「キャラデザが苦手だったのにいつの間にか沼にハマる」機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning 侍味さんの映画レビュー(感想・評価)
キャラデザが苦手だったのにいつの間にか沼にハマる
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事前情報では諸々が生理的にダメで、ああ水星の魔女の焼き直しか、と思い込んでいた。
デザインをガラッと変えた、まるでターンAの様なスクラップアンドビルドなのかと思い込んでいた。
会社3分で全てが吹き飛ぶ。
宇宙世紀に多大なるリスペクトを持った上で、富野由悠季が新作を作る様子がない現状で新しい風を吹き込んだ。
サンダーボルトで外角スレスレを攻め、外伝という扱いで自由なガンダム神話を作っていたところに、ど真ん中の直球ストレートで爆誕した新たなる神話。
エヴァの呪縛と、特撮ものの重荷が外れ、発明とも言える宇宙世紀のマルチバースで、過去作に対する新しい流れさえも作ってのけたのは素晴らしい。
最近になってチラホラと聞く裏話で、MSのパーツ転用がしやすい軽キャノンを出すなど、少ない予算と時間を限界まで活用して一本の作品にまとめ、社会現象とまで昇華した手腕は流石だと思う。
もちろんアニメーションとしても素晴らしいフレームワークなど、見所は盛りだくさん。
果たして、「次回 総集編」を挟まずに完走できるか、見守りたい。
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