「「哀れなるものたち」を昨年ベストにした僕からすると大好物な題材。と...」レッド・バージン わたろーさんの映画レビュー(感想・評価)
「哀れなるものたち」を昨年ベストにした僕からすると大好物な題材。と...
「哀れなるものたち」を昨年ベストにした僕からすると大好物な題材。となると二番煎じのように見えて評価を落としてしまいがちだけど、本作は史実を下にしているという下支えがきっちり効いていると思った。
母親の支配欲は賢いが故で、お先真っ暗感が強いんだけど、冒頭に娘の顛末を最初に見せていることから、『じゃあ今後どうしてこうなる?』という引っ張りができている。
いわゆるフェミニズム映画は男をすべて悪者にするものは評価を落とす。今回の場合母親もそれを担っている。
色合いが美しい。血の赤はもちろん、白と黒のコントラストが良かった。
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