「映画を観た感想」映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ 東京都民の大阪人さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 映画を観た感想

2025年8月11日
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鑑賞方法:映画館

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本作は、27年の人生、初めて映画館で観たクレヨンしんちゃんの映画でした。
これまではレンタルDVDであったり、テレビでの放送であったり、ネトフリやアマプラなどでしか観た事なかったのですが、先日配信された昨年のオラたちの恐竜日記が良かったのと、今年久々に映画館でドラえもんの映画を観て良かったので、山の日というのもあり、本作を映画館で観てきました。

本作のテーマは『「自分らしさ」とは何なのか』だと思います。
しんちゃん・風間くん・ネネちゃん・マサオくんや我々がイメージするボーちゃんは、優しくて、おっとりしているっていうものかと思いますが、そのボーちゃんのイメージはどうなのか、自分らしさとは何なのかという事に着目し、ストーリーが展開していきます。
劇中、ヒロイン?枠のアリアーナもまた周りからのイメージと自分らしさの差について葛藤しているようで、それとボーちゃんの対比が良いなと感じました。映画の公式ホームページにも「僕たちは、友達の何を知っているんだろう?」という言葉と共に、しんちゃんとボーちゃんがいて、大人にも考えさせられる言葉だなと感じました。

ボーちゃんが悪役になってしまうのは中々斬新で、これまでのまったりとした口調から、早々と、そして攻撃的な口調になり、しんちゃんたちと対立していきます。それでもしんちゃんたちはボーちゃんとは敵ではなく友達として向き合っていくところは本当素晴らしい、さすが35年(アニメは33年)の仲だなと思いました。

舞台がインドだから劇中踊りや歌のシーンが随所にあり、どのシーンも面白いですし、アリアーナの歌のシーンはさながらディズニー映画のようでした(笑)

ちなみに本作でもやはりマサオくんは変貌していました(笑)抜け目がない(笑)

後、しんちゃんの声優が小林由美子さんに交代してからおそらく初となる「オラはにんきもの」をしんちゃんが歌うシーンがありました。
今まで僕はしんちゃんはやっぱり矢島さんだろという思いがあったのですが、今回のオラはにんきものを聴いて考えが変わりました。小林さんらしさもありつつ、矢島さんに対する、そしてクレヨンしんちゃんに対するリスペクトを感じました。ファンとしてとても嬉しかったです。ありがとうございます。

東京都民の大阪人
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