雪風 YUKIKAZEのレビュー・感想・評価
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史実に基づいたヒューマンドラマ
なかなか厳しいレビューが続くが私は大いに楽しめた。まず、脚本家が良く事実を調べ上げたと思う。残念なのは雪風艦長が寺内ではなく寺澤と言う仮名になっていたこと。これは架空の家族構成を考慮しての事と思う。しかし伊藤長官、大和の有賀艦長などは実名で出ていたことを思うと複雑。映画の初めに寺澤中佐と立ち話をしていた東なる人物は恐らく駆逐艦雪風と共に天一号作戦に参加した駆逐艦花月の艦長東日出夫中佐へのオマージュであったろう。私の父はこの駆逐艦花月に乗務していた士官で、戦後、よく東さんや通信士だったMさんらが我が家を訪れ、小学生だった私に戦争の話を聞かせてくれた。特に天一号作戦前夜からの出来事は子供ながらに感動したものだ。映画にもそのシーンが描かれていたが、私の記憶成りに少し捕捉したい。多少記憶違いもあるかもしれないがご容赦願いたい。大本営の立てた作戦は、大和を沖縄に突入させて座礁させ、砲台となり撃ちまくる。というもの。これを受けて大和艦上で行われていた軍議は荒れに荒れたそうだ。特に雪風の寺内艦長と花月の東艦長は猛反発。軍からの指令を受けてきた伊藤長官は現場と大本営との板挟みに。その時に東京(日吉?)から急遽やってきた指令が伊藤長官を説得。伊藤長官の「死ねと言う事か?」と言うセリフはこの時に出たものだそう。それを聞いて東艦長はではやってやろうと覚悟を決めたそうだ。出撃前夜、大和艦上では盛大に別れの盃が催されたそうだが、その間に伊藤長官から、花月の東艦長に「大和に給油せよ」と命令があったそう。作戦では片道分の燃料を積むとなっていたが、これでほぼ往復分を追加給油したのだそう。更に出撃直前に大和から、戦闘に当たって足手惑いになるので、新兵並びに体力のない兵士を花月に移乗させるという連絡があったそう。映画ではこれも再現されていた。いよいよ出撃、先陣は雪風がとり、機雷や敵潜水艦の警戒に当たり、しんがりは駆逐艦花月があたった。豊後水道を抜け南下を始めると間もなく、大和のマストに信号旗が。「貴艦は反転し帰港せよ」。花月の艦橋はパニックになったそう。東艦長は通信士のMさんに対し「至急大和に打電。これは命令か?」。Mさんが通信室に戻ると、すでに大和から一通の電信が。暗号化されずに届いていた文面には「この戦争が終わったら若い諸君は故国の復興にいそしむべし 大和艦長 有賀」とあったそう。東艦長がこれを艦内に伝えると、大和から移乗してきた水兵たちは皆号泣し、甲板で大和の船影が見えなくなるまで帽子を振っていたそうだ。映画の最後、雪風の乗員たちが笑顔で手を振る姿は、幼少の私が聞いた、花月に残された大和乗員の涙の帽振れにかぶり、涙を禁じえなかった。東さんは、お話の後、いつも「戦争は絶対にしちゃならん」とおっしゃっていた。また晩年病に伏していた父は「毎晩兵隊たちが俺をのぞき込んでいる」と言っていた。戦争で亡くなった兵士たちへの贖罪の気持ちがそうさせたのだろう。この映画は、私が戦争当事者たちから聞いた話を、映像化して見せてくれたようでとてもありがたい。戦闘シーンはあっさりとしていたが、この映画はそれを楽しむものではなく、あくまでも戦時下のヒューマンドラマとしてとらえる映画だろう。寺内艦長、東艦長、そして父へのよい供養ができたと思っている。製作者並びに出演者の皆様には感謝しかない。
なかなか評価が難しい作品・・・
昨日観た「木の上の軍隊」と同様、これも新しいタイプの戦争映画ではないかと感じた。
決死の覚悟で戦地に行くというよりも、生きて帰ることを最良するという価値観。
まるで戦地で「人命を救う」ことを任務としているような特異な軍艦とその乗組員たち。
生きて帰る。人命を救う。
この2つが大きなテーマとして一貫していた。
(人命を救うというテーマは、戦後の豪雨の救助シーンに繋がるだろう)
終始気になったのは画。
ほとんどキャストのアップとパターン化(固定化)されたカメラアングル。
戦闘シーンに迫力がない(あれば良いというものではないが・・・)。
これは、テーマに沿った意図的演出なのか、制作費の都合でそうせざるを得なかったのかは良くわからない。艦隊CGのクオリティを考えるとどうも制作費の制限のように思えるが・・・。モヤモヤする。
そういう画(映像)の限界?を補っていたのが竹野内豊、玉木宏、田中麗奈らの抑制の効いた演技だった。ただ、最後の帽振りシーンは余計です。メッセージ性を高めようとしてこういうシーンをとって付けたように最後にくっつける作品が邦画に時々あるけど、ほとんど上手くいっていないと思います。
というわけで、着眼点と内容に新しさを感じたけれども、演出にモヤモヤするところが多く、入り込めない映画でした。ちょっと残念。
※余談1
中井貴一は、短時間で強烈な存在感を残していったが、石丸幹二と有村架純が演じた役は、この2人でなければならなかったのか?という疑問が・・・。
※余談2
エンドクレジットに「スーパーバイザー:福井晴敏」の名を見つけた。うーん。
先人達が見ている
戦後80年を迎えて、改めて戦争なんて具の骨頂だというのがよくわかりました
最近では米のトランクと、露のプッチンプリンが会談して結局何も終わせられないだの…
話はそれましたが、雪風はどこの戦場からも必ず帰還したといいます
それは映画のように、その時を一所懸命に生きた人々の力だったり運もあったのかなと思います
戦艦同士の戦いから、航空機がその主流となっていくなかで巨大戦艦を建造して、まるで的にしてくださいと言わんばかりに出撃して沈没してしまったヤマトみたいな例もある中で、小さく機動性が高いからといって毎回帰還するなんて…奇跡としかないと思います
私の死んだ祖父は10代後半志願し、空母赤城に乗り沈没させられた時の話をよくしていました
艦内にいた時に爆撃され、みるみる間に海水が入って沈没してしまったそうです
海に逃げた後、救助船がありそれに乗って帰ってきたと言っていました
もしかしたら、祖父も雪風に助けられた一人なのかもしれません
祖父が生きていなければ、今コメントを書く事も出来なかったので本当にありがとうと言いたいです
最後にあった、『日本、見てるぞー』
先人達が見ているので、
今後も戦争のない国であるべきだと改めて感じました
※小回りが効く駆逐艦とはいえ、それなりの武器を何個も搭載されていた様ですが、映画内では同じ位置での対空機銃やたまに魚雷だけの表現が、少しだけ残念だった気がします
ほしがりませんかつまでは
セリフ
脳内補完するしかないよね💦
(映像でインパクトあると云えば『火垂るの墓』←何回か観てるけど、、エグいから最後まで観てられへんのよ)
【雪風】←男前やなぁー
駆逐艦てどれぐらいの大きさ何やろ?
俳優さんは良かった。
竹野内豊さんと玉木宏さんは良かった。
以下、つっこみどころ。
1.対空砲火の兵隊さんが皆、口を開けていて、しかも三回連続で同じシーンを使いまわしているように見える。アングルを変えるなりちゃんと歯を食いしばるなりして欲しかった。
2.艦上で亡くなった人を水葬するのだが、遺族には遺品と艦長の手紙と何故か遺骨箱が送られる。誰の遺骨なのかな?
3.1970年の大阪万博の実写記録映像が挿入されているが当時の映像はすでにオールカラーのはずなのにモノクロ加工してあった事に違和感があった。そもそも戦時中の話をカラーで描いているのだから万博だけ昔っぽさを演出する意図が理解できない。
4.人命救助をしている自衛隊員が誰か分かりづらかった。(たぶん艦長の娘)
これらのつっこみどころがなければもっと素直に見られただけに残念です。
1年に一回戦争のことを考える機会を与えてくれる作品としては良かったと思います。
戦後80年節目はこの想いで良いのかも知れないが、この先この幸運に頼ってはいけない。
今年(2025年)は第二次世界大戦 戦後80年目にあたります。
日本参戦はアメリカハワイ真珠湾攻撃:1941年12月8日~
原子爆弾投下:1945年8月6日広島、8月9日長崎へ~
日本降伏(ポツダム宣言受諾):1945年8月14日
終戦(太平洋戦争終結 玉音放送):1945年8月15日
・大阪万博:1970年開催~
雪風 (駆逐艦):主力駆逐艦38隻の中で、当艦は唯一終戦まで生き残った艦(奇跡の駆逐艦)でその任務を終えている。
1948年5月:終戦後丹陽と改名、中華民国海軍主力艦として活躍、1966年に退役。
1969年嵐で艦底損傷、解体に着手されて1971年12月31日解体完了だそうだ。
過去古い戦争映画にはどれも あの頃日本は英雄だったみたいな、人も戦いも伝説扱いのものが何処となくあって、反戦的平和的メッセ-ジは必ず付録で付いてた様に思う。
人々は過去の想いを失いつつある現代、大事なのは残された記録自体では無くて 今一度振り返る 当時の人々の想いが大切なんだろうと、そう 感じます。
あの戦争時代に生きていた人々は 一体どんな未来を思い描いていたのでしょうか。
自分達はココまでで、もう何も出来ない・・・ だから
” これからの日本を任せたよ ~ ” ってメッセ-ジが最後にあったのでしょうね。
雪風は 戦いの中最後まで無事に任務全うし帰還した艦。
戦後80年経てこの艦のことを どういう想いで振り返るか、後世に伝えるかだと思うのですよ。単なる奇跡の幸運艦としてではダメだと思いますね。
80年経ても 今、世界では戦争している国があって。
戦争時の記憶が薄らいで来ると こう言う事態が勃発するとそう感じます。
どう見ても 兵器製造界(国)の仕掛けにしか思えなくて
兵器在庫一掃の狙いと、税金使って製造して 使う様にさせて売って儲ける。
永遠続けば国益に繋がると? そう思い込んでる輩がいるって事でしょうね。
優れた兵器開発と売買に関税なのかと。ムムムな思いです。
----------(映画の話)MC----------
寺澤一利(雪風艦長)役:竹野内豊さん
寺澤志津(一利の妻)役:田中麗奈さん
寺澤多賀子(一利の娘 海上自衛官)役:有村架純さん
早瀬幸平(先任伍長 途中で銃撃死)役:玉木宏さん
早瀬サチ(幸平の妹)役:當真あみさん
井上壮太(ミッドウェ-海戦で早瀬に助けられる)役:奥平大兼さん
伊藤整一(海軍・第二艦隊司令長官)役:中井貴一さん
古庄俊之(軍令部作戦課長)役:石丸幹二さん
有馬岩男(乗組員 砲術長)役:藤本隆宏さん ※味ある顔立ち
中川義人(乗組員 航海長)役:三浦誠己さん ※風格凄く良い感じgood!
佐々木伊織(乗組員 水雷長)役:山内圭哉さん
藤井道郎(乗組員 機関長)役:川口貴弘さん
佐藤捨造(乗組員 主計長)役:中林大樹さん
主題歌:Uru「手紙」~
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俳優陣は何方も良かったと思いますが、戦争中なので
もっとゲッソリ痩せてたり、無精髭とかあったり、もっと服装が汚れていたり
その点が気になりました。
(見ていて疑問点:)
・水葬した早瀬先任伍長、妹の所に遺骨入れの物のような木箱があったのだが
あれは遺品が入っていたのでしょうか。
水葬に使う遺体を包む箱とか国旗とかは 常に船に積んでいる物でしょうか。
また戦闘時の状況を相手に知らせてしまう事態には成らない物でしょうか。
・戦闘場面ばっかりでも飽きてしまうとは感じますが、余りにも静かな場面が多くて本当に今戦闘中なのか? そう感じるところが多いです。
やはり 何らかの効果音は流していた方が臨場感が出ると思うのですけども。
・時々出てくる 万博とか、水難救助(多賀子活躍)?とか
展開構成上 何故それ今挿入?って感じるところ幾つかありました。
最後流れのまとめで良いと思うのですが。
終盤の展開が 感動的に持って来れてないように感じちょっと残念に思います。
・宣伝チラシもそうなんですが、明るく天気が良すぎ場面が多すぎ?
もっと凝った画で構成出来ませんでしたかね。
映画でも明るい昼間場面が多く、それは撮影上 仕方が無いのでしょうけども もっと悪天候とか 船に対して大波被るとか在った方が良かったと思いますネ。
兵士救助場面も 繰り返しのアングル使用が多く、引き画が欲しい所。
最終の戦艦大和の沈没で救助ですが、あの場面も 最も活躍した場面でしょう?
艦長の独善的指揮なんですから、もっと念入りな展開画で納得させて欲しいところです。
・艦長は終始いい人過ぎる。好感はメッチャ在るが戦場ではそうは行かないと感じます。もっと一見冷酷無比な奴で、実は凄く責任感ある温かい人物と描いた方が良さそうに思います。
でも 漂流中の敵兵を見逃がす武士道精神。威嚇射撃に対して”恥ずかしい事をするな” この言動。良いこと言ってそうですが 向こうは決してそうは思ってないかも。隙があったらこの艦長は殺られていると感じます。それが戦争の冷酷さでは無いでしょうか。
(戦後100年時への期待)
・今の段階でこの様な作品を残せたって事は日本はまぁまぁ平和だった証なんでしょう。どっかと戦争(近隣諸国)やってたら こうは行かないわけで。
この雪風の奇跡に縋る姿、思いが ちょっと民意的には弱く感じます。
私なら、今の近隣国との関係性から、満州731部隊を忠実再現で映画化して国際的な世に出したいところかな。日本人が過去の日本人を知る為には我々の手で製作して感じる得る事が凄く大事だと思っています。
※中国製の”731”は 9/18公開なのかな。
ご興味御座います方は
どうぞ劇場へ!
感動したが、ゴジラ-1.0と比較してしまう。後から公開された今作のCGが・・・・
ドラマ部分はしっかり描いてます。
ところが演出が悪いのかここはどこの部分のお話っていうか時系列がミリタリーに
詳しい人じゃないとついてこれない。
それと予算の問題もあるのだろうが
これが一番問題。CGが悪すぎる。一昔前の映像かと思った。またCG戦闘シーン自体が
少ないし大和の爆沈シーンなど酷かった。
ゴジラ-1.0で雪風がメインの舞台として描かれアカデミーを受賞するぐらい
ゴジラと駆逐艦隊の
凄かった。ところが今回の雪風は絵に描いたみたいな映像。
雪風が呉、佐世保とか停泊している画像など酷かった。正面からの画像の使い回し。
ワンショットのみ。全容のシーンも少ないし上に実写部分の雪風セットは
艦橋内部と艦中央部分の魚雷発射管付近しかない。これは予算がなく他のセットが
作成できなかったみたいなのモロバレ。ゴジラだってある程度艦のおおきさがわかる
セットは作ってた。水葬シーンでもかなり端折った、普通は甲板から滑り落とすシーンなどが海戦映画などは定番なのそれがない。最近の水葬とか知らない若い観客からしたら
これはなんなんだとなる。突然遺体が流れている。予算の問題で甲板セットなど
作成できなかったのかとよく知る映画ファンからしたら映画制作現場の
悲哀を見ながら感じて現実に戻されてしまった。戦闘シーンも
画像でなく台詞で損害うけただとか攻撃受けたとか観客の想像力に
まかせすぎ。俳優陣の頑張りがなかったらこれ駄作。
あと演技指導も徹底されてないのが気になった。ベテラン陣は狭い艦内で
は肘が当たらないように脇を締めてする海軍式敬礼を
されていたがその他エキストラはみんな脇を開ける陸軍式敬礼だった。
小さなことだけどそこって全体的な映画の出来に繋がる。
ゴジラだってそこらは凄い気を使ってるからね。
原作の内容は良いと思うのに、残念😢
激戦の太平洋戦争(大東亜戦争)の多数の海戦、最後の連合艦隊の戦艦大和の沖縄特攻作戦にも出撃など見どころ多数の内容なのに、戦闘シーンが少なすぎて俳優の顔のシーンばかり、雪風からの戦闘機への対空砲火も同じ機関砲のシーンばかり、人員救助も艦の傍に設置した網状のはしごで救助する同じシーンも多数で見ていて飽きてしまいます。
戦艦大和が沈没も今までの映画はとても迫力あったのに、迫力不足。救助シーンも多数救助を待つ兵隊を艦から洋上方向から写すシーンがあればもっとリアル感があったのに。
予算が少ないのか、とても安上がりで、話の流れもぎこちなかった。テーマが良いのに残念な映画でした。
「生き抜け」の戦争映画
太平洋戦争での日本の間違いを知っている現代人の目で描かれているので、海軍上層部や「雪風」の艦長を含む乗組員の思考や行動が現代人の価値観と常識に沿ったものになっているし、きれいごとなところは多々あると思う。
でも、「雪風」が戦後まで生き抜いたのは事実だ。
伸ばされた手を、ガシッと掴む手、そういうシーンが何度も出てくる。
命を捨てる戦争で、命を守るのを優先して行動した軍隊。
「がんばれ」と懸命に甲板から差し出された手を、上ってくる人が掴んだ瞬間は、何度見ても胸が熱くなる。
雪風のクルーが大分自由でフランクで、海軍は陸軍とは同じ国の軍隊とは思えないくらい気風が違うんだ? と思った。
私が持っている日本軍のイメージは、「兵隊やくざ」のそれなので、理不尽な上官が怒鳴りまくって暴力振っているもんだとばかり思っていたら、あれは陸軍だからで、海軍はそこまでではなかったんだろうか。
司令部からの特攻の指示に対して、海軍の上層部は口々にNOを突き付ける。理由はまっとうで、命は何より大切であること、そして戦争が終わった後の日本を背負う人材を守らなくては、というどこの国でもまず考えることを、やはり日本の軍隊でも考えていた人たちはいたんだと思った。当たり前なんですが。
一億総特攻の先駆けになれ、と言われた戦艦大和の伊藤整一第二艦隊司令長官、戦艦大和艦長有賀幸作が、従う振りをして可能な限り若い人材を温存しようとしていたのもあり、日本軍を少し見直しました。どこまで事実かわかりませんが。
戦争を進めたのはもっぱら陸軍で、海軍は抑止に回ったという陸軍悪玉論・海軍善玉論というのがあるようだが、この映画では敗戦が決定的になっても海軍に戦争を止めようとする動きはないし、それどころか司令部は、効果もなく命をただ無駄にするだけのアタオカレベルの愚策、特攻を発案、一億総特攻とか、やけっぱちとしか思えない目論見を実行しようとした。抑止どころか国民全員の命を投入して「玉砕」させようとした。
ミッドウェー海戦と、その後のガダルカナル島の戦いでぼろぼろに敗北した時点で敗戦を視野に入れて戦争を終わらせる根回しを始めていたら、と思うのは私が現代に生きている人間だからでしょうが、せめてフィリピンが陥落したときに真剣に考えられなかったんだろうか。そんなことを言いだしたら偉い人でも特高に捕まり非国民で投獄、とかだったんだろうか。
駆逐艦というのは、戦艦や空母の護衛や援護する小型戦艦と思っていたら、物資の輸送や兵員の輸送、小回りが利くので何でも屋として活躍、人命救助に当たっていたとは。
小柄なユーティリティープレイヤーであるがゆえに攻撃されては次々戦没、同じ型の駆逐艦で終戦まで生き残ったのは「雪風」ただ一隻。
確かに幸運はあったろうが、三角定規を持って着弾位置を即座に目測する艦長の操船と、先任伍長の怠りない備えと乗組員の働きでもって生き延びたようで、彼らの有能さが気持ちが良い。指示が聞こえないから面舵か取舵か分かるようにして、と言われて艦長が膝で操舵士の背中をどついて知らせるのは笑ってしまったがすごくわかりやすくていいと思いました。
戦争という個人では抗えない大波の中で、「生き抜く」を第一目的にした人々の話は、戦争になってしまったときの個人のレベルでのふるまい方を示唆しているよう。
戦うために出撃しながらも、最後は必ず人を救って戻ってくることから、「幸運艦」「不沈艦」と称された「雪風」は、戦時下の日本人の光のように見えました。
彼らの功績は、のちの日本人への未来にもつながっている。
乗組員全員が甲板から「後は託したぞ」「見てるぞ」と手を振り帽子を振る姿には、ベタなんだけど泣きそうになりました。
何気なく発せられるセリフに刺さるものが多く、武士道は死ぬことを良しとしたのではなく、いつ死んでも悔いがないように今を大事に生きるという意味だ、とか、お前が死んだら誰が家族を守るのか(「木の上の軍隊」の上官の「家族を守るために戦う」というのとは真逆)、とか、「普通が良い」とか当時の人々にも違和感なく受け入れやすそうな説得力があり、わざとらしくなくさりげなく、相当気を使って練られて織り込まれたものだと思った。
日本の戦争映画には必ず出てくる中井貴一が、還暦過ぎても出ていました。
寺澤艦長と早瀬先任伍長には、生きて家族の元に帰って欲しかったです。
もっと頑張って欲しかった(制作陣へ)
終戦の日にこの映画を観た。そして帰ってからはテレビで"ほたるの墓"を観た…。なんとも考え深い日となった。終戦80年となり日本人の殆どは知らない戦争…
日本人にとって8月15日は特別な日である。終戦の日であると同時にお盆期間でありそれぞれの祖先を敬う日でもあるのだ。
【レビュー】
作品のシーンが固定された場面(船上に上がる為の縄梯子のシーン、対空砲火のシーン)と同じアングル同じ距離感ばかりでつまらない。場面と話しに拡がりがないのだ。そして戦艦を映す際には遠くCGと分かるだけで迫力が全く無い。制作者達には失礼を承知で言わせて貰えば「それはまるでテレビ制作の再現ドラマのレベルであった」お金が掛かるのは勿論分かる。しかしこれは映画である。我々は映画を観に来ているのだ。それも終戦の日に…。。
そこにお涙頂戴の安ドラマはいらないし最後に主題歌を掛けて終わらせるのも好きでは無かった。この船は実在の船でありもっと創りようがあったのではないか!CGやVFXにお金を掛けるとかセットをもっとまともにするとか。我々観客はこれではスッキリしない‼︎制作陣にはもっと頑張って欲しかった‼︎ 少なくとも俳優陣達は皆頑張っていた。なので余計に残念であった。
【追記】
非常に残念ですが、唯一の良い点は"雪風"という艦があった事を世に知らしめた事である。この点のみ評価されます。
80年の節目の映画としては残念
これまで2010年台以降の戦争映画の有名どころは一通り観てきた10代後半の学生(男)です。
※以下、個人の感想です。
・映像
流石に近年の映画なのでディテールで目くじらをたてるようなことはありませんでした。が、満足に魅せてはくれなかったと思います。雪風の画は艦上での「寄り」か全景が入る「引き」のどちらかがほとんどで、迫力に欠けました。対空戦闘のシーンは何度も同じものが出てきて使い回しかと感じました。大和や瑞鶴も出てきますがこちらも同様です。
また、航空機に関しては質感・挙動共にCG感が否めなかったです。メインは雪風と割り切って手を抜いているのかもしれないですが、10年以上前に公開された『永遠の0』の方が遥かにリアルです。あちらはメインは零戦でしたが九七艦攻や赤城、米空母のタイコンデロガに至るまで隙がなかったです。
・ストーリー
ミッドウェー海戦から天一号作戦までの雪風の生涯が物語の軸です。最後に復員船として働くところもちょっと出てきます。私はてっきり進水から賠償艦として連合軍に引き渡すところまでやるのかと思ってたので、あっさりめで驚きました。ミッドウェーからマリアナまでは一瞬です。体感10分ぐらいで2年経ったので心配になりました笑
雪風の生涯というメインストーリーに加えて、先任伍長の早瀬、艦長の寺澤、水雷員の井上という人物がフォーカスされます。私は誰か1人に絞るべきだったと思います。誰が主人公か分かりませんでした笑(今調べたらどうやら艦長が主人公のようです)また、序盤からフォーカスされ本土の家族の様子も描かれる早瀬はグラマンの機銃掃射から井上を庇って戦死するのですが、私はここで死なせる必要があったのか疑問に思います。物語における主人公の死(早瀬は主人公ではないですが)というものは視聴者が主人公に感情移入し、生きて欲しいと願って起こるからこそ喪失感を感じさせるものですが、早瀬の背景はそこまで重厚に描かれていませんでした。(これは中途半端に3人にフォーカスした結果でしょう。)死ぬ時も結構あっさり死んでしまい、感動的なものはありませんでした。簡単に人が死んでしまうという戦争の現実を伝えたかったのかもしれないですが、、、。
もう一点、井上はミッドウェー海戦時は三隈に乗っており、早瀬の手で雪風に引き揚げられて助かった後に自身も雪風乗組になったという経緯があり、早瀬に2度命を救われ、2度目で早瀬は身代わりとなって死んでしまったということになります。そこまで描いたなら戦後に井上が早瀬の家族を訪ねる的な要素があっても良かったのではないかと思いますが、映画内では艦長が手紙と遺品を送ってそれを妹が読んで終わりです。
他にも、ストーリーと関係ないですが最後に戦後の台風災害時に成長した艦長の娘が海上自衛隊員となって子供を救助するシーンがありますが、その海自隊員になんと有村架純が起用されています。とんでもないちょい役で大物女優が出てくる配役も謎でした笑
・総評
雪風好きな人にとってはかなり物足りない、感動系の映画を観たい人にとっては期待はずれ、そんな映画でしょう。純粋に、こういう艦があったんだな〜って知りたい人は観たら良いと思います。
戦後80年の節目に、しかも終戦の日に公開されるとあってかなり気合の入ったものを期待していたのですが、結局何を伝えたいのか分からない、どう転んでも中途半端な映画で残念でした。
やはりこの手の映画は山崎貴監督でなければダメかと改めて感じました。5年後、10年後の次の節目の年にはぜひ山崎監督に『永遠の0』や『ゴジラ-1.0』を凌駕するような傑作を作っていただきたいものです。
確かに戦闘のシーンは少ない
淡々と物語が進んでいったことが逆に当時の指揮官の考えを浮き彫りにしていった。なぜ戦争をしなければならなかったのか、始めてしまった戦争についての個々人の考えを綴りたかったのだろうと考えた。だからこそ、ラストが?と思ってしまった。
テーマは良いが、散漫な構成と後付け感で力を失った作品
『雪風 YUKIKAZE』
実在した駆逐艦『雪風』を題材に「命を救う」という普遍的なテーマを描こうとした点は素晴らしく、公開前は大いに期待した。題材の格、出演陣の顔ぶれ、主題歌まで揃っており、これなら戦争映画の新たな金字塔になるのではと。
しかし、実際の仕上がりは残念ながら期待は大きく裏切られる。まず構成が粗く、真珠湾からミッドウェイ、ソロモン、マリアナ、レイテとシーンが飛びすぎて感情の積み重ねが途切れ、登場人物の内面が十分に掘り下げられないまま場面が変わり、命を救う場面も「出来事のダイジェスト」にしか見えず、緊迫感や迫力に欠けてしまった。
さらにリアリティの不足も深刻。俳優陣の演技力は確かに高いものの、肌艶や体型が健康的すぎて戦時下の兵士には見えず、極限状況の疲弊や汗や汚れが映像に出すことができず、観客を戦場に連れて行く臨場感がないまま、結果として「命の重み」が胸に迫ることがなかった。
テーマ設定も後付け感が否めない。主題歌のタイトルが「手紙」だからか、映画内でも「手紙」が象徴のように扱われたのか?と疑ってしまうほど、実際に手紙のシーンはほとんど無く、物語を貫く要素にはなっていない。艦長の娘が父の志を継ぐような積み上げも無いまま、最後に成長した娘(有村架純)が唐突に登場し、感動の押し売りに見えてしまう。さらにラストで大阪万博につなげる演出は、作品のテーマから自然に導かれた必然性がなく、宣伝色が強く浮いていた。
まとめれば、題材とテーマは優れているのに、構成の散漫さ・映像の力不足・後付けに見える要素の連続によって「命の重さを伝える」という最大の使命を果たせなかった作品だと感じます。惜しい、という言葉に尽きます。
最後の20分は興醒めした
竹野内豊さんは時間が経つにつれて痩せて見えたりと玉木宏さんも本当に役作りを本気にしていらしたのがよく分かった(撮影順なのかほほの肉が後半戻ってしまったりしてたが…)後半の中井貴一のブヨブヨさが戦時中?と思わせるくらいに対比があった
あれだけ爆撃を受けたにも関わらず甲板が常に無傷なのはとてもきになったが全般的にとっても良かった…艦長が亡くなるまでは泣けた
が!?
艦長の写真見ながらのアレは
…大和??しかも宇宙戦艦やんかw
ならば『なにもかも懐かしい』と
言ってほしかった
感動が爆笑にかわった
最後の娘さんが何処かで
救助活動してるのも無理くりすぎ
形見のヘアピン付けて
暴風雨で人命救助…せんやろ?
絶対失くすわ!と思った
大阪万博…必要??
構成がなんだかもったいない
対空機銃の発射シーンは使いまわしかと思った。
戦争を描く作品は本当に難しい。今回もそれをあらためて認識させられた。
まず言っておきたいのは、今作において戦闘のスペクタクルを期待してはいけないということだ。予告編等を観ずに戦争映画だろうと思って劇場へ向かえば後悔は必至だ。私のように。とは言え、開始直後の万博映像である程度悟ることができたので、ショックは長引かない。そういうものと思って鑑賞するのが吉。
CGだのVFXだの言う以前に、まともに戦闘描写をするつもりが無いのは明白。戦闘とはすなわち「死」を描くものであり、それが欠ければリアリティを生み出せない。それが完全に欠けているのである。先任伍長の死の瞬間でさえあの演出とは驚愕した。さらに言うなら血を流して倒れ腕が千切れれば残酷描写をした、戦争の悲惨さを訴えた、とはならない。絶望する表情を、死にたくないと足掻く様を、逃げ出してしまうような恐怖を描写しなければ何も伝わらない。今回、雪風の見せ場?である救助シーンもただ縄につかまった人を引き上げているだけ。別に海猿よろしく潜水しろとまでは言わないが、もう少し工夫は出来なかったのか?助けようとしたけど助けられなかった苦悩も描くとか、助ける助けないでもうちょっと揉めるとか。
そうそこだ。揉める、だ。書いていて気が付いたが、登場人物に嫌な奴がほぼいなかった。非情な命令は下るが、それを下した張本人どもの描写が無いのだ。厭戦ムード漂う大戦末期、特攻やら一億玉砕やらを命じて「お国のために」と狂ったように並べ立てる本当の馬鹿幹部が出てこない。現場レベルの能無し体罰指揮官すらいないな。もっと熱くぶつかり合う野郎共とかアホ上官と揉めるとか何も無かったな。全然心が動かないなと思ったらそこだわ。
数々の戦争映画をご覧になってきた諸兄に具体例を出すまでもなく、洋画邦画問わず反戦・非戦を心に訴えかける作品はたくさんある。それらの多くは劇中で「戦争はいけません」とか「未来ある若者に託す」とか台詞を並べるのではなく、死と直面する描写をもって伝えてきたと私は感じている。勿論、受け取り方や感じ方、映画としての楽しみ方は個人の自由。故に私個人はそのように感じるし、今作の描写からはその意図を感じなかった。予算がどうだのレーティングがどうだの制約もあるのは分かるが、そこを加味したら大抵の作品は「よくがんばりました」で終わる。それは絶対に良くないので、友人との会話だろうとSNSへの投稿だろうと映画作品への忖度はしないのが私のポリシーである。
脱線したが、あくまで雪風はこんな感じで戦中・戦後に活躍しましたよ、という内容の映画であるというのが私が観た結果だ。実際にあった戦争で実在した艦船を描くなら、もう少しCGと言うか戦闘描写にこだわってほしかったところ。俳優の皆さんの演技は素晴らしかったのでこの評価だが、それが無ければもっと低かっただろう。
「普通がいいな」
今、私たちはこの国で普通の暮らしが送れていることに感謝しなければならない。
この国の、あの戦さ。
一億総特攻の中で、この国の未来のために若い人材を残そうとした人たち、生きて還る、生きて帰す。守らなければならない人のために生き抜く、ひとりでも多く助ける、ひとり残さず助ける、こういった人たちがいたことに胸を打たれる。
それがわかっていた上で死んでいった人たちになお胸を打たれる。
数多の作戦に参加して生命を救い続けた駆逐艦雪風、艦長と乗組員たちを通して生き抜くことの大切さを伝えんとする、その内容にはとても胸を打たれるが、見せ方があまり上手くない。
脚本が悪いのか、編集が悪いのか、演出が悪いのか。
スコールなのに晴れている、敵機の襲来に緊迫感がない、1番の見せ場ともなるべきあのシーンが、あれわざとなのかな。
中井貴一が出てきてやっと締まったけれど、それまでの流れが単調で盛り上がらない。
主題歌をバックに延々と続くエピローグ、あれもこれも伝えたいんだろうが、ちゃんと伝わってますよ。
最後に出てきた娘さんは、ジュラシック・ワールドのエイリアンよりも、近畿地方のこだまよりも驚いた!
嬉しいサプライズ!!
主題歌が終わったあとのエンドロールの波の音がいつまでも耳に残ります。
「普通がいいな」
雪風という駆逐艦の使命
火垂るの墓を金曜に見て、からのこの映画。
実在した人や戦艦などが題材になって、フィクションミックスな映画。
戦争は本当に嫌だね、というのを改めて実感できるのだが、如何せん今回のこの映画を何となくで「見てみようか」というだけで見た時に、雪風という駆逐艦がいかにすごいのか、いかに幸運な艦であったのかについては、予備知識や戦時下の凄まじさなどを想像できるか、それを知らなくては分からない。ただそのすごさは、割と劇中内で把握できるとは思う。
巨大戦艦や空母が海に沈んだ中、大破することなく、大きな損傷を無くして、毎度帰って来る雪風。これは本当に奇跡だったろうというのは、ミリタリーオタクではない自分にもよく分かった。雪風という駆逐艦の存在を知ることができて、よかった。
ただ何となくで「見てみよう」となって見た時それが良かったのか、ミリタリー映画などに求める迫力やシーンのカットなどで気になるところはなかった。
ただ、ミリタリー映画や戦艦や駆逐艦を題材としているのであれば、こういうカットが欲しかったとか、映像でほしいシーンや適切な映像の魅せ方というものに欲が出ていたかもしれない。魚雷の速さにはなかなか驚いた。
…蛇足にはなるが、確かにこの映画は駆逐艦が題材であるからこそ、海上戦のシーンは非常に今回のスクリーンでは魅力のひとつとして数えられるものであろう。
しかし、伝えたいのは、「アメリカという圧倒的な国力をもった相手に、敗戦が視えた中での戦争を生き抜いた人々」や「戦争内での人々の想い・思惑」などではないだろうか。だから戦闘シーンなどが中途半端に感じるところもあると思う。
海軍の、上の人間に翻弄される、現場の海軍の心理描写はじめ演じた俳優陣は素晴らしかった。
特に中井貴一氏。死を覚悟しながらも、澄み切ったような何かを感じさせる表情や演技に胸が痛んだ。
機関銃をぶっぱする必死な海兵のソレが何かクセになる。グッズ化してほしかった…。
伍長は生きていてほしかったが、無念。
ただ謎に死に急ぐ艦長・寺澤と、その同期との関係性などは少し希薄だったので、もう少し劇中での同期との関係性に対する描写が欲しかった。武士道もちょっと薄かった。
海上自衛隊が協力したらしい本作は、最後に自衛隊が。警察予備隊ではないはず…。同時に素敵な伏線回収だったと思う。志願者、増えるといいね。
雪風という駆逐艦・幸運艦は、少なからず海軍の人間を守り、幸運を授けていたことと思う。映画を観終わってから雪風を調べたが、劇中の最後で語られた台風で沈んだ、というのもまた何か運命のようなものを感じた。戦争などで沈んだのではなく、まるで戦争が終わったことで己の任務が終わったかのように、役目が終わったことを理解していたかのような雪風の最期に駆逐艦というものを超えた何かを感じざるを得なかった。きっと、己の役目を理解していた、かなり聡い艦だったのかもしれない。
追記
あくまでフィクションミックスだからこそ、雪風という駆逐艦が美化されているように見えるのかもしれない。ただ、「フィクションミックス」であることを失念していると、映画というよりもドキュメンタリーを見ていた方が興味深いものになるのではないだろうか。
優しい良い感じ
戦争映画だが優しい良い感じです。
CGも多分スターウォーズとかと違って低予算だろうが、記録フィルムによせて最大限頑張っていると思う。
無音とシーンと早瀬が見ているぞのシーンは私は泣けました。
あとエンドロールが独特で私は素晴らしいと思いました。
万人向けではけっしてありませんが、この終戦80年のおり鑑賞されるのも良いかと思います。
地本のシアターで17時の回でしたがなかなか若い方からお年寄りまで子供さんもおられて、いろいろな年齢層のかたが鑑賞されるんだなあーと感じました。
みなさんは、どう思いましたか?
戦中戦後を最後まで生き残った駆逐艦雪風を象徴として、生き残った人々の助け合いや繋がりが現代にまで息づいている、ということを描いた作品なのかなと感じました。
また、生き残った人々が人を助けた(生き残らせた)という視点だけではなく、死にゆくことで人を生き残らせた人々もいたことも同時に描かれていたと思います。
劇中で味方の戦闘機(零戦?)が飛んでいくシーンで早瀬が井上に向かって「あれは特攻機だよ・・・・・・」という台詞がありましたが、どのような心情で(何を伝えよう、描こうとして)語らせた台詞だったのだろう?
大和が沖縄へ向かうことを最終的に「死ねということですね・・・」と納得?した伊藤と、帰りの分の燃料を積ませることを承諾させた寺澤らは、対比として描かれていると感じましたが、何を言わんとしていたのだろう?(それとも史実をそのまま描いた??)
テーマソングが「手紙」であったことからも、駆逐艦雪風の他に劇中しばしば登場した「手紙」も何かの象徴やキーワードだったように感じますが、どんなメッセージが込められていたのだろう?
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