機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginningのレビュー・感想・評価
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前半だけで満足してしまった
ギレンの野望だよね…やりたかったのは
前半の1stガンダムifで満足してしまった
本線の後半はやはり…水星の魔女が受け付けない人種なので
せめてもの救いは宇宙世紀ものな事か
新しい「ガンダム」となるのかな?
ネタバレ踏んでいる人ならどういう世界線かはわかっているかと思います。
そのうえで、元祖機動戦士ガンダムのオマージュをいれつつもキャストを変えるあたり、
ありえたかもしれない、別の宇宙世紀の物語を書きたいという題材は、ガンダムファンならわくわくせずにはいられないでしょう。
気になったことの良し悪しをつらつら書きます。
ロボットアニメとしては面白い、の一言につきます。
竹氏のキャラデザでコミカルなデザインの登場人物に躍動感あるシーン、
わりとわかりやすい時代背景、ロボットに乗って戦う意味、など。
まだ主人公のマチュの素性(内面)がそこまで明かされたわけではありませんが、
それも含めて期待。
少なくとも水星よりはすっきりと作品の世界に入り込むことができました。
あの絵柄で、コミカルな部分はコミカルにして、熱いところはしっかり熱く見せられる展開であれば、今の若い子にも「ガンダム」という作品を受け入れやすいでしょう。とっつきやすいとは思います。
ガンダムという作品である異常は、少年少女が戦争を通じて成長する人間賛歌は含まれると思うので、今後彼女ら彼らが戦争を通じてどういう苦悩を経て、どう成長するかが楽しみです。
ただ。ガンダムの名前、特に宇宙世紀を題材とする以上、いくつか気になる点があります。
そもそもUC0085レベルの段階で、地下鉄やスマホが発達するなど、UC0079からわずか6年であまりにテクノロジーが発達し、近代にリンクしてしまっている。せっかく初代宇宙世紀の雰囲気も残しつつで作っていたのに、暮らしの様があまりにも現実の現代社会とリンクしているのに違和感を覚えました。それであれば、0079の描写の時点で、もう少し現代社会に寄せてもよかったのでは、と思います。関連して、前半の過去オマージュ部分と、後半のGQuuuuuuX 本編といえる部分のキャラデザが異なりすぎている。別の生き物かってくらい。これも、オマージュしたいのはわかるけど、違和感なくすためには、技術同様デザインも竹氏がキャラデザを新規で書き下ろす等、寄せてもよかったのではと思いました。
続いて機体編。GQuuuuuuX が(多分)鹵獲したガンダムをベースに開発していると思うのだけど、あまりにも「ガンダム」すぎる。まだザクとかが現役で動いている世界で、なんで新型をガンダムに、それも二本角、ツインアイ、トリコロールという形にしなければいけないか?の理由があいまい。筋でいけば、ジオン系MSでサイコミュ試験機作ったほうがいいだろうに、なんであの形でのガンダムにこだわる必要があったのでしょうか。
また、キャラクターの深堀りがされてない以上、マチュのニュータイプの組織が、「よくわからないけど機体を動かせる」的な超能力感が満載すぎる印象があります。思考がそのまま動きに反映されるような、なんかニュータイプを万能視しすぎてるような気がしました。
また、スタジオカラーが主体で作成しているからか、ところどころ某新世紀作品を感じ取れる描写があります。ニュータイプの意思疎通が、なんか妙にエヴァ世界に寄ってる気がしたのは私だけですかね…?笑
今後の展開でいろいろと明かされる部分もあると思いますが、ロボアニメの導入としては花丸です。ロボアニメをよく見たことがない人でも、ある程度とっつきやすい作品にまとまっっていると思いました。
ガンダムは新たなゾーンへ…
通常スクリーンで鑑賞。
ヤバいヤバいヤバい。高評価に釣られて観たのだが本当にすごい。これはオタクによるオタクのための作品であった。
冒頭からサプライズの嵐だ。全く予想していなかった。否、公開されたあらすじから想像など絶対に出来ないだろう。
テレビアニメ前提でつくられているとは到底信じられない高クォリティーのグラフィックをはじめ、驚異のド迫力アクションが見どころだ。要所要所にエヴァ味があるのは御愛敬。
どうせテレビでやるからと観ないのは、かなり損だ。ネタバレを食らう前にさっさと観よう、とガンダムが言っている。
『シン・ガンダム』??A new Translation。
そもそも…TVでやるんだから
ということで…観に行くつもりはなかったんですが。
ど直球の50代夫婦な
2人ともガンダム大好きですが
なかなか2時間近くを拘束される状況というのを映画館に使わなくなったというのもあって…
ホント…
映画館自体、『ラストマイル』以来です。
勢いとかも大事だったりするし…
ましてや…その貴重な機会を
ガンダムに使うとしたら
せめて…『閃光のハサウェイ』クラスじゃないと…と思っておりましたが…
今回は、流石にやられました。
あの予告とか、見出しとか
いろいろ…やっぱり
ついつい見ちゃいます。
ビジネスモデルとして、やり方が
とても上手いです。
エヴァの時もでしたが
いや…GAINAXの時からなのかもしれません。
LIVE感覚というんでしょうか。
一緒に参加させてもらえるんですよねぇ〜♪
今回も、サラッと見てしまうと
いろいろとスルッと抜け落ちたり
感情的になってしまい
「こんなの!違う!」と言って見なくなったりしそうなというか…
変なストレスをちびちび与えながら…観客を妙な世界に連れて行く感じ。
これは…
もう、このヒトが…じゃなくて
この人達がって感じですね。
ありきたりなカメラアングルで満足出来ないからこその…
一流アニメーターだからこその
絞り出される今作だとは感じましたが…
そもそもTVシリーズのつもりで作り始めてるので、劇場サイズではないんですよねぇ。
そのように感じたのは…
オープニングの絵が、そこまでヌメヌメ動いてなかったと思うので…
動きはTVサイズだなぁ…なので
まぁ…先行劇場版だし
いわゆるパイロット版としてなら
めちゃめちゃ最高なんですよ。
さて…
かなり語り尽くされてるので
私なりの視点として。
『if』かもしれませんが…
私が感じたのは…『マルチバース』のガンダムみたいな感じがしました。
あの…サイコミュの光で消えたシャア大佐。
サイコミュの光に包まれながら
『時が、視える』と言ってた。
そして…誰かと会話。
サイコミュは、シャア以外の誰かの思念波動をキャッチしてた。
という部分が
もう、大好きな描写です。
あと…
後半のマチュ(アマテ)がシュウジと思念で1つに重なる時も…
こういった描写は、ガンダムあるあるではあるんですが
より一層、深くなってるなぁと思います。
感想から離れるかもですが
私自身が視えてる世界が違うヒトでして、実際に神様と呼ばれるような方々と交信したりしながら、それを生業としてる霊能者だったりするので…
宇宙を扱う、こういった作品の描写には…日々関心させられます。
スピリチュアルの世界は、そろそろ解明される寸前まで来てるのです。
そういった、科学とスピリチュアルの間にある。
いわゆる『量子もつれ』に深く関わりそうな話と、このニュータイプの描写は、非常に近づいてきてるからこその、この作品の行き着く先に、こういったテーマをもってきた事に、ワクワクしっぱなしなのです。
シャアが、あの時に感じたものとか、シュウジが何処からやってきたのか?とか…
もう、そういった部分について
うわぁ…かなり大風呂敷を広げてきたなぁ…と思いましたね。
これ…
ワンシーズンぐらいで閉じれるのでしょうか?
私は、最初から最後まで普通に楽しく観れましたが…
『もう少し丁寧に描いてほしい』と…他の人も言ってますが。
個人的には、これくらいのペースが丁度良かったりします♪
因みに…
これ、1年戦争の「if」という解釈のヒトが殆どだとは思うんですけど…
個人的には…エヴァの劇場版を観た時の感覚に近いですね。
惣流アスカラングレーが、式波・アスカ・ラングレーになった感じ。
暴走のエヴァにトウジが搭乗せずに…アスカが搭乗する。みたいな…
ガンダムにアムロが搭乗せずに…シャアにまんまと奪われる。
そもそも…
ザクのデザインやガンダムのデザインが違いすぎる。
このあたりは…開発環境も微妙に違うからなのではないかと思う。
ということで…
考察も含めて、今後がめちゃめちゃ楽しみな作品に会えた事に感謝です。
UC0085
冒頭、馴染みのあるナレーションが聞こえてくる。
永井一郎さんではなかったが、ファーストを彷彿とさせるアレだ。
本編のファーストカットはザクのモノアイ。
…ん?オマージュなのかと訝しむ。
観客の混乱も予想も無視して物語は進む。連邦のV作戦はシャアによって阻まれ、WBまで奪われる。いわゆる「シャア専用ガンダム」の誕生である。
どこまでこの話が続くんだと思っていたら、0080.01.03ジオン独立に端を発した一年戦争はジオンが勝利した。
そして、5年後…。
本編の舞台はUC0085。非合法でクランバトルが開催されている世界。
ここまできて確信する。
マルチバースだったのだと。
オマージュにしてもコメディにしても長すぎると思ってたんだけど、ちゃんと本編始まってた!
物語はどうなるのかさっぱりわからないw
ただ、凄く楽しみだとは思えた。
面白いとかではなく、楽しみなのだ。
MSはすっごくよく動くし、ザクもドムも登場する。デザインはリニューアルされてはいるものの、今後どんな機体が登場するのだろうかと。
そして、マルチバースよろしくファーストでは戦士した個性的なキャラも生きている。キシリアやマ・クベ、シャリアブルとかメインキャラである。
そんな世界線の中で紡がれるGQUUX。
何を見せてくれるのかワクワクする。
全く物語は見えないのだけれど、ファーストから地続きの世界線にこんなにワクワクさせられるとは思わず、本作のおかげで原点であるファーストの魅力にも改めて気付かされたように思う。
まだまだ未知なる世界観ではあるものの、馴染みの深い世界線で展開される物語。
知らないのに知っている。そんな矛盾を孕む本作を楽しみたいと思う。
ああ、そうだ。
映画館を後にする時、前を歩く女性客が話してた。「ガンダムの動きがエヴァだったね。」
同感だ。
賛否両論あるかとは思うけど、背景や小物も含めカラーは魅せ方が上手いなぁと思う。
◾️追記
ふと思う。
「アムロって登場しないのかな?」と。
この世界線だとアムロはガンダムに搭乗しないわけだから、民間人のままなで…戦局を左右する程のエースパイロットは生まれなかったって事かしら?カイもフラウもホワイトベースにすら乗り込む事がないもんな。
シャアに奪われたもんな。
でもアルテイシアはいたような…。ハルはいたな。あれって市販化されたキットのようなものだったのかな?てっきりアムロのオリジナルだと思ってた😅
そうかー、アムロが居ないかもなんだなぁ。
なるほどなぁー
ガンダムファンは見るべし、ファンじゃないならテレビを待て
前半と後半で評価が分かれる事は間違いない。
個人的にはギレンの野望を映像化してくれているので超満足。
後半部分はアニメの続きが放映されてから再度評価したい。
良かった!
米津玄師が主題歌を歌うとのことなので視聴!
ガンダム自体2、3種類しか見てないから前提の設定があんまり理解できてない状態での視聴だったが、結構楽しめた!
コロニーで過ごしていた少女がひょんなことからガンダムに乗ってクランバトルをすることに、、という話。
•最初シャーアズナブルが出てテンション上がったけど声が違った、、あと、ザクの膝がゴツいという感想(嫌いじゃない)。
•町の雰囲気とかキャラがサイバーパンクを思い出した。
•ストーリー予備知識が足りてないと感じたけど、結構好みで続きが見たいと思った!
•主題歌最高!
重力と自由とタイトルの考察
最近の大型アニメ作品は序章(0話)や第1話を拡大枠で放送したり映画で先行上映したりする傾向にあり、本作(81分)もその例に漏れず二毛作。
前半はタイトルのBeginningという事で序章、後半はポスターなどに描かれているマチュらキャラクターが登場する第1話のTV放送版を再編集したものといった構成。
キャラクターデザインなどはややデフォルメ感が強く可愛らしく、スタジオカラーの手が加わったガンダムやガンタンクなどの刷新されたデザインのMSは斬新で迫力の戦闘シーンなども流石でした。
しかし、ここから物語が始まるといった展開なので様々に張り巡らされたであろう伏線は本編に投げっぱなし。これで一つの映画として評価しろというのは無理です。面白いか面白くないかでいえば面白い。古参の『機動戦士ガンダム』(所謂ファーストガンダム)をよく知っている人ほど面白く感じるでしょう。
けれどあくまでも本編に引き込むための作品。ファーストガンダムをあまり知らない人、記憶が曖昧な人はバンダイチャンネルで1話だけでも見直してから鑑賞がお勧めです。(全40話観れば尚良し)
なので初見やニワカ殺しすぎるので評価は可もなく不可もなく★3.5としました。
ガンダムの時系列としては『機動戦士ガンダム』の「宇宙世紀(U.C.)」ですが分岐してスピンオフ的な位置付け。パンフレットで鶴巻監督は"仮想戦記"と呼んでいます。
正史では開発中だった連邦軍のMSガンダムにアムロ・レイが乗り込み、そのまま紆余曲折を経て正パイロットとなりますが、本作ではシャアが強奪。
リバースエンジニアリングをしてジオン軍のMS開発を加速(主人公機GQuuuuuuXなど)。強奪機は改修してシャア専用の紅いガンダムに。
更に強襲揚陸艦ペガサス(ホワイトベースの1番艦)まで鹵獲するなどで、やりたい放題。
シャアはルナツーでの作戦中にゼクノヴァ暴走事故により行方不明(異世界転生か世界線の移動なのかは現時点では不明)。
一年戦争はタイトルから連想される通りジオンの勝利で終わったその後のU.C.0085のサイド6が舞台となっています。
ここからは主観とタイトルについての考察ですが、シャアの声優をあえて変えたのもこれが正史ではない作品だからなのだと思います。
シャアというイメージが固定化された定番のキャラクターと定番のセリフを使いながらも、何処かいつもと違うイントネーション。Beginningでの出番は多い割にセリフもやや無理やり言わせているっぽさを感じる人もいるかも。
そのニセモノっぽさ、正史との差別化こそが作品の狙いなのだと思います。
本作の主人公マチュは宇宙生まれ、宇宙育ちのスペースノイドで、サイド6で暮らす女子高生。(制服姿は起伏が少なく幼く見えるが、パイロットスーツになると…)
地球の本当の重力(不自由)を知らず、コロニーが遠心力で作り出す重力に疑問を感じています。
「空って自由ですか?」
マチュの純粋な問いは、作品の根幹に繋がっているように思えます。
タイトルであり、MSの仮初めの機体名GQuuuuuuXは推察するに「ジークジオン(Sieg Zeon)」に音を充てたGQ、Gundamに謎(Q)、Xはこの劇場版で度々登場するヒート"アックス"やビームサーベルが切り結ぶシーン、「刻が見える」発言による時間軸(じくぅぅぅぅぅぅ=時空=世界線)のクロスオーバー、またローマ数字のX(10)とuuuuuu(6)でガンダムシリーズ16作品目をかけた遊び心。
Qは小文字で表記するとqで数字の9や重さの単位g(グラム)に似ているので重力を表し、uuuuuu(6)はひっくり返っているので反転し無重力を意味でしょうか。
一年戦争から6年後の世界の意味も含まれているかもしれません。
まぁ、監督たちがサンライズから許可をもらった事で子供がガンプラで戦争ごっこするように一番自由に描いていますよね。(褒め言葉)
これが庵野監督の「シン」シリーズの一つとしてシン・ガンダムにつながる物語の前哨戦(?)
ガンダムに搭乗しなかったアムロたちという世界線で宇宙を取られて連邦軍はもう勝ち筋の見えない中でどうなっていくのか勝手に期待してしまっています。
なんだこれ?
オープニングはファーストガンダムのパクリ…いやいやオマージュから始まる。
この辺りは、過去のガンダム作品を観ている人の方が楽しめるかと思う。
ガンダムの何作品かをミックスしたような内容だと感じた。
かなり強引なストーリー展開なのは、ガンダムあるあるだが。
この映画、評価の高い人と低い人で両極端だけど、私は低い方に一票。
ひさびさに観てガッカリする映画だった。
ガンダムってことでハードルが上がってたんだろうか。
この映画の為に使う時間あるなら他の映画観ればヨカッタと思ったのは私だけじゃないはず。
ガンダムファンなら楽しめる。TVシリーズが楽しみ
ガンダムの知識がある前提の点数になります。
単純に見ると、ご都合主義な一年戦争の描写、盛り上がりにかけるロースタートな新規部分という印象ですが、ガンダムや制作の方々の知識があるとかなり印象が異なります。
描写はかなり本格的なSFに近い感じで、庵野監督特有のカットなどちらほらあります。
かなり好きな作風です。
・ご都合主義な一年戦争
→登場人物の雰囲気の違い、ご都合主義的展開も、宇宙が一周(エヴァ的な世界観)考えるとしっくりきます。
正史では発生するわけない、ゼクノヴァ(アクシズショック)やシャロンのバラ?のオブジェクトの示唆から、歴史を修正する意思みたいなものを感じます。メタ的には富野さんでしょうけど...
・ロースタートな盛り上がりにかける新規部分
→鶴巻監督作品のトップを狙え2のように序盤はロー、終盤はハイという前例があるので信頼してます。
多分ですが、富野さんはガンダムを終わらせたがっている発言がよく見られるので、そう言った作品になるのではと思ってます。
TV放映が楽しみです。
前評判あんま良くなかったけど..
新しいガンダムが始まると聞いて見てきましたー!見てきましたよ。広告は比較的少なく映画自体はすぐに始まったような印象。認知としては公式からでているあらすじを読んだくらいの情報程度、なので偉そうに話すこともないのですがレビューなので思ってることを書いていくのみです!
まず、結論からいうと面白かったです〜テレビ版ということですがもう一度見に行きたいとおもいました。ただ、あらすじにはなかった、ビギニング。あらすじに書いとけやあああああ!自分だけでなく劇場内にいるみんな『???』になってたやろがい〜!!!これは正直ビックリしました。まさにシン・ガンダム。。最初ファーストのリメイクなのかと思ったけどシャアの声優さんも違うし、テム・レイはでてくるけどアムロ・レイはでてきません。ファーストの映像がリメイクされて映像が現代版になるとファーストってこんな感じに仕上がるのか〜というちょっとした体験ができて良かったです。シャアがRX-78に乗り込んだ時点でとりあえずアムロがいない世界線でパラレルワールドなのかな、というのはこのときなんとなく理解しました。シャアの『貴様さえいなければ』という言葉通りのIFの世界線を引き継いで、あらすじ通りの作品世界へと入り込んでいきます。このあとどういう形でシャアが作品と関わり合いを持つのか定かではありませんがIFの世界である以上もう何でもありなのでしょう。スタッフロール上、小さく名前がでていますがやはり庵野さんのネームバリューが大きいのか(忖度?)やはり庵野さんの力は隠しきれなく、アンチ庵野ユーザーには人気はでないかもしれないですね。(正直、自分も自分のガンダムが汚されていく気がして耐えがたい描写がいくつかありました。)しかしそうしたことをすべて抜きにして考えていくとこれはこれでアリだな、と考えること受け入れることができるようになり約90分でしたがまた見に行きたいとおもうようになってしまう音楽と相まって非常に中毒性の高いただの神アニメでした。ファーストとは違う世界線だけどこの先どうなっていくのか、色々な情報を集めながら見届けていきたいとおもいます、ただ、、世界は壊さないでほしいと願うばかりです。。今日もこれからまた見に行ってこようかとおもいます、ブルーレイほしー
(`・ω・´)ゞ
TVシリーズの打ち上げ花火的なファンサ作品なのだろうが、ちゃんと映画として成立させて欲しかった
インパクトが強いだけで必要のない長々としたプロローグが、映画をブチ壊している。最初は「おお?!」と思うのだが、結局は愚にもつかぬシャアのなろう系2次創作。
TVシリーズの打ち上げ花火的なファンサ作品なのだろうが、しっかり映画として成立させて欲しかった。
本編も既視感ありまくりの何かの寄せ集めばかりでオリジナリティーがない。相変わらずニュータイプが「キュピーン」となってもの凄く強い!みたいなの、いつまでそれやってんねんとしか思えませんな。
ネタバレ無しには語れない
TVシリーズの初期話数を先行公開という形の作品。だから純粋に映画というのはどうかと思う。
最初はTVでもやるんだから、映画を観に行く気はなかった。キャラデザインも好みじゃないし、ガンダムを使って格闘している話みたいやし。
しかし、ネタバレを踏んでしまった⋯、俄然、興味を持ってしまった。おそらく、ネタバレを踏まなかったら観る事はなかっただろう。
そして、面白かった!意外性とエネルギーに溢れる作品。気になってる人は観るべきだと思う。
ココからはネタバレ感想を。
新たに描かれる一年戦争の世界。赤いガンダム、、緑のホワイトベース。覚醒するシャア、違った形で展開される名シーン、名台詞。別世界のお馴染みのキャラ。ビグザムの量産。サイコフレーム。
序章でありながら、かなりの時間を費やして描かれるアナザー一年戦争。ゲームではよくあるIF展開だが、公式映像として観せられると、また感慨深い。そしてその展開はまさに「シン・ガンダム」。この部分は庵野監督脚本、絵コンテによるものだとか。変える所と変えない所。うん、相変わらず的を得ている。
シャアの声優さんが違うが、一言目は違和感があったけど、直ぐに気にならなくなる。元々TVシリーズの頃は、かなり若い感じで演じられていたし。
そして本編。急に世界観が変わった感じがある。
キャラクターの見た目は好きではないが、躍動感溢れた感じが素晴らしい。ちょっとUCを思い出させる感じではあるが、それを突き破る勢いのある演出で、心地良い。素直に面白いと感じる始まりだった。
そう、まだ始まり。何も分かってはいない。TVシリーズが待ち遠しくなる作品だった。
ま、だから映画としてはどうか?とは思うが、観に来ている人大半は、そんな事分かってきているんだろうから問題ない。
#gquuuuuux #ジークアクス #ガンダム
圧倒的解釈違い。富野ガンダムをNTRれた。
ジークアクス、好き嫌いが超分かれる作品だと思う。
まず前半、なぜシャアがいきなり偵察にいる...?アムロがいないことはIF作品を描くという前提だから飲み込めたけが、ガンダムRX-78-2が最初からメカメカすぎない?(本当にデザインが受け付けなかった)
突然後半に入ってガラッと作品変わったが、前半を見てしまったからには、どちらか言うと見たいのは「何故シャアがガンダムを鹵獲して、ジオンのモビルスーツ性能が向上して、ビグザム大隊を編成できてなお、連邦に押し込まれているのか」になってしまう。この1年戦争で、アムロがいないであろう連邦がどう押し込んだのかを見せて欲しかった。
マチュの生い立ちなど、もちろん続きありきで面白くなっていくであろう後半だが、後半は後半で突拍子がなさすぎて(演出は今風だが)、前半の印象に押しつぶされている。正直にマチュとかどうでもいい。
サイド6でジオンがどう絡んでいるのか、正規ジオン兵(新兵の初陣でも、サイコフレームメインでもなく)と警備隊との衝突が見たかった。そして1年戦争、宇宙戦争を知らないマチュが娯楽のクラバから戦場へ出て欲しかった。
ガンダムを富野さんの作品だと考えていると、圧倒的解釈違いを起こすと思う。受け入れられる人はそれでいいが、受け入れられなくても流される必要はない。
演出も、脚本作品を通して見せたいものというより、こうすればバズる今風のアニメ、ミームのオンパレード。どこかで見たのパッチワークになってないか?(メカもただのロボットアニメのロボットだし、、、ムサイや木馬もどきは好き)
カタルシスが作品を通して積み上げられるものではなくて、プリセット・アセットの組み合わせみたいでひどくつまらなかった。続きのTVで大逆転的な脚本になっているのかもしれないが、劇場で見た限りではそうは思えなかった。
最後に、駆け込みのような「マブ」「マブ」「マブ
」「MAV」「マブ」うるせぇよ。死語をちょっと使えば味になるけど、くどい。TV版ではそうならないことを祈ります。
正直言って度肝抜かれた
いきなり「アムロがいない1stガンダムのIF」が始まるインパクトがとにかくデカい
まさか令和の世になって「シャア、ガンダム出る!」なんてセリフを聞こうとは。
とにかく情報量と散りばめられた伏線で殴ってくるような印象。
若干エヴァあじを感じるMSデザインとか、これ逆シャアのアレじゃんとか、どう考えても頭部を破壊されたものは失格となるガンダムファイトレディーゴー!な感じの要素が出てきたりとか、なんというかオタクがニヤケるようなことを次々とやってくるじゃあないか……と感心した。
セリフとかはまあ1stの名セリフなんかがシャアver.になっていたりする
コピーといえばそうだけど、ここまで直球ドストレートに投げられたらむしろ好きだな!
これからどうなるか、期待も込めて評価は高め
ガノタは一刻も早く見て下さい‼️
正直舐めてました。
めーーーちゃくちゃ面白かった‼️
たぶん今年、この興奮を超える事はないかなと。
そう断言して良いくらいには楽しめました。
ネタバレを避けてのレビューが非常に難しい作品です。
なので興味あるのであれば、ネタバレ食らう前に一刻も早く見に行ってほしいです。
何も知らなければ知らないほどに楽しめます。
断言して良いです。
ここから先はややネタバレと感じるかもしれないので気をつけてください。
最高の前日譚でした。
幼少期からの妄想の体現、そこから先の世界線をこれでもかというほどビジュアルで叩きつけられました。
機動戦士ガンダムという作品を愛して来たファンにとってはご褒美ともいえる作品です。
逆に原作レ◯プと捉える人もいるかもしれません。
いずれにせよ、非常にエネルギッシュな作品でした。
ただし、富野由悠季ファンとしては本当に複雑な心境ではあります。
でもひとつのガンダム作品としては、新たな形で更なる飛躍に導いた本作の功績は非常に大きなものではないでしょうか?
私はその可能性に賭けたいと思いました。
前日譚は文句なし。
本編はどうかというと、これはまだまだ未知数です。
なんなら前日譚を何時間も見続けたいと言うのが本音かもしれません。
それくらいには魅力的すぎる設定と展開でした。
赤い彗星だけは、ちょっと解釈違いな気もするけど…そこは目を瞑りましょう。
前日譚5点、本編3.5点。
今後の更なる飛躍に期待して、総合評価は星5とします。
追記。
2回目見てきました。
展開知ってて冷静に見れる分、冒頭はパロディやなーって感じで見てました。
が、やはり例の緑の中尉が出てからは夢中になって見てました。細かなセリフや演出、背景美術、戦略、色々解像度を上げつつ見れました。
あと、本編を素直に楽しめたのも収穫かな。
180度頭を旋回してバルカン発砲したり。
燃料切れのビットを巡洋艦にぶつけたり。
強襲揚陸艦を強襲揚陸に使ったり。
ありそうでない。
今までやってそうでやってなかった演出の数々が上手いです。
ダメージ描写とかもっと丁寧に見たいけど、そこは予算的にも厳しいのかな?
色々気になるキーワードあるけど。
やっぱり17バンチ事件が気になるかな。
例の組織が形を変えて出来てきそうな。。
テレビシリーズに期待。
続きがそれ以上になるように期待を込めての★マイナス0.5評価です
古参ファン(私がそうです)へのサービスですか?
シャアとザクを登場させて、しかも現時点での科学的・戦術的考証を加えられているので良くも悪くもツッコミまくれるように仕組まれて居て緊迫の初・対モビルスーツ戦をニヤニヤしながら目撃したあとは、大河ドラマ(43話)を数十分ダイジェスト版でまとめ上げられて呆気に取られてしまい、「さては、それから数千年経ち〜みたいな流れか」と、思いきや、エヴァファン(私です)が見ていること前提のシン・エヴァのインパクト&マルチバース展開で数千年をゴッソリ切り取られたかのようなジークアクスのデザイン進化(?)とキャラデザインの変化にアタマがクラクラしつつ、初めてMSに乗った女の子が(随分蹴られたり飛んだりしてた・丈夫なコで良かった) 「わかんないけど…なんか解った!!」らしくて敵МSを撃破するってグレンラガンじゃん(モチロンファンです)
あとは、トップをねらうか、不思議の海を冒険するしか無いですね。
以上、5歳の頃からガンダムを見てきた、50歳の感想です。
革新の機動戦士ガンダム
何も知らずに観たらとんでもない内容でした。
シャアがガンダムを奪取してホワイトベースまで拿捕。早々にガンダムvsガンダムとなり、0083でニナ・パープルトンが「ガンダム同士で争うなんて…!」という悲哀は微塵も感じさせないアッサリ演出。これをやりたかったんだろうなぁと思う。
そしてシャアの声が違う。話し方に重みがない。でもこの軽さがあのファーストガンダムとは違う世界線なんだと明示してくれているようで、アリか。
モビルスーツも妙に脚が長く細めで格闘戦で機体がやけにしなる。人みたい。いや、エヴァみたい。ロボット感を薄めたかったのか。
アムロは出ない。ガンダムに出逢う事もない彼は機械イジリをして屈折した青春のまま消えたのだろうと思うと気が滅入る。
でも、マチュというニュータイプが現れる。閉塞した時代にはいつだってここではないどこかを求める主人公が必要だ。そして偶然新型モビルスーツと出逢うのも必然。あっという間にその才能を開花させるまでがセット。
良いじゃないか。ガンダムというフォーマットを使って自由に遊ぶ。それが「機動戦士GUNDAM GQuuuuuuX」だ。
ジオンが企図したアクシズ落としを本作では連邦軍が行って、シャアがそれを止める。ガルマは死なないし連邦軍は負ける。安良さんが不要と劇場版では切って捨てたシャリア・ブルに焦点を当てて物語を再構築したのも見事。幾多ある"あり得たかもしれない未来"のうちのひとつだ。乗っかって楽しもうと思える。
それにキシリアやシャアとシャリア・ブルの会話よ。まるで富野さんが書いた⁉︎と思うほどの富野節!素晴らしい!そうそう、コレコレ!と思わず胸が熱くなった!
後半からはイマっぽいJKが「天気の子」に出てきそうな雑居ビルの屋上にある鳥居で舞って、ZZガンダムのジャンク屋を彷彿とさせる仲間と出逢って主人公としての人生を歩み始める。
ニュータイプとしての閃きを描くシーンがなんか軽いけど、僕らが愛したアムロもカミーユも暗すぎたんだ。明るく、前向き、ハッピー!みたいな彼女がどんな冒険をするのか見届けたいとおもう。
やけに画と音楽をクロスオーバーさせるし米津玄師、ずとまよ(みたいな曲)を扇状的に入れるあたり興醒めしてしまう部分もあるけれど、テレビシリーズが楽しみ!
さあ、見せてくれ!人類の革新とやらを!!
流石ガイナックス(カラー)
ネタバレ云々と言うので気にはなっていたのですが、成程これはネタバレ気にする所でした。
最初はまた、初代のパロディかと思いましたが、パロディどころかアナザー(?)でした。
よく考えたらガイナックスなので、その辺りはお手のもの?
とは言え一年戦争編は流石にさらっと流すかと思ったのですが、かなりのボリュームでこれで最近の人ついて来れるんだろうか?とか思いつつ、後半はノリ主体の展開。このギャップはなかなか。しかし、これまた好みは完全に分かれそう。でも僕はとても好きです。
続きがどう転ぶのかは不安ですが、この作品としては満足でした。そして久しぶりにフリクリ見返したいと思いました。
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