BETTER MAN ベター・マンのレビュー・感想・評価
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主人公に共感できない、無理だこれ…
下品で面白くなくてヤク中でアル中で女遊び激しかったから主人公に全然共感できなかった…こういう話に慣れてないのもあるけど、フラッシュと爆音が多くて終わり以外全部嫌いでした。ジョーカー2みたいに現実と妄想(?)が混ざってて物語がどう進んでるのか全然つかめなかったし…もう二度と期待しません。これが面白いと思うのは物語のモデルとなった人やバンドを知っていたり、ファンの人が殆どだと思います。最後のシーンだけは好きです、でもそれ以外が最悪
かなり期待外れ プロデューサーも務めるロビーさんの超ナルシスト映画にしか見えず萎えた
批判を恐れず、敢えて正直でシビアな感想を記します
主人公のロビー・ウィリアムズさん本人もプロデューサーに名を連ねている、彼の自伝作品、この時点で本作の出来上がりが決まってしまった気がします
ちなみに私はロビーさんのことは全く知りませんでした
ちょっと前に見た『名もなき者』同様、まだ本人が存命な中でありながら本作を作っている制作意図を一生懸命汲み取ろうと観てましたが理解できませんでした
話は悪くないし、映像もそこそこ斬新だったりして悪くないんだけど、なんか・・・全編に漂う空気感がイタい感じで“俺様 映画”にしか見えず、ただひたすらプライベート・ムービーを見せられている気分で全然ノレませんでした
若すぎる成功が、怖いもん知らずで無鉄砲、自意識過剰で自分勝手なドラッグ中毒者を生み出し周囲から人が消え、さらに家族との確執や和解という人生の哀歓を描いてはいるものの、内容自体はそんなに珍しい事でもなく、人生の結果としてはそこそこリッチに暮らし、歴史に残る記録も残すアーティストになっているわけだから、本作で描くのはただの若かりし頃のやんちゃ時代を美化した武勇伝と不幸自慢にしか見えず、そこから今でも“卒業”できない人が作った映画だな、という作り手の強烈なナルシズムを感じ少々不快でもありました
世界にはもっと辛く苦労して生きている/生きていた人が無数に存在すると思い、総じてとても受け入れられるストーリーではありませんでした
猿のビジュアルは“思ったほど”違和感は無かったものの、でもやっぱりおかしいし、こういう演出は普通の感覚じゃないと思う、時折それが気になって集中力を削がれたのも否めない
猿は自身のメタファーとは言ってますが、これをやった事で500人のダンサーを集めてロンドンのリージェント・ストリートでワンカットで魅せる圧巻のダンスシーンや30,000人を動員して再現した大迫力の伝説の野外コンサートシーンなどリアルにこだわって作り込まれた素晴らしいシーンが全てVFXの様なチープなものに見え台無しになっている印象を受けました
そして何よりも本作を観た理由が、個人的にはかなりお気に入り上位に入る『グレイテスト・ショーマン』(2017)のマイケル・グレイシー監督とそのスタッフが作った新作ということでした、かなり期待していましたが、とても残念な作品でした
そう考えると昨今 量産されているミュージシャンの自伝映画ですが、いかに『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)や『エルヴィス』(2022)が傑作だったがよく解ります
次に来るビッグタイトルはマイケル・ジャクソンさんですが大丈夫かな?不安になってきました・・・
猿に共感出来なかった
イギリス北部の街に生まれ、幼い頃に父が家を出て、祖母と母に育てられたロビー・ウィリアムズは、1990年代の初めテイク・ザットのメンバーとしてデビューし、人気グループとなった。グループ脱退後はソロデビューし、イギリスのポップス界を代表する存在となった。しかし、薬物依存だったり、女性にだらしなかったりと、お決まりの状態だった。そんな自己肯定感の低かったロビー・ウィリアムスを猿として扱った話。
ロビー・ウィリアムスをよく知らなかったのも原因だろうし、本人の希望らしいが、猿にしての視覚効果は有ったが、やはり納得いかなかった。どんな顔で、どんな歌を歌うのか、ロビー・ウィリアムスに興味が有っただけに、猿???とは。
薬物に依存してたり、女性にだらしなかったり、有名な歌手は必ずと言っていいくらいお決まりのパターンなんだと知れた。
ニコール・アップルトン役のラシェル・バンノが美しかったのが唯一印象に残った。
ベターマンって劇中で言うが、ふーん、って感じであまり共感出来なかった。
やはり猿に違和感しか残らず、面白くなかった。
なんでお猿?
エンタメ作品としては最高!だけど、、。
予告編ではお猿さんのサクセスストーリーかと笑
グレイテストショーマンのグレイシー監督だし、劇場予告篇はお猿さんのミュージカルだし、すっかり動物のサクセスストーリーだと思って観に行ったんですよ。話が進むにつれ、んっ?テイク・ザット?UKのスーパースター、ロビー・ウィリアムズの自伝じゃないか?コレ笑
スーパーアイドルから、メンバーに裏切られソロで大成功しても、苦悩とドラッグに溺れる。そんな底辺から再生までの素敵なお話。ラストのあの曲で涙腺崩壊ですわ。
CGIのチンパンジーがロビー本人の役なんだけど、そんな監督のセンスがすごい。ミュージシャンの伝記映画は、演じる役者のクオリティが作品の良し悪しになるけど、リアルとファンタジーの絶妙な世界観で、没頭しちゃう。
ロビー若かりし頃の壮絶な行いや佇まいや恋人友人への仕打ちも、チンパンだから和やらぎましたよ。今までのミュージシャン伝記映画ではありえない、不思議な体験でした。
作品を盛り上げるドラマティックな長回しの歌唱シーンや、リアルと過去が交差する演出も素晴らしい。映画の魔法がたくさん詰まった秀作でした😆
マイウェイはやっぱり名曲
英国ポップスターの栄光と挫折、そして復活を、「猿」のビジュアルで描いた意欲的音楽映画
実在する主人公、ロビー・ウィリアムズは、全編「猿」として描かれます(歌声は、ロビー本人のもの)。
劣等感や疎外感、「人に言われた通り歌い踊るだけの自分」を、こうした形で描いているのでしょうか。
コンサートの観客の中にも猿がいて、これは初めのうちー??ーでしたが、ネブワースのコンサートで、ロビーの幼い頃演じた学芸会の扮装の猿がいて、ようやく理解できました。ロビーの脳内の猿なのですね。「過去のダメな自分自身と戦う」ことを視覚化する方法として、よく工夫されていると感じました。
久しぶりに父親と会ったロビーが、父親に「ロビーは愛してくれたけど、ロバート(ロビーの本名)は愛してくれなかったね」というセリフが、親子関係を端的に表しています。
最後、父と子のシーンが、オーブニンクと見事につながり、素晴らしかったです。
途中の、道路で歌い踊るシーンは、ラ・ラ・ランドの高速道路で踊るシーン以上の迫力でした。
ダーウィンさんが喜ぶ映画
心の師匠はフランクシナトラ
期待してただけに・・・。
『猿』の演技は見応えがあるが、必ずしも成功だったとは思えない
どうして、ロビー・ウィリアムズを「猿」の姿で描いたのだろうか?
そのヒントは、終盤のグループセラピーのシーンで、彼自身が「15歳で名声を獲得してから成長が止まって『進化』していない」と語っているところにあるのかもしれないし、お調子者で素行の悪いキャラクターを、自虐的に表現しているだけなのかもしれない。
あるいは、現在も活躍中の大スターを他人が演じるとなると、どうしても違和感が生じてしまうので、いっそのこと「猿にしてしまえ」ということなのかもしれない。
確かに、CGによって作り出された「猿」の演技は素晴らしいし、そのリアルで繊細な感情表現には唸らされる。同じように、VFXによって作り出されたミュージカルシーンは見応えがあるし、幻想的でスペクタクルなシーンにも目を奪われる。
ただし、こうした野心的な試みが成果を上げているかと言えば、残念ながら「疑問符」を付けざるを得ないと思う。
人間と「猿」とが、あたかも、それが当たり前であるかのように共存している画面からは、最後まで「不自然」な印象を払拭することができなかったし、ロビー・ウィリアムスに親近感を覚えるほど、彼が実際にどのような容貌をしているのかが気になってしまうのである。(イギリス人にとっては、お馴染みの顔なのだろうし、エンドクレジットでそれを確認することもできるのだが・・・)
自分の才能に不安を持つ彼のことを、いつも「そのままでいい」と励ましてくれた祖母との別れや、幼い彼に、エンターテイナーとしての指針を示してくれた父親との和解のシーンが感動的だっただけに、「生身の俳優が演じたら良かったのに」と思えてしまったのは、残念としか言いようがない。
to be a better man
洋楽ばかり聴いているのに、恥ずかしながらロビー・ウィリアムスを全然知りませんでした。
ラストで実在の人物と知り驚きでした。
そのロビー・ウィリアムスのスーパースターであるからの孤独、苦悩、そこからの復活が描かれていました。
そのロビー・ウィリアムスはずっとチンパンジーの姿。
何でかなと私なりに考えましたが、子供の頃からの劣等感やロバート・ウィリアムスではなくロビー・ウィリアムスという本当の自分ではない自分を表しているのかなと思いました。
成功しても満たされず常に抱える劣等感や孤独、それを乗り越えるロビー、きれいにまとめられた着地地点でした。
それでも後半からラストにかけては涙ポロポロ。
でもお父さんはずっと自分勝手にしか思えずラストまで好きになれなかったです。
その代わりおばあちゃんがホント好き。
お風呂でのおばあちゃんの言葉はすごく心にきました。
ミュージカルシーンはとっても良かったです。
「to be a better woman」私もそう思いました。
えーと?
終わりよければ全て感動。
お猿さんがラリるお話し
イギリスのポップスターの半生(反省)を本人を猿にして映像化したという面白味1点のみで鑑賞を決めた。
本作の一番の売りとも言える歌唱やダンスシーンが結局CG加工されているので、一発勝負の緊張感やライブ感による感動が鑑賞側に伝わりにくかった(少なくとも自分にとってはだけど)のは本当に残念に思った。
海外スターのドラッグ使用率は異常に高いが、それがプレッシャーなのかそもそもメンタルが弱い人種なのかわからんが、簡単に手に入ったり、簡単に復帰できたりするのが一向になくならない原因のような気がする。
この人のことやグループのことは全く知らないが、差し詰め日本でいうところのジャニーズかと思うが、こんなタイプは自分だったら支持出来ないなぁとw
お国が違うとこんな感じなんだというのは大変勉強になった。
主人公の人となりやスターにありきたりなエピソード、人生を見せられても心に響くものは何もなかったか。
猿にした明確な意図を知りたいと思った。
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