコさんの漫画が基であるが故なのか、首を掴まれ引っ張られる姿や、地面に突っ伏して倒れ込む姿など漫画みたいな演出が頻出する作品になっておりましたが、原作者の実話がベースになっている分、映画としてのリアルをきちんと保っているという不思議な作品でした。
原作者自ら出演をオファーしてようやく口説き落としたという大泉洋さんの存在も漫画みたいな演出になりすぎない事に一役買っていた様に思われます。
怒鳴り散らす彼の姿を見ていて「本物の先生」をマジで拝みたくなりました。
劇場では絶えず笑いが起こり、ほんわかした空気が辺りを包み込んでいましたが、物語が進むに連れてあちこちから鼻を啜る音が聞こえてきました。
間違いなくハンカチも必要になる映画になってました。
鑑賞後、原作者の漫画を片っ端に読みたい気持ちにさせられてしまいました。
それだけ「絵」というものが、「画家」と「漫画家」という師弟関係が、魅力的に描かれている作品だったと感じました。
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