「バター醤油焼きうどんが食べたい‼️」おいしくて泣くとき 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
バター醤油焼きうどんが食べたい‼️
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この作品は甘酸っぱくて、切なくて、ノスタルジックで、エモーショナルな青春映画の名作ですね‼️学級新聞の作成を任された中学三年生の心也と夕花。それぞれに家庭の事情を抱える二人は好意を寄せ合う。しかし夏休み中に引っ越しすることになった夕花は、心也と最後の思い出に海へ遊びに出かけ、再会を約束して別れるが・・・‼️映画は30年後、45歳になった心也の回想という形で始まるのですが、まずこの作品構成がウマいですね‼️心也と夕花のひと夏の思い出がノスタルジックに描かれ、まるで大林信彦作品みたいです‼️舞台の一つとなる心也の父が経営する食堂もミョーに印象に残る‼️子供にはタダで食事を提供するこの食堂の定番は「バター醤油焼きうどん」‼️四ッ葉のクローバーや母の日記みたいな小道具もさりげない演出だけど絶妙に琴線に触れる‼️そして主人公の二人をはじめ、心也の父と母、夕花の義父と弟、同級生達まで、準主役から短い出番のキャラに至るまで、それぞれのキャラ描写が厚いですね‼️特に心也の父と母を演じた安田顕さんと美村里江さんの存在感は素晴らしい‼️でもやはり主役の二人‼️15歳の長尾謙杜と當真あみちゃん、30年後のディーン・フジオカと尾野真千子さん‼️15歳の二人が成長したらこうなるんだろうなぁ、みたいな完璧なキャスティング‼️ラスト、心也の営む食堂で「バター醤油焼きうどん」を食べた夕花が記憶を取り戻して涙するシーン‼️15歳と30年後のキャストをフラッシュバックさせながら描く、この名ラストシーンの尾野真千子さんの涙に、観てるこちらまで涙が出てきました‼️
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