「屍を乗り越え、愛を心に秘める」28年後... bionさんの映画レビュー(感想・評価)
屍を乗り越え、愛を心に秘める
まさかゾンビ映画で、心が浄化されるとは。主人公の少年と同じように自分も黙祷を捧げる。
祈りを捧げている間、ふと思う。文明が発達して死を意識しなくてもよい世界になってしまったがために、死と対極にある「愛」の意識も薄れてしまったのではないか。
ケルソン医師が語るラテン語の言葉「メメント・モリ」「メメント・アモリス」。この2つの言葉は、死と隣り合わせの作品内世界では、より強く響く。
心が清らかになったところで、やっぱり来たアルファゾンビ。「てめえ、ゾンビ映画見に来ておいて、いい人ぶるんじゃねえ」
音楽もビートが効いたハードなものに切り替わり、腑抜けた観客の頭をぶちかます。
屍を乗り越え、愛を心に秘め、どこに向かっていくのかスパイク少年。第2章がとても楽しみでございます。
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seiyoさんのコメント
2025年6月29日
共感コメントありがとうございます。
ママが亡くなるシーン、泣けますよね
ドクロになる時間があまりにも早いですけど、そんなところはどうでも良いです😁
少年がママを守るすがたに涙です
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