「あの時の先生のことば。」かくかくしかじか SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
あの時の先生のことば。
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2015年授賞式にて受賞作品の題材になってる恩師・日高先生のことを司会者に聞かれ、小学生の頃に出会う漫画、高校生になり絵画教室で出会う恩師・日高との思い出を語るペンネーム東村アキコこと本名・林明子の話。
ごみ捨て場に捨てられたマンガ雑誌を読んだ事を機に漫画家になりたいと小学生ながらに思う明子だが、それから高校生になりクラスメイト北見に月謝5千円の絵画教室を紹介してもらい行ってみることになるが…。
明子のイメージしてた絵画教室、…とは違い、バス停から走らされ、教室入れば先生は竹刀を手にと。ピりつく教室内の雰囲気に誰も話さな…話せない。
言葉足らずで生徒に気持ちを解ってもらえない日高先生だけれど、いつも“罵声に竹刀”で学生達から見れば怖い先生だけど、厳しさの向こうにはちゃんと愛、優しさ、気遣いがありで観てて泣けてくる。
今の10代~20代前半位の方があの先生の振る舞いを見たらどう思うかだけど、昭和を知ってる人には何か懐かしくもある先生の姿。
一部マナー悪い方がいて鑑賞環境は良くなかったが楽しめた、時間に余裕あるならもう一度いい環境で観たいと思う。
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おつろくさんのコメント
2025年5月16日
自分も美術学校出身なので、作品中の場面でたびたび共感していました。自分の作品を先生たちに批評される場面はまさにあの雰囲気です。ちなみに卒業制作の課題は「自画像」でした。
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