「イマイチ華がないルパン三世」LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族 やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
イマイチ華がないルパン三世
とりあえず今作の前日譚である「銭形と二人のルパン」はアマプラで鑑賞しました。
小池健監督のルパン三世の印象の中でキャラの作画については大変魅力的ですね。大人が楽しめるまさにハードボイルドな雰囲気で統一されていると思います。その中で特に峰不二子は過去の不二子ちゃんの中でダントツで好みでございます。若干小娘っぽいところはありますが、そこがまた良い!
ルパンもあの懐かしいグリーンのジャケットを着、原点回帰した様なイメージで見た目は大変好印象です。ただその行動については常に予想の先を行き、敵や時に味方まで騙しうちをくらわせる様な大胆不敵さ、知能犯的な臨機応変な行動が、かなり足りない様に感じました。残念ながらハードボイルドな脚本、演出を意識しすぎたのかルパンらしい軽妙な属性をことごとくスポイルしていた様に思います。これじゃ本当にただの泥棒?です。しかもなんも盗まないからコソ泥でさえない!
また、島のシステムがボスが倒れたネタバレ後も、なんのことやら分かりませんてした。こんなにチートなボスにしては産みの親の黒幕のポテンシャルを軽く超えてしまうのでは(笑)。そもそも黒幕の◯モーはクローン繰り返しているだけで、厳密には不老不死でないし無論、不死身であるはずもないのに。あれじゃ吸血鬼ですよね・・・あれってそもそも、そういう話でしたっけ?(笑)
映画:複製人間は、個人的にあまり好きな話じゃなかったので、あの話に繋がるなら、さらに興味が薄れちゃいますね。
では。
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fumi-changさんのコメント
2025年7月8日
これじゃない感満載のつまらない映画でした。名探偵コナン見た後だったので、何を見せられてるのかと思いました。スタイリッシュでカッコイイルパンが見たかった。