劇場公開日 2025年3月28日

マリア・モンテッソーリ 愛と創造のメソッドのレビュー・感想・評価

全20件を表示

4.0母の気持ちに泣けた

2025年5月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

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ささき

2.0男尊女卑の突破口を開く女傑

2025年5月4日
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鑑賞方法:映画館

全くの不勉強ながら、
20世紀初頭に、
知的障害のある子どもたちの教育メソッドを構築した女性がいたことにまずは驚き。

高級娼婦リリの娘に知的障害があり、外面を気にする彼女は娘のことを恥ずかしいと思っていて
外では娘を酷い扱いをしている。
ただ、マリアの教育を受け日々成長する娘を見るにつけ、リリの気持ちも変わっていくし、
マリアへの信頼・共感が増していき、マリアへ助力をしていく。

モンテッソーリ・メソッドの根幹が母の愛情というのも、ちゃんとその背景が描かれていて、
人間ドラマとしても秀逸だ。

この映画を観なければ、恥ずかしながらモンテッソーリ・メソッドを知るきっかけは
なかっただろうと思う。
こういう出会いが映画ならではだと思うし、私が映画を観るモチベーションにもなっている。

半世紀生きてきて、まだまだ知らないことがあるというのは、
私自身の生きるモチベーションにもなる。

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ひでちゃぴん

3.0女性の医者に賃金払わないなんて

2025年5月3日
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興奮

知的

世界的に広がりをみせる教育法、モンテッソーリ教育、の生みの親マリア・モンテッソーリの半生を映画化。
1900年頃のイタリア・ローマで、イタリア初の女性医師・マリア・モンテッソーリはフランスの有名な高級娼婦リリ・ダレンジと出会った。リリは娘に学習障がいがあることを世間に知られそうになったため、自分の名声を守るためパリからローマへ逃げてきたのだった。この時マリアはすでに画期的な教育法の基礎を築いていて、リリはマリアを通して、障がいを抱える子どもとして見るのではなく才能を持つ1人の人間として、ありのままの娘を知っていくようになった。マリアに共鳴したリリは、男性中心社会の中で悪戦苦闘する彼女の夢の実現に手を貸し・・・そんな話。

モンティソーリという言葉だけ聞いたことが有る、程度の知識で鑑賞。
女性だったのか、とか、医師だったのか、とか、押し付け教育じゃないんだ、とか色々知ることが出来た。
マリアがイタリア初の女性医師で、当時男性社会の中、医師としての仕事はもらえず、最初はボランティアだった事に、時代を感じた。なんでもパイオニアは大変だったんだと改めて思った。
ただし、もう少し教育法について特徴を知りたかったが、そこはサラッと流された感じで少し不満。
マリア役のジャスミン・トリンカとリリ役のレイラ・ベクティは2人とも美しく華があった。

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りあの

4.0フランス語の原題は「新しい女性」

2025年4月25日
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詠み人知らず

4.0よくわかった

2025年4月24日
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泣ける

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うすたら

4.0モンテッソーリの教育・ポリシーが理解できる作品

2025年4月22日
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単純

知的

難しい

モンテッソーリはドキュメントで、観たことがある。今回はモンテッソーリの教育・ポリシーが、ドラマ化だがこの作品を通じて理解できた。当時のイタリアの時代背景、女性、障害者の立場・権利をモンテッソーリは教育を通じて尊重させたい思いが物凄く伝わった。当時の時代背景、障害者への偏見、女性の社会進出よりも家庭ありきの現実もこの作品で知ることができた。見事な作品でモンテッソーリの考えを知ることができた。残念だったのが、公開前の予告編PR。日本の配給会社は予告編で将棋の藤井聡太七冠も受けた教育メソットと積極的にPRしていたが、このPRは余計。むしろ、モンテッソーリの何を知りたいかもっとPRしても良かったのではないか。モンテッソーリのドキュメントなら分かる。作品が良くて日本の配給会社のPRががっかりの不思議な作品。作品は素晴らしかった。

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ナベウーロンティー

4.5自分の子を手放さざるを得なかった女性たちの物語  偉大なる母の愛のメソッドとは

2025年4月22日
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泣ける

知的

難しい

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レント

4.0知育玩具はこの人から始まったのかな?

2025年4月21日
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発達障害の子供の教育研究から健常者にも通ずるメソッドを築く物語で終わるかと思ったら
西洋社会の女性蔑視の強さと戦う女性の姿
母として障害を持つ子に向き合い始める姿に引き込まれた
ウーマンリブの元祖と言ってもいいのかな

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みのまる

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年4月19日
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りゃんひさ

3.0まあまあだった

2025年4月19日
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モンテッソーリ教育の手法について詳しく知りたかったので自分の期待とは違う内容だった。
楽して映画で学ぼうとした自分が悪い。

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てら

4.0モンテッソリーの成り立ち

2025年4月17日
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良く聞くモンテッソリーってなんだろうと思っていたので、
良くわかりました。
障害のある子どもも健常の子どもも
作業をかせることで落ち着くことがわかりました。
仕事にも役立てたいです。
ベビーシッターしてます!

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Billy

3.5トットちゃん繋がりで

2025年4月14日
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見ました 🇮🇹初の女医さんだそうで 日本でもだけどやはりフロンティアとなる人は大変苦労されている 当初は男性の陰で障害児向けの教育、カトリックと相性良さそうな教育法だなと思いました この時代仕事と家庭両立は不可能なのか、結局はキャリアコース邁進となっているのは本人にとっては果たして幸せだったのかは疑問でしたが 母の愛を説く一方自身は息子と一緒に暮らせず、現在なら非難浴びそう...
2人のファッション素敵、子役さん達はリアルなの?芸達者であった
今度はシュタイナーの方も見てみたいな

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ゆう

5.0タイトルなし

2025年4月11日
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鑑賞方法:映画館

障害児教育の話というだけでなく、フェミニズムの映画としてとても良かった。男性のいやらしさを目の当たりにした。なぜ息子を引き取らなかったのかはいまいちよく分からなかった。

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えみり

2.5子役の謎

2025年4月11日
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楽しい

Netflixで「窓ぎわのトットちゃん」を
見直し復習していたところ
この作品を知る。
履修しておかねば! と、劇場へ。

まず、テーマが散漫!

家父長制に対する職業を持つ自立した女性
フェミニズムがテーマなのか
障害児に向けた教育メソッドなのか?

マリアと、その子供の父との関係も
時代性もあり、イマイチ理解に苦しむ。
医者なのに、計画出産しないのか?
当時は まだ妊娠の科学は解明されていない?

女性最古の職業「娼婦」と
女性医師の先駆者。

「テルマ&ルイーズ」的な場面もあり
シスターフッドにフォーカスした
場面ももっと見たかったし。

障害を持つ子供達が
ピアノ(音から言うとチェンバロか?)
あわせて思い思いのダンスを踊るシーン

あの子役達は何者なのか?
本当の障がい者を、集めて
演技をさせたのか?
或いは 天才子役に特殊メイクを施し
たのか?

ただ、その辺のドタバタもあり
飽きずに見ることは出来たが、
ラストシーンもキャプションで
説明が有り、プツンと終わる

面白くてためになる ヘンな映画だった

【4/12追記】
子役について、掘っていったら
監督に関する 以下の記事に当たりました!
どうりで、リアリティ&さりげない愛が!!

「School Revolution: 1918-1939」の脚本を執筆。そして、遺伝性疾患を持って生まれた娘の誕生が本作制作への決定的な契機となった。本作が長編劇映画、初監督となる。
リリの娘・ティナを演じるのはラファエル・ソンヌヴィル=キャビー。本作のマリア・モンテッソーリのもとで学ぶ障がいを抱えた子どもたちの役は、同じ立場の子どもたちが演じているが、キャスティングのワークショップに参加したラファエルと監督は出会い、ティナ役にぴったりだと初日に感じ抜擢した。本作が彼女のデビュー作となる。

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虎吉

3.0やはり良い環境づくりが大切だったのか

2025年4月4日
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知的

難しい

マリア·モンテッソーリ博士(1870年8月31日−1952年5月6日)は19世紀のイタリア初の女性医師(ローマ大学医学部卒業)。両親は教育者だったが反対を押し切って、医学部へ。当時は男女差別が酷く、遺体解剖実習は別室でたったひとりでさせられた。
ヒポクラテスたち(大森一樹監督作品)を思い出すと怖い😱
卒業しても精神病院しか勤め先を斡旋してもらえなかったので、障害児施設に無給同然で勤めることに。旦那がいるのに子どもは乳母夫婦に預けられ、離縁後はシングルマザーに。フェミニスト活動家の話でもでもあったような。
モンテッソーリ教育法は藤井聡太ら各界の天才、有名人たちも就学前に受けていたらしい。当方は公文式さえちんぷんかんぷん。やはり良い環境づくりが一番大切だったのか。
知的障害や脳性マヒの子供は精神病者同様、一家の恥として幽閉され、放置された。そんな時代に潜在能力を引き出す試みを根気よく続けた愛情深いマリア様。
障害児の娘の存在が営業の支障になったため、パリからローマに移って来た高級娼婦のリリに背中を押され、社交界を味方につけ、「子どもの家」を建てたマリア様。結局医者ではなく教育者として花を咲かせた。教育者よりも高級娼婦に釣られて観たもので、19世紀の高級娼婦の逞しさのほうが印象に残った。シングルマザーの銀座のナンバーワンホステスが、貧乏苦学生を助けて、銀座に託児所を作る話のほうが身近に感じたかも。

さぁこれから楽しくなるって言うときに、早くお片付けしなさい💢って怒られてばっかりだった。だから知能が伸びなかったんだな。

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カールⅢ世

3.5このくらいの時代の女性たち、 特に仕事とか何かをしようと一所懸命だ...

2025年4月3日
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このくらいの時代の女性たち、

特に仕事とか何かをしようと一所懸命だった女性たちの苦労は、

本当に計り知れない

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jung

4.0サリバン先生

2025年4月2日
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『奇跡の人』で、
ヘレン・ケラーの手に井戸の水をジャージャー当てながら、
「water!」と叫ぶサリバン先生。

ミラクル・ワーカー、サリバン先生が実践していた教育方法こそが、
モンテッソーリ教育メソッドだ。

そのメソッドを築いた人物、
それがマリア・モンテッソーリである。

日本でも名称だけは、
かなり浸透しつつあるモンテッソーリメソッド、

この映画は、彼女がどのようにしてそのメソッドを開発し、
世界に広めていったのかを描いている。

メソッドつながりで、
ストーリーをシナリオメソッド風に分解すると、
次のような構造が見えてくる。

●メインプロット: メソッドの誕生と普及。

名もない教育法が、世の中に認知され、広まるまでの過程が描かれる。

この部分が映画の中核を成しており、
モンテッソーリの理論がどのように現実の教育現場に反映され、
どのような革命的な変化をもたらしたのかが※描写されている。
※描写が弱い理由は下記総評で。

●サブプロット1: 女性解放と教育方法。

マリア・モンテッソーリ自身の人生が、
彼女の教育メソッドの土台となっている。

子どもたちの教育に対する情熱が、
彼女の女性としての自由と解放の意欲と深く結びついていることが、
映画を通して強調される。

マリアの個人的な葛藤と、
教育における理念の追求は一つのストーリーラインとして、
しっかりと成立している。

●サブプロット2: 教え子の母親リリの覚醒。

マリアの教育法を受け入れた教え子の母親リリが、
我が子に向き合う姿勢を変えていく過程が叙情的に描かれている。
(メインプロットのメソッドそのものが壮大過ぎて、
叙事的に描かざるを得ない、
なので逆説的にこのシークエンスの叙情が、サブ4と共に効いている)

母親の成長と、子どもへの接し方が変わることで、
教育メソッドの実際的な影響力が視覚化されている点が優れている。

●サブプロット3: 夫との確執。

夫との関係が、
モンテッソーリの教育活動にどのような影響を与えるかもひとつのテーマとなっている。
個人的な葛藤を抱えながらも、
教育という大義を追い続けるマリアの姿は、
観客にとって共感を呼ぶ要素である。

●サブプロット4: 母親リリからの逆メソッド的な指導。

リリが逆にマリアに対して「メソッド風」のコーチングを行うシーンは、物語に一つの転換点をもたらす。

教育方法の普及を進めるために、
他者の視点を受け入れる柔軟性を見せるマリアの姿は、
非常に印象的だ。

●総評
ストーリー全体全体としては、
良いシナリオであるが、
感情的なインパクトがやや薄いと感じる部分もある。

その理由は、おそらく以下の二点に起因する。

①子どもたちのシークエンスの尺が長い事と印象が強すぎて、
各プロットの縁取りが薄れている。
映画が子どもたちを中心に展開される中で、
各サブプロットの細かなディテールがやや犠牲になってしまっている。

②登場人物たちの内面的な葛藤がもう少し強調されれば、
メソッドそのものの物語にもさらなる深みが出たであろう。

実際の人物や出来事に基づいているため、
ドラマティックな葛藤はあるものの、脚色が控えめである。
リアルさを重視するがゆえに、
視覚的・感情的に劇的な瞬間がやや少ない印象を受ける。

◆最後に。

とはいえ、映画の魅力は決して薄れていない。
特に、
フィクション以上、ノンフィクション未満という絶妙なバランスの空間に、
カメラを入れた子どもたちのシークエンスは心に残るものがある。

彼らの成長や学びの瞬間を通して、
モンテッソーリ教育が持つ革命的な側面、
幼児教育、障碍児教育のみならず、
人間の尊厳、征服と解放の歴史に翻弄される人間と尊厳、

という原点に立ち返って人と人が共存するためのメソッドを、

体系化した功績が、どのように世界を変え、
今日に至るまで多くの子どもたちに影響を与えているのか、

その歴史的な意義を知る為の入門書のような作品に仕上がっている事はまちがいないだろう。

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蛇足軒妖瀬布

3.5周りに流されない力

Kさん
2025年3月30日
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「モンテッソーリ教育」の
生みの親であるローマ大学初の医学博士。
マリア・モンテッソーリの物語。

20世紀初頭のイタリア。
男性優位社会の中、無給で働くマリア。
差別と偏見に対して苦悩に満ちた日々を
送りながらも教育者として障がい者を支え
女性の自立を目指していく。

この時代に産まれてきた知的障がい者は
隠すものであり、お荷物扱い。

当事者の身内からは
『お前が産んだ財産をいつまでも
置いておけると思っているのか!』と罵倒される始末。

障がい者のことを
『私が産んだ悪の産物』
『厄介者』
…といった強烈なワードもでてきます。

障がいを持つ子供の親が
マリア氏がいる研究所へ助けを求め
子供にメソッドを受けさせると
少しずつ読み書きや計算が
できるようになっていく。
様々な方法で学んでいく子供たち。
日々の成長の過程に目頭が熱くなりました。

障がいを持つ子どもたちの役には
同じ立場の子どもたちを起用。
素晴らしいパワーを発揮していました。

マリア氏の存在感はちろんのこと、
高級娼婦のリリを登場させたことで
より一層、重厚感のある作品に
仕上がっていました。

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K

3.5主人公と共に怒りまくった

2025年3月30日
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泣ける

知的

友達がモンテッソーリ・メソッドの小学校(ドイツ)で校長をしていたので教育法や理念はどんなんだろう?と思ってこの映画を見た。

そうしたら違う!この映画の主題はメソッドの創立者、マリア・モンテッソーリの人生だった。医学生時代に女子学生は彼女だけ。解剖学授業に女がいていいのかと大学で物議を醸し出した経験も経て、研究所で研究と子ども達の教育に励む真面目で我慢強いマリア。彼女は子どもの自ら学ぶ能力と力を信頼している。同僚(男でマリアの恋人でもある)は給料をもらっている。彼と同じかそれ以上に研究し成果を出しているマリアは無給であることに驚いた。当時、(良家の)女性は独身であれば父親に、結婚すれば夫に経済的に依存するものだった。マリアの同僚は恋人なんだから結婚すればいいではないかと思ったが、彼女の人生選択肢に自由と自立を奪う結婚はなかった。いずれにしてもその同僚とは結婚しなくてよかった。彼も当時の家父長制の考えをしっかり体現している男に過ぎなかった。

メソッドに戻ると、モンテッソーリでも「接神論」というルドルフ・シュタイナー(シュタイナー学校は日本にもある)の「人智学」と似たような思想がベースにあることをこの映画で初めて知った。意外だったけどそうなのかも知れない。

ジャスミン・トリンカ演じるイタリア人のマリアと、レイラ・ベクティ演じるリリ(フランス人高級娼婦)の出会いに始まり、交互観察を経て共感し、お金があれば自由を得られるというリリのアドバイス、助け合いと力づけへと繋がる信頼関係はフィクションとは言え説得力があった。

理系が好きな女の子、どんな分野であれ奮闘中の女性たちが見ると共感のあまり怒りを覚えるかも知れないが、力も得られる映画だ。

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talisman

2.5呼応するもの

2025年3月29日
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単純

幸せ

差別と偏見により知的障害者が精神病院に隔離されていた1900年代初頭に、教育メソッドを生み出した女性医師マリア・モンテッソーリの話。

知的障害のある9歳の娘ティナを隠す為、パリからローマのマリアが働く研究施設へリリがやって来て巻き起こって行く。

最初はマリアにすら素性を隠そうとしていたリリの変化と、彼女の影響もあって仕上がって行くメソッド。
そしてプライベートでのマリアの葛藤、ととても興味深く面白い。

事実とはいえ、途中から女尊男卑の時代に立ち上がった様が強くなり過ぎてしまい、そっちが主題?と、ちょっとありきたりに感じてしまったので、もうちょいバランスが良ければとは思ったかな。

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Bacchus