#真相をお話ししますのレビュー・感想・評価
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真相はお話しされたのか
配信で真相を話し投げ銭する。有りそうというか知らないだけで有るのかもと思わせる設定。SNSの面白さと危うさ。個々のストーリーのドキドキ感はあり大森&風磨の今でしょなキャスティング…なんだけど真相は結局お話しされたと言えるのか?言いたいことは分かるけどそもそもの元凶には触れてない。
復讐が自分と関係ないが社会的にボコしても良さそうな人に向くのまでも現代的だが口直ししたくはなる後味だ。
なかなか上手な映画化
かなり怖いけど伝えたい事は分かる
おもしろく、そして考えさせられる
おもしろそうな予告に惹かれて、公開初日に鑑賞してきました。主演のお二人の人気のためか予想以上の客入りで、ミステリーとしてもおもしろく、今後のヒットを予感させます。
ストーリーは、さまざまな暴露ネタを披露して投げ銭を稼ぐ、視聴者参加型の動画配信チャンネル「#真相をお話しします」が人気を集める中、毎回この配信を楽しみにしていたビル警備員・桐山は、夜の警備室で友人の鈴木と二人で楽しく視聴していたところ、ついに自身がスピーカーに選ばれるが、実はこのチャンネルに大きな秘密が隠されており、桐山はそこに否応なく巻き込まれていくというもの。
暴露ネタ配信チャンネルの存在を印象づけながら、テンポよく展開していくおかげでぐいぐい引き込まれます。序盤で披露される暴露ネタ2本もそれぞれに興味深く、メインストーリーに直接関与しないにも関わらず、再現ビデオを見るかのような臨場感ある描写がなかなか効果的です。
そして3本目にいよいよ桐山にチャンスがめぐり、彼もまた衝撃的なネタを披露してくれます。多額の借金を抱えていた桐山は、起死回生のチャンスを生かし大金を手にするのですが、本題はここからです。冒頭で布石を打っておいた、かつての超人気動画配信チャンネル「ふるはうすデイズ」の突然の閉鎖の真相へと迫ります。この流れが心地よく、さらにはそこから二転三転する展開が最後までスリリングです。
また、SNSの無責任な発言や誹謗中傷、個人情報の漏洩に警鐘を鳴らすという意味でも、なかなか意義深い作品であると感じます。人気タレントをキャスティングして若者の動員を図っているのも、実に効果的です。
ただ、最終的に視聴者をターゲットにするという思考の流れは、理解できなくもないですが、いささか論理の飛躍を感じます。その前に、まずは配信者であるそれぞれの保護者に対して責任を追及すべきではないでしょうか。そこがスルーされていたように感じて、ちょっと引っかかります。そして何より、中途半端な幕引きにモヤモヤします。”描かなくてもわかるでしょう”という意図は感じますが、ここまで描いたなら最後まできっちり追い込んで、悲惨な末路をまざまざと見せつけてほしかった気がします。
とはいえ、暴露ネタと引き換えに投げ銭を稼ぐという設定は、現実にプライベートを切り売りして再生回数を稼ぐ配信者と重なり、なかなか説得力があります。おもしろく、そして考えさせられる作品に仕上がっているのではないかと感じます。
主演は菊池風磨さんと大森元貴さんで、桐山と鈴木の過去が明らかになるにつれて熱量が増す演技がなかなかよかったです。脇を固めるのは、中条あやみさん、岡山天音さん、福本莉子さん、伊藤健太郎さん、伊藤英明さん、綱啓永さん、柳俊太郎さん、桜井ユキさんら。中でも、桜井ユキさんの鬼気迫る演技が秀逸です。
現代社会でよく取り上げられる事
ミセス大森くんの演技が気になり鑑賞しました。
他の方のレビューでもあったように世にも奇妙な物語みたいな感じで面白かったです♪
近年よく取り上げられる問題の重大さを
長くグダグダではなく、短編ストーリーを何話か入れて飽きさせずに組み立てられてたので最後まで興味津々であっという間でした。
親が子供を利用する、SNSからの犯罪、ネット社会の影響、事件、お金…
全て現代社会で大問題になってよく取り上げられる内容の話だったので改めて考えさせられました…
とてもわかりやすく現代の問題を投げかけられてる映画でしたので1人でも多くの方に観て頂きたいです!
エンドロールで声の出演だけされてた俳優さんの名前を見たのですが全くどこか思い出せなくて…悔しい(笑)💦
SNSに溢れる現代にガツンと一石を投じる作品
YouTubeチャンネル、「#真相の部屋」を毎週見ていたため公開を楽しみにしていました。
初主役となる大森さん菊池さんの演技はほぼ初見でしたので、どうかなと思っていましたがラストまで意識を途切れさせることなく惹き込まれました。
特に鈴木の目と声色は鬼気迫るものがあり、終盤に向けて加熱していく展開に負けない迫真の演技でした。
ストーリーはリアルタイム動画配信者のマスターから話し手、スピーカーに選ばれた人が順に話していき、興味を持った聞き手が投げ銭を投じてスピーカーは多額の賞金を得る番組のほんの一夜の話。
スピーカーが変わるたびに違う話がされるため、怖い、ゾッとする、ほっとする、など様々な感情のジェットコースターに乗り終盤まで一気に駆け抜けました。
また、作中の各キャストの小さな行動に怪しさや引っ掛かりがたくさん登場します。しかし、ストーリーが進むにつれて伏線回収がきちんと行われるため、終始目を見張って楽しめました。
本作はもちろんエンタメではありますが、右を見たらX、 左を見たらTikTok、YouTube。どこを見ても情報が渦巻いている世の中のリアルとして容易に想像できる展開に身の毛がよだつ思いをしました。
SNSを扱うことのできる全年齢の人にぜひ見てみていただきたい作品です。
大森くん、菊池くん、ご苦労さんです‼️❓
どっちを選ぶだろう・・・保身だろうなぁ
あるビルの警備室に置かれたパソコンの前で、警備員の桐山とその友人の鈴木が生配信の開始を待っていた。多額の報酬を得るチャンスが有る暴露チャンネル#真相をお話しします、が始まった。そこでは有名人の裏の顔や世間を騒がせた事件の真実など、さまざまなゴシップの真相が明かされ、話し手に選ばれた者はネタの提供と引き換えに視聴者からの投げ銭を獲得できる仕組み。衝撃的な暴露と高額の投げ銭にチャンネル史上最大の盛りあがりを見せるなか、ついに警備室の桐山にチャンスが回ってきた。さてどうなる、という話。
みんなが知らない事を暴露し、賞金をゲットするゲームで、何百万円もゲットする参加者が出てきたが、これって何億円も稼ぐYouTuberなどと比べたらショボイかなぁ、なんて思いながら鑑賞。
150万人がLIVEに参加してて、暴露話を楽しみにしてる、というのは面白かった。
カテキョのバイトの面談で家を訪ねたら母親の様子がおかしかった事の真相、友達とweb飲み会やってたら、彼女の浮気相手の真相、女子大生の父親がその娘のパパ活を止めさせようとした真相、主催者が子供の頃に3人でテレビに出てたのにそれが出なくなった真相、など、ドキドキしながら楽しめた。
鈴木役のミセスグリーンアップルの大森元貴は笑顔が不気味だったし、警備員・桐山役の菊池はそこそこ。岡山天音、福本莉子は良かった。
最後の選択、どっちを選ぶだろうか?たぶん自分の保身だろうなぁ、と思った。
誰かに見てほしい
映画はほぼ見ないです。ミステリー小説になるんですかね!?こういうのも見ないです。たまたま付き添いでいきました。なのになぜか誰かに見てほしくてその気持ちをレビューとして初めて残します。
約二時間のうち途中でダレて時計を見ることがほとんどのなのに、今回は短編集ということもあり時計を見ることがなかったです。
短編集それぞれが怖いけどおもしろい。
ハズレのキャストがこの作品はいない。
どの方もハマり役で俳優も子役も凄いなと思いました。
敢えてW主演のお二人について言及しますが、大森さんと菊池さんということで幅広い年齢の方とジャンルの方に見てもらえるのだと思いました。自分が行った劇場はそうでした。自分も付き添いながらそのうちの一人だと。
大森さんと菊池さんの演じ方の対比によって引き込まれて飽きない。演じ方はよほどじゃない限り上手い下手ではなく好みだと思っています。
大森さんは初めてだそうですがさすがアーティスト、そう感じました。菊池さんはマルチアイドル、だからこそ出せる演技。この作品は主演が俳優さんじゃないところに意味がある気がしました。
終わり方、賛否両論あるでしょう。
自分は答えがない作品は嫌いです。
なのにこの作品は賛否両論あること・答えがないこと、これでいいと思えた作品です。
誰かに見てほしい。
できることならこの作品について話をしてほしいと思いました。
もう一度見てみようかと思いました。
いろんな意味でおもしろい作品です。
面白かった
"無自覚な加害者"への警告
#感想をお話しします
SNSの匿名性に潜む悪意
第22回『本格ミステリー大賞』を受賞した原作は、発刊当時に既読。新人作家さんながら、現代社会におけるちょっとした歪みから生ずる怖さを、巧みに描いたオムニバス・ミステリー作品と記憶していた。それが、ミセスの大森元貴とタイムレスの菊池風磨のW主演で映画化と聞いて、楽しみにしていた。予想以上のミステリアスな展開と構成演出で、なかなか面白く仕上がっていた。
日常生活に潜む危険と闇をテーマに、巧みなミスリードから、意外性のある真実を明らかにしていく。原作では5編からの短編集だったが、本編では、その中の『拡散希望』と『三角奸計』の章を抱き合わせた形で、菊地演じる冴えない警備員・桐山とその友人・鈴木が中心となって物語は進む。そこに、世間が知らない暴露話をして、その投げ銭によって多額の報酬を得ることのできる『真相をお話します』のYou Tubeチャンネルの管理者・砂鉄が絡み、主に3つの話がオムニバス形式展開していく。
本作での暴露話は、『家庭教師派遣サービス業』や『マッチング・アプリとパパ活』、『リモート飲み会』、そして『You Tubeチャンネル』と、現代社会における身近な話題をテーマとしている。それらは、日常生活において、次第に大きなニーズとなっていきている分、一方で、大きなリスクもあるのも否めない。また、大人だから、子供だからと言う境界線が振り払われ、SNSによるデジタル化や情報化の波と匿名性によって、対等に飲み込まれる怖さも感じさせる。
前半から何となく不自然なズレを感じさせるのだが、前半はあまり深堀しない描写が続き、後半になって、それらを一気に覆す、どんでん返しが待っている。改めて振り返ると、前半から意味ある布石を数多く散りばめられていて、後半で、それらが一つ一つが繋がり、真相に迫る緻密さは、なかなか面白かった。ミステリーであるため、なかなか内容や展開は、書き込めないので、是非、劇場で観ていただきたい作品。
本作で初主演の大森元貴と菊池風磨だったが、それなりに自然体の演技力を発揮していた。特に、全くの映画素人の大森は、腰を痛がるシーンにやや臭ささもあったものの、スクリーン・デビュー作としては、上出来だと感じた。『キャラクター』でサイコパスを演じた『セカオワ』のフカセに継ぐ、ミュージシャンのエンタメ性の幅広さと演技力をみせてもらった。
ゾクゾクっ!
#真相はお話しません
2025年劇場鑑賞129本目。
エンドロール後映像無し。無いんですよ。
生配信で面白話をしたら投げ銭で数百万もらえるという企画に参加した人たちの話がオムニバスで語られるというのが大体の内容。司会者も昔子供の頃に超人気チャンネルの配信者だったが謎の突然の休止という過去を持っています。
オチが読めそうでもう一オチあるのは良かったのですが、とにかく最後が最悪で、そこがどうなったかを考えるのが原作なり脚本なり監督なりの仕事なのに、完全に放棄してめちゃくちゃ途中で終わってしまい、エンドロール後にわずかな望みをかけるもそのまま終わってしまい、残り10分録画失敗したドラマを見せられた感じです。最悪。作り手が勘違いして欲しくないのは観た人が考える余地のある話と情報がなくて想像するしかない話はイコールじゃないということです。
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