劇場公開日 2025年8月8日

「ネタばらしが早すぎる!!!」近畿地方のある場所について SIDさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 ネタばらしが早すぎる!!!

2025年8月8日
iPhoneアプリから投稿

ベテラン編集者失踪の謎を追うバディものの
オカルトサスペンス!菅野美穂が主役で銀幕に登場し
いま注目の若手の一人、赤楚衛二とタッグを組んだ
面白い組み合わせだ
タイトルもそそられる!近畿地方の人は特にね
ところが観た印象は
「期待してたのこういうのじゃないんだけど…」
失踪時に残された動画データや写真、VHSビデオ、
昔話の絵本などを手がかりに、徐々に謎が解けていく…
というのを狙ったんでしょうが
なんかシナリオが上手くいってないのかなあ
タイトルを見て映画館に足を運んだ人はきっと
ストーリーが進むにつれて災いの核心の場所が
地理的に狭められ
近畿のどこなんだろー、どうやって特定されて
いくのだろう、そして、次第に謎が解けて
災いの源が明らかになっていくに違いない、と
楽しみにしていたことでしょう
しかし、バイク乗りのSNS動画で
早くも核心の場所の様子をバラしてしまう
隠して隠して徐々に明らかになっていくかと思ったのに…
それに近畿といっても
大阪なのか奈良なのか京都なのか
楽しみにしていたらなんと最後まで全く明かさない!
一方、失踪した編集者の行方があっさり分かっちゃう
極め付けは犯人(災いの張本人)が比較的早く
動画の中に映っているのを
赤楚衛二が見つけてしまう!
が、なんだかうやむやにされちゃって
最後はやっぱりそーでした、となる
なんでもっと最後の方に発見を
持っていかなかったのか?
伏線貼って徐々に一つずつ丁寧に核心に迫っていく
「あー、そういうことだったのか」を
期待していたのにすごく残念
さらにずっこけの極め付けはラストシーン!
あれはオカルトでもホラーでもなくSFだ
ジブリのキャラクターをアレンジしたような
アレは「もののけ姫」のファンに怒られないかな

SID
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