「過去2、3年の中だったら1番面白い」映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ つなまよさんの映画レビュー(感想・評価)
過去2、3年の中だったら1番面白い
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2年前のクレしん映画依頼、久しぶりに映画館で見てきました。
中盤のボーちゃんから逃げるシーンが個人的には映画全体の中で1番面白かったです。終盤のチャパティに紙が刺さって暴走するシーンが短めで、すんなり元に戻ったのもあってあまり印象に残りませんでした。
今回のボス的位置にいるウルフの小物感が凄かったです。やたらとボーちゃんを相棒にしようとして、何を企んでるのかと思いきやただ本当に相棒が欲しかっただけ。最近のクレしん映画は明確に悪を作ろうとしないので悪役ポジの人の印象が薄いです。もっと「世界征服を企んでる」とか王道だけど明確な悪を作る方が楽しめるのでは、?と思います。終盤のマサオくんがボーちゃんから抜けた紙をさそうと躊躇してるシーンが面白かったです。近年の無理やりレトロネタを出してなかったのも〇
ミュージカル映画と銘打ってるだけあって歌ったり踊ったりしてるシーンが多かったです。「オラはにんきもの」のインドバージョンが流れたのが良かったです。
が、そのせいで、ギャグシーンやストーリーの尺が犠牲になり、映画全体の内容が薄めになったのが残念でした。
作画は普通に良かったし、声優はむしろ今回豪華めだったのではと思っているので良かったです。
映画の内容としては薄めな印象だし、ギャグシーンももっと欲しいところですが、ここ2、3年(特に去年)の出来が悲惨だったので、昔の映画と比べるとやはり物足りないですが、最低ラインの面白さはあるのではないかなと思うので今回の映画はまあまあ良かったと思います。まぁ昔の作品見たいなものを期待してる人は行かない方がいいと思います。お金無駄にするだけだと思うので。
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