雪風 YUKIKAZEのレビュー・感想・評価
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立派な上司の下で働けることが日本男児の幸せ
駆逐艦雪風を舞台とした旧帝國海軍軍人とその家族たちの人間ドラマです。
先任伍長・早瀬幸平(玉木宏)は部下に自分たちの役割を「何でも屋」だと語ります。敵艦があれば魚雷を発射し、手が空けば機関銃の弾を運び、戦闘が終われば海の上に浮かぶ生存者を救出します。彼は我が身の危険を顧みず、生存者救出に全力を傾ける男です。
井上壮太(奥平大兼)はミッドウェー海戦で早瀬に命を救われた若者で、雪風に新米水兵として乗り込みます。彼は再び、早瀬に命を救われることになります。
雪風新艦長・寺澤一利(竹野内豊)は、弾を避けまくる男です。三角定規を片手に船を操り右へ行ったり左へ行ったり。操船の天才です。江田島海軍兵学校の同期の仲間はみな戦死し、彼だけが残されたようで、愛読書であろう「武士道」のページに挟んだ仲間の写真に語りかけます。彼が最後まで離さないのは、妻や子の写真ではありません。同期の仲間の写真です。武士道を愛読しているだけあって、敵にもなさけをかけ、丸腰のアメリカ兵には発砲を禁じる男です。
第二艦隊司令長官・伊藤整一(中井貴一)は戦艦大和で沖縄行きを命じられます。当初は無謀な作戦だと抵抗しますが、「一億総特攻の魁となって頂きたい」の言葉に、従容として従います。船から若者は降ろさせ、護衛艦も途中で帰還させ、船とともに轟沈していきます。高田稔、藤田進、鶴田浩二、仲代達矢、田村高廣、渡哲也と錚々たる俳優たちが演じてきた人物ですが、今回その列に中井貴一が加わりました。
井上は早瀬を慕い、早瀬は寺澤を信頼し、寺澤は立派な伊藤に殉じようと覚悟を決めます。井上、早瀬、寺澤3人の幸せは、立派な上司に恵まれたことです。命を預けてもいいと思える立派な上官の下で働けることが、日本男児の幸せです。軍隊だけでなく、立派な殿様、親分、上司たちのためにすすんで命を捨てる男の美学はこれまで日本映画の中で数多く描かれてきました。本作もその系譜に当てはまります。
問題は、現実にはそんな立派な上役はいないということ。雪風の乗組員たちは階級を越えて疑似家族関係を形成しています。スコールの中での石鹸の取り合い、甲板での相撲、将棋、和気あいあいとした楽しげな食事風景、あんな船なら乗ってもいいように思えて来ますが、現実は違います。海上自衛隊艦ではいじめや暴力による自殺者も出ています。本作はあくまで「もしも駆逐艦に理想的な上官がいたら」というファンタジーです。残念ながら現実の上官たちはあんなに人格者ばかりではなかったようです。本作は本当に戦争を知っている世代には作れない映画なのではないでしょうか。
早瀬の人命救助に対する思いは早瀬から寺澤へ、そのまた娘へと引き継がれていきます。ただ後半は作為的で不自然なシーンも目につきます。例えば海上自衛隊員となった寺澤の娘はボートに乗って台風の被害者の救助に向かいますが、父にもらった大切な髪留めは帽子やヘルメットの脱着を繰り返す現場ではすぐになくなってしまうでしょう。要救助者も屋根に残された少年と飼い猫というのも不自然です。他の家族はどうしたのか、尋ねようともしません。そういう細部が気になってせっかくの感動的なシーンに水をさされてしまいます。
情緒的な主題歌が響く中、情緒的なシーンが描かれ映画は幕をおろします。戦争を映画で描くとき、どうしても情緒的になってしまうのはわれわれ日本人のクセなのでしょうか。
日本の旧軍では一人でも戦死者が出ると、「ヤツの犠牲を無駄にはできぬ!」と、もう立ち止まったり後戻りはできなくなります。敗戦を受け入れる際の御前会議では天皇含め出席者一同涙に暮れたといいます。特攻もそうですが、われわれ日本人は生死のかかった場面では理性ではなく感情が勝ります。危機的状況では理性は簡単に感情に押しつぶされてしまいます。あの戦争を理性的に振り返る試みはありますが、理性では理解できないと思います。なにしろ国を挙げた情緒的大暴発行為ですので。そもそも感情は共有するものであって理解するものではありません。あの戦争はなぜ起こり、なぜ止められなかったのか。私たちは理性の面ではよく分からないまま、情緒面で感動の共有を繰り返しているだけのようです。そしてそれはビジネスとしても大変有効です。
寺澤艦長が望んだ「普通の国」とはなんなのか。
①家族が平和に暮らせる国。
②他国を侵略せず、自国は自分で守ることができる国。
③自分たちで作った憲法を持っている国。
いろんな解釈が可能です。現在の日本を見たら寺澤艦長はなんと言うか、聞いてみたいものです。
本作が描いたように、戦争を止めるためには大和が沈まなければなりませんでした。また、不磨の大典と言われた大日本帝国憲法を平和憲法に書き換えるためには、戦争という大きな犠牲が必要だったのだと思います。自分たちの力で平和裡に明治憲法を改正するなど、われわれ日本人にはとてもできなかったはずです。そしてそれは今の憲法にも当てはまるのかも知れません。
キャストと題材だけが良い映画
まず、竹野内豊が主役ならば、
映画の導入から間違ってる。
私の考える理想的な導入
米軍の急降下爆撃機コックピット内部の画から始まり必殺の爆弾投下、爆弾のアップそのまま艦に迫っていく
その爆弾を見事な操艦で紙一重に回避する艦長、続いて迫る無数の魚雷
それらもひらりひらりと見事にかわしていく…
そんなシーンから始まっていたなら本作の主役は間違いなく竹野内豊なのだが、そうではない。
ミッドウェイでの沈没艦からの人命救助から始まってしまっている。
映画冒頭って一番力を入れなきゃいけないんだけど迫力、緊迫感、緊張感、臨場感な〜んもない。
死と隣り合わせの極限状態に全然見えない。
救助シーンは本作の重要なテーマなのだが
手を伸ばせ→手を握る→引き上げる
これの連続で漫然としていてリアリティがない。
キャストは豪華なので俳優陣の演技は良かった特に中井貴一の伊藤整一長官は素晴らしい
ツッコミ所の多い本作だが
まず先任伍長ってなんだ?
海軍なんだから兵曹だろ。
2階級特進で兵曹長なら1等兵曹じゃないのか?
1等兵曹如きが艦長に直接意見具申すな。
玉木宏の亡くなるシーンはアレで良かったのか?
明らかな人形、映らない顔、作り物過ぎる腕、主要キャストが死ぬ印象的なシーンがあれじゃダメだろ。
主要キャストの掘り下げがどれも中途半端に浅いので主要キャストとその家族に感情移入が出来ない散漫になるだけなのでカットした方が良いシーンが多い。
有村架純とか人命救助の精神はちゃんと受け継がれてますよ的なシーン?これもとってつけた感がひどい。
とまぁここまで本作の問題点をいろいろと書き連ねたがこんなモノはラストの最大のやらかしに比べたら些事である。
本作はラストで雪風艦上にキャストが集合し帽振りしながら現代の我々へ向かってメッセージをのたまうという前代未聞のクソカットが存在する。
映画で伝えたい事っていうのはシーンで演技でセリフで観客が感じ取ってもらえるようにするのであって演者にダイレクトに言わせるなんてのは単なる押し付けになるので言うまでもなくタブーだ。
そんなタブーを犯した時点でこの映画は凡作からハイパー駄作となった。
戦後80年の節目の映画がこのような駄作となってしまった事を非常に残念に思う。
製作陣には猛省して欲しい。
駆逐艦雪風ではなく
戦闘シーンがほぼ無く救助艦雪風と思った。
竹野内豊さん、玉木宏さんに興味を持ち見に行きました。
竹野内豊さん、主役なのに全体的にセリフが少ないと思ったが戦闘シーンや家族とのシーンでは目で演技しているなと思いました。
先任伍長!玉木宏さんどうしてあなただけ。
この映画で死者を出さないために犠牲になったような感じがしました。声に印象のある玉木さんですが顔の表情や作業をしているシーンも良かったなと思いました。
有村架純さん、びっくりしました。
でも私は、エンドロールが終わった後、とても短いシーンで登場した方が強く印象が残ったと思いました。
美談と戦争。
終始「手を伸ばせ」と雪風の乗組員は救助し続けます。雪風が沈まなかった理由のようにも思えます。
乗組員の爽やかな描き方を観て、夏の甲子園の高校球児を思い出しました。日本軍の上層部以外には作中に悪い人は出てきません。
また、戦闘のシーンが少なく無難な描写のように思えました。
伝えたいことはわかりますが、戦争の陰の部分が描ききれておらず終始美談とした為に感動は薄かったです。
良かったのは、小回りが効く駆逐艦が何でも屋の役割を担っていたことがわかったぐらいですかね…。
実在した艦の話ですし、ミリオタは怒っているのでしょうね…。
初めて知った駆逐艦
太平洋戦争末期
日本海軍の戦艦や空母は小さな頃に
プラモデルを作っていたから
艦名を知っていたが、
駆逐艦「雪風」は知りませんでした。
幸運艦
ミッドウェイ海戦
ソロモン海戦
沖縄
良く帰還しましたね雪風
主人公は早瀬かと思って見ていたら
途中からは寺澤?と思ったら
結局、誰か良くわからず…。
井上なのかな?最終的には。
戦争を知ってる世代が減り
昭和100年と言われる現代に
残す貴重な映画かな
忠実な史実を基本にプラスしてフィクション作品が生まれるのでは!
ノンフィクションを期待しての映画でしたが、ストーリーは良しとしても脚本・演出・時代背景の捉え方・CGの質・戦闘シーンがあまりにも雑としか思えない。素晴らしいキャストに対し失礼では? 専任伍長とは陸軍呼称で海軍では艦より上陸した際、一般的な呼称として使われ艦内では「2等兵曹」(下士官)です。映画では死去後お墓に1階級アップの「1等兵曹」(兵曹長)と出てましてそれが普通です。又専任伍長が艦長と話すことは出来ません。必ず専任士官(ここでは水雷長)史実ですと白石大尉(海軍では「だいい」S20年2月まで)がおりまして、大尉を介しての伝令・助言等になります。陸・海軍兵は全員坊主頭です、長髪はいません。船からの救助者は全員と言って良いぐらい沈没する流れた重油を沢山浴びているので、全身どろどろの真っ黒で、火傷の方も多く、被弾されたりでとても甲板からどろどろの手を差し伸べる手では滑ってしまい登ってこれない方の方が多いと聞いております。映画ではきれいな顔・歯・腕でプールみたいな波の中でのはあまりにも綺麗すぎかと思います。艦長着任集合や通常敬礼はすべて腕を広げた陸軍敬礼で、間違っています。海軍敬礼は今の海上自衛隊でも同じ狭い艦内での適用で脇を閉めて右斜め45度の敬礼です。艦上での戦闘態勢は必ず全員ヘルメット着用で、軍帽だけの行動もありえません。甲板で被弾された時は当時敵機(グラマン機銃掃射は12,5ミリ砲)から1発身体に当たるだけで体半分が引きちぎられる程ひどくそれは悲惨なものだったそうです。「専任伍長」が死去の水葬の際、艦長クラスは軍艦旗に包まれての水葬ですが、他の士官死去も含め水葬は担架と軍艦旗との間に包まれた死体を横たえ滑らせて海に葬るのが最上級の葬儀と伺っておりますが、S20年前ぐらいからはその余裕はすでにもうなかったとのことです。船名「雪風」は戦中の名で、終戦後から日本人引き上げ船になり台湾に譲渡されるまでの1年弱は横ボディーに「YUKIKAZE」と明記されました。以上等々を踏まえ基本あってのフィクションでないと意味が有りません。命の大切さ、戦争の悲惨さ、平和を大切にする意味はラストシーンのメッセージでは素晴らしいキャストの努力・演技も内容の意味が分かるだけに残念で仕方ありません。
主人公の竹野内豊が代表作になるぐらいいい演技だった。
監督の山田敏久は、初監督作品のようだか、力不足の感は否めない。
主人公の竹野内豊が好演している。もしかすると代表作になるぐらいいい演技だった。玉木宏、奥平大兼ほかの役者たちも良かった。
とても真面目な作りで好感が持てる作品だが、残念な出来。
駆逐艦「雪風」は、太平洋戦争の最前線で戦いを生き残った艦として有名。声高に反戦を訴えるのでなく、静かに反戦を訴えている。
演出意図としては、登場人物たちの日常を丁寧に描くことで、確かに彼らは、現在の我々と地続きで生きていたことを気づかせ、現在の平和が、多くの名もなき兵士たちのおかげであることを描く。
無駄に思えるシーンが特に後半からラストにかけてかなりある。要は演出意図が透けて見えて、意図通りに演出効果を上げていない。
特に違和感があったのは、駆逐艦の甲板上に雪風の乗組員のメインの人々たちが観客に向かって「日本よ頑張っているか」的な叫ぶシーン。(気持ちはわからないでもないが)
また制作費が節約があるのか、戦闘シーンの描写の弱さが目立つ。
例えば、対空砲撃のシーンは、アップ気味で砲口のマズルフラッシュがほとんど映っていない。で、何度か対空砲撃のシーンが出てくるが同じアングルしかない。
玉木宏がグラマンに撃たれるシーンは無音にして直接の表現をあえてしなかったが、何とも演出意図が透けて見えて迫力がない。まるで制作費を節約しているようにも思えてしまう。
※このシーンは多分、「七人の侍」の菊千代(三船敏郎)が絶命した時に若侍の勝四郎(木村功)が菊千代の死を悼んで泣き叫ぶシーンのようなイメージだったと思う。
そのほか、脚本通りに撮って編集をしたのだろうが、完成した後に、見直せば、冗漫な部分や、意図通りになっていないところがあることは明らかなのに、初号編集の後の検討がなかったのか? それとも様々な関係者への忖度でカットできなかったのか?
大阪万博の映像を挿入する意図が、気持ちはわかるが、作品上全く浮いているのも気になる。(これは後で史実を確認すると、中華民国に明け渡した「雪風」が万博の前年に台風で沈没した。それで翌年の万博につなげたエピソードになったようだ。この点も映画だけではわからない)
またラスト近くに當真あみがりんごをかじるカットも全く功を奏していない。編集し完成試写をした段階で、それらを整理すべきだったと思う。
戦争映画としては異色な面白い映画になる題材だっただけに残念だった。
命
この世でいちばん大切なものは、命
戦争はいけないこと
そんなことは、定義としては、当たり前
今、この国では、戦争していないのに
新しい命が生まれなくなり
子どもが親族を殺すような凄惨な事件が
起こっている
全ての小学校、中学校、なんなら
高校でも、これからを生きる人達
みんなにこの映画を
観てほしい
この映画で、亡き父親の思いが娘に
受け継がれたように
先人が、守ろうとしたもの
人の心は、必ず受け継がれると信じている
あの戦争を、軽々しく論じることは、
不勉強な私にはできない
でも、考え、学び続けないといけないし
自分の近くにある大切な命を
慈しみ、守っていかないといけないと
強く思いました
あの事務所のタレントさんを安易に使わず
信頼できる役者さん達が演じていたことが
良かった
そして、奥平くんのこれからが
本当に楽しみだとも感じました
あのシーンは?
あのシーンは必要だったのかな?
あれで一気に昭和の映画になっちゃったな。
父親が戦争で満州に行っていて、その後ロシアで抑留され
帰国後に結婚して2女1男をもうけました。
20年ほど前に亡くなりましたが
比較的戦争のことを話す人だったので、戦地のことや
戦争テレビ、映画などはよく見て育ちました。
なのでこの映画のようなことも良く見ていたので
あまり感激もせず映画を鑑賞していました。
であのシーンは・・・・。
あえて言わなくてもこの映画を見る人にはわかってるでしょう。
ちなみにYAHOO映画が無くなったので、そちらで書いた
ラーゲリの批評欄で書いたことを、備忘録代わりに書いておきます。
千葉県木更津にて大正10年に農家の次男として生まれた父は
当然のごとく兵隊に行くことが前提に育ったようです。
農林学校から入隊(兵学校に行ったのかは不明)満州に配属
一部測量の勉強もしていたので満鉄にもかかわったようです。
早起きが好きで、満州に建立された神社に朝早起きしてお参りしていると
毎朝会うおじいさんが居て、挨拶を交わしていたそうです。
ある日 隊で上官に呼び出され「中佐殿がお呼びだ!貴様何かしたのか!」
と呼び出されていくと、そこには神社で挨拶しているおじいさんが・・・。
「おまえ士官になる気はないか?」アンパンでもありましたねw
と一旦内地に帰って士官学校に入ることになったそうです。
しかしその士官学校に入る人間が違う人になっていて(誰か工作したらしい)
内地に戻ることは出来なかったようです。がその内地に戻る船が敵攻撃で沈没。
その後満州で勉強し中尉までなり、200人ほど隊を率いていたそうです。
ソ連はだいぶ早い時点から攻撃してきていた。丘の上からスイカをくりぬいて
中に手りゅう弾入れてころがすと、ソ連兵が拾いに来たりした。
寒いから機銃にほほを付けるとくっついちゃうとか、号令間違えて
機関銃撃ってしまい、やめの号令も聞こえず上官に殴られたとか
(ここにはかけないことも聞きました)色々話してくれました。
終戦と同時にシベリアに抑留されましたが、幸いラーゲリのように
特別監獄みたいな扱いにはならず、本来勉強好きな父はロシア語中国語も
少し話せたようで、ロシア兵との連絡係もやっていたようです。
松の植林やジャガイモの栽培などやらされて、ジャガイモは日本に帰った
あとも嫌いで食べませんでした。松の植林では根っこの部分の掘削が大変
だったので、監視の目を盗み、根っこの部分を杭状にとがらせ、土に
刺して終わらせて、ロシア兵に「お前の隊は作業が早いな」と言われた(笑)
とか面白おかしくも話してくれました。(当然枯れちゃうので、松くい虫に
やられたのだ!と言い訳もした様です)
2年ほどで帰還し、赤差別を受けながら、元村長の曽祖父のコネで県庁に入り
千葉県の海岸沿い松の植林を行い(その時昭和天皇が来て植樹してくれた話も)
母親とお見合い結婚して高度成長時代を生き抜いてきました。
晩年はガマの油売り、バナナのたたき売り 等の余興を会合や催し事
の際にやっていましたが、恥ずかしいな、やめて欲しいなと思っていましたが
シベリア抑留時に、次々捕虜が亡くなって行くので捕虜内での催し事をやれ
とのことで部下(シベリアで亡くなった仲の良かった友人ですね)
が筑波のガマの油売り人、バナナのたたき売りとか余興で
やっていたのを故人の遺志と思いやっていたようです。
日本に帰国後も本当に色々ありましたが、ここまでにしておきますw
読んでくれた方には御礼申し上げます。m(__)m
星よっつ
竹野内豊さん、素敵です。
映画の内容もよかったです。
気になったのは、雪風の砲台で機関銃を撃ちまくっていた役者さんたちの演技。大口あけて打ちまくってたけど間抜けっぽかったです。誰かの指示なんだろうけどアレは無いわ〜。
ほかにはとくに無いです。
戦争だけはしてはいけないという決意を感じました
※ 昨日(8月28日)、運良く大ヒット御礼舞台挨拶に参加できたので、末尾にコメントを追加しました。
終戦記念日にあたる8月15日の公開初日に地元の映画館で鑑賞しました(観てからその感想をきちんと言葉で表現できるようになるまで結構時間がかかるタイプなのでして、、、サッと分かりやすい言葉で感想を書ける、頭の回転が速い人は私の永遠の憧れです笑)
館内では男性のお客さん、ご夫婦が多かったですが、若い方が多かったのが印象的でした。
この映画ですごくリアルだと思ったのは、製作者の皆さんで行かれたのでしょうか、撮影前に江田島や横須賀を訪れた時に主演の竹野内豊さんが感じたという、意外にも淡々とした海軍の日常の様子を映画の中でも感じたことでした。
もちろん、激戦のさなかにいる雪風と戦時でない海軍の様子とでは前提が異なりますが、映画では激しい戦いのシーンだけでなく、船員達が朝起きてから夜寝るまでの間の「戦争をするという日常」も描かれていて、「当時はこんな毎日だったのだろうな」と感じられて、すごくリアルでした。
機械を整備したり、敵軍の動向を探りながら味方と自分達の作戦内容や航路を確認したり、その中で食事をしたり、時に仲間と笑いながら楽しく語り合ったり、、、朝が来て、そしてまた夜を迎える。その日常の中に味方の戦艦が沈み、仲間達が亡くなってゆく悲劇や悲しみがあるのですが、戦況が更に悪くなると明るさは消えて、焦燥感と悲惨さと絶望感が重くのしかかる日常に変わってゆきます(と言いつつ、戦争というものの本質を見るなら、戦況が悪くなるから暗い、というだけのものではないんですよね。味方が優勢で明るく笑っている時、敵側は血を流して泣いている、というのが戦争なので、勝っていようが負けていようが戦争そのものが暗いものなんですよね、、、)。
そのような中、絶望感に打ちのめされかけても 駆逐艦「雪風」に乗る一人一人は、目の前にいる仲間の救助を全力で行い、一日、また一日と日々が過ぎて行きます。
「こんな日常が一体いつまで続くのだろう」、実際の雪風の船員の方々がそんな気持ちに襲われたこともあったかもしれません。でもその気持ちを振り払って自分を奮い立たせ、絶望的な戦況の中でも仲間たちのためにただ必死に自分の任務を果たそうとする雪風の船員たちの姿には心を打たれました(自分が同じ立場にいたら、どこかで心が挫けてしまいそうなくらい壮絶な救出です)。そしてその純粋さや情熱が戦争に関わることに注がれていることが本当に悲しかったです。
特に、奥平大兼さんが演じた井上水雷員をはじめとする若い船員達の姿はまぶしく、たくさんの可能性を秘めた若者たちが、戦争に時間やエネルギーを一心に注いでいるのだと思うと、「平和な時代に、もっと他のことに情熱を注ぐことが出来たなら、、、」と、本当にやるせない気持ちになりました。パンフレットにもある井上水雷員の語り「家族に、仲間や恋人のために、自らの未来を閉ざした無数の若者がいた」には胸が詰まります。
戦争の悲惨さはどの戦争映画にも共通するところですが、パンフレットで触れられた雪風の歴代の艦長さんの座談会によれば、雪風には艦長以下、船員の間で形作られた人間味溢れる温かい艦風(艦の風土)があったそうです。その風土があったから艦員が心を一つにして人命を救う行動につながったのでは、と感じました。もしかしたら艦というのは艦に命を預け、狭い船室に別れて暮らす運命共同体のようなものなので、艦ごとの風土が作られやすいのかもしれません。この雪風の風土は、艦長役の竹野内豊さんをはじめ、砲術長、水雷長など各部門の長、玉木宏さん演じる先任伍長、井上船員(奥平さん)や仲間の船員たちの関係性にとてもよく感じ取ることができました。
特に艦長と先任伍長の関係性については、立場の違いから来るすれ違いはありながらも、艦員や戦友たち、その家族や国にいる人たちのことを思い、求められるところに駆けつけて人命救助に全力を尽くす、、、2人がその強い信念で繋がっていることがよく表現されていて、それは竹野内豊さんと玉木宏さんの組み合わせだからこそという感じがしました。
映画の中で艦長や艦員たちが甲板で手を振るシーンについては賛否両論のようですが、私は勢揃いした艦員(役者さんたち)の顔をみながら、「そういえばこの役者さんたちの親族(お祖父様•お祖母様以上の代でしょうか)で、あの戦争に関わらなかったという方は、1人もいないんだなあ、、、」と当たり前のことながら感じました。役者さん、制作スタッフさんが100人いたらその背後には、あの戦争をくぐり抜けた体験が100あるのですよね。1人でも欠けたら、その後は生まれて来ない訳ですから、、。「過去に戦争の時代を生きた人たちの土台の上に今がある」、、、そう感じることはありましたが、それって、今生きている自分達の背後にいる、本当に「全ての人たち」なんだなあ、、と感じました。
あの時代雪風に携わった方々は「命を守ろう」という思いで繋がっていて、全力で人命を救う使命に立ち向かった。そしてこの雪風という映画の制作に携わった方々は「絶対に戦争だけはしてはならない」という、先人から引き継いだ決意で繋がっている。それでこの映画が出来た、、そんな風に感じられて、甲板のシーンは個人的には大変感慨深かったです。
なお戦争映画には、人間が極限を越えてしまった悲惨な情景を強めに描く(と言っても、筆舌に尽くし難い体験をされた方の実体験にはかなわないと思いますが)映画もあれば、この映画のようにそういった目を覆いたくなるような情景は控えめに描くものもあり、どちらも戦争について考えさせてくれる大切な作品だと感じました。戦争に向き合うのはつらいことですが、ウクライナやガザ地区で戦闘が続く今、この作品を観て月並みながら「普通の日々というのは、当たり前ではないんだな」と感じました。観に行って良かったです!10代、20代の若い方たちにも是非この「雪風」を観て、「戦争をする日常」の無益さや悲しさ、人命こそが大切だということを感じてもらえるといいな、と思います。
※ 追加コメント: 「大ヒット御礼舞台挨拶付き上映会」で2度目の鑑賞をして
舞台挨拶冒頭に、10代で実際に駆逐艦「初霜」に乗っていた今井さんという方の、映画「雪風」鑑賞後のコメント映像を流して下さいました。今井さんは一生を通してご自身の駆逐艦での経験を語り続けて来られ、この作品の制作にも大変ご協力下さったそうです。当時戦場で実際に見た情景と映画との違いや、思い出したくない記憶などがお心をよぎるのかな、、とドキドキしながら見ていましたが、今井さんはしばらく涙をされた後、作品の完成を喜ばれ、制作してくれてありがとうとおっしゃっていました。私たち観客にもこの今井さんの映像を共有して頂けて、上映会に参加して本当に良かったと思いました。
監督と親交があるという司会者の方の司会進行や映画の補足説明(なぜ実際の雪風で船員たちが丸刈りでなかったかなど)もとても良かったです。丸刈りの話や雪風の艦風については、公式サイト上で「雪風Q&A」みたいな形で出ていても良いかも?
作品については、雪風の各長と艦長が作戦会議をしたり全員で作戦を遂行したりしているシーンが改めてメチャクチャいいなあ!と感じました。「静」の艦長に対して「動」の各長。役者の皆さんのそれぞれの個性が活きて、生き生きとしたチームとなっていて、自由なのに一致団結している感じが良く出ていました(坊ちゃんとかふんどしというモチーフも良いです!笑)
ほかの役者さんたちも、とにかくみなさん素晴らしかったです。石丸幹二さん、中井貴一さん、益岡徹さん、田中麗奈さん、當真あみさん(ドラマ「さよならマエストロ」見てました!かわいらしい方です)、有村架純さん(優しい雰囲気が役柄にピッタリでした)、、、作品中でもっと見たい!と思いましたが、映画の長さは2時間ちょうどある、とのことで残念だけど仕方ないな、と思いました。
そして最後に。映画の中で一時期雪風の無線がやられて、他艦との交信が不能になる時がありました。ヒヤッとするシーンです。無線で(大事なメッセージは特に?) 暗号を使ってやりとりしていたのが、無線が壊れたら伝えたいことが何も伝わらない、、。無線でも暗号でも戦時の手紙でもなく、日常、会いたい人とともにいて、会話をすれば気持ちを伝えられる”普通がいな”と思いました。
誰に向けての作品かがよくわかる
昨今の戦争もの…戦時下を知っている人や戦後間もない頃を生きていた人からすれば大変に生ぬるいものなんだろう…と思われる。レビューを散見してそう感じる。でも昨今の作品の目的は、戦争の悲惨さを忘れない為に若者に伝えるのが主な目的だと思う。自分事と少しでも感じてもらうには感情に訴えていくしかないのだと思う。そういう意味でいい作品だと感じた。あっさりとしている感は全体に通してあるが、戦線が維持できずに追い詰められていく過程が分かりやすく描かれていたと思う。フィリピンが陥落したら燃料が…サイパンが陥落したら本土に空襲が…と。長期戦では勝ち目がなく、人的にも物量でもどんどん押し負けていく…敗戦に向けての流れの復習をさせてもらっている感じ。ただ悲惨さを、リアルさを伝えるのではなく、どうかこの歴史を忘れないで…という祈りがこめられているように感じた。
そして一番に…繋ぐ、ということ。雪風の救助シ―ンは印象的だった。実際に命を繋ぐ、次の世代へ思いを繋ぐ…。艦長の娘さんが出てきた時はホッとした。過去から現代へ…ちゃんと繋がった、と。
色々な意見があると思うが、今の若者にパワハラなんてものでは済まない制裁は見せられないし、無残な死体なんてものは論外。映画を観てもらえなくなる!なので、なるべく幅広く年代を惹きつけるためにはこれくらいでいいんだと思う。
だから若者たちよ、ぜひ見てください!あなた達に見てほしいんだよ!
戦争ものではなく、人の死を悲しむ作品だと思う
今回の映画は色々ツッコミたいところはあった
特に大和の波のCGとか大和の波のCGとか大和の波のCGとか()
あの……もうちょい大和は波立ちますよ……?ほぼ立ってなかったよ……()
ミッドウェイ……?知りませんね、雪風の主砲が魚雷発射管になってる作品とか、知りませんねぇ!(重要なので2回言いました)
まぁ愚痴は置いておいて、作品全体の評価は真ん中よりちょい上辺り
事実に基づいた内容をまとめてるから当然リアリティもあるし(無い方がおかしい)、見てて流れに違和感を感じることは無かった。
あと出てくる人が割と役に入れてたと思う。
だから作品の流れに批判とかは無いけど、如何せん軍艦の描写がほぼ無く、何処の話をしているやら、何処に向かうとかの情報はナレーションを聞く他無かった。
先任伍長が亡くなられた時の悲壮感、絶望感等は物凄く共感出来る描写で、涙腺ダムが決壊しましたね……。
あと日本海軍の軍艦の艦橋の内部変わり映えしないから艦橋周りの話はほぼ同じような場面になってたとかもありますな
って感じは高く無いけど、低くもないぐらいの評価に落ち着きました
でも一つ注意するなら
軍艦が好きだから、という理由で見に行くと後悔しますよ。
史実に基づいたフィクション、、なのだが、、
まず、良い点は俳優の皆様の演技は素晴らしかった。奥平さん多分初めて観た俳優さんですが、素晴らしかったです。玉木さんも竹之内さんもすっかりベテラン俳優としての貫禄ありますね。
正直微妙だった点は、余りに登場人物が全て良く描かれすぎな部分と雪風が無敵過ぎる点かな。あんなに素晴らしい人が沢山居たら戦争もっと早く終わってたやろ、と。軍国主義真っ只中で本部からの命令にあんなに自分の意見が言える状況でなかったはず。勿論素晴らしい軍人さんも沢山居たと思うが、余りに良く描き過ぎかな。あと、雪風は史実でも最後まで残った艦ではあるけど、流石に一隻でアメリカの空母を駆逐するのはやり過ぎだろって思った。
何を観たか
本作「雪風」は酷評が多い。史実に基づくフィクションであり、その史実がいかにというどの部分を大事にしているのかがカギとなると思われる。酷評する大多数が映像としてのCG作成の丁寧さを挙げているが、それが正しければそこには製作側の意図は反映されなくとも良しと判断したということだろう。
そうすれば史実のどこに大切さを反映したのか、とすると駆逐艦雪風が何度も戦闘に駆り出され全ての戦闘から無事帰還し、その過程で多くの海上避難者を救ったことに焦点を当てたことは間違いない。ただ大東亜戦争の本質には踏み込まず、従軍した日本兵の生き方を描いたことに他ならないという作品であろう。
本当の史実を知らない日本人は、批判ではなく、この戦争の真実が何かを知っていくべきと、切に願う。知ったかぶりで語られるのは迷惑至極である。
最期の艦員が現代人の我々に手を振って「見てるぞー」という言葉は、戦後の日本の体たらくを厳しく批判されているようで、とても怖かった。「そんな国にするためにみんな戦ってきたのではないのだ」と。
雪風の史実と俳優の無駄遣い感が実にもったいない
観終わって愕然としました…
この映画にでてくる雪風のエピソードは、レイテ海戦での空母への魚雷攻撃を含めてほぼ史実通りではあります。俳優陣も素晴らしい面々で、これだけのネタが揃っているのに、何でここまでネタを並べただけのつくりになってしまったのか…
もしこのネタでゴジラ-1の山崎監督が撮っていたら、まったくちがった感動巨編になっていたのではと思わず妄想せずにはいられませんでした。
この映画に決定的に抜けているのは戦場のリアリティー。戦場は命がけで戦っているのだから、映画「グレイハウンド」や「Uボート」のような逃げ場のない殺し合いの世界なのです。そんな状況になかにあって、艦長や乗組員たちの必死の奮闘で生き残りかつ戦場に最後まで残って仲間を助けたというのが、あの素晴らしいエピソード群なのであります。
今回の監督は長編映画は初監督作品ということで荷が重すぎたということでしょうか…
このネタなら日本アカデミー賞にとどまらず、海外でも高い評価を受けられる級の物語にもできたのに…実にもったいない
終戦80年に相応しい作品
数多の戦場に出ては、その度に海に投げ出された仲間を助け戻ってくる不沈の”幸運艦”雪風。ミッドウェー海戦で日本軍が大敗を喫した際にも敵からの追撃の危険に身を晒しながら1人も見捨てることなく救助を続けた。しかしその後新たに着任した艦長寺澤には「もっと早く戦線離脱すべきだった」と評されてしまう。
その後、戦況はさらに悪化し、もはや日本に勝ち目はないだろうという中で、雪風の気風を作り上げた早瀬先任伍長の「生きてかえる、生きてかえす」という言葉に希望の火が灯る。
その後、早瀬は戦死してしまうが、ミッドウェーで最後の1人まであきらめなかった早瀬の魂は雪風の隊員に受け継がれる。
戦況は悪化の一途をたどり、雪風は無意味ともいえる海上特攻作戦の中、無線が故障し帰還する味方艦隊から取り残され孤立してしまう。絶望的な状況の中、寺澤は沈む大和の船員を1人残らず救助するよう命令を下す。ミッドウェーで早瀬がそうしたように。その中で、ミッドウェーで最後に引き揚げられた井上も雪風の隊員としてまた別の命を救うのだった。
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私は戦争映画が嫌いだ。惨たらしく人が死に、その悲しみをもって反戦の意を描くことを主目的とする作品がほとんどで飽き飽きしているからだ(だから戦争映画は数を見てないし、そもそも戦争に詳しくないという前提でのレビューです)。
だがこの作品は違う。戦争という舞台を利用して命を紡ぐことを描いている。
絶望的な状況の中で浮かび上がる命の価値。我々がいま生きていることと先の戦争で誰かの命が救われたこと、誰かがその命を救おうとしたことは決して無関係ではない。
命を助けるということは、その者の人生だけでなく、その者が繋いでいく新たな命の可能性を守るということなのだ。
早瀬に助けられた井上がまた別の命を救うように。
特攻という無意味で残酷な作戦まで決行し悪あがきを続けた日本軍の過ちを描くとともに、時間により隔絶された第二次世界大戦で戦った方々と現代の我々を「命」というテーマで繋いだことで、戦争を風化させないという使命も副次的に達成している。
まさに終戦80年が経った今、観るべき作品だと思う。
ラストで流れる主題歌の「手紙(Uru)」にはやられた。所々の歌詞がこの映画の観た心にぶっ刺さった。
ただ個人的には寺澤の心理描写がもう少し欲しかったかな。ミッドウェーについて自らが批判した行動をとることに対する心情の変化があまり描かれなかったのは少し残念。まぁせめて人を助けるしかないという絶望的な状況ではあったので寺澤としては合理的な判断を下まで、という感じかもしれんが。
最後の語りかけは確かに稚拙だけど、テーマには合致してるし個人的には許容範囲です。なによりあのシーンがなくても作品としては成立しているので、あまり気になりませんでした。
ミリオタの批判が目立ちますが、時代考証とか言っても私自身が正解を知らないので、私は何も気になりませんでした。
細かな時代考証や高精度なCGよりも大切なことが描かれている映画だと思いました。
最早この映画の存在が雪風に対する冒涜
まぁいつもの残念な邦画です
ただ戦後80年の節目にこれってのが余計に残念感を引き立ててます
唐突に現代的価値観で愚痴るお義父さん、圧倒的にチープなCGの画、20年前の映画ですらしっかりとした考証で転覆、爆沈の描写が出来てたのにまるでゲームの様に爆ぜる大和、最後の語りかけ
と本当に無惨です
戦後も戦後で中国へ賠償艦として引き渡されるも中華民国海軍旗艦として奮戦したのですがノータッチ
もうやめませんか?こういう雑な映画は
私にだって到底理解出来ると思ってなどいませんがこんな雑で粗悪な映画で戦争の悲惨さが分かったとか到底思えません
Youtubeにある実際の雪風乗組員の方のインタビューを視聴した方が余程良いと思います
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