「ワニ?遊びじゃねぇんだ!眠らない小五郎」名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック) とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ワニ?遊びじゃねぇんだ!眠らない小五郎

2025年4月21日
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終盤のカーチェイス、クライマックスの見せ場がいつにも増して120%完璧に『ワイスピ』すぎて、脳内でドム達ファミリーに置き換えるの余裕すぎた。流石はシリーズ屈指のワイスピ度を誇る『黒鉄』脚本家・櫻井さん!あと、コナン映画の犯人、バイク乗りがち(ex.『14番目の標的』『迷宮の十字路』)?
小五郎 ✕ 長野県警組 = シブい!「コレでおっちゃんメイン(と言えるの)か?」と思いながら観ていたけど、最後の最後に「やっぱりそうだったのか!!」と途中の演出の意味がわかって納得!小五郎のおっちゃんが格好良さ出せるところって言ったらね、やっぱりそこだから。見せないブラックアウトとホワイトアウト、シーン変わりの黒フェード多用。おまけに、今回も安室に理不尽なパワハラされながら、みんな大好き風見警部補も大活躍でよかった(実質もはや第三・影の主人公と言ってもいいのでは?)。…からの、この閉鎖的で歪んだ国家の闇も。
敵をだますには先ず味方から?赤マフラーを蝶ネクタイの代替にしたコナン君の、おっちゃんや警察など大人組に合流するための作戦が、『トラップ』のジョシュ・ハートネット演じる主人公くらい強引すぎて爆笑した。にしても光彦、流石にコナンと修羅場を乗り越えてきたからといって、リアル7歳があんな銃声や大変なことになっている現場に大人も連れずグイグイ行くかな〜と不思議に思った。長野県警組は良い、好き。幼馴染の好意に気付かない鈍感男、という鉄板の図式。彼らを大スクリーンで見られるだけで◎。総じて展開としては読めるものだったけど楽しめた!

P.S. 寄りの作画は映画クオリティでもロングショットなど引きの画になると安定しなかったり、口パクの甘さが気になったりしてしまった。

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とぽとぽ
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