「子役の謎」マリア・モンテッソーリ 愛と創造のメソッド 虎吉さんの映画レビュー(感想・評価)
子役の謎
Netflixで「窓ぎわのトットちゃん」を
見直し復習していたところ
この作品を知る。
履修しておかねば! と、劇場へ。
まず、テーマが散漫!
家父長制に対する職業を持つ自立した女性
フェミニズムがテーマなのか
障害児に向けた教育メソッドなのか?
マリアと、その子供の父との関係も
時代性もあり、イマイチ理解に苦しむ。
医者なのに、計画出産しないのか?
当時は まだ妊娠の科学は解明されていない?
女性最古の職業「娼婦」と
女性医師の先駆者。
「テルマ&ルイーズ」的な場面もあり
シスターフッドにフォーカスした
場面ももっと見たかったし。
障害を持つ子供達が
ピアノ(音から言うとチェンバロか?)
あわせて思い思いのダンスを踊るシーン
あの子役達は何者なのか?
本当の障がい者を、集めて
演技をさせたのか?
或いは 天才子役に特殊メイクを施し
たのか?
ただ、その辺のドタバタもあり
飽きずに見ることは出来たが、
ラストシーンもキャプションで
説明が有り、プツンと終わる
面白くてためになる ヘンな映画だった
【4/12追記】
子役について、掘っていったら
監督に関する 以下の記事に当たりました!
どうりで、リアリティ&さりげない愛が!!
「School Revolution: 1918-1939」の脚本を執筆。そして、遺伝性疾患を持って生まれた娘の誕生が本作制作への決定的な契機となった。本作が長編劇映画、初監督となる。
リリの娘・ティナを演じるのはラファエル・ソンヌヴィル=キャビー。本作のマリア・モンテッソーリのもとで学ぶ障がいを抱えた子どもたちの役は、同じ立場の子どもたちが演じているが、キャスティングのワークショップに参加したラファエルと監督は出会い、ティナ役にぴったりだと初日に感じ抜擢した。本作が彼女のデビュー作となる。