フライト・リスクのレビュー・感想・評価
全16件を表示
他の道も選べた
こないだ鑑賞してきました🎬
マーク・ウォールバーグ演じる偽ダリルは、なかなかのしぶとさでしたね🤔
筋肉俳優の彼ですから、一筋縄ではいかないと思ってましたが、手錠から強引に脱出するところはこっちが痛くなります😰
減らず口も憎たらしさ全開でした😳
ハリス保安官補を演じたミシェル・ドッカリーも、散々なフライトを経験することになる過去を抱えた女性をエネルギッシュに表現🙂
偽ダリルにやられそうになるシーンは、女優魂が炸裂していました👍
重要参考人ウィンストンを演じたトファー・グレイスも、困惑気味の会計士になりきってましたね。
地獄のフライトを通じて、自分を見つめ直していくような役柄でした🙂
90分程度のコンパクトな上映時間で、サスペンス混じりのフライトアクションものとして気軽に楽しめる1本です😀
小手調べ
着想はいいような気もするのだけれど、どうにも意図が分からない作品だった。
例えば、どっかの制作会社が箔をつける為にメル・ギブソンって看板を掲げてプロモーションをかけたとかなら分からなくもない。
もしくは膨れ上がる制作費へのアンチテーゼ的な位置取りとか。
あまり売りがわからないのだ。
脚本的には凡庸だとは思う。予算をぶちこんてまで映像化したい程の魅力は感じない。だから脚本が先にあったように思えず…これだけの予算の中で何なら作れるだろうかって事なのかもしれない。
とは言え、さすがは世界を相手にしている市場だけあって、外堀はしっかり埋めてある。
だから見にくいって事はないのだけれど…どうにも惹かれないのだ。
ほぼセスナ機内の話で、ともすれば会話劇としても成立しちゃうくらい台詞による進行しかない。
内通者が誰だとか、若干のフックはあるものの、食い足りないのだ。
けど、様々な制約があったと仮定するなら、現場は奮闘したのだろうし殊勲賞を贈呈したい。
コレは憶測ってか、邪推なのだけど…。
証人の俳優さんが、なんかメル・ギブソンに似てて…彼が血縁関係にあるのなら、まさかとは思うがそういう意図で作られていたのかなとも思う。
ただ…俺的には軽口しか叩かないこの役者のおかげで、没入感に乏かったと言えなくもない。
そう…1番の違和感はこの作品をやる上で、メル・ギブソンにはメリットが無いように思うのだ。
まるでハリウッド的自主映画にも思う。
数年のブランクを埋める為のリハビリとか小手調べとかならば、納得もしちゃえるかなぁー。
さっすが!メル・ギブソン!外さないなぁ?
人でなしのくせに( おい) 映画を作らせたら、右に出る者なし!
悪役を演じるのは、かつて麻薬の売人で、人種差別のほにゃららで投獄されていた本物のワル。マーク・ウォールドバーグ。
映画に合わせて、驚異の肉体改造をする事で有名だが、今回は悪役という事で、特に役作りする事は無く、素の演技w。これが、怖い、怖い。こんな奴と同じ飛行機に乗るの嫌だ。
ウォールドバーグは何回も拘束されるのに脱出し、手錠をかけられたら、自らの手で親指を骨折させて抜けるという技は、痛々しいたらありゃしない。
アクション映画でよくあるパターンの、悪い奴を告発する為に証人保護プログラムで移送する時に、怖い目にあっちゃう🎵
という、手垢にまみれたお話しを飽きさせないのは、名演出家メル・ギブソンと、これ以外に知られていない脚本家のタッグが ハマっていたのだろう。
保安官補を演じるのは、ミシェル・ドッカリー。ミシェル・ゴンドリーとは関係は無し。
保安官補と証人とマークが飛行中のセスナの運転中に大暴れする!アノーラより大暴れする!ナイフでかなり深く刺したり、銃で致命症になるくらい撃たれるのだけど、みんな強い子なので特に致命症にならず。
自動運転が優秀すぎて不自然だったかなぁ?あんなに、自動で運転するのか?そこが、惜しかったかなぁ?
ウォールドバーグが事情通なので、保安官補や証人の事を調べあげていて怖い。こりゃ、闇バイト辞めるとこうなるのな。
保安官補が、マーク・ウォールドバーグを倒してから、セスナの運転をする羽目になるのだが、上司の署長や、同僚やらが、何か怪しいので疑心暗鬼になる。
それに、追い打ちをかけるように、マーク・ウォールドバーグが反撃するという、密室でジェイソンと戦うかのような恐ろしい映画。
今どき、91分という短い時間でサクっと、終わる娯楽映画。見て損はしません!お勧めです!
着陸と墜落の間
大好物のワンシチュエーション密室劇。
サスペンスアクションの終盤にありそうな状況だが、90分緊張感が保たれているのは見事。
導入の捕縛から離陸までは恐ろしくスムーズ。
この辺の潔さは好ましく、モレッティが何やったかとかも本筋に関係ないからかバッサリ。
メイン3人の駆け引きのみに集中できる構成です。
ダリルは時間稼ぎだけでいいならもっと上手くやれるだろうし、情報ポロリも迂闊過ぎ。
ヅラは笑いどこなのか、何故入れたのか疑問です。
1回目はいざ知らず、スタンガン2回目でも即拘束しないとか、全然注意を払わないとかは、まぁ雑。
しかし操縦士不在の空の上と考えると、そちらに意識が行って冷静に対処できないのはリアルなのか。
粗筋に「騙し合い」とあるがそんな雰囲気ではなく、ほぼハリス&ウィンストンvsダリルの構図なのは残念。
もっと各々の思惑が交錯する攻防を見たかった。
また、ダリルが意味深に「俺の名前を言ってみろ」と三井寿みたいなこと言ってたのが回収されずモヤる。
(亡くなったマリアの関係者かと思ったのだが…)
作風や予算的に仕方ないのだが、通信先の人物や状況が伝わりにくいのも難点か。
ハッサンに口説かれて嬉しそうなハリスは乙女。笑
最後ちょっとした視線だけで敵を感知したり、基本有能なのにちょいちょいポンコツでしたね。
ゴキゲンなギターインストのエンドロールは、曲としては好きだけど作品には合ってなかった。
細かいこと考えると色々あるけど、サクッと観る分には秀作。
緊急車両って
あんなに蛇行するんですかね
まっすぐ救助対象にすっ飛んでくクルマもあったかもですが。
マデリンが誰だか全然わからなくて、エンドロールでダウントンアビーの人でびっくり
マーク、それとそのハゲ頭を見たくて鑑賞しました!
悪役をたのしんで演じてくれてましたー
クレジットも当たり前ですけど
一番先頭ですし。
トファーグレイスは初代ヴェノムぐらいしか思い出せないのですが、
とにかく3人のはまり役だと思えてからはアンサンブルを堪能しました。
ラストの滑走路上は迫力ありました、ここは配信でみっちゃったら映画館に行くべきだったと
後悔したと思います。
ハッサンは、マデリンが殺し屋を仕留めた後は、引いてましたけど、
彼女と夕食&ダンスをたのしんでほしい〜♪
けっこう面白い
舞台がほぼ小型飛行機の中で、キャストもほぼその中の3人のみという非常にソリッドな構成で、あとは無線機の向こうの声だけの人がいるだけだ。飛行機がボロボロなのでずっと緊張感がある。最後の着陸はもうちょっとうまくできるように教えてやれよ。
空を自由自在に飛んでみたいと言う漠然とした願望はあるのだけど、乗り物酔いがひどいので絶対に満喫できない。地上に縛られて生きる方がいい。
マーク・ウォールバーグのハゲにびっくりした。
エンドクレジットをよく見ると、ラストシーンにもう一人の敵がいたことがわかる
2025.3.10 字幕 MOVIX京都
2023年のアメリカ映画(91分、G)
裁判の証言をチャーター機で移送する保安官補を描いたワンシチュエーションスリラー
監督はメル・ギブソン
脚本はジャレッド・ローゼンバーグ
原題は『Flight Risk』で、「苦肉の策」という意味
物語の舞台は、アラスカの辺境の地
イグルーモーテルに身を隠していたウィンストン(トファー・グレイス)は、かつてマフィアの金庫番として働いていたが、今やその犯罪を知る証人となっていた
連邦保安官補のマデリン・ハリス(ミシェル・ドッカリー)は、彼を見つけ出してニューヨークに移送する任務を負っていた
上司のキャロライン・ヴァン・サント(声:レア・レミニ)と連携を取りながら移送を試みることになり、そのパイロットには現地人のダリル・ブース(マーク・ウォルバーグ)が選ばれていた
後部座席にウィンストンを拘束したマデリンは、助手席に乗ってフライトに臨むことになる
ガタガタと揺れる機体に不安を感じながらも90分我慢することになったのだが、出発した途端に計器の故障や、バードストライクなどに見舞われてしまう
ダリルは管制官と話すためにヘッドセットをつけ、マデリンも彼と会話するためにそれをつけた
これにより、ウィンストンは会話に入れなくなるのだが、その際に彼は運転席の下からあるものを見つけてしまう
それはダリル・ブースと書かれたIDで、そこに映っていた人物は別人だったのである
映画は、この閉鎖空間におけるワンシチュエーションとなっていて、パイロットになりすましている男(ややこしいので以下もダリル表記)を交わして、どうやってアンカレジに向かうかを描いていた
アラスカ辺境(おそらく北部)からアラスカ南部のアンカレジまで山を越えるというルートで、アンカレジからニューヨークに行くというルートになっていた
あまりにも遠いので、アンカレジでの出来事は誤差の範囲に思えるが、そこは目を瞑る設定なのかもしれない
物語は、ダリルの正体がわかってからの活劇を描き、徐々にマデリンの過去が露わになるという展開を迎える
彼女は復帰直後で、マデリンの上司に当たるキャロライン・ヴァン・サント(レア・レミニ)が彼女を復帰させて、このミッションに参加させていた
ダリルがマデリンたちの目的を知っていることや、マデリンの過去の仕事内容を知っていることから、当初はキャロラインが内通者だと疑っていた
だが、ウィンストンがある場所に送金をしていて、その住所地がわかったことで、所長のコールリッジ(パール・ベン=ヴィクター)が黒幕であると推理するようになる
そして、所長がダリルを送り込んでいたと思われるのだが、実はその後も刺客が複数登場していた
ラストのアンカレジにて、ミルコ(ミルコ・カディコヴ)という男が警官になりすましてウィンストンの救急車に侵入するのだが、マデリンはその男に気づいてウィンストンを助けることに成功していた
だが、この直前のシーンでは、管制塔で指示を出していたハッサン(マーズ・アリ)と思われる人物(モニブ・アブハト)をマデリンは視認していた
マデリンは自分を助けてくれたハッサンを見つけて安堵していたが、彼女がウィンストンを助けた後には姿を消していた
ミルコを始末した後に、救急車の中を覗き込む数名のスタッフたちがマデリンの視界に映るのだが、そこには彼の姿はなかった
彼がハッサンであるならば、彼女の無事を確かめために彼女の元に来たはずで、そうでないのならば、マデリンが見た男は「ハッサンとの会話を知り、ハッサンになりすまそうとした人物」であるように思える
ハッサン自身がアンカレジにいたのかどうかも描かれず、マデリンが到着したと同時にあの場面に現れるのは不自然で、それを考えると会話の中身を知る人物が偽装していると考えるのが自然なのだろう
男の目的はウィンストンから距離を置かせることだったが、マデリンはその罠には引っかからずにミルコの犯行を止めることに成功していた、ということになる
この一連の設定は個人的な憶測に過ぎないのだが、わざわざ声と登場人物を別の俳優にさせる意味を考えるとこれしかないように思う
コールリッジが画策したことかはわからないが、現地に着くことができてしまったら暗殺を送り込もうとしていたというのはあり得る話なので、深く考えなくても辻褄は合うと思う
だが、映画内では明確に別人とは描いていないので、単なる想像となってしまうのはどうなのかな、と思った
いずれにせよ、そこまで凝った話ではなかったのだが、ラストの「ハッサンは二人一役もしくは別人」がわかるクレジットはわざとなのだと思う
キャロラインとヴァン・サントは同一人物なのだが、劇中でマデリンがどちらの呼び方もするのがとてもややこしい
当初は「元同僚から上司になったのでヴァン・サント呼び」になっていて、後半の切羽詰まったところでは「同僚時代の呼び名キャロライン」に変わっていた
電話の相手の女性が「ジャニーン(おそらく電話交換)」を含めた三人がいるようにミスリードさせる目的があったのかはわからないが、観客側にすんなりと考えさせない余地を作っているのだなあと思った
フロリダ経由でニューヨークというのも不思議な話だが、色々とおかしなことを満遍なく散りばめているので、ハッサン二人説みたいなものもあったりするのかもしれません
ほとんど
密室での3人での芝居だから、3人ともよく喋るので(特に男2人)サスペンス感は少ないです。あれだけタフな殺し屋なので、もう少し注意を向けてないとダメですよね。まあ、操縦があるから仕方ない部分もありますが。
僕はパニックものに耐性がないので、ハラハラ、ドキドキ、イライラの連続。だから面白かった分だけスゲー疲れた。
ああ、もうホント何でこのポンコツ刑事は脇が甘いと言うか、油断してるというか、学習能力がないんだあ~~~ (^^)。
オーイ、2人のどっちでもイイから、も少し後ろにいる犯人のヤローに注意を払って警戒しろ~~~。
後ろを見ろ、後ろを。ゔ・じ・ろ゙・ぉ゙ ~ ··· ( `□´)
パニック映画を面白くする要素には、もちろん天変地異みたいな不可抗力もあるが、その内の1つには間違いなくヒューマンエラーが有ると思った。
ナゼなら、この女刑事の油断、注意不足、判断ミス、思い込みなどが無かったら、ハリスとウィンストンはここまで窮地に追い込まれなかったであろうし、同僚の副保安官も死ななかったであろうし、ハラハラ、ドキドキする面白い展開にはならなかっただろうと思ったからだ。
パニック映画では脚本家や監督が、油断や判断ミスを意図的に仕込む。 出演者は自分の油断や判断ミスはもちろん気付かないが、見てる方はそれが分かるからハラハラドキドキだ。
もう面白いんだけど疲れた。
脚本もキャストもイマイチ
設定自体は悪くなく、やりようによっては面白くなりそうな作品なのですが、残念ながら脚本が悪いためスリラーなのに緊張感が全然伝わって来なかったです。さらには捜査官に魅力がない上に頭も悪いので、全く応援する気になれないです。むしろ、マーク・ウォールバーグ頑張れと思ってしまいました。駄目押しはお決まりの管制官が黒人という、もううんざりするポリコレでした。
メル・ギブソン監督にしては・・・‼️
高度1万フィートを舞台にした、証人をジェット機で移送する女性保安官と、パイロットに変装した殺し屋との対決を描いたアクション映画‼️時間も91分と短いので気楽に観れるし、フツーに面白いんですけど、メル・ギブソン監督にしてはアクション描写もどぎつくなく、チョット拍子抜けな感じがしますね‼️
【”ブルー・マンデー”今作は、アラスカ上空を重要参考人を乗せて飛ぶプロペラ機内で繰り広げられる出来事を、ほぼワンシチュエーションで描いたハラハラドキドキのサスペンススリラーである。】
■アラスカに逃亡していた、モラッティという悪人の重要参考人ウィンストン(トファー・グレイス)を確保したハリス保安官補(ミシェル・ドッカリー)は、護送のためプロペラ機に乗り込む。
そこに遅れて乗り込んできた明るいトーンのパイロットのダリル(マーク・ウォールバーグ)。
そして、ダリルとハリスは飛行中の騒音時にも遣り取りが出来るようにヘッドフォンをすると、”ニュー・オーダー”の陰鬱なるエレクトリックロックの名曲”ブルー・マンデイ”が流れるのである。
”貴方が誰なのかを、教えてくれました。間違えたと思いました・・。”と”ニュー・オーダー”の前身バンド”ジョイ・ディヴィジョン”のボーカルで自ら縊死したイアン・カーティスの死を知ったバンドメンバーの彼への想いを綴った歌詞を乗せて・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・まずは、久しぶりのマーク・ウォールバーグの登場が嬉しい。劇場で観るのは、2022年の「アンチャーテッド」以来である。
・嬉しかったのは、”ニュー・オーダー”の陰鬱なるエレクトリックロックの名曲”ブルー・マンデイ”が使われた事である。
序盤だけではなくって、正体がバレたダリルがハリス保安官補に拘束された時に口ずさむ”貴方が誰なのかを、教えてくれました。間違えたと思いました・・。”というシーンもナカナカである。深読みしすぎかなあ。
・カメラは再後半までは、ほぼ全て、プロペラ機内を映し出す。正体がバレたダリルとハリスの攻防。そして、ハリスが遣り取りする上司の正体に気付いて行くシーンなどもナカナカである。
管制塔の指示に従って、自動操縦にしたり、手動で操縦したり。後ろから襲い掛かるダリルとの攻防の中、迫りくるアラスカの高山の上空を操縦桿を引きスレスレで飛ぶシーンも、ハラハラドキドキである。
<今作は、マーク・ウォールバーグが悪役という珍しいパターンの作品である。管制塔と急遽操縦桿を握ることになったハリス保安官補との緊迫した遣り取りや、上司との会話の中でモラッティという悪人の重要参考人ウィンストンから、毎月金を送って貰っていた上司の真なる姿が浮かび上がる展開は、ナカナカでありました。>
セスナって簡単に操縦できるのですか?
電話で、操縦方法を教えてもらい、計器類の位置や操作レバーをすぐに見つけて立派にパイロットになった保安官補のハリスさん。本物のパイロットのIDを簡単に見つかる座席の下に隠すニセパイロットのダリル。ダリルに二度胸を刺されても死なないウィンストン。拳銃の弾も
貫通しない丈夫なシートなど。ツッコミどころ満載でした。
マーク・ウォールバーグはハゲでは無い、剃ってんだよ。
3月7日(金)
SMTは最近は新宿ピカデリーかMOVIX川口で観る事が多いのだが、公開館数が少なく劇場が限られているので超久し振りに丸の内ピカデリー2で「フライト・リスク」を。
久し振りだったのでいつものように前方の席を取ったが失敗した。ここはスクリーンが高いからもっと後ろか2階席だったな。
保安官補のハリス(ミシェル・ドカリー)は、悪人モレッテイの経理担当だったウインストン(トファー・グレイス)をアラスカで拘束する。3日後に重要参考人として時間が迫っているニューヨークでのモレッテイの裁判で証言させるために彼をセスナ機でアラスカからニューヨークまで護送する事になる。
パイロットのダリル(マーク・ウォールバーグ)が操縦するセスナ機はアラスカ山脈上空3000mをニューヨークへ向うが、ダリルが何か胡散臭い。
後部座席で拘束されているウインストンは前方座席下部にあったパイロットの免許証の写真が全く違う事に気付く。「この男は偽物だ」その事をハリスに伝えようとするのだが、・・。
ほぼ全編が単発セスナの狭い機中に3人だけの状況で展開する。通信・通話で管制官やハリスの上司等も会話では登場するが、画面はずっとセスナの機内である。しかし、カメラアングルに工夫があり、またセスナ機で窓が大きくアラスカ山脈の風景が良く見える事もあり、単調ではない。次々と意外な事実が明らかになって行く。スリル、サスペンス、アククションの要素もあり、時間も短く(91分)飽きなかった。
最後は着陸というよりは墜落に近いような気もするが、最後のエピソードにもう一つインパクトがあれば良かったか。
監督メル・ギブソンは、次作に向けてのトレーニングかな。
おまけ
前方の席だったため広角画面で着陸シーンは迫力満点!?
漏れッティな一味とウィンストン。
ある事件の証人ウィンストンをアラスカからニューヨークまで航空輸送する任務の保安官補のハリスの話。
ボロく揺れる機体に不安のハリス、その緊張をほぐすかの様に話すベテランパイロットのダリル…の座る操縦席下から出てきたホントのパイロットの写真、…に気づく後部座席に拘束されるウィンストンだったが…。
機体の揺れからくる緊張をほぐす為と、会話とイヤホン渡され音楽を聴くけれど、そのせいで偽操縦士と伝えたいけど伝わらないのにハラハラとドキドキ。
空を飛ぶ機体のなかでのバレない様に伝えたい、バレてバトルと緊張感はあるけれど何かちょっと眠い。とりあえず手に汗したのは機体着陸時のパイロット席からの“視界目線”が1番怖かったかも。
全16件を表示