劇場公開日 2025年5月16日

かくかくしかじかのレビュー・感想・評価

全377件中、1~20件目を表示

4.5竹刀を持って「とにかく見ろ」と言ってまわりたくなった

2025年5月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

「かくかくしかじか」を読見終わった時のあのなんとも言えない胸に広がる感動は今でも覚えている。
別に私は絵を描かないし、地方出身でもない。
あんな恩師もいなければ、ダウンジングでセンター試験突破するおもしろいエピソードもない。

それでもなぜか自分の背中を押してくれるような、私も頑張ろうと視線が少し上がるような、そんな感覚になれるこの作品が大好きだ。

そして映画を見終わった今、あの時と同じ気持ちになっている。

連日のスキャンダルで、この作品を見るのをやめた人もいるかもしれない。様々な考え方があるし、それは否定はしない。でも日高先生の言葉を真似するなら「良いから見ろ!」と言いたい。
現実と切り離して見ろ。つべこべ言わず見ろ。見ろ。

私は原作が好きで、映画が好きだ。
演じてる役者さんたちがプロフェッショナルな仕事をされていたら、それで良い。
そしてこの作品では間違いなく、メインの2人はプロフェッショナルな仕事をしていた。素晴らしかった。日高先生の大泉洋も、林明子の永野芽郁も本当に良かった。脚本が東村アキコ先生で、あの2人だったからこそ、原作の良さが綺麗に2時間に収まっていたと思う。

自分が挫けそうになった時、諦めそうになった時、頭に浮かぶ声や人がいるというのは強いな。そういう人との出会いは宝物だろうな。
そんな宝物をお裾分けしてくれた東村アキコ先生に感謝したい。

私は本当に見て良かったと心から思った。
どうか多くの人にこの作品を見てもらいたい。

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AZU

5.0紛れもない「傑作」。東村アキコの魂が宿る、自伝的漫画の実写化。

2025年5月16日
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本作は、漫画家・東村アキコの自伝的漫画を実写化したもので、原作者本人が脚本、ロケハン、方言指導、さらには出資まで手がけるという並々ならぬ熱意が込められています。自身の体験に基づいているからこそ知り得る場所の選定や、細やかな方言の指導など、作品にリアリティーと深みを与えることに成功しています。
監督は「地獄の花園」でメガホンをとった関和亮で、原作の魅力を損なうことなく、実写ならではの表現で見事に映像化を成功させています。
冒頭、タイトルが現れるまでのオープニングシークエンス。この一連のシーンを見てもセンスが溢れています。ユーモアに満ちた数々の場面は、作為的な印象を与えず物語の中に自然と溶け込んでいるなど、退屈なシーンが見当たらないほど良く描けています。
主人公・東村アキコを演じる永野芽郁は、原作のイメージを見事に体現し、まるで本人そのものがそこにいるようです。そして、大泉洋。時代を超越する存在感は、作品に彩りと深みを与え、彼にしか演じられないであろう日高というキャラクターは、新たな当たり役と言っても過言ではありません。

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細野真宏

3.5作品となったその想いは、必ず大切な人に届くはず

2025年5月7日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

シリアスな役からコメディまで自在に演じてきた大泉洋と永野芽郁が丁々発止の掛け合いで名コンビぶりを見せ、人気漫画家・東村アキコ氏の人生を変えた恩師とのかけがえのない日々を、関和亮監督が絶妙なテンポ感でよみがえらせています。

「描け!」という恩師の言葉が見る者の心にも響き、笑いと共に自然と切ない涙があふれ、深い余韻を残す作品です。

2024年には「ブルーピリオド」(山口つばさ氏の人気漫画が原作)と「ルックバック」(藤本タツキ氏の人気漫画が原作)が公開されました。“描く”という物語を映像で表現し、描き手の想いを伝えることはなかなか難しいですが、生きるためにひとつのことに情熱を捧げる大切さを「かくかくしかじか」も気付かせてくれます。

そして、作品となったその想いは、必ず大切な人に届くはずなのだと。

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和田隆

3.5想像出来る展開ながら

2025年6月18日
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鑑賞方法:映画館

普通に楽しくみれた
驚くような展開は無いものの先生の絵への情熱、人生をもっと深く知りたくなり原作を読みたくなった

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木曜日

4.0ホンモノの思い

2025年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

師への思いが、スクリーンを溢れ出てこちらまで届いてきました。結局、振り返って顧みることでしか自分が受けてきた愛情は確かめることができないんだな、とつくづく思います。
生きているうちに気づけよ、バカタレ、と自分自身の人生を重ね合わせて、画面の永野さんに泣きながら心でつぶやいていました。
師への思いも師からの思いも、どちらもホンモノでした。

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ごましお

4.0こういう事なんだよな

2025年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

はっきり言って、原作と比べたら全然薄い。
大学に入る件も実際は何校も受けているし、大学時代もあんなグータラだけでなかったと思ったし、コールセンターの受付と漫画の両立も、もっと過酷だったしと通常なら脚本批判のオンパレードと言いたいところだけど・・・・・
脚本も原作者が主で執筆しているし、原作から端折った理由も特典にびっしり描かれていたし何も言えない圧巻の説得力!!
ドラマと映画の違いはあれど、去年の年初の悲劇を思い出した。
何で、こういう体制が採れなかったのかと

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nothanlight

3.5後になって初めて気付く大切なこと

2025年6月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

原作未読です。
東村アキコさんご本人がしっかり、脚本、デザイン、製作に関わっているようで、ご本人のイメージに近い形に仕上がっているって事なのだと解釈。
とても面白い作品でした。若い時は分からない、余裕が無くて、どれだけそれが大切な事なのか、後になって気付く事がある。
自分のことは多く語らない先生、とにかく、教え子達にひたすら書き続けることを求め、またそうであって欲しいと本気で願っている、愚直で真面目な人柄を大泉洋が自然に演じている。一つだけ気になったのは、先生が描いた絵をアキはどう思っていたのか。そこは全く触れていなかった。先生ご本人も描きまくっていたはず。その絵を見てどう感じていたのか、あっても良かったのではないか。
本当に先生の絵には興味がなかったのだとしたら、やはり残酷だ。

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まっちゃまる

3.0宣伝しすぎ

2025年6月16日
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鑑賞方法:映画館

単純

カワイイ

せっかくの作品だったけど、宣伝のしすぎがネタバレになり、結末が想像できた事で感動に繋がらなかった。いまだにCMで煽ってるけど、もうイイでしょ。しばらく永野芽郁もスクリーンで観れなくなるな。大好きな女優さんだったのに残念。

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メグアニキ

5.0めちゃ良い話、ジャパニーズドリーム!

2025年6月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

封切り前に色々ありましたが、

なんかそんなことで映画自体が

あーだこーだ言われるのは

もったいないですよね。

と、映画ファンの1人として思いました。

漫画家を目指して頑張る彼女の気持ち、

揺れる気持ち、伝わってきました!

そして、先生の素直な生き様、教える流儀も

かっこよかった。

あと、若いときって友達や彼氏を優先してしまって

親世代を後回しにする、、あの

大人になってから後悔するやつも、、同感しきりでした!

80代の母が観たいって言うからアテンドしたのもあったんですが、
うちの母ちゃんもご満悦でした。

あと、
金沢美大出身の友人がいて、コロナの頃に
亡くなってしまったんで彼はこんな素敵な美大に
通っていたんだな、という感慨もあり
泣けました…

是非是非!

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ZUNKO

5.0感想は人それぞれ

2025年6月16日
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自分は映画に感情を入れやすいかもしれませんが出演者の事で色々書いておられる方々もいますが、凄く良い映画だと思いました。

なんだかんだ言っても作られた方々もお金と時間を使ってこれだけの映画を作られたのですから批判も有るかもしれませんがその完成度をどう評価されるのも人それぞれ、、、、でも、自分はこの映画を見て間違いないと思いました。
この映画を作られた方々に感謝します。
原作者の方にも感謝です!

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修二

3.5原作の大ファンであるが故

2025年6月16日
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鑑賞方法:映画館

原作を何度も読み返しているファンとして、見るか見ないか迷っていた。そろそろ終わりそうになり、行くことに。

日高先生が、大泉洋?と半信半疑だったが、杞憂だった。役者だなあと再確認した。永野芽郁は、違和感なくイメージ通り。

自分は原作に浸りすぎており、なぞるようにみてしまい感情の昂りはなかったが、「立ち止まらず、兎に角動け」とのメッセージは確かに受け取った。

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しじみ

2.0試写会のCMはちょっと…

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

知的

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モーさん

4.0東村アキコのド正直ムービー

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

原作はだいぶ前に読了。原作の印象と少々異なるところもあったが、映画を鑑賞して思ったのは、真面目なことにも、不真面目なことにも真摯な東村さんのまんまをさらけ出した作品だったというところが、この映画の賞賛するべきところ。そしてちょっとぐにゃぐにゃなところのある東村さんに強烈な生き様を見せつけたのが絵画教室でお世話になった日高先生だった。永野芽郁と大泉洋のコンビがベストオブベスト。何を考えているのかわからないヒロインが超お得意の永野芽郁さんと、一生懸命男をやらせたら日本一の大泉洋さん。大泉さんの突き出す突きを交わし交わしはするけれど、結局しっかり突かれている永野さん。最高の師弟が見られます。

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Geki

3.0良かったけど

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

特に観る予定は無かったが、子どもが観たいと言うので一緒に鑑賞。

前半と後半は良かったが、途中の中弛みが残念だった。
製作と脚本に、東村アキコの名前があったから忠実に映像化したのだろう。

しかしながら、大学から故郷に戻る辺りはもう少しタイトにした方が良いと個人的に思ったが、子どもに聞いたら気にならないと言っていたから、個人の好みだと思います。

あんなスキャンダルが無ければもっと観客が来ていたのかな?とも思ったが、時間と手間をかけた映像と芝居だったので、スタッフ、キャストが気の毒になった。

個人的には好きな部類の作品です。

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Film_Montage

5.0先入観無しで観ました。そして、2回観てしまいました。

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

カワイイ

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ラケットバキバキ

3.5わかってくれると信じていた

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

近くの映画館で公開終了してしまうということで滑り込みで見に行きました

スキャンダルも下火になった?くらいで少し落ち着いて見れました!(笑)作品の内容には関係ないですが邪念あると気になってしまうので…

特に泣けはしなかったてすが全体的に良かったです!コミカルなところと淡々と進んでいくのがなんか良かった

永野芽郁ちゃんは良い意味で軽い明るい性格が合ってたなー ジャージも着こなしてた感じがありましたな
大泉洋はいつもの感じというか師匠感ありましたね!描けーー!!が響きました〜

ちゃんと映画館に見に行けて良かったです✌️

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ゆうき

2.0私は変なのかも

2025年6月14日
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悪くはなかったけど、私には泣く要素がなかった。私が変なのかもだけど。

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にんにん

2.0原作が好きだとがっかりするかも

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

原作のあの独特の勢いとか、間とか、そういうものは映像では再現できないんだなと思いました。映画は原作の表面だけをするりと撫でてるだけで、あとは永野芽郁(こういう字?)スタイルいいなあ、とかファッションかわいいなあ、くらい。あれだったら映画じゃなくてPVでよかったな。
あのリンゴとバナナの大笑いとか、映像で見たらわざとらしすぎてツライです。

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apple

4.5お互いを想う気持ちに泣けました。

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

話しに引き込まれました。
永野芽郁、大泉洋 の演技に感動でした。
オススメ作品ですね。

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kobo-ojisan

1.0眠くて気づいたら寝てた

2025年6月14日
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原作未読、永野芽郁の評価は完全に抜きにして
とにかく退屈な映画でした。
横にいた人寝てたし、わたしも寝てました。

なんでこんなに高評価なのかわかりません。
映画館もガラ空きでしたし。
2時間ドラマで十分でした。

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