新幹線大爆破のレビュー・感想・評価
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新幹線大爆破2
この作品はリブート版というより実質「2」と言っても良いストーリーだなと思いました。
例えるならトップガン=マーヴェリックのような印象と言いますか、前作の新幹線大爆破の話が今作にもしっかり関わってくるのでタイトルに少しだけ違和感を覚えながら観ました。
犯人は意外な人物でしたが…もし新幹線の中に刑事が同乗してたら、コレ前作のノリだったら発砲してるのかな…と邪念が過りながら観てしまってあかん。
映画を観る順番を間違えたか…?いやでも時系列的には前作を観てからこっちを観た方が良いよなと思い直しつつ最後までネトフリで観ました。
犯人の動機の部分は前作の方が感情移入出来たかなあ。
でも映像の迫力は今作の方が凄いと思いました。
音楽や効果音は前作の方が好きかなあ。
でもストーリーの整合性は今作の方がちゃんと繋がってる…。
どっちの映画も一長一短ありましたが、総合的にはどちらも面白かったです。
前作の冒涜
コメディ映画としてみれば、星3つ。
あと、4時間後に死ぬかもしれないのに、談笑し和気あいあいとし、寝ていたりしているそんな映画です。本当なら残り少ない人生で、家族に電話したり、遺書を書いたりする描写があっても良いのに、緊張感が無く時間の無駄でした。
新しい分野の、アクションコメディでしょうか?
こちらは観ないで、昭和のだけ観てください。
脚本の詰めが甘くない?
女子高校生が厳しい点検の合間を縫って3両の、しかも車台に複雑な働きをする爆弾を設置できたのはナゼ?という違和感。
犯行動機ももうひとつ納得できないし、まあそれを受け入れたとしても、だったら犯行が完了するまで父親を生かしておいた方が復讐としては良いのでは?とか。
映画全体としては結構良かっただけに、詰めの甘さが目立ってしまいます。
ピエール瀧の無駄遣い
「リブート」と言ってるんだからオリジナルと比べちゃダメなんだろうけど、純粋に映像作品として気になる点多数。ま、サブスクじゃなかったらかなり怒りの作品だな。
①役者が下手 草彅は無表情ぶりはもののによっては良いが、余りに感情のないロボットのよう。演技が紋切り型でつまらん。斎藤工もまんまシン・ウルトラマンで感情なし。紋切り型。このふたりが組織のアンドロイドのようでまるで中国人かよ?と。まばたきもなし。
②脚本が最悪 卒業制作並みなので一体誰がやってるのか色々調べちゃいました。事故イベントや撮影、特撮は素晴らしいがプロットと筋立てが学芸会。うすっぺらー!
というか所詮はマンガ、アニメの悪いところが出てる。なんだ?あの犯人の動機と立ち居振る舞いは?マンガの読みすぎだよ。出る人間にリアリティがまったくない。もっと過去の映画見て勉強しろ。
③汗が足りない パニック作品で人間が主人公、決死の判断のときはどうなるか?冷静なわけがない。吹き出す汗と身体の震えは当たり前。ここでも人間がまったく描けないオコチャマアニメノリの悪いところが出た。まぁウルトラマンなら身体もふるえんだろう。
総評価 前半の運行パニックのところは面白いしよく出来ている。楽しめます。しかし肝心の犯人像が、んなアホな?で実は子供がいて復讐とかマンガ並みの発想。心底いただけない。山本圭が泣いてるぜ。まだ沖田こと健さんの息子が、ピエールだったとしたほうがいいし、ピエール瀧を犯人の中心にしないとダメや。
最後のスタッフロールで知り合いが重要なとこに関与してたので文句は言いたくないが、このレベルが今のベスト日本映画界ってのは勘弁。
庵野くさくてちょっとねぇ。なんだかマンガ屋、特撮屋のオタクの席巻がけっか悲惨なことになってるな。
よかったです!が…
犯行動機など犯行の詳細設定が雑
記録映画のような描写に映画として引っかかるところはあったものの、中盤までハラハラドキドキな展開でしたが、犯人が判明してからは???の連続であり、結局最後まで腑に落ちず、消化不良に終わりました。爆薬の設置を単独でやるのはどう考えても非現実的であり、説明口調の展開でありながらこっちの説明が全くなく消化不良でモヤモヤが残ります。
映画としてはまあ楽しめたため、75年版もネトフリで観ました。こちらは犯行動機が明確にあり、特にラストシーンは日本映画随一の美しい描写でしたので、令和版を観てこちら未視聴の方は是非観た方が良いですね。
犯人設定無理あり
のんちゃんや草薙くん、斎藤さんが頑張っていたので、楽しめる映画ではあります。
しかし犯人が女子高生は無理がありすぎ。
東京駅で東海道新幹線に繋げるって、それもATCや信号装置が違うし、電気の周波数が西と東では違う。
E7系なら走れるかもしれないけど、E5系は不可能です。
悪くなかった
さすがNetflix制作なだけあり、海外アクション映画のような迫力があった。災害・緊急事態の際の対応や描写もJRの協力もあってリアルである。
意外だったのはやはり、犯人が女子校生だったことか。この高校生が良い具合に中二病、いや高二病を拗らせており、「嘘の普通をぶっ壊したい」みたいなことを恥ずかしげもなく言って大人に反抗する様子が後半長く描かれるのだが、如何せん観てるこちらとしてはどうでもよい動機なので少し飽きた。
総じて、全体的にそこそこ楽しめる映画だった。
設定自体がちょっといまいちでリアルにかけていた
まあ、Netflixで観た作品だし、映画館でお金を払って観たわけではないから、この程度でも仕方ないのかもしれない。
新幹線や線路の描写はリアルだったが、それに比べて肝心の犯行部分があまりにも雑だった。女子高生が爆弾を4つもどうやって仕掛けたのか。あれだけの荷物をどうやって青森駅まで運んだのか。単独犯では現実味がないし、むしろピエール瀧が犯人だったほうが説得力があったと思う。
女子高生という設定に焦点を当てすぎた結果、肝心のストーリー構成が粗くなってしまった印象だ。このバランスの悪さを生んだのは、脚本を書いた人の責任が大きい。
アプリ連動型の爆弾なんて、女子高生が実際に扱えるような代物ではないし、あまりに現実離れしている。リアルさを追求しているなら、せめて現実の延長線上で物語を組み立ててほしかった。
「シン幹線大爆破」まさかの現実化! 傑作新幹線スペクタクル映画誕生!実写+CG+ミニチュア特撮の迫力! 劇場公開してほしかった!
「シン幹線大爆破」まさかの現実化!
不謹慎でも「ワクワクする」タイトルの魅力は健在!
1975年版の映画を原作にリメイクではなくリブート。
JR東日本完全協力の下で、実写、CG、ミニチュア特撮を組み合わせた迫力シーンの数々が圧巻。
是非、劇場で観たかった!
これまで実現してなかった様々な角度で撮影された通常の運行シーンはもとより、並走、接触、脱輪、脱線、大爆破まで、とにかく新幹線の映像が素晴らしい。(オリジナル版含め「日本沈没」の樋口監督もやるやる詐欺返上)
JR側を代表する車掌・草彅剛と運転手・のん、総括指令長・斎藤工らの安全運行のためのプロに徹した一貫した姿勢が見事に描かれてます。
オリジナル版に比べて、本作ではあくまでも現場中心。
政府やJR、警察側の捜査本部など上層部は大きく割愛した分、より展開はスピーディーになった。
役者陣も若返り、重厚さ、層の厚さは減ったが、実際政府はテロリストとは交渉しないの一点張り。
身代金は一般市民のインフルエンサーが先導して国民が用意。
路線のJR東海への接続を承認しないなど、中央やお偉方は役立たずどころか足を引っ張るだけで全く機能しない。
この点は、人命優先の緊急事態だから、現場独断で誰かが責任を取って押し切っても良かったのに。
実際は、東西の電気の周波数の違いの問題もあり不可能らしい?
うがった見方をすれば、この緊急時に至ってもJR東海とJR東日本は協力せず対立。
セリフにもあった「JR東日本の管轄内で解決」しなくてはならない。
若い便乗車掌が易々とインフルエンサーに車内放送させてしまう(本当にイラッとした)とか、完全協力してもらいながらもネガティブな点も描いていたのは良かった。
また、犯人像にリアリティが希薄、複数個所も爆弾をどうやって仕掛けたか全く描かれないのは非常に残念。
本作はオリジナル版を作った東映や、樋口作品を多く製作した東宝など映画会社でなく、NETFLIXだから実現できたということが非常に残念。
NETFLIXでは内容に関するチェックがかなり厳しいらしく、また撮影現場でも日本では珍しくケータリングありだとか。
残念
オリジナルの良さを活かしつつ、身代金をクラファンで募ったり、いつでも状況をスマホで配信できてしまう現代の要素がどう絡まるのかとても楽しみにしていた。
結果、1975年のオリジナルの方が何万倍も面白かった。
高倉健の芯のある犯人役や、宇津井健の司令塔としてのリーダーシップ、また運転手、乗客や乗組員といった他の役者さんも大変リアリティのある演技をしていたが、それにくらべ現代版は全体的に薄っぺらい印象を受けた。
オリジナルの設定を無理やりこじつけたような犯人の動機は必要なかったように思われる。
せっかくリメイクするのだから現代の社会問題を絡めたもうすこし重厚な展開を期待した。
クラファンも結局お金を集めただけで必要なくなり、最後には日本人の良心を体現するだけで終了したのは残念。
前作のお金の引き渡しを船で川を降りながら、バイクに乗り継いだりするシーン、すごくハラハラしたからどうなるのか楽しみにしていたのになぁ。
この映画のテーマがよくわからない。誰も死なせないでみんなを救う、トロッコ問題を新幹線で実験してみたのかな?
「嘘の普通を壊したい」という、空気を読んで生きる、安定した日常をぶっ壊すのが犯人の動機なようだが、作品自体がご都合主義的展開でリアリティがなく、皮肉にも嘘だらけのように感じた。
犯人の経緯が描かれないので、動機が意味不明すぎるし挙動がおかしいので犯人なのも冒頭ですぐ観客にバレる。
いっそのこと草彅がサイコパス犯人展開だった方が作品に深みが出て面白かったのではと思った。
お世話になっている、東北新幹線はやぶさが頑張っていたのでその点だけは評価したい。
新幹線は迫力ありました
新幹線が脱線したり爆発たりしするシーンで泣いた。たぶん恐怖。細かいことは全く分からない素人にとってはとても迫力あるCGだった。
ストーリーについては、爆弾作るスキルと受信用スマホアプリ作るスキルと心臓の機械から信号飛ばせるようにするスキルは全部違うと思うので、爆弾職人と女子高生がやったと言われても違和感あった。
最後も、女子高生殺さずともスマホぶん投げれば良かったのでは?心臓の機械にWiFiまで積んどらんやろ。
これは、日本映画がまだ本気を出せるという証明だ。
これは、日本映画がまだ本気を出せるという証明だ。
そして、前作を観ていなくても、心を掴んで離さない作品だった。
1975年の傑作『新幹線大爆破』から50年。
その名を継ぎつつ、単なるリメイクにとどまらず、
今この時代だからこそ描ける“新しい物語”がここにあった。
爆弾が仕掛けられた新幹線。
絶望的な状況下でも、草彅剛演じる車掌が静かに放った
「皆様は、私たちのお客様です」
という一言。
落ち着かせようとするその姿に、車掌という職業の誇りと誠実さがにじんでいた。
のん演じる運転士も素晴らしい。
緊張の極限状態の中、「アップルパイ食べたい」とふと漏らす言葉に、
張りつめた空気がほぐれ、“人間らしさ”と“現場で戦う人のリアル”が滲み出ていた。
物語の核を握るのは、爆弾を仕掛けた女子高生・柚月。
「そう言ってないとやってられないんじゃないんですか?」という彼女の一言には、
痛みの中でしか自分を肯定できない、揺らぐ心の弱さがにじんでいた。
そして忘れてはならないのが、
ピエール瀧が演じた爆弾作成者・古賀。
彼は、1975年に“ひかり109号”への爆破テロを起こした古賀勝の息子という設定で登場する。
かつて父が果たせなかった復讐と理念を、今度は少女の手を使って遂げようとする第二世代のテロリスト。
爆弾は彼が製造し、実行は柚月に託す――
自らの手を汚さず、他人の怒りを利用して目的を果たそうとするその姿は、あまりに冷酷で恐ろしい。
激情を抑え、淡々と語る口調の中に宿るのは、
確信に満ちた冷酷さと、歪んだ正義への執着。
柚月に「自分と同じだ」と語りかけるその言葉は、
共感ではなく、自分の正義を正当化するための独善にすぎなかった。
ピエール瀧の演技は、ただ“怖い”だけではない。
過去の亡霊のようにじわじわと近づいてくる、重たく静かな恐怖を刻みつけていた。
登場人物すべてが「どちらか一方に寄りすぎない」バランスで描かれている。
善悪ではなく、“その時その人に何ができたのか”というリアリズムで構成されているのが素晴らしい。
YouTuber、無職、政治家、JR職員、乗客――
それぞれの立場の人間たちが、“自分にできること”を模索し、やがて動き出す。
その姿が、今の社会に必要な“人としての責任”を描いていた。
前作を観ていなくても安心して楽しめるのは、
劇中で自然に挿入される旧事件(109号事案)の映像や台詞があるから。
過去を知る人にも、知らない人にも優しい構成で、
「ただのリブート」ではなく、きちんと“続編”として成立している誠実な脚本だった。
そしてやっぱり、JR職員たちがヒーローに見えた。
爆弾を恐れながらも、乗客を守るために立ち向かう姿は、
どんな映画のスーパーヒーローよりも現実的で、強くて、美しかった。
彼らの行動は、政府や官僚たちも動かしていく。
現場の力、プロフェッショナルの力が世界を動かすという描写に、胸が熱くなった。
監督・樋口真嗣。
“現場”と“誇り”を描かせたら、今の日本映画界で彼の右に出る者はいない。
シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースで磨かれた視点と演出が、
この映画で極限まで生きていた。
誰かが本気で作った映画を、
私たちが本気で観る――
その瞬間こそが、邦画の底力。
これは骨のある邦画だった。
そして、私が久しぶりに見入った、間違いなく“観るべき一本”だった。
救出作戦
粗もあるがエンターテイメントとして秀逸
すべてが紙1枚の薄さ
昔の新幹線大爆破を観たくなる。
期待してたほどではなかったと言うのが率直な感想。
だけど、昔の新幹線大爆破を観たくなると言う意味では
良い続編だと思う。
まさか新幹線大爆破ありきの新幹線大爆破だとは思ってなかったので、そこが明かされる場面が1番のサプライズで
盛り上がりだったように思います。
事件によって政府機関や各部署が右往左往する様は
シン・ゴジラを思い出しました。
監督の狙いなのか、色んな人間が色んな立場でバタバタ
する様は面白いのだけど、
もうちょっとキャラの深掘りをして欲しかったと思う。
特に犯人の周辺は生い立ちや過去を見せても良かったんじゃないだろうか?
台詞だけのやり取りで急ぎ足だったように思いました。
新幹線の中だけの話に終始してたので
もう少し展開が欲しかったのだけど、
昔の新幹線大爆破を今もの凄く観たいです。
クソムービーオブザイヤー受賞おめでとうございます。
終始面白くなかった。
過去の事件との伏線もイマイチだったし、犯人が学生っていうのも現実味に欠ける。
予備情報や原作について全く知らなかったこともあるが、びっくりするくらい期待外れだった。
新幹線の爆破とかは良かった
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