LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族のレビュー・感想・評価
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これまでの壮大なストーリーが綺麗に回収・・・されてるかこれ?
2025年劇場鑑賞191本目。
エンドロール後映像無し。
でも途中ではあるので慌てて席立たないよう。
久々のルパンの劇場版ということですが、あれ?今までの次元大介の墓標とか血煙の五右衛門とか峰不二子の嘘とかあれ劇場版ちゃうの?
峰不二子の嘘が2019年に作られて、それから全然音沙汰なく、投げっぱなしかよ!と思っていたらいきなり銭形主役の配信と、今回の映画がセットで発表されましたがそれまでの3作の細かいところ全然覚えてないです。HUNTERXHUNTERかよ!
まぁなんか大きな組織がルパン一味を狙っているということで、今回ようやくその全貌が明らかになるということですが、今までの路線に比べてファンタジー要素が強すぎて、まぁ元々ルパン三世の世界観として超常的なお宝とか敵も珍しくはないのですが、今回はちょっとそこを考慮してもやり過ぎかなと思いました。後五右衛門もっと強いと思うんだけど・・・。
不死身のクラゲ猿
ルパン三世は、刺客を送り続けてきた黒幕の正体と隠された莫大な財宝を暴き出すため、次元、五右ェ衛門、不二子と共に世界地図に存在しない島を目指した。しかし、その島に近づいたとき、乗っていた飛行機が島から狙撃され、撃墜されてしまった。一行が不時着したその島は、朽ち果てた兵器や弾道ミサイルが山のように積まれ、また、かつては兵力として使われ、捨てられたゴミ人間たちが徘徊する場所だった。霧に覆われたその島には、毒が充満していて、24時間以内に島を脱出しないと死に至るという環境だった。島を支配する男ムオムは不老不死を掲げ、世界の支配を狙っていた。彼には銃も刀も通じない、死なない敵を前に、ルパンは知略を尽くした戦いに挑み・・・さてどうなる、という話。
こういうストーリーが面白いかと言えば、個人的には全く共感出来なかった。
泥棒なのに何も盗らなかったし、次元や五ェ衛門は活躍の場が無いし、不二子も誰も騙せなかった。
エロくもなく、笑いもなく、冴えなかった。
銭形が飛行機も操縦でき、スーパーマンでルパンに協力するという設定も、ほとんど必要ない訳だし。
ムオムを倒してもまだその裏が居るというのも、なんだかなぁ、だった。
もう一声ほしかったが、やはり小池ルパンはかっこいい
ルパン三世は、ハードボイルドで、クールで、天才的な泥棒だ。
決して間抜けでなければ、悪党を挫きかわい子ちゃんを助ける義賊的ヒーローでもない。
しかし放送コードでそれが薄められ、最後にはカリオストロの城が作り出した、「年を取って丸くなったルパン」という人格こそが「ルパン三世」なのだという印象が広まってしまった……。
TVアニメ PART6の評価に続き、現状この映画のレビュー点数が振るわないことからも、やはり悪人としてのルパンは大衆受けしないのだと少し悲しく感じます。
峰不二子という女や次元大介の墓標を公開当時から見続けていました。
最近音沙汰がなかったものの、ここに来て一気に2作公開!しかも待ちに待った劇場版!
THE FIRSTは3Dへの初挑戦という失敗できないということでカリオストロを踏襲したものでした。それは仕方ありません。
しかし、LUPIN THE ⅢRDは、今まで実績のある小池ルパン。
我々の求めていた大人向けのルパンがついに劇場に来たのだ!!!
胸を躍らせ、公開初日に劇場に向かいました。
結論から言えば、かなり満足。
小池ルパンを、より長尺で、より大きいスケールの物語で見られたことはとても嬉しかったです。
異次元の強さを持つ敵が現れ、ルパンの頭脳が解決する。
今までスピンオフでそれぞれの特性が描かれていたところから、ついにルパンの頭脳に焦点を当てられた。
様々な伏線がありつつも、見事に問題を乗り越える流れは、まさに求めていたLUPIN THE ⅢRD ルパン三世編でした。
また、過去作品を見ておらずともある程度わかるような親切な説明も入っており、初めて劇場で触れる人にも配慮されていました。
(初めて劇場でLUPIN THE ⅢRDシリーズを見る方が今作を気に入るかは別問題ですが……)
過去作品を見ている人であれば、意外なキャラが活躍を見せて心躍る場面も。
しかし、次元大介の墓標ほどの痺れる感覚が感じられませんでした。
「はぁぁ……」と息の漏れるような感嘆はありましたが、思わず「ヒューッ!」と言ってしまいたくなるような、あの衝撃には達しませんでした。
欲を言えば、ルパン三世本人に痺れるほどのかっこよさを感じる、そのもう一声がほしかったです。
あと、とあるキャラがすぐ退場してしまったことも少し残念ではあります。
他の方のレビューを見て思ったこと。
・カーチェイスが少ない、お色気が少ない
確かにおっしゃるとおり。この映画にはそういった「お決まり」はあまりありません。
服装ですら、ほぼ全員がアイコン的ないつもの服とは違う、平凡な装いです。
しかし、むしろそういった大衆への媚びを排除し、この作品でのルパン三世の物語を貫いたという姿勢を評価したいです。
この作品では、お決まりを入れればむしろ雰囲気を壊しますし、スーツで居れば「泥臭く動きにくい環境なんだからそんな服脱げばいいじゃん」となってノイズになりそうなところ。
だから、これでいいのです。
・前日譚に5作も?
たしかに前日譚になってはいます。
しかし、過去4作は1話完結ですし、今作も「若かりしルパン三世」を描く物語として、後の作品に続く一区切りとなっています。
たしかに煮え切らなさはわずかにあるかもしれませんが、視聴前の方は心配する必要はありません。
・ルパンたちが負け過ぎ
小池ルパン全体としてそういう作風です。
強大な敵が居て、最後に逆転する。
今作もそれを踏襲するため、小池ルパンを好むかどうかの問題です。
・栗田ルパンは山田ルパンに及ばない
たしかに、山田康雄さんの哀愁漂う奥深い演技には唸るものがあります。
対して栗田さんのルパンは、そういった面では劣るのかもしれません。
しかし、いやだからこそ、徹底的にクールを貫いたルパン三世の声として、栗田ルパンはとてもよく響くと思っています。
山田ルパンが素晴らしいのはもちろんのことですが、「栗田貫一のルパン三世」と「若くクールなルパン三世」は非常に相性が良く素晴らしいものだと感じます。
・かっこいいだけの作品、味わい深さがない
何が悪い。
私はずっと、ハードボイルドで、スタイリッシュで、かっこいいルパン三世が見たかったんだ。
義賊的な優しさやおちゃらけたコメディはない。
原作から更にハードボイルドを突き詰めた、このシリーズが私は大好きだ。
総評!
スタイリッシュ・ハードボイルドな小池監督の作風を貫いたLUPIN THE ⅢRDシリーズの正統劇場作。
「お決まり」や大衆への媚を捨てた、決して大衆受けはしない作品。
「尖っているからこそ、小池ルパンが好きだ!」
そんな方なら、劇場という最高の映像視聴環境で観劇して損はないでしょう。
変な映画だった。(長文)
小池ルパンシリーズが大好きで、ずっと心待ちにしていましたが、これまでのシリーズの空気感がマイルドになってしまっていました。
過去キャラクターが登場するも、消化不良なまま物語が進行します。せっかく再登場させるのだから、もう少し見せ場を作ったり、リベンジマッチをガッツリして欲しかったです。徐々に盛り上がった上での山場、ではなく、いつのまにか謎にあたふたしていたら山場が来ていたという印象でした。空気階段が声優を務めているキャラクターも、そこまで掘り下げられる訳でもなく。そこに尺をつかうのであれば、ホークに見せ場を作って欲しかった。ヤエルとのリベンジマッチをしっかり描いて欲しかった。山風忍法帖やジャンプ漫画のように、刺客が主人公側のチームに1人ずつ襲いかかってくる展開や、刺客と一対一になれる場面を作りバトルをし、徐々に敵やバトルのスケールやギアが加速していく展開って、ベタだし見ていて大群で襲ってこいよ!と思うこともありますが、すごく綺麗な構成だったのだなと改めて思いました。個人的には、こんなふうに中途半端になってしまうよりは、そういったベタな盛り上げ方でも全然良かった。
絵柄の雰囲気もかなり変わってしまっていました。モンキーパンチの原作漫画を彷彿とさせるペンタッチの強弱は薄まり、クオリティは高いけど小綺麗な作画に。山場のムオムの不二子に対するギャグっぽい発言も、それまでシリアスでハードな世界観を築き上げてきた本作の空気感を壊していました。映像のクオリティは高いのですが、複製人間にあった前衛精神を期待していたのでがっかりです。複製人間の魅力って、シュールレアリズムの絵画の中に入り込み、二次元と三次元が曖昧になるような場面や、写真のコラージュ、ゴエモンに斬られたグリンチが出血をせずにパズルのように崩れていく場面等のアバンギャルドなアニメーション表現だったのだなと、自分はそこが好きだったのだなと再認識させられました。ただ絵が丁寧でかっこいいだけでなく、ただダーティでハードボイルドなだけでなく、表現としての意識があった。表現としての前衛精神が、複製人間には溢れていた。
極め付けは二つあるエンディング。B'zのエンディングが流れた後に一つ場面を挟んでまたエンドロールが流れ、冗長に感じました。人を呼ぶためにB'zを無理やり捩じ込んだような印象を受けました。どうしてもしっとりとしたメロディだけの音楽で締めたいという想いと、話題性が欲しいと言う下心がぶつかり合ってこうなってしまったのでしょうか。エンディングにしっとりとした音楽を流したいのなら、B'zは劇中歌やオープニング映像として流すとかのほうが良かったような。
正直な話、続き物の小池ルパン四部作の最終章であり、その四部作の中で複製人間の前日譚になりそうな伏線はありましたし、そもそも初見の方に優しくない作風の映画だと思います。にも関わらず、無理やりファミリー層や初見の方を意識し、ノリを軽くしたり絵柄の癖を中途半端に取り除いてしまったことで、結果的に小池ルパンのファンと初見の方、どちらにもあまり優しくない作品になってしまっていたように感じます。案の定、複製人間に続く、みたいな終わり方でしたし。とっつぁんを銭形呼びしていたので、とっつぁん呼びになるきっかけのエピソードがあるのかなとか、公開前に金ローでカリ城を放送していたし、すべてのルパンに繋がると言っていたので、カリ城要素も匂わせるのかなとか、何体かクローンがいることを示唆しそれぞれのシリーズのルパンがそれぞれ独立した複製人間で、どれが本物だかわからないみたいな解釈の余地を生ませるのかなとか、青ジャケから赤ジャケに着替えるエピソードもあるのかなとか色々妄想していましたが、複製人間要素しかなく、そこも残念でした。しかも、黒幕がマモーでした、続く。程度の接点。複製人間が劇場版一作目なので全てのルパンに繋がる、と言えなくもないですが、ちょっと大袈裟と言うか、誇大広告みたいだなと思ってしまいました。前日譚としても中途半端でした。複製人間の冒頭で死んだルパンがクローンなのかは曖昧で、青ジャケルパンだったのではないかと思わせる余地がありそこは少し面白いと思いました。ただ、それならもう少しその謎を匂わせるというか、一体どっちのルパンだ!?みたいな雰囲気にした方がより好みだった。
四部作がめちゃくちゃ面白かっただけに、残念。大人の事情もあるとは思いますが、こうなってしまうなら、OVAで今まで通りのエロくてバイオレンスでダーティな作風でやってくれたほうがよかった。裸でアチアチ踊りをする不二子のピンク色の乳首を見たかった。正直、今までの4作とのギャップがありすぎて、どこまでが最初の構想通りなのか、気になってしまいました。複製人間の前日譚で、なおかつ最終章はルパンが主役、という構成自体は最初から意識していたのかなとは思いますが、本当にこんな作風の最終章を意識して墓標や血煙を制作していたのでしょうか。数日前に公開された前日譚「銭形と2人のルパン」の方が本編より面白かった。不二子の乳首もピンク色で綺麗でした。
カリ城より複製人間派な自分でも、カリ城の方が面白かった。デッドオアアライブの方が、本作よりも小池ルパンに求めていた作風に近かったような気もしました。
ただ、義賊のルパンのイメージを脱却しようとする意欲作ではあったと思います。冒頭の銭形とのセスナでの攻防も、複製人間やカリ城でのカーチェイスを踏襲しつつ、場面を地上から空中に移し、新機軸の劇場版ルパンに挑戦していて、そこは良かったです。
そこにつなげなくてもいいのかな
LUPIN THE IIIRDシリーズはハードボイルドな描写でテレビシリーズとは雰囲気が違いますが、個人的には好きなので期待してました。がなんか期待はずれでしたね。
不死身の血族というサブタイトルですが、セリフで不老不死という単語が出てきたので、マモーのパクリ?と思ったらそのまんまマモー出てきました(笑)
予告にちらっと映ってたらしいですが、出なかったんですよ。次元大介の墓標に一瞬映っていたのは覚えてますが、すっかり忘れてました。
作風が違うし、そこに無理矢理繋げなくてもな~と思います。
次元が帽子被ってないし、早撃ち、射撃の名手的な描写がほとんどないのもイマイチな感じ。
直接つながってる話の二人のルパンに出てくるもう一人の正体もわかると思ったら、黒幕ですよと、サラッと紹介されるだけ、全体的に消化不良です。
まんま前日譚
ん〜っと
期待しすぎた…
ルパン映画に続く物語!
『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』に続くストーリー!
前作までの黒幕を追って、辺境の島へ!ルパン・次元・五右衛門・不二子・銭形が、黒幕ムオムと対峙!ムオムは、マモーが作ったもの!ルパンはルパンらしい決着をつけます!ルパンはハードがあいます!不二子のお色気もたっぷり!次元・五右衛門らの活躍もたっぷり…充実感半端ないです!
お約束を排除した渋みしかないルパン
このシリーズにはぞっこんです😍
今朝(2025/06/29)観ました。
『次元大介の墓標』『血煙の五エ門』『峰不二子の嘘』と全て観ましたが、どれも素晴らしい作品になってます。
そして今回、『銭形と2人のルパン』、銭形警部にスポットを当てた、爆弾テロが絡んだ犯罪サスペンス仕立てになっています。
このシリーズは前後編併せて60分を切る尺で、中弛みも一切ありません。かつて原作者のモンキー・パンチが物言いをつけたといわれる銭形警部のドジっ子キャラは完全に消え失せ、ハードボイルドでシリアスでクール男を観られます。原作は読んだ事がありませんが、モンキー・パンチも天国で微笑んでいると思います😇
ロビエト連邦っていうどこかで聞いた事がある様な国で突如勃発する残酷な無差別爆弾テロ。現場に居合わせた銭形。のちに到着するルパンと次元。閉鎖された国家で歪な正義が果たされようとしています。
かつてのルパン3世シリーズにみられるルパンと銭形の馴れ合いの様な場面はありません。銭形はルパンの顔面を全力で殴りますし、ルパンは大怪我をした銭形を放置します。敵同士なんだから、本来ならこうあるべきですよね👍
真のルパンが好きなら、かつてのコメディ色濃厚なルパン映画よりも断然こちらをお勧めします💁♂️
予習しておいた方がより楽しめると実感
the Ⅲrdシリーズを知らず、予告を見てハードボイルド調ルパンに惹かれて鑑賞しました。
初見は『vs複製人間』のファンなのでそこそこ楽しめましたが、知識不足を感じてモヤモヤし、初めてthe Ⅲrdシリーズの存在を知りました。
シリーズを観て登場人物のいきさつ、人となりを知って、ついでに『vs複製人間』を見直してからの鑑賞2回目でしっくり来た感じでした。
ストーリーと登場人物(どんなちょい役でも)がもう少し整理されていたら、もっと物語に入り込めたと思います。
(あれ、あの人物はどこにいる?とか余計な思考で気が散ることが多かったので)
配信で観た過去シリーズは没入感がありとても楽しめたので、この点はとても残念です。
ともあれ、令和に劇場でルパンが観られることに感謝。
本作をきっかけにthe Ⅲrdシリーズのファンになったので、この世界観のルパンをまた観られることを期待しています。
原作に対する思いは伝わる
次元大介の墓標
血煙の石川五右衛門
峰不二子の嘘
銭形と二人のルパン
と続くシリーズの最終章
何度も命を狙われてしまうルパン達は遂に黒幕となる世界地図には載ってない島へと上陸するのだがそこはまさかの魔の島だった。
自分も知らなかった劇場版は30年ぶりとなる劇場版ルパンの最新作!!
話としては少し物足りないながらもこの3DCGの中であえての2D作画のみでの動画は逆に目新しく感じ、ですが動きはすごく良かったです!ただ、ちょっとストーリー構成にはあの作品に繋げようと無理やり感があったり少し雑かな?と自分は感じてしまうところがあり残念かなと思いますがそれでもハードボイルド風のルパン好きにはいい作品だと思います。
テレビスペシャルのような明るい作品のルパンが好きな人にはちょっととっつき難いかなぁとは感じます。
あやうくケツ族にされるところだった
この映画はムオムのケツに集約されている。あれが象徴してんだ。
あのTバックのセクシーなケツはなんなんだ。あれ、スタッフ誰もツッコミ入れなかったんか。
結構ケツのアップのカットもあったよな。
そう。ツッコミどころにツッコむキャラクターもいない。ムオムの不死身ぶりにみんな驚いて不死身かよ!と反応するので精一杯。
妙にシリアスだから逆に面白い。そうか。シリアスとは尻ASSだってことか!というツッコミを心の中で入れて楽しむものだと思う。
あのすげえ距離を弓矢で撃ってきて次元を驚愕させた弓矢のやつ!あいつは結構すごそうだったのに終盤の波だか爆発だかに巻き込まれてあっけなく退場した!もったいねえ!
わざわざ過去シリーズに出てきた敵を最初に紹介する親切設計!
それで軽い銃好きヒゲヒットマンや斧持つデケえ野郎が映画に登場するが!割とあっけなくやられる!
終盤でルパンは島全体がムオムの本体だと見抜き!溶岩と見せかけてそうではない血液の役割の川に入り!島の心臓にたどり着く!でかい心臓はセキュリティ割とガバガバで!心臓に弾丸打ち込んで!銃一発でムオムの動きを止めて死に至らしめることができた!いや、それで倒せるのかい!
ルパンが今回盗んだのは錠前で閉じられていたルパン一世、ニ世、三世の記録だ。ラスト付近でこの世にゃ信じちゃいけないものがある、とわざわざナレーション入れて錠前を鍵開けテクニックで開けて本をそのまま水の中に捨てている。あの島、もう波もすごくて大爆発も起きてたけど、そんな悠長な行動してる余裕あるんか!
マモーが出てきてムオムはマモーの血を与えた猿が進化したものだと判明!いや、マモーの画風が、デザインが違いすぎて!旧作リスペクトなのは分かるが!今後、VS複製人間につながるよ、というのは分かるが!そもそもマモーと関係させずに全く別物でも良かったんじゃないか。
あと毒が入っているという霧の設定。身体が爆散する毒、すごいだろ!そもそもその環境だと人が住めないだろ!
不二子の見せ場、熱い台の上であっちち!とはねるだけかよ!
という感じでとにかくツッコミどころが多いんだがシリアスバイオレンスなノリなので、ここに違和感な人が多いのは分かる。
ルパン三世のそもそもの最初のテレビシリーズがシリアス大人向けだったがはねず、コミカル子供向けにしてヒットしたのがよく分かった。
ルパン三世の世界観ってやっぱり漫画的なんだよな。
お馴染みのオープニング曲がないのも寂しい。あのインストの名曲があるから「ルパン観たー!」感があるんだな、とないことによって気づいた。
ルパンの軽口、ふーじこちゃーん呼びもとっつぁん呼びもない。そんなシリアスルパンを作りたかった意図は伝わった。
モブのゴミ人間、ひとりひとりの動きが違うこだわり伝わったよ。
首が長いロボットみたいな男のアクションの動き良かったよ。
ルパン三世としては爽快感に欠ける。
マモーもあんまり活かせてない。
ムオムのケツのインパクトが強くてムオムのケツ族にされそう。
でも、まあこういうルパン三世があってもいいと思う。監督のケツ意は多分伝わったから。
全五作の中でトップクラスにルパンの爽快感がない
ちょいちょいレビューでギャグがない、暗い、というコメントがありますが、それは仕方ないと思います。次元大介の墓標の時からそういうギャグ少なめのハードボイルド路線なのですから。
今更カリオストロのようなギャグをやられても困りますからね。
しかし、その割にはハードボイルド感もあまりなく、爽快感もない作品です。まず、お決まりのカーチェイスシーンが少ない。そしてBGNが暗すぎる!ルパン三世のテーマが流れないのはこのシリーズの特徴ですが、敵の心臓を撃ち抜くシーンですら悲壮感あるbgmだったのには驚きました。かっこいいBGMとともに死んだはずのルパンが現れ、いきなり銃をぶちこんで倒す。それだけで観客は大喜びです。墓標や血煙でのBGMはかっこよかったのに、なぜ?そして敵どの戦闘も、モブ兵は目的もなくただ襲いかかってくるだけ(それに結構シーンが長い)、ラスボスが不死身何をしても効かないという描写がしつこい(そのくせ死ぬ時は至極あっさり)、そもそもヤエル岡崎活躍しすぎとかなり退屈でした。
そして一番言及したいのは次元大介の帽子!最初かぶっておらず、最後までかぶりませんでした!
帽子かぶってこそ次元大介でしょ。始まりの物語だから今作では被らないのかな…と思いましたがラストシーンでは結局かぶってるし。そもそもヤエルに助けられっぱなしで次元の活躍が全くない。墓標でのかっこよかった次元大介を返して欲しい。
よかったところは、冒頭の振り返りのシーンで故小林さんの次元の俺に言わせりゃロマンに欠けるな。を劇場で聞けたところと、島そのものが本体というギミックのとこぐらいですね。
LUPIN THE IIIRDシリーズの集大成にして……
LUPIN THE IIIRDシリーズの続きとして描かれる今作
今までのを全部見ていないと、
冒頭の説明なダイジェストだけでは?な部分もあると思います
そして、この作品は劇場版ルパン三世の第1作目である
ルパンVS複製人間の前日譚として描かれておりました
今までのシリーズにマモーが出てはきていましたが、
完全に前日譚としての物語というのは
個人的にはマイナスな部分でした
また過去LUPIN THE IIIRDシリーズの敵キャラも
出てきますが、その扱いの差も大きいのが残念
個人的には、過去シリーズでのダイジェストで、
小林 清志さんの声をそのまま使用いただいたことと、
最後のエンドクレジットでの表記が大好きな演出だったので、
この評価点としております^ ^
後半30分は◎
前半は正直だるいです。
後半のルパン単独辺りから急激に面白くなります。
ムオムの謎解きとお宝とは何か、は最高です。
正直、ルパン1人で30分あれば良かった感じ。
総合して面白いと思いますのでこの点数です。
全102件中、41~60件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。