BETTER MAN ベター・マンのレビュー・感想・評価
全140件中、21~40件目を表示
評価が難しい
実在のミュージシャンの人生を描いた映画は
これまで何本もありました。
今回は「ロビー・ウイリアムズ」?
当方、音楽に関しては内外問わず
名前、曲のフレーズの1部などはだいたい記憶のどこかにあるのですが
「ロビー・ウイリアムズ」も「TAKE THAT」も知らないし
サブスクでヒット曲を聞いても聞いたことがない。
マルチバースの人気ミュージシャンなのか?
その彼を猿の姿で描くという奇妙な企画です。
最新のCGで猿の表情や動きは完璧で違和感なく
感情なども伝わってきますが
CGの猿人間に感情移入できませんでした。
特に家族思いの彼と家族との交流シーンは当然家族に見えない。
さすがのマイケル・グレイシー監督なので
最後まで楽しく鑑賞できましたが
人に薦めるほどでもなく微妙。
猿じゃなければ、もう少し入り込めたけど
猿じゃなければ、観なかったでしょうね。
「グレイテスト・ショーマン」ほどではないが音楽モノはやっぱり良い
思いのほかあまり前評判は良くないようだったが、「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督作品ということと、第97回アカデミー賞視覚効果賞ノミネート作品ということで劇場で鑑賞。
結論、期待し過ぎなかった分、結構良かった。「グレイテスト・ショーマン」と比べてしまうと圧倒的に物足りなさは感じるものの、ラストは本当に泣けた。意外なかたちの家族愛にはグッときたし、音楽がやはり良い。
物議を醸し出している主役チンパンジー論議だが、一緒に鑑賞した妻曰く、人間でないところで色々な人に置き換えられるのが逆に感情移入しやすかった、とのこと。なるほどそういう観方もあるか。ちなみに私は主役を「北村一輝」さんがやればハマったかもと思う(笑)
いずれにして「終わり良ければ全て良し」といったところかな。
猿にした意味があったのか…?
なんだかんだとマイウェイ
最初から最後まで主人公の姿が猿。
見た目猿だが表情は人間そのものなので、どこか気味悪い。
わざと驚かせるような露悪趣味的な表情のアップが続く。
ただのイケメンミュージシャン伝記映画にはさせないぞ、という製作側の強い意思を感じる。
憂鬱になる場面が多い中、Take Thatのミュージカルシーンは最高。
この場面だけでも何杯でもお代わりしたい。
歌い踊り才能ある若いイケメンはすべてを凌駕する。
まあ一人はお猿なのでやはりクセある絵面ではあるが・・・
ロビーは親とうまくいかず劣等感こじらせ自分勝手で人を傷つけ周囲から嫌われ、
ドラッグに溺れ、もう○ぬ?フラグが立ちまくっている。
だがなんだかんだと地獄から生還するので、どうやら体も悪運も強い模様。
自己評価が低い彼だが、そもそも有望なボーイズグループのメンバーに選ばれたり
最終的にソロで大成功を収めているのだから魅力の塊のはずだ。
できれば彼をスーパースターたらしめた才能の部分についてももっと知りたかった。
有名にはなったが幸せそうではないロビー。
しかし映画終盤、彼はいつのまにか更正し、
かつての仲間に謝罪し、ボロクソ言っていた親とも和解。
この辺りはちょっと駆け足ですっ飛ばし。
もろもろ端折ってラスト、
スポットライト浴びながら父と息子で朗々と歌い上げるマイウェイ。
父に思うところあっても、ロビーの音楽的ルーツは父無しでは語れない。
シナトラを唄うことは父と自分の負の過去も含め受けとめること。
ロビーの人生、山あれど谷多めで辛く苦しい出来事が多かったが
マイウェイは全てを包み込んでくれる。
それがマイウェイ・・・
Take Thatメンバーの映画なのに
マイウェイの往年の圧倒的な曲の強さに感嘆せざるをえない、そんな作品であった。
MVか映画か、評価は分かれる
本作は、
【ミュージックビデオとして観るか、映画として観るか】
をどう捉えるかで評価が大きく分かれる作品だ。
【MVとして】
ロビーという成功したロックスターの内面的葛藤を軸に据え、
その感情の起伏を音楽的なリズムとビジュアルで表現する手法は見事だ。
映像と音が一体となり、
多種多様の動きの激しい人物を捉えるカメラも的確だ。
特にラストまで観客の共感を維持する力は、
大胆にも「主人公は猿」という奇襲的なアイデアが効いている。
人間を超えた存在としてのロビーは、
寓意的な深みを加え、
視覚的インパクトとともに感情の抽象性の強調は、
劣等感や疎外感をも包み込む事まで奏功している。
131分のMVと割り切れば、その実験的アプローチは成功しており、
音楽と映像の融合として十分に楽しめる佳作だ。
一方、
【映画として】
映画としての観点に移ると、評価は少し複雑になる。
端的に言うなら〈人間でやるべき緻密なシナリオ〉
ロビーの家族、おばあちゃん、
父親、母親、だけでなく、
ネイトのような幼馴染みの周辺人物、
スイカのエピソードまで丁寧に描写している点は、
物語の厚みを出す意図を感じさせる。
ここで問題が浮上する。
ロビーを「猿」として描くことで生まれる非現実性が、
映画としての人間ドラマを求める観客の期待とズレを生んでしまう。
具体的に言うと、
ロビーの〈心〉が伝わる演出、
ロビーの〈心遣い〉が見える芝居、
が、
しっかりできているので、
人間の顔だったら、
もっと伝わる・・はず。
もし家族や友人との関係性を掘り下げ、
彼らの視点からロビーの葛藤を映し出す人間らしい物語を目指すなら、
あるいは、
客席から見ている自分自身等、
ロビーは猿ではなく人間であれば感動は倍増していたような気もする。
キャラクターたちの描写は細やかだが、
感情の接地が不十分に感じられる瞬間がもったいない、
この選択はむしろ足枷となり、
観客に「何か物足りない」という印象を残してしまってないだろうか。
そんな所が、
観る側の視点次第で、
傑作にも凡作にもなり得る稀有な一本、
と言わざるを得ない理由だ。
ちなみに、
近くの座席の、
インバウンドの観光客っぽい外国の方、
嗚咽してた。
唄いたかったんだろう、大声で、
I did it m~~y wa~y
忍耐力を鍛える映画‼️❓
結局 猿にした意味は?
端的にいえば、歌とダンス、最後の10分は良かった。
元となった人をあんまり知らないからだけれど普通にストーリーが嫌だった。事実に基づいているなら仕方ない所はあると思うけれどミュージシャンって感じ。酒と薬と女。
父親は子供を置いていってクソだし、母親とおばあちゃん、恋人はいい人だからこそ主人公が嫌いになる。
主人公がただただいけ好かない。普通に嫌い。
そして、猿に変更した意味がわからない。自分の理解力の低さだとは思うけど違和感を感じてしまう。ずっと引きづってる気持ち?もよく分からない状態で進んでいくし、ミュージカルのタイミングも無理矢理感あるし話の繋げ方もグチャグチャな感じ。苦手なタイプのミュージカル映画。
グレイテストショーマンがかなり好きだったため、見に行ったけれど自分には合わなかったかな。
ショービス界では猿にでもなってないといられない
ロビーのこの言葉を皮肉って猿にした説がありました。
ショーマンも、評価があまり良くないのも、考えず真っさらで見ました。
家族愛とスターの成功と挫折と力強く立ち直る映画
劣等感を持ち続け、でも有名になりたい!
take thatで有名になっても劣等感があり、
薬、酒、SEXにのめり込み脱退する羽目になります。
この時点で私は 死なないでね って思いながら見ました
そしてソロで復活。それでもいつも劣等感の猿が見えて、戦い続けて、
また薬、酒、SEXの日々
彼女も失い、周りの人を失い、最愛のおばぁちゃんを失くす時一緒にいられなかった後悔、
そして自分の意志で更生し、劣等感の猿にも打ち勝ち最後は感動でした
まさにI did it my wayだなぁと。よく生き切ったねとうるうるでした
沸かせろ
こないだ鑑賞してきました🎬
ポップスターであるロビー・ウィリアムズの半生を、猿の姿で描いた風変わりな映画😳
モーション・キャプチャーはジョノ・デイビスで、声は本人🙂
テイク・ザットのメンバーとしてデビューし、ソロになってからも頭角を現していくウィリアムズ。
しかしその成功の陰で、彼は薬物中毒とアルコール依存に陥る。
有名になればなるほど、生活のバランスが取れなくなっていくのはリアルでした😔
彼の父、ピーター・ウィリアムズにはスティーブ・ペンバートン🙂
突然家出したりしますが、家族を見捨てたわけではなくたまに連絡を取ったり。
そしてロビーがスターになると、マネージャーっぽくなりますが…。
今までの経緯を見てきているこっちとしては、クライマックスのシーンは感情を揺さぶられますね😀
途中ロビーと交際するニコール・アップルトンには、ラシェル・バンノ🙂
またまた可愛らしい人ですが、それを抜きにしても2人のダンスシーンは幻想的で良かったです🤔
猿の姿なのはロビーは自身に劣等感を抱いており、それを反映したものだとか。
随所に盛り込まれたミュージカルシーンのクオリティは高く、かつ私のようなロビーに詳しくない者でも置いてけぼりにならずに最後まで見れるのは嬉しいポイント👍
もちろん彼のファンならば、面白さ倍増の1本でしょう🫡
子供には刺激が強すぎます。
期待外れな映画、ガッカリ(^^;;
グレイテスト・ショーマンが良かったから観に行きましたが、つまらない映画でした(>_<)
まず、猿に主人公を置き換えたのは何故?わからないです。人間が演じた方が感情移入しやすいです。
主人公がミュージシャンで売れた人が落ち入りやすい、薬💊、女性に溺れて最後は別れ、激しい気性、物を破壊する乱暴さ、わかりきってて食傷気味💦
歌も何故か響かず、ストーリーも感動しない。。。途中退場。。。
個人的には⚪︎
ただ、1人に認められたい。それが彼の人生のタスクだったのかも。
感情移入出来ず
『Rock DJ』のミュージックビデオは最高の出来だが、YouTubeで鑑賞可能
スター歌手の伝記映画としてはよくある構造。
音楽の才能を秘めた若者が周りから認められてスター街道まっしぐら、しかし慢心からその後転落。
スターになって堕落する展開の映画多すぎな気がするが、実際そのなのかもしれないと、元SMAPメンバーのニュースを見てると納得。
こういう映画で重要になるのが、主演俳優の高度な演技力。
最近公開された『名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN』のティモシー・シャラメは、歌や楽器の練習に5年かかったとのこと。
音楽伝記映画で主演すると、高確率でアカデミー賞の俳優部門にノミネートされている印象。
しかし、本作の主演はCGの猿。
これなら高度な演技力は必要無し。
しかも、猿の表情や演技が人間が演じているときと比べて大差ないように感じた。
「今後、人間の役者は要らないのでは?」と思ってしまった。
個人的に主演の猿ことロビー・ウィリアムズのことが、映画を観ている最中どうしても好きになれなかった。
子供時代から目立ちたがりの調子に乗った悪ガキ。
だけど音楽の才能があるから勉強しなくて問題なし。
女性アイドルと出会えば、すぐに恋愛関係。
個人的な高校時代の思い出で、性格悪いくせに顔が良くてスポーツできて可愛い彼女がいたやつのことを思い出して、血の涙。
この映画はロビー・ウィリアムズの苦悩を描いているとは思うが、個人的には同情できなかった。
薬物中毒になるのも、彼女に最低最悪な暴言を吐くのも、「スターは周りからのプレッシャーが凄いから、精神がおかしくなって問題行動を起こしてしまうのも仕方ない」みたいな作りになっていたが、言い訳しているようにしか見えなかった。
父親も最悪。
一度家庭を捨てておいて、再会したと思ったら息子の知名度を利用しているだけ。
最後、父親と感動的な感じになっていたが、理解不能だった。
この映画のミュージカルシーンは豪華で楽しかった。
特にボーイズグループ「テイク・ザット」の『Rock DJ』という曲のミュージックビデオの場面。
007のオープニング並みのクオリティに感じた。
この場面だけ、映画を観終わった後もYouTubeで何度を観てしまうぐらい好き。
男女で行くのはおすすめしません。。
グレイテストショーマンと同じ監督で感動作だということを聞き、私が「これ観たい!」と言い男友達と観に行きました。
初めは主人公がいじめ?のようなことをされていて、普通に感動系として進んでいくのかなと思っていました。ですが映画が進んでいくと、かなり下ネタがでてきたり、あまり中高生が見るのに適さないシーンがあったりして、RG12よりR15や18くらいの映画に感じました。最後は主人公の家族・友達愛や主人公の過去との葛藤に感動する人はすると思います。全体としては良いお話かなと思うので、同性の方同士で行って楽しむのをおすすめします。
話が長くなりましたが、とにかく男女(特にまだ付き合ってない方々は注意)で行くのは上記の理由により気まずくなるのでやめといた方が良いです。また、保護者の方と行くのもおすすめしません。同性の仲の良いお友達と行きましょう😌
どうして猿??と思いながら
猿で良かったのかも⁉️🐒
グレイテスト・ショーマンは よかったのに…
ミュージカル猿の惑星
人物も曲も全く未知でしたが、なかなかの代物でした。
「最も偉大な舞台芸人」との比較で失望した、との感想が散見されますが音楽シーンにおける目まぐるしいカメラワーク、カットバックやフラッシュバックを多用したフィルム編集、幻想的、妄想的な画像構成は前作を彷彿とさせます。
サルのお陰で感情移入はできない分、純粋に麻薬中毒的なコンサートシーンに没頭できるとも言えます。
知っている前提で作られているので、予備知識のない人にはストーリーがブツギリで散漫な印象を与えるでしょうが、この作品は通常の伝記映画と違って生涯を語ることに関心はなく、ひたすら歌を聴かせることに特化しています。故に音楽よりストーリーという人には酷評されるでしょう。良くも悪くもサル、サル、サルです。
全140件中、21~40件目を表示
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