「こういうのを解釈違いと言うのだろうか…」機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning 映画さんの映画レビュー(感想・評価)
こういうのを解釈違いと言うのだろうか…
大前提として、この映画の構成は前半は初代ガンダムのif展開(一年戦争でシャアがガンダム奪取に成功してジオン勝利)をし、後半はジオン勝利後の世界でのオリジナル主人公の物語が描かれる。
まず、致命的な問題点としてストーリーの盛り上がりがない。
これはまぁそもそも一作で完結しない作品なのである程度は仕方ないのだが、ファーストのif展開がそもそもプロローグみたいなもので、そこから後半のオリジナル主人公の物語もまたプロローグなので、余計に盛り上がらない。
本来なら、プロローグ→小山場→山場になるところを、プロローグ→プロローグ→小山場みたいな構成になっているので、本当に盛り上がらないのだ。
✳そもそも40分程度でファーストのダイジェストを行うのが無理な話である。
しかも、後半のオリジナル主人公のストーリーを描くうえで、前半のif展開が必要かといえば、全くそんなことはないのも酷い。(少なくともこの一昨だけだとそう感じてしまう)
そのうえで、せめてファーストのif展開が面白ければまだ満足出来たのだろうが、内容としては過去にさんざん語れてきた一年戦争にアムロがいなかったらというありふれた二次創作でしかなく、しかもそれを40分のダイジェストでまとめようとしてるので、全く面白くない。
なにより、この作品で描かれるニュータイプやシャア・アズナブルについては違和感というかこれじゃない感が常につきまとう。
これは単に私との解釈違いなだけなのかもしれないが……。
結論を言えば、わざわざ宇宙世紀に絡めず、アナザー作品として独自の世界観でガンダムを作れば良かったのにとなり、私の感想で言えば、この解像度でファーストに触れて欲しくなかったとなる。
ふかふかさぁ、アンチに対してコメすんなら自分のレビュー欄は「コメ残し仕様」がマナーと思うよ。
「まわりは〜盛り上がっ〜」って、カラー崇拝民や楽観的な単純人民だけじゃないん?。
こっちは新たな珍種に疎外感など感じませんけど。
「世の中にはタブーとされる領域がある」と書いておく。
つーか冒頭に降下してきたザク(股間噴射口=まるでチン出し)デザインに「良かった理由」を何一つ見出せないよ。俺は。
ふかふかには是非ともチン々ザクに対して良かった理由をいちいちひねり出していただきたいもんです。
まわりはめっちゃ盛り上がっているので、疎外感があるのですね。かわいそうに。
いちいち理由をひねり出さず、「自分はつまらかった」とチラシの裏に書くことをオススメします。